2019年2月28日木曜日

2/27最近の出来事

 中1、中2が学年末テストの真っ最中です。横堤中のみテストが返却され、前回の学年トップOSは辛うじて大台キープ。中学生活をおよそ2年間終えて、この下半期の伸びが最も顕著です。それでも伸びしろのほうが多くあると感じ、もっと余っているパワーを使って欲しいと感じます。中1KMは前回より微増。点数は微増ですが、できることは非常に増えました。逆にミスを減らすことが大きな課題です。

 中1は大半の学校で社会を終え、一様に手応えを感じていたようで、社会担当しては嬉しい限りです。逆に明日以降に備えて過去問演習をしていると、数学の図形を苦手にしている子が多く、結果が案じられます。新入生緑EAKYは出来ることが増えている分、結果が楽しみです。集中力が課題であった子も、endlessで周りが集中して12時間やり遂げるを見て、途切れそうになる集中力を少しでも伸ばそうと頑張っていました。

 よく保護者の方から「12時間も(ウチの子が)集中して勉強できるるのですか」と聞かれます。ワンセは真剣に集中して取り組む自習室があります。先生が不在でも私語厳禁は守られています。ただ、リバウンドで休み時間のパワーはやばいほどにえげつないです。エンドレス終了後の解放感はすさまじく、ユニバ帰りの子たちかと思うほどのテンション。12時間頑張った後なので、教室での多少のおしゃべりは大目に見ています。教室を出る直前にメール配信を行うので、それをしてからは直帰するように指導しています。

 中2は初日の手応えが微妙そう。明日以降の挽回に期待しています。茨田KMの大台超えや緑SSIAの学年トップ争いが楽しみです。450点超の子のほうが多いクラスですが、努力型が多く瞬発力に欠ける子が多い中、前述の横堤OS、緑IASSYYの理系センスは伸ばし甲斐を感じます。

 小5は新入生組と補習でつきあっています。IRが一足先に補習終了。NYは出来ないことをできるようにしようと頑張っています。再新入生KMはもう少し補習につきあってもらわないといけませんが、3月中でめどをつけたいです。ところで、ここにきてHFがとても良いです。このまま中学受験コースで頑張ってもらおうと思います。SSは安定してできることが増えています。人数が増えていますが、勉強する雰囲気があるのはワンセらしいです。中1のところでも書きましたが、勉強する雰囲気(しない選択肢がない雰囲気)の環境って今時減っているような気がします。やる気のある子にだけ別途カリキュラムを準備し、その他は放置するのが私学・大手塾ともに流行りですからね。

 これについて近々ブログをアップしたいです。

2019年2月24日日曜日

2/24最近の出来事

 入試まで2週間になりました。ここにきて緑SHCRが成績向上中。緑INは過去問で上位になることもあります。ちなみに国語が全体の課題だったのですが、ようやく全体の過去問の平均点が大手前の合格点に近づいてきました。課題であった記述(作文)も若干名を残して、ようやく目処がつきました。全体的に意欲的に取り組んでいるのがいいですね。最後はモチベーションが合否を分けますので、これからが大切です。そう言いながら、自分が一番やきもきしているのかもしれません。

 週末は中1中2がendless。12日で24時間勉強を頑張っています。他塾とは違い、完全な自習時間ではなく、課題のある自習です。課題は管理され、定期テストに備えて各種小テストや過去問演習をしています。来客があって、教室に先生がいなくても私語は聞こえてきません。静かな自習室はみんなの自覚で成り立っています。私は大目付として、勉強の状況を管理していました。人数はそこそこいますが、基本は学校別個別状態なので常に誰かがテストしており、なかなか休まる暇がありません。そんな中で土曜は新年度の教材が到着。中1の教室の窓際にずらりと並べました。夜の休憩時間をやや延長して、中1にお手伝いしてもらいました。とても助かりました。ありがとう。同時に新しいコピー機や、プリンターもやってきて事務所のレイアウトを考えたり、模様替えを実行したりするのが骨でした。自分の机の中を整理している中で、不用品をみんなにおすそ分け。高校の説明会でのいただいた蛍光ペンなどが人気でした。

 休む間もなく、週末からは新学年が始まります。受験生に追い込みをかけつつ、授業後に疲労でしばらく急速が必要になったり、体力の低下を実感しています。身体のケアをみんなに呼びかけつつも無保険で健康診断すらしていないので、そろそろ人間ドッグに入ろうかと思案中です。

