2015年3月27日金曜日

3/27 今日の出来事

大阪府の公立高校入試における評定(内申書)システムが非常に迷走しています。過日、直接問い合わせしたときに「チャレンジテストは内申書に影響しない」と言明されたのですが、大阪市の新システム発表に合わせてチャレンジテストを評定に入れることを検討しています。まさかの展開ですが、いい加減決めてほしいですね。

昼から中1の国語。文法の続きをしました。外国人が日本語を習うときにすることとほぼ同じことを教えるのですが、外国人と似たようなところで間違
えるのでが面白いですね。文節分けをすると想定以上に間違えるので「いっぱい間違えたら日本人として認めない」というと緑FMが「私はケチャップ星から来た」とつぶやいていました。そんなにケチャップが好きだったのですね笑
数学はここまでのまとめ演習と確認プリントをしました。緑HYが順調でした。昨日の欠席分も軽く説明するとクリア。ただ、2週間前の単元の確認をすると全体的に理解度の定着が甘く、月曜日の授業前に再テストが決定しました。

夕方は小5の国語。漢字テストは1名を除き合格。SKがテストまとめを持って来てくれたのですが、入塾前とその後でずいぶん点数が上がっており、改めて嬉しく思いました。ところで、国語の長文では正答率がアップしています。というもののまだ基本問題なのでこれから難易度を上げていき長文読解力を鍛えていこうと思います。算数では体積の導入をしました。理解度は良く、立体の切り貼りもできたのに、計算が複雑になると間違いが増えているのが残念。わかっているのに間違えたという数学の世界では最も避けなければいかないパターンです。

夜は中3数学。今日も因数分解の応用をしました。授業の終盤には高校生内容のものもしたのですが、意外とみんなついてくることにビックリです。このレベルまではでいるようになってほしいところまでの説明は終わりました。今後、いかに正答率を上げていくのかですね。ところで授業中に唐突に足をつるのがサッカー部の伝統のようで鯰江男子が悲惨な状態でした…

最後は中2数学。計算特訓の最中ですが、マイケルがパーフェクト。次いで緑NRがマイナス1。宿題の量は今日の授業中の間違いによって大きく題数が変わります。具体的には基本が計算問題22問で、一問間違いにつき11問ずつ増えます。つまり5問間違いだと77問になるということです。全部計算問題で答えのみをつけて配布し、途中式を精査します。不正解は答えが合うまで消さずに新たなところに書くのでさぼれません。忘れ物をした子は自動的にマイナス2をつけました。緑HA・Hが異を唱えていましたが、忘れ物をしたのが悪いので仕方ありませんね。計算問題を軽んじて「やりかたはわかっているのに…」ということのないよう徹底しようと思います。


3/26 今日の出来事

小学生から中1にかけては新入生が多く、躾期間です。全力で愛情を持って接していきますので子家庭でもサポートください。

ところで今日は中3に受験の大切な話をしました。前述のとおり大阪市独自の内申についてです。その延長で大阪桐蔭高校の裏金疑惑の余波を実感しました。私塾であるので仮に接待を受けようが金品の授受があろうが法的な問題はありません。ただしモラルマナーの問題は残ります。昨日も書きましたが非常に残念ながら私は100万円相当のバッグを筆頭に金品の受領はありません。接待もありません。先日、長年お世話になった某私立高校の先生が勇退されたのでお礼の会食の場を設けました。諸口浜校舎ができたとき、その先生は自費でスタンド花を送ってくださいました。非常に嬉しく思っており、お礼のタイミングを計っていたのです。支払は個人的に私がしました。高校関係者とのおつきあいですが、他の業者さんも含め人と人とのご縁だと思い大切に考えています。特に高校関係者とは貸し借りを作りたくありません。本音で話せなくなるからです。





授業の最後にサプライズがありました。過日18回目の誕生日を迎えたのですが、卒業生のリノアとスズカがプレゼントをくれました。 「ほっこりマグカップ」「EATorDON'TEATのさいころ」「YESorNOのさいころ」「差し棒(注目欄が凝ってます笑)」そして最も感動したラブリーな手紙です。この仕事をしていて良かったな、としみじみ時間した今日この頃でした。

2015年3月26日木曜日

3/26 =重要=大阪市教育委員会より

http://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/cmsfiles/contents/0000304/304684/03housinn2.pdf

当塾既報の通り、大阪市教育委員会は新中3からの評定を相対評価風の絶対評価にすることに決定しました。主要点は以下を参考にしてください。

・2学期に大阪市統一テストを実施し上位7%に5、38%以内が4、67%以内が3(以下略)の評定を必ずつける
・通常の評定は上位31%以内が5、38%以内(上位69%以内)が4をつける

ポイント…31%もの生徒が「5」のつく評定となり、他市町村の「できるだけ5はつけない」という判断に整合性がない。落としどころとして5の中でも特別秀でた生徒の上位7%に「特別」というコメントを記載する。つまり「特別5」が他市町村の「5」になり5が他市町村の「4」以下に続く、というふうに扱われると予想されます。

また通常の授業態度を問わない大阪市統一テストの一発勝負で評定が決まることから様々な議論を呼びそうです。ちなみに松井大阪府知事は大阪市教育委員会プランに賛同していますが、他市町村は大反発しています。

