2018年10月31日水曜日

10/31の出来事

 説明会が終わり、精神的なゆとりができたので色んな人に連絡を取っています。幸い、私の周りには向上心があり、行動的な人が多いので非常に良い刺激を受けられます。今日は電話をたくさんかける中、考えることが増えてモチベーションが上がりました。
 五ツ木の結果が返却され、平均偏差値は順調に上がっていました。それでも個々に見たとき。もう少し点数を取って欲しい子のほうが気になります。全体の1割程度ですが。

 夕方、中3は大和田数学の過去問。トップは緑AKSH鯰江SAが続きました。緑CHSHの好敵手YS、緑OMの奮闘による切磋琢磨に期待しています。後半は歴史の流れの確認。緑AK、SHが及第点。でも主人公は緑OMでいつにない答えを連発し盛り上げてくれました。説明会のときと随分違う雰囲気にビックリです。

 夜は中1標準数学。クラスを分けて初めての授業です。前回、特進で問題演習不足を強く感じたので宿題の質と量を大幅に見直す予定です。最近緑FRが良い感じで、そこにYAも負けず嫌いのパワーでクラス全体が良い雰囲気になっていました。

 後半は基礎数学。緑SYがようやく色んな意味で慣れてきたように思います。10人程度の程良い人数で適度な緊張感と集中力、楽しい雰囲気が混在しており想定以上に良い状態でした。強引にクラス分けを決行しましたが、結果が楽しみな中1となりました。

10/30の出来事

 ようやく大きなイベントである高校説明会が終わったので、少しゆとりができました。とはいうものの、すぐに中3懇談会、テスト対策、冬の懇談会、冬期講習会と雪崩式に襲ってきますので、いよいよ気を引き締めるときです。今週末が確実に休める最後の日かもしれないので、日帰りドライブに行こうと思います。酷い頚椎症で椅子に座れなったのですが、ようやく落ち着いてきました。高校訪問のときが痛みのピークで不躾で恐縮です。

 さて、小5算数は復習モード。単位量あたりの計算の応用問題をしました。このあたりはTEが良い発想を持っています。ちなみに教室は机の配置を変えて模様替えしました。席替えもしたので、新鮮な雰囲気です。国語はしばらく文章作りをしていくための準備に入りました。SNSの流行により、文章をまともに書けない子が急増しています。英語も大切ですが、まずは母国語をきちんと使いこなせるようにしていきたいです。

 その後、中3は大和田の数学過去問にチャレンジ。トップは緑AKSH、CHが続きました。順当な結果ですね。ただ、計算ミスが例年よりも多いのが気掛かりです。昨日の説明会後に志望校を考え直している子がいたので、しっかり話していきます。

 中2特進数学では証明問題をしました。ようやく特進らしいことをできる単元になり、ハイレベルなことを望めます。横堤OSが頭一つリードしているのはLet校でもまれた成果ですね。こちらの校舎に戻ってからのほうが集中力・表情ともによくなっています。緑IASS、菫NMにも良い影響を与えています。緑FSも今までのように余裕はなく、全力でついてきてもらいます。足立の要望でしばらくクラス替えをする予定はありませんので、みっちりしごいていく予定です。

2018年10月30日火曜日

高校説明会&最近の出来事

 月曜日、鶴見区民センターにて「ワンセルフがお勧めできる高校だけの説明会」を実施しました。ご来訪・ご参加いただいた方々に厚く御礼申し上げます。今回、ご参加いただいた学校はどちらを選んでいただいても良いところばかりなので、相性でご判断していただければと思います。今年度
、塾としては希望者がいないながらも良い学校は大阪信愛学院、履正社、金光八尾です。次点として、成蹊女子、四條畷学園、大阪産業大学附属、大阪国際滝井です。その他は直接お問い合わせただければお答えしますが「どこが良い学校ですか」という質問はお答えしづらいので「〇〇高校はどうですか」と固有名詞で聞いていただけるとお答えしやすいです。他塾生でも匿名でご相談に乗りますのお気軽にお問い合わせください。中学校名・実力テスト・五ツ木の結果がわかれば、詳しくお答えできます。