 

2019年2月20日水曜日

2/20最近の出来事

 私立入試が終わり、専願組は無事に十五の春を喜色満面で迎えることができました。開明・関大北陽・常翔啓光・国際大和田・滝井・好文学園・四條畷学園・大阪高校に無事全員合格、廻し合格なし。成績優秀特待生に約半数が選べれるというほぼ完璧な結果を出せました。例年のように半数が専願で無事卒業。残る半数が公立合格に向けてラストスパート真っ最中です。

 最近、トラブル続きで経営責任者として、認識の甘さを痛感しています。チラシをポスティング業者に依頼したら悪徳業者大半が配られずに虚偽の報告をされたり、新たに購入した中古コピー機がダメダメな製品だったり、肝いりだった英検対策アプリはバグが多くて課題が山積みだったり…マイナスのトラブルはストレスにしかなりません。悪徳業者には要注意です。警察と弁護士に任せようと思います。

 さて、受験が眼前・中学生の学年末テスト直前・新年度準備でいよいよ詰んでいます。そんな中、各学年の現状です。

 まずは小学3年生。最近増え始め(それでも片手で数えられない程度)たのに4,5年生と比べても遜色ないことができます。ここにきて成長を最も感じるのはSA。勉強に対する認識が随分良くなりました。過剰なマイペースがなくなり、周りが見え始めています。同様の成長をTMにも感じます。5年生は新入生のONHFに急成長の跡あり。逆に最古参のTEに安定感が見え始めています。またYJFWも落ち着きと成長を感じます。OSも悪くない正常進化を感じます。新入生が来るたび、既存生の成長を実感できます。小6はHAが英検満点合格。リスニングも込みで満点は素晴らしいですね。国語力が急成長のSNも中学生になってからが楽しみです。

続きはまた明日…

2019年2月11日月曜日

入試速報

 日曜日、初陣は開明高校の合格発表でした。緑AK、SHが力を発揮して心配ない結果で合格。公立受験に向けて良いスタートです。月曜日は大阪国際大和田・滝井・好文学園・四條畷学園の発表。緑YS、TM、IN、横堤YH、旭東MCが無事全員合格!!おめでとう!!そして、特待生制度のある学校において、3人に2人の割合が特待生で廻し合格なしという申し分のない結果となりました。

 過去問では緑AKMHが実力通りの結果を出していました。公立ではミスの差が致命傷になるので、わかる問題を確実にできることが肝要です。明日からは本格的に公立対策です。真のラストスパートに鞭を入れていきます。

2019年2月8日金曜日

入試前日~最近の出来事~

 私立直前諸注意が終わりました。明日はいよいよ本番です。全員が持っている実力を発揮できることを祈ってお百度参りですね。ただ、木曜日の夜は不思議なテンションでした。授業後は歌を歌って盛り上がったり、受験生とは思えない雰囲気でした。彼らなりのプレッシャー克服法なのだろうと解釈しています。金曜日は逆に緊張した面持ちでやって来て、受験生の前日らしい雰囲気。気になることは沢山ありますが、それを伝える時期ではないので柔和な表情で優しく語りかけて終わりました。受験生!Do your best!!

 さて、今回は時系列を無視して各学年の出来事でまずは小3から。緊張か成長か、全く休み時間もリラックスしている様子はなく、背筋を伸ばして次の授業を待つ彼ら。もう少し砕けてもいいのに、と思いつつ、できることの多さに目を細めています。現在6名の彼らですが、この半年でできることが急増しました。精度やスピードが課題だったのですが、裕にクリア。高学年と比べても瞬発力と集中力は劣りません。非常に来年以降の伸びが楽しみな学年です。

 小5は円の周りの応用問題を終えました。発想力が必要な単元ですがTESMの良い考えが最近目につきます。良い考えというより、すぐに諦めないだけかもしれません。少し難しいかなと思っても、時間をかけて考えたか、すぐに諦めたのかの差です。モチベーションがそのまま結果に繋がっていますね。

 小6は小学校で習う全単元が終わったので、日本地理をしました。都道府県の白地図だけを見せて、特徴を説明。中学生だと暗記が前提で教えるのですが、小学生は興味付けが目的なので楽しく展開。YSが目を輝かせながら最も多く挙手していました。地理・魚ネタは譲れないですね。長所を伸ばすのは非常に良いです。ただ、中学生まではその他基本も定着させましょう。

