2022年9月8日木曜日

最近の出来事

 9月に入り秋の高校訪問の時期になりました。夏期講習中は授業に専念できたので、個人的には忙しくも好きなこと(授業)ができて楽しい日々でした。周囲ではコロナの第7波の感染者は非常に多く、後遺症も様々でまだまだ予断を許さない状況です。

さて、受験生は全体的に伸びています。例年よりも早く教科書内容を終わらせ、補習と過去問で演習を組み合わせている成果を感じます。演習ノート(間違い直し)は緑ISの内容がとても良いです。菫MN、緑OYは内容は良いものの見直す習慣少し甘いです。見直しの時間をほんの少し増やせば、かなり良くなるでしょう。地道な作業ですが、継続できるかどうかは高校生になってからの主体性に繋がります。緑SSは勉強面で壁を感じてもがいていますが、この壁に向こうには更なる向上が見えています。努力を継続すれば乗り越えられる壁です。

中2は特進数学の精査をしました。少しレベルを落として定期テストで安定して95点以上を目指す内容にする代わりに中1同様全員を対象にプラスアルファの補習を実施しています。この学年は文系を得意とする子が多く、数学担当としては少々寂しく感じています。緑OYIHの今後の伸びに期待大です。

中1は良い状態をキープしているようです。中2同様特進レベルの数学ではまだセンスを発揮する子は現れていませんが、全体として出来る問題がじわりと増えています。国語や社会の小テストや課題に対する姿勢の良い子が多いうえ、前向きな気持ちで取り組んでいます。新入生緑OYはまだ緊張は取れていないものの、補習に対して積極的な姿勢が良いです。早くみんなに追いつきたいところです。

小6算数は比の応用問題をしました。少人数なのでお互いの出来不出来が分かりやすく、良い刺激があるようです。UMTTは理系センスがあるので、しっかり磨いて中学卒業の頃には良い状態で送り出したいです。MOは最大の課題であったスピードが速くなり、知的好奇心がドンドン旺盛になっているのが良いですね。

小5算数は新入生が入ったこともあり、MKが張り切っています。子どもはモチベーションが大きな影響を与えるのですが、刺激を受けてワンセの先輩として色々教えてあげるようとする姿勢が自己錬磨につながっているようです。

2022年9月6日火曜日

最近の出来事

 先日、ニュースで公立高校の校長先生が職員(先生)に対して「宿題をして来なかった子を注意せずに、まずは学校に来たことを褒めて欲しい。そして、善後策を考える。」という旨の映像があり、称賛するMCがいました。日本は「お子さま主義」で子どもに寄り添い自由と無責任を与え、大人が許容すべきだという風潮です。

子どもに寄り添うことを前提とし、親に子育ての全責任を負わせて距離を置いて接するのが今の教育方針なのでしょう。宿題も欧米化して、やるやらないは子どもの自己責任という時代に片足を突っ込んでいるようです。

今の子は注意してくれる人が周りから急減しているようにも感じます。雷親父は死語になり、何かあれば通報する、または巻き込まれたくないから見ぬふりをするのが普通になっているようにも感じます。

ー閑話休題ー

先日、中3の希望者と「チームラボ」鑑賞に行って来ました。時間厳守がワンセの大原則なのに定刻を過ぎても現れない子がいました。LINEで促しても連絡がなかったり、集合時間を過ぎてから、全然離れた場所にいるのでそこで合流したいと言われたり。しかも、事前連絡なにどころか、こちらから聞いて初めて答える状態でした。子どもたちに悪びれる様子もなかったことも衝撃的でした。その日は楽しいイベントなので小言はなしで、後日改めて説諭。すると数名が反省と謝罪を伝えてきました。学生の特権は失敗が許されることです。どこかで迷惑をかけても、それを自覚して今後の糧にすればいいのです。彼らは自分の意志で行動を省みて伝えにきました。

