2019年3月7日木曜日

卒業生へ~贈る言葉後編③~

 緑IN

 部活動に注力した中学生時代。現役の時は持っているパワーの大半を持っていき、勉強への余力が少なかった。引退後にできた時間を勤勉に、と思ったが今度は余力が残っていた。

 エネルギーの塊を持て余しているように見えた引退後。勉強との相性は良いはずで、努力に対する見返りは充分に受けらえるだろう。高校生時代に何にハマるのかによって将来は大きく変わる。高校生までは勉強を頑張った記憶を残してほしい。

 そうすれば、将来の選択肢は大幅に増える。完全燃焼できるものを見つけ、後世に学生時代は頑張ったと言える何かを見つけよう。

 緑CH

 繊細ながら食らいつく根性はある。打たれ弱いのかと思いきや、歯を食いしばってもうひと頑張りできる。みんなが諦める状況でも、ほんの少し悪あがきできるのは貯金になる。

 人を傷つけず、いつも周りに誰かいて笑顔がある。独特の空気を醸し出しているが、いつまでも出し続けられれば笑顔の絶えない人生を過ごせるはずだ。ただ、時には周囲の目を意識することも大切だ。

 意識しない状態が続くと、自分の立ち位置を見失い迷子になってしまう。そうならないよう、周囲との調和も大切だが「和して同ぜず」を心がけよう。

 緑FH

 受験期になり数学が覚醒を始めた。それまで得手・不得手がはっきりしており、興味のないことからは距離を置きすぎていたように感じる。

 食わず嫌いはもったいない。自分に限界を決めてしまうのが早いのももったいない。目移りするのももったいない。期待値が大きいだけに気になることはたくさんある。

 蛍雪の功の精神で、ひたむきに勤勉に努めてほしい。そうすれば壁を越えられる。自分で勝手に決めた壁を越えて新しい景色を堪能しよう。

2019年3月6日水曜日

卒業生へ~贈る言葉後編②~3/5の出来事

 緑SH

 文理学科設置校に行きたい、そう言ったとき当時の実力とモチベーションではいささか厳しいと感じていた。数学に比べ、文章のセンスが弱いからだ。一朝一夕に文章力はつかない。でも、愚直な努力で急激に学力を向上させた。記述(作文風)を除けば歴代の文理学科設置校合格者と肩を並べた。一直線なのが長所だ。

 反面、中学生男子独特のズレがある。幸い、周囲にはそれを指摘してくれる同級生に恵まれている。聞く耳をしっかり持ち、自分の言動を世間の最大公約数の意見と比べる習慣を身に着けよう。そうすれば、これからも交友関係に恵まれ、充実した日々を過ごせる。


 緑OA

 長い反抗期の真っ最中だ。やりたいことと言動のバランスついていに脳が追いついていない。果たして、優先順位に狂いが生じる。そうならないようにこれからは「嫌な予定」を先に済ませよう。良い大人は休日をリフレッシュにあてるため、日々家事や仕事を勤しんでいる。ご褒美の前借は良くないことになるケースが多い。

 人から受ける愛情は多くの種類があり、束縛される幸せは独りになって気づくこともある。思春期の今は理解しにくいのかもしれない。愛情が根本にある曲がっていない束縛は、幸せであり同等に愛情と謝意で返そう。

 緑CR

 塾では目立たなかったが、笑顔で課題をこなしていた。私に叱られることなく卒業できる数少ない子だ。努力を地道に継続できるのは立派な才能だ。

 勉強面では突出した結果ではなかったが、全てがじわりと上昇した。少々物足りなく感じるのは、欲のなさと目的意識からだろう。

 高校生になったら、自分に限界を決めずにやりたいことに打ち込もう。学生時代に頑張ったと言える何かを見つけ、極めてしまおう。

2019年3月5日火曜日

卒業生へ~贈る言葉後編①~&3/4の出来事

 緑AK

 第一印象は「素直で伸びしろが多い子」だった。算数をしても国語をしても際立ったセンスを感じることはないかった。その代わりに愚直な努力を怠らなかった。わからないところは授業後に質問に来る姿勢が最後まで変わらなかった。

 いや、正常進化した。わからない箇所があってもできる限り調べて、どうしてもわからないときにだけ聞くようになった。センスだけ上回るこはたくさんいたが、君ほどストイックに努力できる子はいなかった。

 カメはウサギに勝てない。でも、努力しないウサギに勝つことはできる。成長を止めなければ誰も追いつけない唯一無二を手に入れられる。

 旭東MC

 最後の諸口浜生だ。情に厚く、明朗活発で天真爛漫な言動は周りを明るくする。ただ、天真爛漫さが過ぎれば、空気を読めない人となり浮く可能性もある。それでも周囲に良き理解者がいるので良い日々を過ごせるのは徳を積んでいる成果か。

 その現状に甘んじず、空気を読む力を養えば、違和感を覚える機会は減る。中高生までは、キャラとして可愛がられても、社会に出る頃にはできるようにならなければいけないこともあり、気づけるかどうかで変わることもある。