「中1から内申」「相対評価から絶対評価へ」などのフレーズを見たら情報が古く間違えていると思って間違いありません。詳細は常にワンセが先行報道する予定ですので、何かあればお問い合わせください。同業者からのご相談も承ります。

2015年3月25日水曜日

3/25 今日の出来事

今日は出社早々に電話・来客三昧でした。ただ、幸いなことに授業が6時からだったため、準備はそれなりにできました。

夕方、中1数学の授業。新入生がいるので軽く復習からしました。みんなにも良い機会となったようです。毎回少しずつ進んでいますが、理解度はボチボチです。出だしは上々なので春休みで一学期中間テストまでをしっかりと終わらせようと思います。菫NYが急成長しました。友だちが入塾して良い意味で気が張っているようです。塾内で競争意識があるので友人が来るのはプラス効果の方が大きいですね。

夜は中3数学。こちらも快調に因数分解。新入生も少しずつ塾に慣れ始めたようで追いつこうと必死で頑張っています。一気に進むと理解度の定着が悪くなるので、日進月歩、確実に進み続けます。そういえば席替えをしたのですが、前から2番目になった緑NMが「どうして1番目じゃないのですか;;」とアピールしたので明日から少し席を替えようと思います。

最後は中2数学。久々にこの学年の数学をしましたが宿題の計算ミスの多さにビックリ。このままでは進めませんのでしっかり復習モード。心配された緑KT、IHもやり方を理解できたようです。定着のための問題演習を欠かしてはいけませんよ。緑MYが欠席分以上にあやしい箇所があります。補習で完全理解を目指しますね。授業後、マイケルは数学で1問間違いで悲嘆に暮れ果て「泣きそう」という緑AYに「君の涙は100万ボルト」と昭和なセリフをはいていました。ピカチュウの10倍とはすごいパワーです。

授業後、中3が盛り上がっていたので教室を覗いたところ鯰江SRが「男子の上半身の写メを撮りたい」と言ってみんな爆笑していました。言われた人が困惑するので自粛しましょうね笑

大阪桐蔭高校「裏金を塾関係者の接待に使った」

http://news.livedoor.com/article/detail/9927996/

まず、最初の素直な感想。「ブランド高級バッグなんかもらったことない!うらやま…」ではなく、OneSelf生や関係者には周知の事実ですが、私は高校関係者と会う機会を大切にしています。話すほどに高校の考えや中が見えてくるからです。自分の目で見たものしか信じない私は、その話を基に高校の授業を直接見に行きます。そこで見たものと説明会などの情報を勘案して進路相談の指標としています。また、友人が高校関係者であることもあり、彼らが塾に対してどういう思いで(視線で)見ているのか充分知っています。塾対象の高校説明会は一大イベントで非常に力を入れています。手土産も持たせてくれます。昨年度実際にいただいた手土産を思い出してみました。

・高校オリジナルせんべい
・3色(4色)ペン
・マーカーセット
・するっと関西1000円分(交通費)
・メモ帳
・蛍光ペン

公務員ならアウトでしょうけれど、この範囲なら「交通費を遣ってきていただいたお礼」レベルだと認識しています。逆に、ワンセルフ主催の高校進学説明会ではQUOカードや1000円前後のお菓子をお礼として渡しています。世間ずれしたくない私の見解です。

ただ、残念なことにこのような説明会をすると高校サイドから参加名目で費用を徴収する塾や機関があるのも事実です。塾と高校は対等ではないのが現実ですが、私は対等でいたいと思っています。対等というと語弊がありますが、正しい高校の情報をいただきそれを子どもたちに提供する。話す機会があれば高校に預けた子どもたいの近況を聞き、気になることがあれば連絡を取ります。公立高校ではできないので非常に重宝しています。それが私の考える「高校との良いおつきあい」です。

ところで、社会不適合者が多い学習塾業界では井の中の蛙が大量におります。「ウチの塾生をお宅の高校に進学させるからキックバックをよこせ」「毎年、生徒を行かせているのだから私が役員になってあげます」など耳を疑いたくなるような低レベルなことを言う人がいるのです。勿論、高校側は丁重に遠回しに断っていますが、悲しいほどに彼らはそれに気づきません。「先生」とみんなから呼ばれてちやほやされて勘違いしているのでしょう。私は「先生」と子どもやその保護者の方以外から呼ばれることにとても抵抗があります。個人としてのおつきあいだと思っているからです。

現場の高校の先生方は極めて低姿勢に塾の講師を精一杯もてなしてくれます。でも心の中では見下していることを知っています。例えば、立食形式の食事がある説明会では密に群がる蟻のように
さもしい塾関係者が集います。傍から見ても卑しさしか伝わらずその光景が大嫌いでした。高校の先生方がどういう思いでそれを見ているのか、推して量るべしです。最近は食事会には参加しないようにしてます。

春秋には毎日のように高校の先生方がパンフレットを持って来られます。授業中でなければ、出来る限り話すよう心がけています。高校関係者からのアポは基本的に断りません(業者さんでも基本的には情報交換の場だと思い断りません)うちの子たちが行く可能性のある学校ですから、お会いして話を聞けるなら喜んで場をセッティングします。

