6年生はNYのスピードが速くなりました。一般的に学校のテストで85点以下の子は色んな意味での「スピード」に課題がある子が多いです。単純な字を書く速さ、準備(教科書をすぐに開く等)、集中するまでの速さ。これらをまとめて「聞く姿勢」とも言っています。小学生で授業が分からない子の原因の大半はこれらにあります。換言すると、聞く姿勢を指導すると急上昇する子が多いです。授業を受ける姿勢について指導されることがなくなってきたことも大きく影響していると感じます。
授業態度といえば、先週母校である今津中学校の土曜授業を観に行きました。数学の授業をしていましたが、はっきり言って毎年授業を観に行っている進学校よりも良い授業をしていました。それなのに聞いている生徒はほとんどいません。ちなみに因数分解の応用問題で入試必須、高1の数学のつまずかないためにも重要な単元です。そんな光景をみながら昨年の某市教育委員会の発言が思い出されました。「授業態度を注意することはできるだけ控えなくてはいけない。もし注意するなら、まず生徒に今からあなたに向けて話していいですか、と許可を得てから話すように」という趣旨のものです。つまり、授業中に騒いだり立ち歩いたり授業妨害する生徒に対し、下手に出ろということです。それができないなら放置しなさいという意味でもあります。そりゃ学校の先生の言うことを聞かなくなりますよね。中学生内容もアップすると長くなりそうなので続きは次回に。