2021年4月20日火曜日

教育現場

 「教師生活25年~」の名キャッチフレーズの産みの親、町田先生(ど根性ガエル)を思い出しました。それを観ていた頃は25年も先生してたら大ベテランだよなと思っていました。25年を軽く10年程超えても自分がベテランだとは思いません。時流の変化についていきつつ、不変は守らないといけません。

 そんな私が読解力の低下を実感したのは20年前です。年々、通じる言葉が(語彙力)が減っています。まず、ことわざは通じません。そしてコーチング理論が流行り始めた10年前からは思考力の低下を実感。とどめにここ最近の他人に干渉しない風潮。雷親父や近所で子育てするのは今や昔。見て見ぬ振りが正義の世の中。

 果たして、頭を使わない(考えない)ことまでも個性として認めてあげようという世の中になっています。そして、注意されたことのない子が急増中です。親や家族以外に向き合って叱られたことのない子が増えています。親だけが躍起になって色々教えても馬の耳に念仏、聞いていない子が多く、勉強を含む様々なやり方・ルールを守れない、または徹底でいない子が本当に増えています。

 中学生に話したのは「勉強・宿題を仕事と置き換えて考える。仕事はグループワーク(なことが多い)グループ内に仕事(宿題)を適当にしたり、期日を守らない人がいるとそのチームの評価は下がる。そんな人と仕事をしたいと思うか。また、自分が社長ならそんな人を雇いたいと思うか」そんな内容です。極論ですが、勉強や学校におけるルールをきちんと守れるかどうかで社交性を育むのだと思っています。協調性なく、自分の好きな事だけやって通用させたいなら大学教授を目指すしかなくなるのではないかとも言います。現実的にはもっと選択肢あるものの、ルールを守れないことは仕事の選択肢を減らすことだと思います。

 勉強は知識を増やすことはもちろん、ルールを遵守することも覚える機会だと考えます。だからこそ、基本を怠り適当に考えて○×で○だから良いという発想は否定的です。基礎を守ってこその思考力だからです

 最近出した結論は、知識を増やすことを前提として思考力やルールをしっかり守ることを覚えてもらいたいということです。それを結果が出いてない塾が言うと「絵に描いた餅に逃げて勉強すら教えてくれない」というレッテルを貼られますが、成績アップや合格に関しては負けていない自負のあるワンセなら言える(できる)と思うのです。

 教壇に立てる限りは理想を追求し、サービス業になるつもりはありません。ベストパフォーマンスを出せる期間を鑑みると、先生としての終活に差し掛かっています。この仕事に就くと決めた中学生から妥協せずに教壇を降りたいと思っています。

 根幹である「お預かりした全てのお子さまにいる保護者の方の期待を裏切らない」「感情移入しながら教える」ことを不変とし、教育現場の最前線に立つ間は精進し続けます。

2021年4月19日月曜日

コロナ禍の授業

  変異株はかなりの速さで感染拡大しています。医療現場の方々の努力に深謝の限りです。そんな中、大阪市の松井一郎市長は市内の小中学校を原則オンラインにする方針だと発表しました。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF1944K0Z10C21A4000000/

 しかも対面の授業をオンラインでリアルタイムで流す方針とのことです。対面+リアルタイムオンラインは最も難しいです。ハッキリ言って若手の先生や頭の固い先生は無理なほど難しいです。画面の向こう側の子がどういう態度で聞いているのか常に意識しつつ、対面の子にも同じ意識を持たなくてはいけません。これができないなら置いてけぼりを食らうこと必至。

 私は普段の授業で「今、話した言葉を誰が理解しているのか」をとても強く意識しています。だから問題を見れば、誰が解けて誰が解けないか分かります。その予想が外れたら「子どもの成長」または「サボって低下」です。これをオンラインでやるのは対面の数倍難しい。同時に対面の子たちも意識すると軽く10倍難しいです。 

 研修で話している学級崩壊を起こす先生の特徴は「教室がうるさくなってから注意する」「黒板を見て(生徒を見ず)授業する」で、この2つが重なると高確率です。授業では誰かが横や後ろを向いた瞬間に注意しないと手遅れになります。眼前の生徒が見えない人は画面の向こう側なんか絶対に見えません。

 翻って、ワンセは良くも悪くも個人塾です。情報をいち早く手に入れるようアンテナを張っているつもりで、有効活用しようと思っています。昨年は様々な手段を模索し、考えられるパターンはほとんど試しました。明日の知事・市長の発表を待って対策を発表します。休校はしない方針らしいですが、万一休校になれば今年もGWの祝日は対面とオンラインを併用した講義を行います。時間割はかなり流動的になりますのでご容赦ください。

