2020年9月16日水曜日

高校レポート②~関大北陽~&今日の出来事

  今日は関大北陽をご訪問しました。授業態度2教授力1.5校風2.5お勧め度3.5。やはり関大の付属であるのは何よりの魅力です。逆に高校に過度な期待はしないほうが精神衛生上良いです。昨日の好文学園のほうが偏差値20低いのですが、授業態度や校風は逆でした。繰り返しになりますが、それでも関大へ希望者の93%が進学できるのは非常に魅力的です。ちなみに卒業生の子たちを見ましたが、元気そうで良かったです。元気過ぎるのも複雑な気持ちになりますが。

 授業は中2特進数学から。ここ最近は難しい証明をしています。緑HAが良い理解度でその他のメンバーは相手に伝える工夫を常に考える必要があります。ところで緑SEは随分明るくなりました。入塾からしばらくはうつむき加減というイメージでしたが、今は笑い声が最も聞こえる子です。その後、中1国語は問題演習。実は問題集の答えを配っているのですが、意外と見てきていないようで少し安心しました。授業後、特進数学。いつも楽しくやっていました。そう、過去形です。珍しく特進で叱られている声が響きました。理由は説明中に話を聞いていないことが続いたからです。

 私は結果が良ければ全て良しとは全く思っていません。むしろペーパーテストが良い子ほど、注意されていることは多いです。学年トップで学校で優等生と言われていても授業態度が悪いと指摘されることもしばしばあります。油断が発生したら気が緩むのは子どもなら必然です。それを普段の素行が悪くないから、見逃し続けるのはその子のためにならないと考えるからです。そうならないのは中2HAぐらいでしょう。歴代でも彼女だけです。子どもはそこまで強くありませんから。

 最近悩むのは保護者の方にどこまで現状を正しく伝えるのか。原則として塾で起こったことは塾の責任と考え、子どもに指導します。良くない現状報告をして、ご家庭では注意していただきたくないときもあります。それは充分に子どもに伝わっていてダブルで注意されると逃げ道がなくなることもあるからです。親が子を叱るときのルールの一つで逃げ道を用意することです。そういう因果も含めてご説明しても知ってしまうと注意したくなるのが親の性(さが)ですからね…