私は、桐蔭中学高校が裏金をプールしたり、それを何に遣おうがあまり興味ありません。ただ、今日の読売新聞の記事を見てお伝えしたいのは「金品でつられて子どもたちを特定の高校に誘導することはしません」ということです。

それでも偏る進路指導の原因についてはまた後日…




2015年3月24日火曜日

3/24 今日の出来事

今日は朝から諸口で中1国語の授業。到着後、パソコンを開こうとしても開きません。悪戦苦闘しているうちに授業開始。

前半は前回に続き文法の文節についてやりました。茨田MHはほんの一か月前までは笑顔が少なく心配していましたが、今日は笑顔が多く安心しました。みんなにハルハルと呼ばれているらしく、塾でもそう呼ぶことになりそうです。同様にYYもすっかり笑顔が多くなって良い雰囲気です。ただ、まだまだ小学生気分が抜けないのが玉に瑕ですけどね。後半は文章読解をしました。公立高校入試を意識して中1から長文の答えに慣れてもらおうと思います。

夜は中2茨田IYの数学補習。昨日の欠席分をしましたが、理解が速くスムーズに終わりました。その後、中3国語社会。社会は歴史の復習モードで出来た者帰りを実施したところ、KHがトップで帰っていきました。さすがですね。茨田北ESは回答数は多かったのに正答率が低く中盤ぐらいに帰宅できました。茨田MYは消極的ながら正答率が高く早めに終了。茨田GAは逆に積極的に回答し、正答率は高くないものの早々に帰路に着けました。みんな、復習したらその場で覚えないと後で大変になりますから頑張って覚えてくださいね



3/23 今日の出来事

今日は言わずと知れた公立後期の合格発表日。まずは10時2分にAKの吉報!続いて最も劇的だったMM。低いトーンで「落ちました…」という声。その5分後に「やっぱり受かってました!」の吉報!!とても嬉しかったです。KJの吉報やAMの吉報。続いてHSDMからも吉報が!これで全員の高校が決まりました。みんな高校でも努力を継続させてくださいね。

感傷に浸る間もなく溜まっているデスクワークを片付けて小学生の授業。まずは小学5年生算数から。今日から文章題に入っておりTNが良いセンスを発揮していました。理解していないと式をたてられない単元ですが、誰よりも早く挙手し模範解答を連発していました。次回までは少々難しいところをしますが頑張ってついてきてくださいね。

その後算数は先週まで小3の導入につきあっていたので小2と小4のやり方の確認をしていました。2年生のTEは極めて順調でしたが小4チームはひっ算の割り算に悪戦苦闘。タイムアップになったので木曜日に補習が決定しました。3年生が増えているのでクラスを分ける方向で調整しています。

夜は諸口へ移動して久々に中2国語。今日から春期講習会だということを忘れて時間割を間違いが数名…小テストの勉強具合もしっかりして来た子とそうでない子の差がはっきりと出ていました。今年から彼らも内申の対象になるのですが、学校の授業態度や提出物の状況を確認すると大いに改める必要がある子が多かったです。受験で残念な結果に終わった子は軒並み内申が定期テストに対して悪かったので、今後は学校の授業態度もまめに注意していこうと思います。

中3国語は助動詞を進みました。今年度は長文読解にも例年以上に力を入れる予定です。数学や英語は公立受験問題が3パターンの難易度に分かれます。国語は長文自体は短いのですが、答えを書く欄が長いのです。現在のワークではこれに対応できませんが、超長文対策をしていこうと思います。

2015年3月21日土曜日

3/20 今日の出来事

昨日まで卒業旅行で睡眠不足がピークでした。参加者がみんな体力の限界まで楽しんでいたので、良い旅行になりました。

お昼に事務所到着後、時間割や雑務をこなして小学生の授業。まずは小5国語から。漢字テストは2人を除いて全員合格。これから毎週金曜日は漢字テストの日になりますので、合格目指して頑張ってくださいね。集団授業形式にすっかり馴染んだようで、速いペースによくついてきています。ただ、新入生はまだ自己管理が甘く宿題がルーズになっている子もいるので早期に全員ができるようにしていですね。算数では学校のテストがほぼ全員95点以上を安定して取れているようになっており、順調にできる問題が増えていますね

夜は中2国語から。前回に続き文法の動詞の導入。過去正答率0%の問題にチャレンジしましたが緑HA・Hが準パーフェクト。正直びっくりなぐらいの答えでした。宿題の量を賭けていたので辛いめの基準でつけましたが、実は不正解にした一問は文法的にどちらでもとらえられるので意地悪問風でした。宿題0にはできませんが、かなり減らしてあげました。緑NRもなかなか良い文法的センスを発揮していました。思いついた動詞を即答で発表する中で「あぶりだす」と答えた子は初めてで語彙力を感じましたよ。

