2018年6月21日木曜日

できる子:追記

 地震に被災された方々に心より哀悼の意を表します。高槻を震源地とした地震はまだまだ予断を許さない状況です。様々な準備をしていかなくてはいけません。昨日・一昨日といくつかのシミュレーションをして新たなマニュアルを作成しました。何かあったとき、先生はパニックになってはいけません。塾内で被災するような状況になったとき、子どもたちを守れるのは先生だけです。パニックにならないようにするには充分な心の準備とマニュアル遵守が必要です。

 さて、タイトルのできる子、できない子について勝手に持論を述べます。

 できる子は真似が上手です。できない子は真似ができません。大事な公式やフレーズを教えた直後にリピートできるのはできる子。似たようなフレーズだけれど言い回しが少し変わるのができない子です。「少しぐらい違っていても同じ」と思っており、性格的な部分なので修正が難しいです。その少しのズレが後々大きなズレになり実感できないので「勘違いした子」になってしまうのです。

 できる子は自分で分析することができます。できない子は自分で考えずにすぐに人に聞きます。「なぜ」を常に意識しているのができる子。「わからない」と考える前に言うのができない子。果たして、できる子は思考力が向上し、できない子は思考力が向上せず学年相当になれません。

 できる子は人が話し始めたら聞き始めます。できない子は人が話し始めても聞きません。または聞いているフリだけで何も残っていません。できる子は失敗経験を糧にします。できない子は失敗経験を覚えていません。できる子は間違い直しを重要視します。できない子は問題を解くことが目的になり、新しい問題ばかり解こうとします。できる子は今までの間違い直しや前回の授業の確認をします。できない子は座って聞いているだけだったり、解いた問題の数と時間を自慢します。

 失敗経験は大切です。恥をかくことも大切です。それらを親が見守り過干渉しないことはもっと大切です。