2020年3月12日木曜日

最近の出来事(3/12)

 コロナで世界が対応に追われていますが、ワンセではこの2週間、1クラスの平均人数を10名前後の少人数で実施しております。そのため、朝から授業があり生活サイクルが変わったことにようやく身体が慣れてきました。普段の講習会よりもハードな日々です。感染拡大防止に努めるため、躍起になっています。それでもピリピリし過ぎないようにするのと、ルール・マナーを徹底しないといけないのでその気持ちのバランスを保つのも大変です。休みにするのが正解だったのか、答えはわかりません。

 それでも少し勉強をしないと勘が鈍ってやり方をきれいに忘れるのが小学生。そのまま新しいことを習うと、その単元だけはできても過去の内容が定着していないので何も出来ないのが小学校高学年です。ただ、学校のテストでは80点取れるため、ご家庭ではつまづきやどこから理解できていないのか見抜けにくいかもしれません。新小6で久しぶりに分数計算をするとやり方が怪しい子がチラホラいました。それを訂正するのは数分で済みますが、確認をしなかったらと思うと怖さを感じました。授業自体は分数の計算問題で、制限時間内でノーミスで終わらせるのが最大の目標です。

 小5は整数×小数の導入。理解度はばっちりです。新入生NHは吸収力が速いですね。ISKKは順調。新入生YMはスピードについていくのが課題です。小4算数は大きな数の導入。この単元は4年生の最初にしてかなりの難関。ここで算数が嫌いになる子が多いです。「わかったつもり」で実は理解できていないからです。細かいことの徹底をしなくてはいけないので基本の定着を図ります。新小3は想定以上に集中力があります。あるというと褒め過ぎですが、学校ではまだ2年生なのを考慮すると充分でしょう。みんな楽しそうに授業に参加していました。

 中3数学は予定通りの進度で進んでいます。3クラスに分けているのが時間的になかなか大変ですが、定着具合がしっかり確認できていない不安はありますが、時間(補習)でカバーしようと思います。

 中2数学は最も悪くないスタート。ガラガラな教室が新鮮です。社会を中心とした暗記嫌い、いや地味な努力を嫌がる子が少しいるのが玉に瑕な学年です。

 新中1は最も課題が多いです。宿題や課題に対する意識を小学生レベルから中学生レベルまで成長させるのがテーマ。既に授業時間よりも補習時間の方が長い子がチラホラいます。ほんの少し集中力がついてきたのが成果ですね。

 中学生の一番の難点は細かいチェックが甘くなっていることです。通常、授業の最後は出来た者帰りで当日の授業内容が理解できているのかノートチェックをしています。それがコロナの影響で濃厚接触を避けるため並ばせていません。すると、きちんとできていないことを見抜けるのが次の授業や補習となりタイムリーに注意できません。結果、中1が例年以上に補習に呼ばれる事態が発生しています。

 昨日受験が終わり、菫SSが報告に来てくれました。意外と手応えがあったようで良かったです。彼らにとって1週間が一日千秋の思いでしょう。