 では、今福鶴見の出来事。小3算数は新単元の円の導入。少し定着度が怪しかったので、次回以降で完全理解を図ります。MYTM、HUが比較的スムーズでした。小5は少し復習モード。平均や単位量の応用問題をしました。悪くない手応えです。ここ最近叱られる子もほとんどおらず、ようやく落ち着いてきました。例年を思えば少し早いぐらいにクラスの良い状態を作ることができたので、今後入塾する子たちには良い見本になってくれると思います。小6はプレテストに向けての最終調整中。H・A、N・K、S・Nが比較的点数を取れています。HKも波はありますが、悪くありません。学年トップ争いをする子がいそうな中で、Let校の子たちが彼らの上をいく結果を見せているので、切磋琢磨が楽しみです。

 中1は特進数学を本格的にできる図形の単元になりました。今までとは違う頭の使い方をしなければいけないので、戸惑いを感じていたようです。残念ながら今年のメンバーは理系よりも文系のようで数学担当してはしごき甲斐があまりないのが残念です。11月より、英数は完全にクラスを2つに分けるのでしっかりと全員の面倒を見ていこうと思います。

 中2は社会でしか見ていないので、楽しく授業しています。英数を教えていると、積み重ねが大切な教科なので、前回までの内容を使いこなせるかどうかがポイントとなるので、定着具合が良くない子には原因究明と対応がより厳しくなりがちです。つまりピリピリする機会がふえるということですね。

 中3は近々詳細をアップします。

2018年10月27日土曜日

大阪商業大学高校&最近の出来事(主にLet)

 木曜日、大阪商業大学高校に来訪しました。一昨年、高校レポート上の最低数値でありながら生徒募集の状況が良く、左うちわで「上から」発言が目立ちました。当時、校長には学校の酷さをお伝えしましたが、馬の耳に念仏でした。高校の状況は良いことも悪いことも数年遅れて結果が出ます。一時的に中身がないのに生徒が集まっても、必ず現状に不満のある子たちが「正しい」ことを言います。それが口コミとなり、学校の評判に繋がるのです。ではレポート。校風2教授力1.5授業態度1.5お勧め度1.5。この数値でも2年前よりはマシになっています。ひとえに現場の先生の熱意です。ただ、残念なことに問題意識のない管理職者が足を引っ張ります。良くない学校の典型ですね。

 さて、久しく書いていなかった授業の出来事を学年ごとに。まずは、Let校の小5は「平均」という単元の簡単な応用問題をました。今福よりは進路がややゆっくりですが、完全定着を図っています。小6はプレテストに向けてスパート中。FSは勉強に対してふらついてように見えていたのが、落ち着いてできているようにかんできているように感じます。FNは気になっていた計算問題の正答率がじわじわ上がっており良い状態。みんな中学生になってからの伸びが楽しみです。

 中学1年生は緑YYがテストで大台キープ。他のメンバーは期待値が高いので、それに見合う結果にはなっていません。中2は横堤OSがかすかに抱いていた学年トップには10点ほど届かなかったみたいです。茨田北IAは気持ちの波があり、部活動に左右されます。まあ中2なので、そんな時期と自分を納得させています。

 今福の出来事は土曜日にアップ目指します!

2018年10月23日火曜日

大阪偕成高校・武庫川女子

 先週、偕成高校の先生が来訪され、2年ほど前に茨田高校の先生が来訪された姿を思い出しました。高校中退率は約3%で推移しており、偏差値40前後の高校への最重要項目は平均以下の退学率かどうかです。偏差値60前後ならば、もちろん進学率を重要視しますが、全員が大学へ進学するわけではありません。諸口に近い茨田高校の先生が来られて、現場の先生方の熱い熱い思いを語って頂き、やんちゃな子たちや退学希望者への話しかけについて熱弁されていました。でも、ずれているんです。根本的にずれているんです。自由奔放になりすぎた子たちを指導するのではなく、そうならないうように好文学園や興国・大阪・滝井・成蹊女子のような人間教育を行うことが肝要なのです。乱れてから熱心な指導をするのではなく、乱れないよう導く高校にお預けしたいと思います。

 偕成のように熱心でも後手後手に回る指導では共感できません。現場の先生方の努力の方向性が変わればと切に願います。最も落胆したのは「現場の先生方はとても熱心に頑張っておられる方ばかりです」という言葉です。本当に正しく努力しているなら必ず退学率は平均以下になります。なっていないということは問題点がある上に、学校側が課題に気づいていないということです。気づいてないなら改善はできません。つまり、将来が明るくないということです。当然、オススメできることはりません。本当に自信があるなら、学校に招いて頂ければいつでも訪問させていただくとお伝えしましたが、その後お声掛けいただいておりません。