そのときに彼らの素直さをとても嬉しく思うと同時に、こんな面倒な指導をする機会がなくなっているのだとも痛感しました。件の校長は「対処療法」で起こった事象に対して行動しています。教育者はそれではだめだと考えます。「根絶療法」で何がだめだったのかを自覚して、次に同じ行為をさせないように導くのが指導者の務めでしょう。勉強でもその他のことでも「根絶療法」で指導したいと改めて思いました。授業の出来事は次回にて。

2022年8月24日水曜日

8/23.24の出来事

 夏休みが終わろうとしています。24日に学校の宿題の状況を確認したところ、若干名がほんの少し残しているものの全員提出できそうな状況でした。

3時からはいつものように中3が自習をしに来て、夕方中1数学の授業。リモートなしで全員そろったので、展開がスムーズです。ちなみにlineよりもzoomのほうが聞き取り易いです。接続方法がlineのほうが容易なのでそちらを希望する子はいますが、出来ればzoomが良いですね。ちなみにリモートをするにあたって最優秀なのはダントツでfacetimeというapple社のアプリです。iphoneやipadには初期状態でインストールされており、無料アプリなのに秀逸です。

中1数学は文章問題を宿題に出して授業は解説のみをしています。緑ISが授業をきちんと聞いてアウトプットしようと頑張っているので、理解できていることがドンドン増えています。その姿勢を崩さなければ、かなり多くの知識が学生時代に蓄えらるでしょう。社会で出来た者帰りをすると、鯰江MKの速さが群を抜いていました。前半、見せ場のなかった緑SKが後半にはしっかりと盛り返してきたのが素晴らしい。

水曜日は小6算数から。今日が講習会最終日で「比」の文章題にチャレンジ。最初、少し理解が怪しかったMOは授業が終わるころには頭の中が整理されてきたようで理論立てて考えられていました。UMは安定して出来ており、バッチリデです。TTは修正能力が高く、手こずり気味だったところも帰る頃には出来ていました。

夜は中2特進数学。ずっと関数三昧ですが、1か月以上かけてようやく緑OYが応用問題を理解し始めました。緑IHは先週よりはかなりの進歩を感じますが、もう一歩ですね。その後、国語歴史の授業しました。思春期の家族の物語文にチャレンジ。鯰江KYは登場人物である祖父の名前が分からず、悪戦苦闘していました。詳細は書けません(笑)課題の努力は緑TSがピカイチ。2学期中間テストでは是非、結果として出るようにしていきます。

夏休み恒例の理科100問テストは中1緑SK、中2緑IH、中3鯰江MHがクィーンになりました。今年はどの学年も得手・不得手の教科の差が激しい子が多いのが特徴です。努力の跡は嬉しいですが、数学国語社会担当としては複雑な気持ちになることもしばしばあります。

2022年8月22日月曜日

最近の出来事

 遅まきながら、インスタを活用していこうと検討中です。それに伴い、現在の鍵垢を解除し誰でも閲覧できるようにする予定です。ただ、ストーリーはフォロワーのみ閲覧可能にする予定です。過去に写真をアップされている人で削除希望の人はおっしゃってください。すぐに対応します。

さて、夏期講習会も終盤です。小学生の算数はかなり手応えのある有意義な講習会で、1学期までの復習が良い感じで出来ています。小数点の計算問題はルールがごちゃごちゃになっていましたが、今は整理されたようです。9月以降は適宜小テストを実施し、忘れない努力を継続していきます。小5算数はTHMHが出来ることを増やしています。YAMSは忘れていた単元を復習出来て勉強の定着が良くなりました。MKMEはスピードが課題出したが、体験の子が来ると彼らの成長を実感し目を細めています。小6算数は新単元の導入。比較的易しい単元だったので、理解は出来ていたようです。次回からは応用問題を解きますが、おそらくあっさりクリアしてくれるでしょう。珍しくTTがお疲れモードだったのは夏バテだからでしょうか。全員が成長でき雰囲気も良い彼女たちの中学生での伸びが楽しみです。