最後は中3数学。快調に因数分解ですが、例年よりもしっかりとついてこれています。新入生がまだ不慣れからか、大変そうですが1カ月もすれば慣れると思います。今日はみんなの過激な発言が目立っていました。いつものように鯰江SAは場の雰囲気も顧みず豪快な発言をしていますが、鯰江MKも目立っていたので「ホンマのことを言うたらだめ(太い子にデブ、禿にハゲなど)」と言ったら「先生にだけは言われたくない」と返されました。そういえばこの学年は元来KYな子が多く、優しく指摘してあげたのがありましたね。新入生菫SAもそろそろ馴染んで来て良い味を出してくれており、今後が楽しみです。緑FYは新入生ながらすっかりみんなの輪に馴染んだようで存在感を発揮しています。いじって良しのナイスガイですね。


2015年3月17日火曜日

3/16 今日の出来事

入試が終わりみんなの出来栄えを「妄想」して独りやきもきしています。そして明日からの卒業旅行に備えてようやく準備ができたところろで今日の出来事を打ちます。

夕方、まずは小5の授業。いきなり宿題忘れが出ました。大切なのは「なぜ忘れたのか」を本人が認識しているかどうか。「Yours Note(連絡帳)に書くのを忘れ場所が分からなかった」「あることを完全に忘れていた」「あることは知っていたが確信犯としてやってこなかった」のどれかに大別できます。それを忘れた本人に自覚させること。学校や他塾では「忘れたらあかんよ、次からはやっておいでや」で終わらせますが、それでは必ず同じ過ちを繰り返すでしょう。本人曰く「自分の書いた宿題の場所がわからなかった」とのこと。では次から自分のわかるメモを書くようにすればいいだけのことです。自分が最もわかりやすいメモを自分で探すのは良いこと。一度の宿題忘れでそれに気づけるなら全然OKです。授業では小数×小数をしました。未だパーフェクトは出ないもののミスは減りスピードも速くなっています。TNは一日の長からか演習速度と理解度はピカイチ。でも結果としては実はみんなドングリの背比べで課題があります。理解度だけならKAも悪くありません。後はどれだけミスを減らせるかですね。少しずつ人数が増えたこの学年ですが新入生が増えるたび初期メンバーの成長を感じます。少人数だと自分に対する甘え(わからないから仕方ない、など)が出ますが、同い年の塾内後輩ができると良い所を魅せたがるのが手に取りようにわかります。

小学2年生はTEが快調に進んでいます。時間と時刻、筆算の足し算も余裕でクリア。明らかに上級生を意識しているのがよくわかり良い感じです。小3チームは先週に続き集団授業形式で進みましたが環境適応能力の高さを感じます。こちらがスピードを望むとそれに応えよおうと頑張っている彼らがいます。男の子の幼さを先週嘆きましたが、同時に成長速度の速さを実感したのが今週(今日)です。4年生はAY一人だったので気になっていた計算の徹底を図っています。先週に続いていの特訓で成果が実感できるのですが、もう少し復習モードでもいいかなと思っています。

夜は中1数学。前回に続き絶対値の確認をしました。問題演習不足を感じたので今日はホワイトボードで一緒に問題を解きました。唯一の横堤中IAが心配だったのですが、授業1時間以上前に現れて黙々と英語の練習をしていました。その姿勢が大切なのですよ。立派です。菫中NYはまだ慣れないようで緊張状態のようですが、早く馴染んでくださいね。でも馴染むのは時間の問題なので今の初々しさを大切にしてほしいとも思います。ところで鯰江SRが「私はこれでも結構モテル」発言を連発して周りが返答に困っていました。

最後は中3国語。新入生FYが魅せてくれます。う段がわからないとか、ユニーク発言連発で場を盛り上げてくれました。授業前に質問に来ていた緑KHに充分な時間を取ってあげられず申し訳ないことをしたのですが、そんな彼女はホワイトデーにクッキーなどが返ってきたと嬉々と教えてくれました。青春ですね。

2015年3月16日月曜日

公立後期受験当日~長文注意~

ここ最近、ホームページで受験生ネタを取り上げることを控えていました。かなりナーバスになっていることを受けてこちらでの紹介を控えようと思ったのです。今まで毎回書いてきた点数上位の発表もやめました。1年前の彼らには「歴代で最も点数の低い受験生」と叱咤激励してきたのに、秋の模試では歴代NO1の偏差値にまで成長した彼ら。私のオフは2月11日と1月の成人の日。それ以後の週末はコンスタントに彼らとお付き合いでした。補習は愛情で出来ています。つまり彼らは歴代でもトップクラスに愛されていたのですね。トップアスリートのようにテストの感覚を失わせたくないからです。強化指名組だったNNWRは早々に合格し卒業していきました。結果、全員に平等に愛情を注ぎ続けました。いつでも笑顔の多い子たちなのにさすがに3月からは笑い声が減りました。

でも、最後の授業を終えて、今までの思い出は走馬灯のようにめぐり続けてずっとずっと残っています。ここ近年、齢を重ねすぎたせいか涙線の緩みを感じます。私は先生なので皆の前では常に強気でいようと思っています。私の後ろ姿は力強く愛で溢れていなくてはいけません。でも、人事を尽くして天命を待つ今となっては感傷的なってもいいでしょう。