 武庫川女子中高は非常にお嬢様学校で良いイメージしかありませんでした。初めてのご来訪で大きく壊れました。
1.違う入り口からノック
2.靴を屋外に置いて揃えないどころか、ドア全開
3.名刺交換は片手で上から
4.終始、肘を付き猫背で会話(やる気のない生徒の授業態度)
現場におられたので、これまでの教師経験上のセールスポイントを聞きましたが何もないそうです。学校の特徴は「5教科も副教科も頑張る子」で、進学校ではないらしい。偏差値も数値はなく、通知表も目安なし。つまりオール1でも良いのですか、と訪ねるとオール3とのこと。誤解なきようお伝えしたいのですが、9教科オール3でいける公立普通科はほとんどありません。汎愛・桜宮でも厳しく、エンパワーメントスクール(学び直しを目的とし、小学生算数英語ならアルファベットから指導)の成城高校が27です。

 私は、ご訪問いただいた方の人となりを見て学校をイメージします。つまり、学校の代表だということです。その旨をお伝えしても、通じなかったようです。校風・目的・メリットを聞いても全て返答なし。つまり、卒業生を送り出す意義がありません。絶対に行かせたくない学校だと申し上げました。また、私の周りに武庫川女子大卒の方が多く、今までの良いイメージからあまりにもかけ離れた高校だともお伝えしました。

 人としてのモラル・マナーを身につけておられない先生を「熱心な先生」とフォローした教頭先生の言葉にも非常にがっかりです。私の最も敬遠する隠匿体質の学校なのかという印象でした。今まで「ワンセルフがオススメできる高校だけの説明会」に向けて良い学校を先にレポートしましたが、今後は数値の低い学校も率直にアップします。


 

2018年10月17日水曜日

最近の出来事(授業以外)&四條畷学園高校

 今週に入り、朗報がいくつか舞い込んできました。月曜日、現在高3の子が就職が決まったとのことで、わざわざ報告に来てくれました。また、卒業生でもあり7年間スタッフの一員として活躍してくれた中塚の結婚の報告もありました。夢にまで見たスピーチが実現するわけです。非常に喜ばしい、嬉しい報告でした。

 火曜日、四條畷学園高校にお邪魔し、働き方に対する世代間の相違について話しました。特に20代はワークライフバランスが最重要で、就職活動でも給料・やりがいよりも福利厚生の充実や労働時間・有給のとり易さを重要視するしています。また、他人に対して感情移入しなくなりました。つまり生徒に対して関心が薄れていたり、距離のとり方で苦悩したりするわけです。OneSelfでは子どもたちに全力で愛情を注ぎ、かまうというスタイルですが、大学生にはそこまで望めません。足立や塚田・私までです。集団授業でありながら、個別よりも細やかなケアをしている現状があります。ウチよりも個々を見ているという塾があるなら是非とも対談したいものです。

 ようやく中間テストの結果が出揃ったのでコメント。中1は褒められる結果はなし。敢えて健闘した子をピックアップするなら緑FR、YYT・HAが1学期中間よりも順位をそこそこ上げてきそうなことですね。新入生鯰江MKは短期間で約100点アップ、緑TMも順位を大幅に上げそうです。

 中2は緑中の社会の問題の難易度が高く、時事問題が高尚なため高得点が出づらい環境。記述は公立入試を見据えた良問ですが、そこで点数を落とす個が続出しました。基本に忠実な問題が出題されると費やした時間分の結果が出やすいのですが、応用になると少し弱いのがウチの子たちの特徴です。平均点と度数分布の発表があってからですが、全体的に順位はキープできてそうです。緑IAが恒例の英語満点。横堤OSが自己ベスト更新。これで2年生は9割の子が1年生よりも2年生のほうが良い成績を取っています。これってさり気なく凄いことですね。鯰江OMも入塾後、順調に成績を上げ続けています。3連続上昇は立派です。また、緑ODも大幅に順位を上げていそうで喜ばしいです。

 中3は緑AKが1問間違いが3教科。満点が見たかったです。緑OMが安定した点数を取れるようになりました。大幅に下がったと感じる子は若干名で、現状維持という感じです。珍しく火曜日は上位層に苦言を呈しました。文理学科設置高を受験したいけれど、いつまでたってもそのための勉強をやらず、後回しにし続けて1ヶ月以上経っていることに対してです。例年、勉強「やるやる詐欺」はありますが、まさかトップ層で起こるとは全くの想定外。記念お受験は認めないので、受けるなら全力を尽くしてもらわなくてはいけません。過去問をやり始めた当初は歴代の受験生とそん色なかったのに、ここにきてトップ層はじわじわ差をつけられています。一番の違いは「気持ち」です。