木曜日から月曜日まで中学生は3年生のみの授業でした。ムードメーカー緑STが近高国語の過去問で塾内2位でした。ちなみに数学90点台間違いなしと言っていた緑KTは安定の(?)70点台。順位では芳しくはないものの緑HAは愚鈍な努力が少しずつ成果となって表れて賢くなっています。数学では鯰江SYが安定して高得点を解けるようになっています。社会も悪くありません。緑YJも悪くない伸びです。緑IMは生真面目に取り組み、日進月歩で速くはないものの出来ることを増やしています。緑ISは伸びしろがたくさん残っていて出来ることが増えていくのがよくわかります。嘆くことが多かった受験生ですが、ここにきて全体的に伸びてきており「受験生の雰囲気」になっています。

2022年8月17日水曜日

お盆明けの出来事

 酷暑と降雨・そしてコロナ第7派で大変です。そんな中、16日は17日の授業開始に備えて自分自身のモチベーションアップのため、自習室を開放。一番のりは中3緑IR。その後、中3緑KM、緑SY、中2茨田SKが表れて黙々と勉強していました。10時まで、と思っていましたが雨脚が強くなったので、少し弱まったタイミングで帰宅を促したところ、10時にはやみました… 

 17日は小6算数から。計算特訓の成果でMOは正答率が上がっていました。復習モードは既に3周したので来週からは新単元の導入に入る予定です。最も有効的な夏期講習だと実感できる学年です。

 夜は中2特進数学から。非常に残念ながら出来が芳しくありません。少しレベルを落として標準と特進の間ぐらいを目安にしようかと検討中です。ただ、そうなると対象者がほぼ全員になるので半強制的に補習としてプラスアルファをしようかとも思っています。社会では地理の確認がてら、みんなのお出かけ状況を聞くと思い出作りを出来た子が多くて少し安心しました。この2年間は思い出作りも自粛得ざるを得ない状況だったので、今の子たちには様々な経験をして欲しいです。秋の遠足はコロナの状況を見ながらプランニングしています。初冬には早めの初詣に行けたらとも思っています。小学生~高校生は成長著しい時期で多くの刺激を受けて欲しいです。

2022年8月10日水曜日

最近の出来事

 1945年(昭和20年)の今日、長崎に原子爆弾が投下され尊い命が奪われました。コロナ禍が少し落ち着いた時期に初めて広島の原爆ドームに行き、戦争の惨禍を資料で見て、出来るだけ多くの若者にこの現実を知って欲しいと思いました。国語・社会を教えているので、歴史的背景や当時の価値観について話すことが多いです。悲しいことに日本人でありながら終戦の日を知らなかったり、日本国民憲法の三大原則(国民主権・基本的人権の尊重・平和主義)日本国民の三大義務(教育の義務・勤労の義務・納税の義務)を知らなかったり。高校生・大学生になるにつれて外国人と話す機会が増えれば、日本の歴史や文化について必ず聞かれます。そのとき、外国人より日本人のほうが日本について知らないことが多くなると、さすがに恥ずかしく思います。

さて、今日はお盆前の最終日。とはいえ、明日も補習日として昼から夕方までは開いています。曜日の巡りで中2は今日からお盆休みですが、昼間から横堤WS、緑TH、鯰江KYがやって来て宿題をしていました。今日一日で終わる量ではありませんが、ワンセで集中してやれば効率は良いでしょう。ちなみに受験生は3時から来て課題をやる子、プラスアルファをやる子がいます。ただ、実力対策として社会理科をこの8月はしっかりして欲しいと思っています。週1以上のペースで言っていますが、どこまで通じているのやら…。

小学生では5年生が想像以上に算数で忘れていることが多く、ルールが定着していないのだと実感しました。倍数・約数・通分・約分の復習の量を急きょ増やし、夏休みの予定を少し変更しました。YATHにとって良い復習の場となったようで、算数のルールについて整理できたようです。6年生は計算ミスが目立って減りました。やり始めの頃は正答率が6割前後だったのが、ほぼノーミスになっています。制限時間内に全て解ききることが肝要ですね。TTは一問毎に一喜一憂するので、もう少しゆとりと自信を持てばいいのにと思います。MOはスピードが速くなり出来ることが増え、努力の跡もしっかり伺えます。UMは算数が得意でTTと刺激を受け合って欲しいと思っていたのですが、少しずつ実現できているようで良い感じです。