この土日は最後のおつきあいでした。両日ともに最後まで頑張って行ったのは緑KJ。小学生のころからのおつきあいで2月が最も状態が悪くとても心配していましたが、最終的に今がピークと言えるほどの仕上がりになりとても嬉しいです。DMは1月後半から状態が良くピークを維持しています。あえていうなら作文が創作掛っているのが気がかり笑 卒業式翌日に「卒業後毎日会い続けている」とかなかなかに楽しかったです。緑MMは状態は良くないわりに5教科合計の結果としてはここ数年間の過去問では合格点をクリアしています。放出INは最後まで独創的な作文を書いていましたね。茨田HSはワンセラブでした。そんな君も入塾時とは比べ物にならない集中力を持続できるようになりましたね。茨田UYは常に誘惑と勉強との葛藤でした。最後まで変わることはありませんでした。茨田AMは気持ちの良い子です。雑学は豊富で人懐こい子ですが、そんな君が受験生のストレスで少し攻撃的になる姿に胸を痛めていました。AKはようやく最後の最後で私の思う勉強をしてくれていました。それを高校でも活かして下さい。茨田北TRは勉強嫌いと自分で自分に言い聞かせている感じがずっとしていました。普通以上に勉強できる君は高校で開花しますよ。

宵のつれづれに受験について思うことをつらつらと書きますね。塾で講師を始めてから入試当日の朝は駅で子どもたちを見送ろうとカイロと消しゴムを用意して配っていました。それを聞きつけた某大手塾はトップ校の前でだけ励まし会と称して激励しています。1つしかないトップ校に行くことで他校には必然的に行けません。もちろん塾としての露出を考えてのことです。そこに愛情があるのでしょうか。当時私も大手塾在籍でしたが悪しき収監を作ってしまったと反省しています。また、某大手塾はトップ校での合格者を集めて横断幕とともに笑顔の写真で記念撮影したものをチラシに掲載しています。その写れなかった集合写真の横で合格者以上の不合格者がいます。教え子が不合格になった場で合格者だけで写真撮影できる神経を私は持っていません。塾内の掲示も全員合格でなかったときは控えています。

今年、大手前文理学科を合格したと決まったとき、ウチの学生講師は私に「良かったですね」と言いました。私はかなり複雑な心境になりました。同じ日に不合格になった子がいるから「良かった」と全く思えなかったことと、「嬉しい」という言葉でなかったことにです。言葉で表現するのが難しいですが、まだまだ他人行儀のように感じたからです。私も「良かった」と連発します。それは今年トップクラスに頑張った子が合格した喜びや親心に近いものからです。もっともっと全講師が子どもたちに感情移入する塾でありたいです。

今年ほど、子どもたち全員に長時間補習した学年はありません。よくみんなついてきました。私は「忙しい」という言葉が嫌いです。「忙しい」は「自分の時間の使い方が下手で要領の悪い仕事のできない人間です」といっているようなものだからです。社交辞令や挨拶のように「忙しいですか」と聞かれれば「忙しい」と条件反射のように応えますが自分から忙しいアピールはしません。子どもたちが宿題を忘れた言い訳に「忙しかった」と言えば長時間の説教を食らうこと間違いなしです。そんな私が「休みたい」と思うほど補習をしたのは受験生みんなの気持ちからです。

そんな受験生

Do your best!!

2015年3月14日土曜日

3/12.13の出来事

13日の金曜日、ジェイソン現る…もう死語で誰も言わないですね。いよいよ公立後期まであと3日を切ろうとしています。

さて、木曜日は6年生の小学生英語でした。まずはアルファベットの書き方と発音ですが、新入生UTは前回の体験よりも良い表情で聞けていました。やっていこうという気持ちになれるのかどうか心配でしたが、今日の笑顔が答えですね。アルファベットのテストではほぼ全員合格。合格基準は30秒以内で全文字を書けることです。初回ゆえ、乱筆は全て×にしました。最初が肝心ですからね。算数では、いよいよ小学生で習う計算問題が終了。春休みから教科書順に進んでいき、単位変換に力を入れてやっていこうと思います。出だしは上々です。何より、クラスの雰囲気が良いのがいいですね。

金曜日の小学生は5年生の算数国語。4年生のとき恒例だった漢字テストを来週から原則金曜日にします。新入生には練習の仕方から教えましたが、一抹の不安が残ります。覚え方を徹底させるのって、とても根気が必要です。齢を重ねると丸くなって「まあこれぐらいいいか」となるのが怖いです。いつのなっても子どもは同じ。だから注意してみなければいけません。

ところで、小学生を教えていていつも感じるのは女の子に対して男の子の精神的な幼さです。女の子が多いとより一層目立ってしまいますが、これは仕方ありません。どうしても男の子にかまう時間が割かれてしまいます。大学生でも偏差値の良い人ほどこの法則は当てはまるような気がします。

中2国語は文法。名詞をしましたが、さすがに順調でした。ただ、暗記の宿題を出したところ、昨日
注意した女子は家庭学習の形跡を感じられましたが、男子には全く感じなかったのが残念。いつのなったらこのいたちごっこは終わるのでしょうか。私は諦めませんよ。

中3数学は因数分解に入りました。日進月歩、毎回少しずつ進み続けています。全学年共通ですが、春期講習終了まではこのペースですので休まずに皆勤賞で来てくださいね。三寒四温で花粉も多く体調を崩しがちですが、がんばりましょう!