 

2018年10月12日金曜日

今日の出来事&大阪国際滝井高校

 木曜日、朝から滝井高校を再びご訪問しました。前回、辛口なことをお伝えした結果、校長先生と会談の場を設けさせていただくこととなりました。ちなみに元公立校長経験者で「校長」のブログを拝見されたとのことです。公立の校長に対して何か感じるものがあるのか、という旨を聞かれましたが、お役所タイプの方は自分の責任を認めたがりません。また、自分の部下への指導は行いますが、客観的な評価ができない方が多いです。かつて「仕事のできる人・できない人」というブログを書きましたが、後者です

 ただ、私は縦割り行政・社会を否定しているわけではありません。役所の面子を何より重んじ、外部からの攻撃には何があっても一枚岩な点は、国や地方自治を動かす上で必要不可欠だと思います。丁寧な議論と遅々として決定できないのは表裏一体。重要な政治判断を決定する場合、拙速さが求められる機会もあります。それでも「お役所体質」で民間との違いはブラッシュアップや人から見られているという意識の差でしょう。

 ところで、滝井高校の衰退を感じると共に未来も感じました。「気づけなければ変われない」は私の持論です。換言すれば気づいたことは変われるのです。当然、自分自身への戒めが半分以上あります。非常に良い人柄の校長で、私の辛口な意見に対して謙遜しながら拝聴されていたのが、恥ずかしく思うほどでした。御幣のないように申しあげましたが、私は野党の立場で、与党(学校)のすることに対して専ら批判(意見)します。でも、期待していない高校には社交辞令だけで何も意見しません。変われない高校には何を言っても無駄だからです。滝井高校は近い将来「凛とした学校」に戻れる大きな可能性を感じました。

 久しぶりに今日の出来事をタイムリーに書きます。1時半前後から緑中の子たちが続々とやって来ました。勿論、挨拶と同時に今日のテストの手応えを聞きました。ここまで返却された結果は社会が非常にバラつきがあること。つまり、サボったこと頑張ったこの差が激しいということです。それでも、中1は予想通り、社会が微妙そうな手応え。平均点が80点ない可能性があるのは社会だけです。FHは少しミスの報告が多く、逆にT・HAは「ミスの多さは世界文化遺産級」の名言(?)と裏腹にミスが減ってきています。YATHに努力に比例した結果を期待しています。中2はSS、FSIAの安定組にIYの頑張り組がどれだけ大台キープできるのか。新入生YYMHがどれだけアップしてきてくれるのかが楽しみです。ただ、社会の難易度が高いので90点が難しいテストとなり、前回より大幅に平均点が下がることが予想され、そのなかで450点をキープできるのかが争点ですね。中3は各校長との話した内容を少し遠まわしに伝えました。

 授業は小6から。漢字テストの勉強を全員しっかりできるようになりました。これは中学生になってから暗記をしっかりできるために必要なことです。ようやく基礎ができるようになったと一安心ですね。国語ではSNがここにきて良い意味で目立つようになっています。元々、国語の表現力で光るものがあったのですが、宝の持ち腐れ状態。興味かどうかはわかりませんが、このまま覚醒してくれればと思います。また、できることが増えてきた子が非常に多いです。今年入塾した女の子は全員ですね。理解力・暗記力ともに飛躍的に上昇しています。

 小3は小数の筆算のまとめと復習をしました。やや難しい単位変換がありましたが、例年に比べるとスムーズにできることが増えています。座席の都合上、後ろで受験生が自習しいましたが、良い集中力でした。

 中2社会中国四国地方をしました。パワポを用いて展開しましたが、菫中のみだったの雑談を交えながら楽しくできました。いつもよりHAの目がらんらんと輝いていたのが印象的です。NMはいつも通り楽しそうでした笑

