2019年2月6日水曜日

卒業生へ~贈る言葉④~

 緑TM

 塾では大人しく、自分の色を積極的にアピールすることはなかった。それでも、周囲に流されることなく、初志貫徹し将来の夢に向かって着実に進んでいる。言葉数は少ないものの文章のセンスはある。

 あわよくば、得意分野を客観的に評価し、自己肯定に繋げて自信をもとう。残りの学生時代で将来の夢の実現に向けての努力すれば鬼に金棒。

 所属しいるコミュニティとか小さなことにこだわらず多種多様なことにチャレンジして欲しい。「井の中の蛙、大海を知らず」「井の中の蛙、大海を知らず、されど天空を知る」どちらになるのか10年後を楽しみにしている。

 緑NN

 入塾後、一気に落ち着き、できることも増えた。それでも高校生に持ち越した勉強の課題はある。瞬発力と集中力を高めることだ。基礎固めに終始した中学生時代。開花させるのは今後の努力にかかっている。

 ただ、成長したのは勉強のみならず精神面が大きい。少し視野が広がった。周りの目を意識し始めたのだろう。それでも至らぬ箇所を埋めるための努力は必要だ。

 高校生になったら、勤勉はもちろん、更に視野を拡げて見ることを強く意識しよう。人が周りに寄って来る人徳を更に磨けば、晩年までの笑顔が見えてくる。

 茨田WS

 茨田中学生としては最古参。得手不得手の差が激しく指導に悩んだこともあった。自分の長所を更に伸ばすほうが良い。愚直な努力が実を結ぶ分野で精進すればそれが大きな武器となる。

 費やした時間(努力)と結果が比例しなかった経験はかけがえのないものだ。得意なことは努力できても、結果が出なかったことを頑張れる人は少ない。結果がでなくても努力を継続できるのは非常に秀でた才能になる。

 これからも高い壁を感じることはあるだろう。その壁はみんなが感じるものだ。ほんの少し諦めが悪いことが大きなアドバンテージとなり、魅力となる。

 緑OM
 
 アスリートから勉強へ転身。第1印象で勉強との相性の良さを感じた。努力が加わればとんでもない成果が出ると血が沸いたのを覚えている。中学生時代には期待に応えてくれなかった。

 遠まわしな表現が通じていなかったとわかるまで少々時間がかかった。気づいてからは感受性を磨くことを意識した。身体能力は平均値を大きく超えるのに、強さゆえ、周りを伺う機会が少なかったのが気になったからだ。

 もっともっと時間をかけて伝えたいことが沢山ある。卒業しても、常に意識して欲しい。「そのことに対して私ならどう感じるのか」最近、少し考える機会が増えたことを嬉しく思う。