2015年3月11日水曜日

今週の出来事

ご無沙汰しております。今週のピックアップは何といっても受験生なのですが、結構ナーバスになっているので割愛します。最後の最後まで勤勉に努めていますので、こちらもしっかりつきあっています。

まずは小学生たちの総括。今福小学2年生TEは時計の問題をしていますが、極めて順調。この年齢で時間の概念がしっかりあるということはご家庭でそれなりのことをしてきたのでしょう。小3は学校内容を先取って解説中心でしたが、実は私も久々の団体授業形式の低学年。これぐらいならついてこれるかな、という速さで教えていたのですが、どうも速すぎたようで調整しながら教えていました。最終的には許容範囲ギリギリのところの理解度で終了。怪しければ春休みにお呼び出しですね。4年生はTTが二度目のインフルでダウンのためAYのみ。少し確認しておきたかった3年生内容の計算問題を中心に徹底を図りました。小5はまだまだ計算特訓の続きでSKが授業後のラストチャンスにミスをしたので残念ながら木曜日のお呼び出し決定。でも、これを続けた成果で学校のテストが良い結果になっているので本人は悔しがっていましたが苦にはなっていないようです。小6は学校の内容を快調に先行しています。予告通り4月には小学校で習う全ての計算問題を終わらせて課題の多い単位変換をやろうと思います。ちなみにこの単元は学校の1月に習うものです。体験の子が来るたのですが、そのときに既存生の出来の良さに改めて感心させられます。決して体験の子ができないわけでなく普通なのですから、子どもたちに望むレベルが少しずつ上がっているのですね。

中学生部門は最近急増した新入生たちの躾期間です。まだまだ宿題や課題がルーズです。学校や他塾では答えを埋めていれば宿題をしてきたことになったのでしょうが、うちでは丁寧さと最低限度の復習をしているのか確認されます。最低限の復習とは数学であれば公式を覚えて使いこなせることです。にもかかわらず、新入生で数学が中途半端にできる子ほど悪い癖がついており、なかなか細かい作業を丁寧にしてくれません。「やらぬならやらせてみせようホトトギス」ですね。私は負けませんよ!

諸口では新中1国語。2か月前と比べると新しい子のほうが多い環境です。つまり授業態度や家庭学習の習慣を徹底させる大切な時期です。今は受験生の次に気を遣っている学年。初めが肝心ですからいい加減なことは許しません。本当に転塾組の「塾からの放置プレー」に辟易とさせられます。そうならないよう今が肝心です。

中2は茨田SRが数学の授業を理解してついてきているようで安心しました。ずっと耳にタコができるほど言い続けてきた家庭学習がようやくできつつあるのかとうれしく思っています。ただ!油断すると上手に手を抜くのが中学生なのでこれを続けられるようにしていきます。

中3もここ最近は落ち着いて家庭学習が定着しているようです。今は国語だけのお付き合いですが、このままで終わることはないのでその時期が来れば与えられた教科をしっかりとこなしていこうと思います。

2015年3月6日金曜日

3/5 今日の出来事

授業の少ない木曜日は雑務をこなす予定でしたが、結局夕方の授業終了後から10時半まで個別面談をやってすっかり遅くなりました。

夕方、今福で小6英語の初授業。大文字の紹介でしたが、書き順と発音にはうるさい私は、みんなでしっかりと正しい発音をしました。最近の中では最も発音が上手で大きい子たちです。大学で留学生と日本あるあるについて話したとき、日本では英語の先生が「C]をシー「Z]をゼット発音し、「two」をツーと発音するというネタで盛り上がりました。つまり指導者が正しい発音を教えられないということですね。その話題を日本人大学生が聞いてもピンとこなかったぐらい日本ではおかしな発音が横行しているということです。それでも最近「トゥー」と発音する機会を耳にする機会が増えました。少しずつ日本の発音も国際化されるのでしょう。英語でも主人公はNY。最近活躍が目覚ましい彼はHの発音で魅せてくれました。まあ想像通りですね。NHも塾に慣れてきたようで、花粉症で大変だと言っていました。その後の算数ではSAが順当。理解するのも速く、できることも多いのですが、時間内に計算問題を解かせると精度が落ちてしまいます。焦るのでしょうか。そんな彼女は学校の家庭科のテストが100点だったと嬉しそうに報告してくれました。NYも同様らしいです。また、NHARは学校の算数テストが100点だったと教えてくれました。久々だったらしくとても嬉しそうに言っていました。入塾して良かったですね。MCは診断テストで1問間違いだったことを悔しそうに言っていました。そう、その気持ちが大切です。1問しか間違えてなかったよ以前は言っていたのが、今ではそのような発言になり頼もしく感じます。授業後に安部からのお土産のおすそ分けをしたところ、NYは「これ、おいしそうやから母にもあげたい。どうやったら持って帰れるかな」としきりに言っていました。残念ながら個別包装でないので無理でしたが、その気持ちを知れば充分お母さんも嬉しいと思います。