2018年10月9日火曜日

最近の出来事

 元大手塾講師の方とお話したときのことです。曰く、集団では自分のやりたいことができないので個別の少人数が良い、という旨の発言です。少し複雑な気持ちで聞きました。その人にとっては集団ではやりたいことができなかったのでしょう。ワンセならできます。個々に合った指導ができないとウチの環境ではありえないです。私は授業での出来事をイチイチ報告しません。自分の時間のある限り子どもたちに関わろうと思っています。保護者の方を蔑ろにしているつもりは全くありません。ワンセルフを、私を信じてお預けしていただいている限り、絶対に裏切らないよう全力で子どもたちに向き合うつもりです。子育てを勉強を通じてお手伝いさせてください、というスタンスです。

 では、授業の出来事を時系列を無視して書きます。まずはLet校から。小5算数は何ヶ月もかけてようやく分数が終了のメドがつきました。MSが先週から急に分数ができるようになりました。数をこなしたのが奏功したのでしょうか。6年生はプレテスト対策で私立中学の過去問を解いています。恥ずかしい点数にならないよう一ヶ月ちょっとしっかりしごこうと思います。直前までしていた速さの問題は想定以上にできています。

 中1はテストが微妙な結果でした。来週個別に話をして次回への対応を考えようと思います。緑の子たちがまだテストが終わっていないので、彼らは毎日教室が日替わりで大変ですが、結果につなげようと思います。中2は横堤OSが久しぶりにミスの少ない結果を出してきてくれました。あとは学年トップになれるかどうかですね。

 今福小3は筆算の計算問題。前回は単位変換もあり、理解度の定着を心配していましたが、大丈夫なようで安心しました。5年算数は平均が終わり、単位量あたりの計算。人数が多いですが、なかなか統率が取れ始めてきました。6年はプレテスト高得点目指して対策中。SNが国語トップ。HAAと並び良い解答が目立ちました。

 中1はテスト対策真っ最中。新入生はエンドレスの洗礼で三日間36時間を無事こなしました。各種テストを連日こなしています。緑KHが安定してできています。鯰江OMもコツコツとした努力の跡が伺えます。今度こそ学年トップ及び上位陣を独占してきてもらいたい。

 中2は緑IAと鯰江KYが順調な仕上がり具合。緑SSも悪くありません。新入生の緑MHは良い集中力を持っています。また、新入生の緑YYは暗記を毛嫌いしてきたのか、理解力と手数が全く比例しません。なかなか磨き甲斐のある子です。2人とも個性的なのでワンセ向きですね。

 中3は定期テスト対策と並行して受験の過去問演習をしています。公立の国語では緑TMがトップで緑YSが続きました。大和田数学では緑AKがトップで緑SHが続きました。今年の中3はなかなか頑張っているので全員特進相当の問題にチャレンジしています。

大阪産業大学附属高校

 火曜日、朝から大阪産業大学附属高校にお邪魔してきました。先週の電話を受けての校長先生との会談です。旧産大大東校舎時代から産大グループ一筋の校長先生で、昔話に花が咲きました。どこの学校よりも先見の明があった大阪桐蔭は共学化や長時間授業のパイオニアです。

 理想と現実の乖離についてが本日話した議題のメインです。 私は有り得ない目標を根拠なくバルーンのように打ち上げる学校を信用しません。偏差値50未満で国公立大学を目指すと言われると興醒めします。子どもは親に期待します。時には過度な期待もします。その親心につけいるような方針を打ち出す学校は大嫌いです。悲しいことに一定数そういう学校があります。そんな話もしました。

 ただ、産大返しの門があった時代からすれば劇的に変わりました。弟分の桐蔭よりも危機感を持って指導にあたっています。ここ数年は悪くない高校としてオススメもしていました。それなのに有り得ない方針を打ち出し、現場と乖離した、ヤル気を削ぐ経営陣に心底がっかりしました。

 それでも本日と前回の担当の先生より、現場についての熱い思いをお聞きして、安心しました。これからの更なる飛躍を期待しています。

2018年10月6日土曜日

校長

 校長と聞いて何を連想するでしょうか。普通は学校の校長でしょう。塾業界だと校舎の長も校長です。学校と塾では似て非なるもので、大手塾や個別塾の校長は一般企業でいう新人研修終えたての社員です。つまり、非常勤の個別講師はコンビニの店員さんよりもできることは少ないです。

―閑話休題―

 学校訪問の際に校長と会談する機会があります。民間経験者は学校を組織としてとらえ、自分も組織の一員として潤滑油になるよう精力的に動かれています。逆に公立の校長は、はっきり言って世間知らずで極狭い視野しか持たず、そのうえ常識がなく不躾な人が圧倒的に多いです。