 恒例のendlessも対面とオンラインを併用します。例年、自習室での私語はかなり厳しく注意していますが、今年はその可能性がある時点でオンラインで学習し、教室内で食べる行為はしばらく禁止を継続します。水分補給は可能です。出来る限りトイレはご自宅で済ませて通塾をお願いします。

 

2021年4月13日火曜日

小中高クラブ自粛へ、休校時におけるワンセの取り組み

 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210413/k10012972611000.html

小中学校が休校時、中学生の時間割を下記のように実施する方向で調整します。

朝:Zoomによる点呼。服装は外出するときと同じ。その後、課題を解く。講師への質疑応答あり。

昼:対面授業、または教科によってオンラインとの選択可。小学生の授業時間帯までを目安に終了予定。小学生は大幅な時間の変更等なし。

睡眠リズムを含む生活リズムを狂わさなないことを第一に、1日6時間集中して勉強する状況を作ります。

2021年4月6日火曜日

最近の出来事

 今日は中学校の入学式でした。ご入学おめでとうございます。残念なのは葉桜になっていて満開の桜との記念撮影ができなかったことです。反面、午前中は雨が降らなかったのは良かったです。ところで、懐かしい卒業生とのやり取りがとても楽しい。例年だと成人した男性なら飲みに、女性ならランチに誘うことが多いのですが、コロナ禍なのでままなりません。

 さて、最近の出来事は小5から。3月から春休み限定で引き受けていた国語は「答え方」の徹底と漢字テストへの取り組みの甘さが気になりました。春休みが終わると足立に委ねるので鍛えてもらおうと思います。算数では多角形の角度について解説。今週の内容はなかなか定着が良かったです。

 中1は例年通り快調に進み四則混合が終わったので、ほぼ中間テストの内容までは終了です。計算ミスの多さは気になりますが、月曜日の小テスト3本中全部不合格だった子がお呼び出しの対象となりました。鯰江KYが正答率の最も低かったテストが満点、単純計算問題が大量間違いという出来ているのか、そうでないのかよく分からない結果でした(笑)今日はおめでたい日なので、できるだけお呼び出しは避けるため多めにテストをし、基準も甘くしたのに残念です。理解度だと緑OYが良いのに小テストでは常にミスをし、追加問題やお呼び出しの対象になることが続いています。もったいない…。逆に菫OMは火曜日ノーミスで早々に帰れました。緑FHは春休みの予定が多いらしく、演習不足が少し懸念されます。頼もしいのは女子。姉が卒業生で、やっていけるか散々話し込まれて入塾した横堤WSはとても良い状態をキープしています。緑IHと共にしっかり頑張れています。頑張りだけなら前述のOYも悪くないのですが、もったいないやらかしが玉に瑕です。まあ、努力が一番大切なので、男子では最も及第点です。菫KNも同様でやる気はあるものの少々ミスが気になります。それでも丁寧に課題に取り組む姿勢は良いです。

 そろそろ学校が始まるので、ワンセの手綱は少し緩めていこうと思っています。3月から頑張っていた成果は必ず1学期中間テストで出しましょう。出せないときは私の責任ですから。

2021年4月5日月曜日

初代(今年36歳)~4代目卒業生(今年32歳)

 創立20周年に備えて、絵馬を見ました。久しぶりの名前を見たので、初代~4代目までを思い出してつらつらと書きます。

 第一号は通りすがりの看板を見て来られたOM。開校後、すぐに軌道に乗ると甘い夢を見て集まったのは中3TK、KK3名のみ。その後、GW前に小6TYが入塾。そんな「アイス好きな防空頭巾の子」も今は立派な社会人で新しい家庭を築いてます。本当に現実を思い知らされた苦しい立ち上げでした。今津中3人組が来て塾の雰囲気を明るくしてくれました。3代目は鯰江NKHRなど芸術肌の女の子と鯰江KY、緑TA、NYIM、USなど体育会系の子が入り乱れ、塾内でのカップルもチラホラ見られた時代。若さと勢いで走っていました。あれ、今と変わりません(笑)テストの日は朝6時から勉強したり、オールナイトで勉強したのも良い思い出です。開校1年目からの卒業生は格別です。初産と同じで、初めての子は「あれもこれも」とマックスを望み必死でした。2人目3人目の子になると可愛さは同じでも要領が分かってきます。

 そんなことを言いながら、レギュラー授業は減っているのに通塾時間は年々長くなるという現象が続きました。みんな同一カリキュラムをこなすことの不合理を感じたからです。今のように全員一斉授業はほどほどにして習熟度別に補習するほうが効果的です。試行錯誤を経て、今や受験生は週3,40時間通塾するようになりました。旧校舎は5年半稼働で、1年目に「ワンセってどこにあるかわからん」と言われ、「誰にでもわかる場所に移転する」と宣言したら笑われました。開校時にTVCMをする(ぐらいの塾になる)と言ったらやっぱり笑われました。でも、言ったことを諦めたことはありません。具現化したときは自己満足でいっぱいでした。夢は努力で実現するものですからね。