その後は入れ替わり立ち代わりで面談。特に新中2の子たちに時間を割きました。新入生は暗記の宿題や課題に対する意識の低さが気になっていたので、勉強方法について詳しく話しました。歯課題の基本はテストで満点取ってくる勉強を家でしてくることです。でも、ワンセに免疫のない子たちはテスト勉強を10分から20分して来れば勉強した気持ちになっているらしく、その心構えではいつまで経っても成績が上がり切りません。10点そこそこの上がり幅では申し訳ないですし、困ってしまいます。親御様にも伝えていますが、子どもたちには点数のプレッシャーはかけます。サラリーマンのノルマのように言います。もちろん達成できなかったからといって何かあるわけではありません。いや、子どもたちにとって最も避けたい私との個別面談はあります笑 今回の失敗を次に活かさなければいけないからです。テスト直しにしても学校のものは間違えた問題と答えを写せば宿題終了です。おかしくないですか。字の練習して勉強した気になられたら困惑です。新入生の子たちは学校と同じような答え写しをしようとしていたのではっきり言いました。全く同じ問題を再テストしたときに100点を取れると思える状態にすることが本当の勉強だと。その心構えで勉強することですね。また、既存生で数学が悪い子が多く、非常に気になっていました。内容もですが、その点数を見てどう思ったのかです。普段90点以上取っている中で70点前後を取った時、「○○よりも上だから」「平均点はあるし」などど本気で思っているなら点数は上がりません。上記のようなコメントをし子と話しましたが、皆の前で本音で悔しがることをできなかったというのを聞き安心しました。次のテストは期待していますよ。

2015年3月5日木曜日

卒業生へ~贈る言葉、今福鶴見3~

横堤中TK

最古参組の一人で勉強では良いセンスを持っているにも関わらず、中学校では出し惜しみをしていました。君の良さはおおらかな心です。ただ、他人に寛大な分、自分にも甘えがあった塾時代でした。思春期独特の羞恥心や見栄が見え隠れしていましたね。高校生になったらしっかり自分と向かい合って、長所を伸ばし短所を補ってください。

緑MA

前期試験無事合格おめでとう。競争率と前日までの状況を鑑みてドキドキしながら吉報を待っていました。君の長所は他人に対して攻撃的にならず、守れることです。今はまだ、守れる範囲が狭いですが、これから多くの事にチャレンジし経験値をしっかり増やして他人を守れる強さを身に付けてください。人に傷つけられたとき、反面教師にすればいいのです。

緑MM

当初、体力的な部分を案じていましたが、年相応のものは身に付きましたね。勉強では全く欲がなくやきもきしていましたが、入試を通じて成長しているのがよくわかります。君の長所は天真爛漫なところです。ただ、年相応に周りが見えるよう気をつける必要はあります。周囲をしっかり見て気遣いの出来る大人になってください。

鯰江SF

クラブ引退後、随分学力が伸びました。志望校以上のところにも充分合格できる実力になっていましたね。君の長所は人柄の良さです。でも、騙されないように善悪を見分ける力を養うことも大切です。世の中には人の良さにつけこむ悪い人もいます。きれいな心を持ったまま10年後に笑顔で友人と過ごせるよう、良い経験を積んでください。

3/4 今日の出来事

公立高校後期まで12日です。今日は、昼過ぎからずっと諸口でした。今福鶴見の時とは違い、仕事がはかどります笑 事務処理に追われているとあっという間に夕方の受験生の時間。今からは社会と小論文に力を入れていきます。専願や前期で卒業したWRやTYシホヤマは頑張って勉強しています。またお手伝いもしてくれ、私も非常に助かっています。卒業したと思っていた子の顔を見れると嬉しい気持ちになりますね。

夜は中1国語。あっと言う間に急増して教室にいっぱいの子どもたちになりました。新たに躾からと思っていたのですが、先日、塾で最もハードな(?)足立の授業を2時間半聞き続けるという洗礼を受けても平然としてた茨田北SYを筆頭に明るい顔が目立ちました。茨田YYMHは小学生の時よりも笑顔の数が増えたのがいいですね。人数の増加に伴って「(先輩として)恥をかきたくない」「自分だけ間違えたくない」という心理になっているのがよくわかります。新鮮味のある中間テストまではこのままいけそうです。

次は新中2国語。テスト結果は芳しくなかったので、今福新中2同様、最も管理の目を厳しく光らせている学年です。新入生茨田北SYは今までにいないタイプの子です。いきなり存在感を発揮していました。少しずつ馴染んでいってくださいね。

最後は新中3国語。先述のように内申のシステムが大きく変更の可能性のある現状では詳細なことを伝えられません。国語担当として今年の受験生の国語力が大幅に飛躍しなかったことに危機感を覚えており、この学年から対策を変えます。数学は過去最高レベルまで仕上がったのに国語で思ったほど取れないのは初めてのことで、私の思っている以上に全員の国語力が落ちているのでしょう。もちろん、今の受験生も残り12日の中で長文対策は怠りません。茨田MSが素敵な髪形で現れたのであだ名がつきそうです。入塾後、初テストだった茨田SK、TMは少し点数アップ。難易度が急上昇したテストで上げてきたのは次につながります。