 中1は歴史の展開。今年は展開の速い中学は多く、追いつけ追い越せですでに江戸幕府を解説し、復習として宗教改革を話しました。来週からはテスト対策に入るので、これで解説する社会の授業はおしまいです。この学年は精神的に幼い子が多く、小学生か!という突っ込みをしたくなる男子が目につきます。まあ、勉強には何の問題もないのでスルーしていますが、一般的に女子のほうが精神年齢が高いので、今後更に精神年齢の差が拡大しそうです。

 中2も最後の歴史の授業を展開。かなり久しぶりに出来た者帰りをしました。全体的な底上げを感じるこの学年。上を見ればキリがないですが、気持ちで負けている子が一人もいない新受験生は久しぶりです。小5から中2で最も人数が少ないピラミッド状態の学年。でも無理に募集はせず、例年よりも早い段階で募集制限をかけます。来年度の全員合格に向け、学年末テストが終わり次第スタートします。

2019年2月7日木曜日

最近の出来事

 かなりご無沙汰です。私立高校受験を土曜に控えて複雑な気持ちで様々な感情が起こっています。教科担当しては気になることは個々にありますが、それを口に出す時期ではないので飲み込んでモヤモヤしています。公立受験まで今から1ヶ月ちょっと、思い出すのは過去に涙を飲む結果になった子たちへ感じた後悔と反省の念。あのときこれをやっておけば…もっと○○の特訓をしておば…そう感じたことを思い出して、糧にしています。そんな中、緑TIが卒業旅行のしおりをきれいに仕上げてくれました。とても素晴らしい出来栄えで絵心のない私は一目置きました。ところで、先ほど、緑SHが今年の贈る言葉の法則性に気づきました。私立専願組で入塾したのが早い子→新しいの子を交互にアップしていました。

 各学年の出来事は近日アップするので、本日はつれづれなるままに書こうと思います。1月も終わり、2月になりました。暦の上では春ですが、まだまだ三寒四温で各種疫病も流行していますので、皆様くれぐれもご自愛ください。

 1月以降、卒業生やOBが毎週のように顔を見せてくれ、成長に目を細めています。例年は各学年で至らぬ部分を補うことに躍起になっていますが、今年は少々マネジメントが増え、チェックしている時間が長いです。少し、というかかなり物足りません。コマ数が例年の30コマから20コマ少しに減ってるからです。その分、限られた授業時間数を濃くしようと一つ一つの授業で伝えたいことを強く意識するようになりました。

 永遠のテーマですが、どうすれば全員の学力が更に向上するのかを常に模索しています。暴言や体罰に敏感なご時世ですので、開校時よりも叱られている子は激減しています。現在お預かりしている子のご家庭での躾のおかげで手を焼く子もめっきり減りました。それでも子どもなので平和な状態が続くと緊張感が緩み、勉強への姿勢が甘くなります。受験生ですらそうです。毎日過去問を解いている受験生でも一喝された後のテスト平均点は10点ほど上がります。意識の低い中2以下はより一層、緩い状態でテストや授業を受けます。そして宿題を全力でやりません。それがひどくなりかける頃、厳しく注意して再び緊張感を持って授業を受け、宿題が丁寧になる、これのループです。

 優しく語りかけるだけでは全員の心には響きません。「先生」ならわかると思いますが、宿題を2回連呼したぐらいでは宿題をきちんと伝えたことにはなりません。「YousNote(連絡帳)出して、早く出して、宿題○○ね、ちゃんと書いてね、みんな書いたかな」毎回これを繰り返さないといけないのです。新しい先生が軽く「じゃあ今日の宿題は○○ね。次回までにきちんと必ずやって来てね」と言っても宿題をあったことすら知らない子が続出するのが教育現場です。宿題やってくる率が毎回9割超えるウチですら実感することです。ガミガミ言いたくはないですが、言わないといけない現状。

 子育て・教育に模範解答はありませんので、常に模索してより向上できるようアンテナ張って精進を続けないと、と戒めています。

2019年2月6日水曜日

卒業生へ~贈る言葉④~

 緑TM

 塾では大人しく、自分の色を積極的にアピールすることはなかった。それでも、周囲に流されることなく、初志貫徹し将来の夢に向かって着実に進んでいる。言葉数は少ないものの文章のセンスはある。