受験生は演習ノートの仕上がりにバラツキがあります。A~Eまでの評価をつけて返却していますが、実質B+が最高でBを取れていれば悪くない、という評価にしています。安定してB+だった子が少し時短してBになったりしています。それでも復習効果は実します。小テストの結果はペナルティから演習ノートに変えてもいいのではないかと思案中です。過去問では数学国語で安定して点数を取れる子がまだいません。社会は緑SSYJが悪くない状態。でも、悪くないだけで助けてくれる状態ではないので今後更なる覚え込みが必要です。安定して偏差値70を超える状態に仕上げていかなくてはいけません。ちなみに自宅受験でなければ緑中学のトップで10人中9人がワンセルフ生でした。早めに入試状態に突入している分、今後の伸びが非常に楽しみです。腑抜けた子がいないので、勉強する雰囲気や状況は揃っています。

2022年8月6日土曜日

最近の出来事

 最近、塾の中が明るいです。笑い声が溢れており、コロナ禍であることを忘れさせてくれるような雰囲気です。子どもの笑い声は本当にいいですね。

さて、今回は授業の出来事から。小5算数は計算特訓と復習モードの徹底中です。小数点の移動が最大の肝ですが、反復練習で何とか理屈で理解できたように感じます。あとは制限時間内に確実に合わせることですね。珍しくYAが不調でしたが、忘れていることが分かったのは良い収穫でした。約分・通分の復習を徹底して二学期を迎えないとこれから大変になるので、時間がる今の間にしっかり勉強していきます。

小6算数も5年生同様です。ただ、レベルの高い計算問題を解くと正答率がかなり低く、危機感を覚えていました。授業後に間違い直しの途中式を見ていると、かなり雑で間違えて当然だと感じました。夏休みに入った当初は四苦八苦していましたが、少し正答率が上がったのでレベルを上げると再び間違いが増えました。そのレベルを繰り返していると、ようやく時間内で全員合格できたのが8日でした。努力は裏切りませんね。

中1は夏期講習のみ数学の一部を担当しています。例年よりも記述力があることが改めて確認できました。数学力では飛びぬけて出来る子はいませんが、全体的に悪くないのでこのまま秋以降も少しレベルの高い数学を補習としてやっていこうかと思っています。夏恒例の塾リンピックでは、なかなかしっかり家庭学習している子が多いのと、ノー勉の子があまり感じられないのが良いですね。緑NHが数学の文章題では悪くない閃きがあります。

中2は可もなく不可もない状況です。緑TSが壁を乗り越えつつある感じ。努力は塾内でも上位なのに満足のいく数値ではなく悔しい思いもしましたが、このまま頑張れば二学期中間の結果が楽しみです。ただ、特進数学は絶賛苦戦中なので、こちらも早く突き抜けていきたいものです。

中3は受験生らしい雰囲気になりつつあります。数学の演習ノートの提出を義務化しており、自主性を刺激するにとても良いです。お盆の宿題を三種類用意し、自分がやりたいものを選ばせたところ、ほぼ全員私が思っていた種類のもを選びました。楽をすることも出来たのですが、自己分析ができていることを嬉しく思いました。更には、プラスアルファを自主的に申し出た子もいます。たまに中1中2の数学をすると3年と意識の差を痛感し、早く1年2年にも自分で考えて勉強できるようにしなくてはと思っています。主体性を養うための訓練中です。

過去問において結果が出始めています。お盆前だという点を考慮すると悪くありません。そんなことを言っておきながら、油断する子が出てきて再び嘆くというのはもはや風物詩です(笑)ちなみに数学の及第点として鯰江TR社会では鯰江SYも悪くありません。全体的にじわりと上がっているのが緑IS、OY。ここにきて緑SYも悪くないのですが、あまり褒めると…なので軽く褒めておきます。