2015年3月3日火曜日

3/3 今日の出来事

今日はひな祭りです。男兄弟しかいない私には縁のない行事ですが、女の子たちに聞くと大半の子がちらし寿司を食べていたようです。やはり日本人はイベントを大切にするのですね。

さて、まだまだ新旧入り混じってバタバタが続いています。そんな中、新小6の授業。まずはオリエンテーションからですが、唯一メンバーの増加がない学年で極端な変わりはありません。英語についての所信表明後、国語は長文読解。横一線の状態でした。算数は6年生範囲の計算問題をするとNYがここに来てスイッチが入ったようでスピード精度共にトップ。このままいけば、学校で6年生になってからのテストが楽しみです。MCは日進月歩ですが、自分で理解しようと必死のなのが伝わってくるのがいいですね。NHは細かいチェックを散々入れられたのが奏功しており、しっかりした途中式を書けるようになってミスが減りました。ARがまだ不慣れでてこずっていますが、4月には慣れてくれると思います。SAは理解力は問題なく、あとはミスを減らすだけですね。

夜は受験生国語。作文や過去問の答案用紙から気持ちを感じられない子がいるのが非常に気がかりです。残り2週間を切ったので、ここからは自分との戦いです。しっかりと引っ張っていくのが全力でついてきてください。

新中2は数学が悪くて注意しました。というか、ほぼ全員を対象に木曜日個別面談を行い今後の課題と今までの反省を促します。

最後は新中3数学。これから授業は快調に進む予定です。今日は体調不良による欠席者が気になりましたが、中3内容の導入をしました。悪くない出だです。緑中のゲストの子がいましたが、なかなかワンセ向きの子で、良いキャラしてました。450点を取りたいらしく、しっかりその思いに応えようと思います。

3/2 今日の出来事

言わずと知れた公立前期合格発表の日。2時過ぎと同時に電話が鳴りやみません。4本の電話が同時に鳴ったりしてかなりせわしい状態。大手前文理、市岡、芦間、扇町、淀川工科の合格報告がきました。緑FNやHKMAが合格の嬉しい報告を直接しに来てくれました。残念なことに茨田北組の合格報告に来てくれた時間帯は小学生のオリエンテーションで全く構うことができませんしたが、本当におめでとう!

夕方、新小2~4はまずオリエンテーション。持ち物の確認や宿題のやり方、ルールの確認の後、小2は新単元の「表とグラフ」の読み取りのを教えました。一番の年少ですが、落ち着きぶりは4年生と比べてもそん色ありません。小学校入学前から知っているの、色々身構えていましたが、想像以上に成長しており、嬉しく思いました。小3NFは出来る問題でも少し慎重にやりすぎているように感じました。速度も精度も両方大切なので両立できるようにします。小4TTは急にやり方をど忘れすることがあり、こちらをぎょっとさせます。まめに復習を挟む必要を感じました。AYは初見の問題は強くありませんが、ミスが少ないのが強み。これから出来る問題を増やしていきましょう。

新小5算数はオリエンテーション後だったので計算特訓。新入生は、まずワンセのスピードについていくことからです。丸付けのスピードも学校の倍以上だと思います。それでいてお友だちと交換して丸付けをしてもらうので、見ているのは必然的に他の子のもの。それを悠然としていると答えを聞き逃して何をしているのかわからなくなります。私は、他人に迷惑をかけているという実感が大切だと思っています。自分のことだと気にせず過ごせますが、他の子に迷惑をかけると申し訳ない気持ちになり気をつけるようになります。また、ノートや問題集を見てもらうことによって、「他人に見せられる字」を書くようになります。これは字の雑な子ほど有効的で、ミミズが這うような文字の子も答えをわかりやすく書きます。同級生に恥をかきたくないという気持ちが先立つのでしょうね。新入生は途中式がでたらめだったので、約束通り×にしました。すると2回目からはちゃんと書けていました。やはり集団のほうが伸びやすいですね。

続いて新中1のオリエンテーション。実はこの子たちに結構期待しています。やんちゃんな気配の子もいたのですが、軽く注意するレベルでみんなとても姿勢良く授業を聞くからです。第一印象のやんちゃさは今まで注意されたことがないだけなのでしょう。実はそう感じる機会が急上昇中です。本当に最近の「お子さま主義」な世の中に嘆きを感じます。根は素直な子たちなのだから周囲の大人が少し注意するだけで多くの知識やルールを覚えられるはずです。ところで、今日印象に残ったのは宿題の量をみんなに聞いたとき(多い・やや多い・普通・やや少ない・少ない)半数がやや多いと答えたことです。去年、全中学生に聞いたときは1名のみやや多い、その他全員がやや少ないか普通だったのです。確かに小学生のほうが自由な時間が多いので安定した量の宿題を出していますね。教材会社の人にも「このボリュームの問題量は凄い」とよく言われます。まあ中学生のほうが宿題は少ないような気がします。クラブの時間を考慮すると厳選していますので。

最後は受験生と公立対策。のこりちょうど2週間なので個別にやるべき教科と内容を伝えました。他の子はみんな卒業したので、これからは同志のみでみっちり頑張りましょう。