 かつて、安まちメールがなかった頃、地元中学に子ども関連の犯罪情報が警察より入ったら塾にも伝えていただき情報を共有し、安心できる街づくりをしたいので検討してもらえないか、という旨を直談判しに行ったことがあります。「産学連携は聞いたことがあるが、塾学連携は(聞いたことが)ない」つまり、前例がないから検討することもできないという剣もほろろな対応でした。ちなみに警察にも同様の陳情に伺ったところ、しばらくして安まちメールができました。

 私が知っている公立校長(含校長OB)は10人程度ですが、例外なく聞く耳を持っていません。明らかな権力者もいれば「自称聞く耳を持っている(俺って素敵な)校長」かです。後者のほうが対応が面倒臭いです。他人の価値観を否定し、自分の価値観の押し付けをするのが定番です。私はよく恋愛に例えるのですが、亭主関白に愛想を尽かした妻が別れを切り出し「愛情がなくなった。あなたにはついていけない」と言われたのに「俺は大丈夫だ。許してやるから元通りだ」と言ってもどうしようもない。それほどまでに校長は相手のことを考えず、これからも思い遣る可能性はないということです。

 他方、民間経験者は聞く耳の塊です。なぜなら、現場を改善するには外部の意見が非常に貴重であることを知っているからです。大上段に構えて「ウチに来たい人はくればいい」という公立組の真逆で、経営者の立場で教育現場を構築しようとしています。浮世離れした先生しかしたことない社会通念を考えない人が多い職場で新しい風を吹かせるために尽力しているのです。

 校長先生、あなたの背中は社会通念上、誰よりも威厳と敬愛に満ちていますか。

2018年10月5日金曜日

高校レポート~大阪国際滝井高校~&高校についての四方山(よもやま)

 一昨年から継続して見ていますが「凛とした学校」のフレーズに偽りなく、最もお行儀の良い爽やかで良い高校でした。そう、過去形です。一昨年から生徒募集では胡坐をかいでいました。公立高校かと思うほどに。それでも生徒や校風が抜群に良かったので特段気にかけていませんでした。でも、慢心は校風にも伝播したようで「凛とした高校」の面影はなくなり「ゆるゆるとした学校」になりました。自由と無責任を履き違えた結果です。ではレポート。校風4、教授力1.5授業態度2.5おススメ度3。
 
 その後、大阪産業大学附属高校の先生と電話にて長話し、過日の塾説明会が非常に残念であったことをお伝えしました。実現不可避な無理な目標を立て、それを目指すと言われたり、保護者の方の思いを無視した「明後日の方を向いた」教育を語られると非常に複雑な気持ちになりました。ご訪問のアポは取りましたが、初めて授業風景は見ないことにしました。桐蔭の兄弟校ですが、生徒を見ない指導方針は同じですね。

 また、ありがたいことにお問い合わせのお電話が増えています。新入生補習や各種補習の段取りに嬉しい悲鳴を上げているところです。ところで、お問い合わせで聞かれた内容ですが、進学実績の数値のみを気にされ、強い違和感を覚えました。他人の合格実績より何がわかるのでしょうか。文理学科設置校の実績だと思いますが、実は塾毎の不合格者数を追跡しています。100人の生徒を合格させていても200人不合格になっており、その泣いている子たちの真横で合格者だけの記念撮影をする塾を選べばよいと思います。またC問題の対策は非常に特殊で莫大な時間がかかります。個別塾でノウハウと教授力があるとは思えません。また、文理学科設置校を10人以上に受験させている近隣塾では不合格者が8割で平均競争率以上の合格実績は出せていません。それでも合格人数だけ見ている人をが一定数いるのでしょうね。それなら「何人落ちていますか」と聞くほうが余程有意義です。

 合格者数だけ聞いてもその塾の実力はわからないとお伝えしたいのです。私は全受験生を見ています。全員に第1志望校の高校に合格してほしいと本気で思っています。チラシにもよく書きますが「全生徒へのこだわり」は不変です。赤の他人の合格者数だけ知りたいのは同業他社ぐらいだと思っていました。ただ、Twitterや高校進学説明会では合格実績のご報告をしています。

 高校選びでも大学合格者数だけしか見ないサンデー毎日の記事に踊らされる人たちを滑稽に思っています。今、私が作成しようとしている指標はアメリカのメジャーリーグを参考にした数値化です。本当の高校の実力を客観的に比較できる指標を来年度作成します。