 思い出が止まらないのでこの辺で…



2021年4月1日木曜日

3/31,4/1の出来事

  今年は中学生の教科書大改訂の年です。つまり、今まで使っていた教材が使えないものが増え、新しい教材作成に追われ続けています。こんなに4月に入ってバタバタしているのは始めてかもしれません。

 そんな中でも卒業生の来訪は束の間の癒しです。今年はそれが多いので頬を緩める機会が増えました。また、卒業生から頂く手紙も例年より多く、この仕事を選んで良かったなとしみじみ実感しています。

 ところで、最近ワークライフバランスについて話す機会が増えました。そもそも「ワーライフバランス」は比較的最近の言葉です。昭和の時代は「ワーク」ありきで「ライフ(プライベート)」重視という風潮ではありませんでした。「24時間戦えますか」というフレーズを地で行っていた時代ですが、今は給料よりも福利厚生を重視する風潮です。「ワーク(仕事)」と「ライフ(プライベート)」のバランスの最適化は人によって異なります。仕事ありきで生活するのか、時間の切り売りとして仕事を選ぶのか。ほぼ出来ない選択肢は「福利厚生の充実した会社で遣り甲斐のある仕事をし、休みは多め」です。まず、仕事の充実(プライベートの犠牲)か、プライベートの充実(仕事は時間の切り売り)と考えるか、どちらの考えなのかを学生時代が終わる2年前には決める。どちらを選んでも「隣の芝は青」く見えます。私はプライベートの充実は全く考えておらず、補習第一の休日の過ごし方なので直前まで予定は未定です。それをストレスに感じることはありません。ストレスの原因になるのは宿題忘れや小テストの勉強をしてこないこと。意欲のある子たちのお勉強に付き合うのは楽しいです。だからワーク9割でもストレスにならないので、仕事時間に不満は起きません。

 充実感やストレスはワークライフの割合が同じでも感じ方は千差万別。私が週休二日になったら、申し訳ない気しかしません。逆に給料が減ってもいいから週休三日が良いと感じる人もいます。個々によって充実度は異なりますが、ストレスなく過ごせるよう気をつけるのがワークライフバランスです。自分と他人を同じ物差しで考えてはいけません。

 そんな3/31(水)は中受の国語算数から。HUは単純暗記や思考は強いものの、応用力・創造力が課題。それを少しずつ付けていって合格を勝ち取りたいところです。夜は中3国語社会。相変わらず緑HAの独断場かと思いきや、緑MSが一気にテストを合格しています。そろそろ特進数学も復活させますが、プラス緑MYの3人が努力で頭一つ飛びぬけています。

 4/1(木)は小4算数から。割り算のひっ算の導入でした。YAはあっさりクリア。THは理解はしているもののミスがあり正答率に課題が。MSは少し時間はかかったものの理解は出来た感じ。MEは少しつまづいていましたが、家でしっかり宿題をやって出来るようになれるでしょう。そんな彼らはビンゴ達成のためにジャンケンを選択。ハッキリ言って私はジャンケン強いです。それでもチャレンジを挑まれたので受ける気満々でいたら、直前になって足立の勝負に鞍替えし、二勝一敗でした。負けたMEはかなりしょんぼりして帰っていったのがとても気の毒でした。夜は中2国語社会。漢字と47都道府県の勉強をほぼ全員して来ているのですが、若干名がまだきちんと覚え込みをして来ませんでした。その後の地理では中部から東京について雑学がてら解説。足立のバイクは時速360km、私は新幹線と勝負、というネタがあるのですが、新入生が信じそうで怖かったです(笑)

卒業生

  今年に入り、卒業生の来訪が多く、その度に良い刺激を受けています。3/30(火)は6名の来訪が入れ替わりやって来てくれました。こちらが思っている以上に頑張っていた子が多くでとても嬉しいです。敢えて欲を言うなら、中学生時代特進として活躍した子たちが高校でも同様の努力を継続できた子が半分ぐらいだったことでしょうか。全員大学進学を目指しているわけではありませんから「親の欲目」のようなものでしょう。

 ちなみにワンセでは毎年正月恒例の飾り絵馬を教室内に置いてあり、6月の創立20周年に備えてみんなの顔を思い出し、成長したであろう顔を想定して「誰?」とならないようにしています。現在200名を超える参加予定者がおり、最終的に400名(会場定員の半分)を目途に来て欲しいと思っています。

 少し残念なのは、この人数になると全員と会話するのが厳しいのではないかということ。コロナ禍の終息が見えませんから、会食もできません。終わってから少人数で鶴見緑地で話すぐらいならありかもしれません。何しても卒業生との会話は掛け値なしにプライスレスです。