 10年後も、20年後も周囲に人がいてその中心に笑顔でいられるよう、周囲の言動の意図を意識し、自然に理解できるようになろう。


では、月曜日の出来事。昨日より花粉の影響で久々に参っていました。風邪か花粉症かわからない中、授業準備とや教材作成に追われ、バタバタしていました。花粉症独特のしんどさの中で、授業で盛り上がり、テンションアゲアゲ。すると授業後にはすっかり元気です。軽い風邪の初期症状なら、授業で白熱するとすっかり元気になるはアドレナリンのおかげ。心地よい疲れでブログを打っています。

 まずは新中1の社会の授業。新入生もいる中で、気を付けるべきは全員が集中して私の話を聞いているのかどうか。歌舞伎風に言うと、私と同じ呼吸のペースで全員が授業に入ってきているのかどうか。少しでも勝手な呼吸をした子がいたら注意できるのかどうかが良い先生かどうかの境目でしょう。躾が最も重要な3月は必然的にいつもよりチェックが厳しくなります。最初にちゃんとした姿勢を教えるのは、1時間授業を淡々とするよりも数倍重要ですから。集中して聞く姿勢さえできれば、たいていのことは理解できます。新入生の聞く姿勢が全くできていないのは今までそれが許される環境だったからでしょう。しっかり躾期間の間で徹底します。

 社会は初回の授業をパワポを用いて解説。今までワードで作っていた授業教材をパワポでも使えるように新しく作り直しています。ちなみに初期教材はミスが必ずあるので、受験学年でプレ授業として使用。彼らは間違いを指摘してくれるので直ぐに修正できます。社会は数学と違い、楽しく展開できるので良いですね。雑学も交えながら解説していました。でも、次回はテストです。

2019年3月3日日曜日

3/3最近の出来事

 今日はひな祭りです。男3人兄弟の次男坊にとって無縁の行事でしたが、世間では盛り上がっていますね。そんな中、受験生はテストを1週間後に控えて頑張っています。数学国語社会で担当していますが、ここにきて緑INが国語2連続で過去問満点。快挙ですね。公立C問題でも緑AKは数学で9割超え。緑SHも悪くない仕上がりになっています。彼らの愚直な努力が奏功しています。緑MHも国語ではトップ校合格基準点を取れています。緑FHは数学が覚醒。超急上昇中です。緑KSは一時期案じられましたが、再び安心な点数を取っています。緑CHは数学でアドバンテージがあります。緑CRは全体的に取れる点数が上昇中。緑KMは英語理科が良い仕上がり。旭東MCは少し元気がないのが心配です。緑OAはようやくお尻に火がついてきたのか、ほんのりミスが減っています。

 各学年でオリエンテーションが金曜日に行われました。まずは新小6からでしたが、新しい教材・新しい座席でやや緊張感のある中、各種諸注意と算数の授業を行いました。いきなり6年生内容の導入。3月中に小学校算数の基礎を終わらせる予定です。5年生までの計算の徹底と6年生の内容の確認をしっかりしています。授業の最後にはワンセ名物「出来た者帰り」途中式が雑だったり、いい加減なことをしていると答えだけ正解でもやり直しと言われます。細かいルールを守らない子は絶対に伸び悩みと壁にぶち当たるのが早いです。少し人数が多い小学生ですが、一人ひとりを細かくキッチリ見る姿勢は不変です。授業後は生徒が並ぶ様子は風物詩ですね笑

 中1はオリテ後、早速確認テスト。今後、かなりハイペースで進み続ける予定で、4月の新中学生活が始まる頃には数学は中間テストどころか期末の範囲まで終えている予定です。また、予告しましたが、中1は3月が比較的時間があるので宿題や課題が中3より多い量があります。その心は、4月になって完全な新生活になり、生活リズムが大きく変わる中学生活に慣れることを優先させるためです。中学生になったら課題を減らし、それまでに良い勉強リズムを創っていこうと思います。

2019年2月28日木曜日

2/27最近の出来事

 中1、中2が学年末テストの真っ最中です。横堤中のみテストが返却され、前回の学年トップOSは辛うじて大台キープ。中学生活をおよそ2年間終えて、この下半期の伸びが最も顕著です。それでも伸びしろのほうが多くあると感じ、もっと余っているパワーを使って欲しいと感じます。中1KMは前回より微増。点数は微増ですが、できることは非常に増えました。逆にミスを減らすことが大きな課題です。

 中1は大半の学校で社会を終え、一様に手応えを感じていたようで、社会担当しては嬉しい限りです。逆に明日以降に備えて過去問演習をしていると、数学の図形を苦手にしている子が多く、結果が案じられます。新入生緑EAKYは出来ることが増えている分、結果が楽しみです。集中力が課題であった子も、endlessで周りが集中して12時間やり遂げるを見て、途切れそうになる集中力を少しでも伸ばそうと頑張っていました。

