2025年5月16日金曜日

最近の出来事

今回は授業編です。まずは小学生から。5年生は小数÷小数の導入を終えました。割る数と割られる数の意味が分からない子は小学生の半分ぐらいではないかと感じています。国語なので理解できないのはある意味どうしようもないので暗記してもらうしかありません。4年生から在籍しているTNは塾友が増えて笑顔が増えました。明らかに楽しそうです。また、MYは語彙数が多く、色んな経験を重ねているのだなと感じます。GW前は少し表情がくもっていた子たちも、笑顔が見え少し安心です。
 6年生はNYのスピードが速くなりました。一般的に学校のテストで85点以下の子は色んな意味での「スピード」に課題がある子が多いです。単純な字を書く速さ、準備(教科書をすぐに開く等)、集中するまでの速さ。これらをまとめて「聞く姿勢」とも言っています。小学生で授業が分からない子の原因の大半はこれらにあります。換言すると、聞く姿勢を指導すると急上昇する子が多いです。授業を受ける姿勢について指導されることがなくなってきたことも大きく影響していると感じます。
  
 授業態度といえば、先週母校である今津中学校の土曜授業を観に行きました。数学の授業をしていましたが、はっきり言って毎年授業を観に行っている進学校よりも良い授業をしていました。それなのに聞いている生徒はほとんどいません。ちなみに因数分解の応用問題で入試必須、高1の数学のつまずかないためにも重要な単元です。そんな光景をみながら昨年の某市教育委員会の発言が思い出されました。「授業態度を注意することはできるだけ控えなくてはいけない。もし注意するなら、まず生徒に今からあなたに向けて話していいですか、と許可を得てから話すように」という趣旨のものです。つまり、授業中に騒いだり立ち歩いたり授業妨害する生徒に対し、下手に出ろということです。それができないなら放置しなさいという意味でもあります。そりゃ学校の先生の言うことを聞かなくなりますよね。中学生内容もアップすると長くなりそうなので続きは次回に。