 あわよくば、得意分野を客観的に評価し、自己肯定に繋げて自信をもとう。残りの学生時代で将来の夢の実現に向けての努力すれば鬼に金棒。

 所属しいるコミュニティとか小さなことにこだわらず多種多様なことにチャレンジして欲しい。「井の中の蛙、大海を知らず」「井の中の蛙、大海を知らず、されど天空を知る」どちらになるのか10年後を楽しみにしている。

 緑NN

 入塾後、一気に落ち着き、できることも増えた。それでも高校生に持ち越した勉強の課題はある。瞬発力と集中力を高めることだ。基礎固めに終始した中学生時代。開花させるのは今後の努力にかかっている。

 ただ、成長したのは勉強のみならず精神面が大きい。少し視野が広がった。周りの目を意識し始めたのだろう。それでも至らぬ箇所を埋めるための努力は必要だ。

 高校生になったら、勤勉はもちろん、更に視野を拡げて見ることを強く意識しよう。人が周りに寄って来る人徳を更に磨けば、晩年までの笑顔が見えてくる。

 茨田WS

 茨田中学生としては最古参。得手不得手の差が激しく指導に悩んだこともあった。自分の長所を更に伸ばすほうが良い。愚直な努力が実を結ぶ分野で精進すればそれが大きな武器となる。

 費やした時間(努力)と結果が比例しなかった経験はかけがえのないものだ。得意なことは努力できても、結果が出なかったことを頑張れる人は少ない。結果がでなくても努力を継続できるのは非常に秀でた才能になる。

 これからも高い壁を感じることはあるだろう。その壁はみんなが感じるものだ。ほんの少し諦めが悪いことが大きなアドバンテージとなり、魅力となる。

 緑OM
 
 アスリートから勉強へ転身。第1印象で勉強との相性の良さを感じた。努力が加わればとんでもない成果が出ると血が沸いたのを覚えている。中学生時代には期待に応えてくれなかった。

 遠まわしな表現が通じていなかったとわかるまで少々時間がかかった。気づいてからは感受性を磨くことを意識した。身体能力は平均値を大きく超えるのに、強さゆえ、周りを伺う機会が少なかったのが気になったからだ。

 もっともっと時間をかけて伝えたいことが沢山ある。卒業しても、常に意識して欲しい。「そのことに対して私ならどう感じるのか」最近、少し考える機会が増えたことを嬉しく思う。

 

 

 

2019年2月2日土曜日

卒業生へ~贈る言葉③~

 緑TI

 一見、大人しそうに見えるが秘めているパワーはとてつもなく大きい。一途で猪突猛進さが目立った中学生時代。

 ただ、興味のないことに関して見なさ過ぎるのは少々もったいない。見過ごしてきたなかで、実は非常に興味あるものが眠っていた可能性がるからだ。それは人づきあいでも同様で、八方美人といわずとも、食わず嫌いにならない程度にどうだろう。

 そうすれば、新しい体験と経験値を増すことができる。長所である探究心と追求心を伸ばして、一生夢中になれるものを見つけて欲しい。


 緑TS

 勉強から上手に距離をとってきた中学生時代。このままではいけないと感じつつ、大きな変化は見られなかった。

 それでも将来のことを口にしたのは、現状から脱却したいという意思表示なのだろう。その気持ちを残りの学生時代に増幅させて欲しい。そして、知識を得る楽しさをもっとしてもらいたい。それがモチベーションになり更に勤勉する。

 願わくば、学生時代は勉強したといえる環境を残りの期間で築き上げ、何年経っても日々笑顔で過ごせていてほしい。

 緑YS

 天真爛漫、ややもすると八方美人になりえる。幾多の経験を重ねているが、正常進化してもらいたい。

 これからも一期一会の精神で出会いを大切にして、深化させよう。広く深くだ。周囲に人が集まる人徳は羨ましい。徳を更に積み重ねて友人に恵まれる「人たらし」でいよう。歯に衣着せぬ台詞も時と場合を誤らなければ問題ない。

 ご縁を大切にし、知識を重ねる。できることがどれだけ増えても謙虚さは忘れてはいけない。実るほど頭を垂れる稲穂かな。