2018年11月7日水曜日

立ち位置

 私は「先生」と呼ばれ、自分なりの正義を基に子どもたちに色々教えています。ただ、自分の発言が正しいのか自問自答の日々です。知識を増やし、一つの出来事に対してどういう意見が多いのかを強く意識しています。そして、自分の意見が一般的な世論と比較してどのようなズレがあるのかを常に比較しています。そうでないと自分に意見する人はいないのですから、老害が生じ、自分の価値観こそが絶対だと妄信してしまうからです。先生を演じているときの私は強く自己主張します。でも、その意見に対しての反応は意識しています。変わっていけない・柔軟になれない大人になりたくないからです。

 だからこそ「プロ」には厳しいです。経営コンサルタントを自称しながら情報や知識が私以下の人の言うことは全く信用しません。逆に経営コンサルタントで私が納得できる知識を持った人に出会ったこともありません。このブログを読んでいただいて、何か一つでも感動できる情報かご提案をしていただいたら長いおつきあいをさせていただきたいと思います。

 また、学校経営者にも同様に非常に厳しいと思います。教育と売り上げの崩れたバランスや言行不一致を許容できません。質の悪いことに、学校の改善点をダイレクトに伝えてしまいます。ウチの子たちが行く可能性があるなら、やはり気になることはダイレクトにお願いします。言った後で「過ぎたるは及ばざるがごとし」と過剰すぎたかと思うこともしばしばあります。

 ただ、私が嫌われてもそういう意見が保護者の代弁だから、遠回しに言わないほうが良いとも思っています。親は子を守ります。同様に私も子どもたちとってより良い環境になるお願いをすることに変わりはありません。身分によってコメントを変えることもしません。接待を受けたからといって思っていない評価をすることもありません。

 自分の感じたことを正直に伝える。そのときの意見が一般的な保護者の代弁になっているのか強く意識する。過去の情報を過信せず、できるだけ上書きし新鮮にする。自分の立ち位置を勘違いしない。そう決めて言動しています。正直すぎる大人は浮きますが、この立ち位置は変わりません。