 よく保護者の方から「12時間も(ウチの子が)集中して勉強できるるのですか」と聞かれます。ワンセは真剣に集中して取り組む自習室があります。先生が不在でも私語厳禁は守られています。ただ、リバウンドで休み時間のパワーはやばいほどにえげつないです。エンドレス終了後の解放感はすさまじく、ユニバ帰りの子たちかと思うほどのテンション。12時間頑張った後なので、教室での多少のおしゃべりは大目に見ています。教室を出る直前にメール配信を行うので、それをしてからは直帰するように指導しています。

 中2は初日の手応えが微妙そう。明日以降の挽回に期待しています。茨田KMの大台超えや緑SSIAの学年トップ争いが楽しみです。450点超の子のほうが多いクラスですが、努力型が多く瞬発力に欠ける子が多い中、前述の横堤OS、緑IASSYYの理系センスは伸ばし甲斐を感じます。

 小5は新入生組と補習でつきあっています。IRが一足先に補習終了。NYは出来ないことをできるようにしようと頑張っています。再新入生KMはもう少し補習につきあってもらわないといけませんが、3月中でめどをつけたいです。ところで、ここにきてHFがとても良いです。このまま中学受験コースで頑張ってもらおうと思います。SSは安定してできることが増えています。人数が増えていますが、勉強する雰囲気があるのはワンセらしいです。中1のところでも書きましたが、勉強する雰囲気(しない選択肢がない雰囲気)の環境って今時減っているような気がします。やる気のある子にだけ別途カリキュラムを準備し、その他は放置するのが私学・大手塾ともに流行りですからね。

 これについて近々ブログをアップしたいです。

2019年2月24日日曜日

2/24最近の出来事

 入試まで2週間になりました。ここにきて緑SHCRが成績向上中。緑INは過去問で上位になることもあります。ちなみに国語が全体の課題だったのですが、ようやく全体の過去問の平均点が大手前の合格点に近づいてきました。課題であった記述(作文)も若干名を残して、ようやく目処がつきました。全体的に意欲的に取り組んでいるのがいいですね。最後はモチベーションが合否を分けますので、これからが大切です。そう言いながら、自分が一番やきもきしているのかもしれません。

 週末は中1中2がendless。12日で24時間勉強を頑張っています。他塾とは違い、完全な自習時間ではなく、課題のある自習です。課題は管理され、定期テストに備えて各種小テストや過去問演習をしています。来客があって、教室に先生がいなくても私語は聞こえてきません。静かな自習室はみんなの自覚で成り立っています。私は大目付として、勉強の状況を管理していました。人数はそこそこいますが、基本は学校別個別状態なので常に誰かがテストしており、なかなか休まる暇がありません。そんな中で土曜は新年度の教材が到着。中1の教室の窓際にずらりと並べました。夜の休憩時間をやや延長して、中1にお手伝いしてもらいました。とても助かりました。ありがとう。同時に新しいコピー機や、プリンターもやってきて事務所のレイアウトを考えたり、模様替えを実行したりするのが骨でした。自分の机の中を整理している中で、不用品をみんなにおすそ分け。高校の説明会でのいただいた蛍光ペンなどが人気でした。

 休む間もなく、週末からは新学年が始まります。受験生に追い込みをかけつつ、授業後に疲労でしばらく急速が必要になったり、体力の低下を実感しています。身体のケアをみんなに呼びかけつつも無保険で健康診断すらしていないので、そろそろ人間ドッグに入ろうかと思案中です。

 

2019年2月20日水曜日

2/20最近の出来事

 私立入試が終わり、専願組は無事に十五の春を喜色満面で迎えることができました。開明・関大北陽・常翔啓光・国際大和田・滝井・好文学園・四條畷学園・大阪高校に無事全員合格、廻し合格なし。成績優秀特待生に約半数が選べれるというほぼ完璧な結果を出せました。例年のように半数が専願で無事卒業。残る半数が公立合格に向けてラストスパート真っ最中です。

 最近、トラブル続きで経営責任者として、認識の甘さを痛感しています。チラシをポスティング業者に依頼したら悪徳業者大半が配られずに虚偽の報告をされたり、新たに購入した中古コピー機がダメダメな製品だったり、肝いりだった英検対策アプリはバグが多くて課題が山積みだったり…マイナスのトラブルはストレスにしかなりません。悪徳業者には要注意です。警察と弁護士に任せようと思います。

 さて、受験が眼前・中学生の学年末テスト直前・新年度準備でいよいよ詰んでいます。そんな中、各学年の現状です。

 まずは小学3年生。最近増え始め(それでも片手で数えられない程度)たのに4,5年生と比べても遜色ないことができます。ここにきて成長を最も感じるのはSA。勉強に対する認識が随分良くなりました。過剰なマイペースがなくなり、周りが見え始めています。同様の成長をTMにも感じます。5年生は新入生のONHFに急成長の跡あり。逆に最古参のTEに安定感が見え始めています。またYJFWも落ち着きと成長を感じます。OSも悪くない正常進化を感じます。新入生が来るたび、既存生の成長を実感できます。小6はHAが英検満点合格。リスニングも込みで満点は素晴らしいですね。国語力が急成長のSNも中学生になってからが楽しみです。

続きはまた明日…