2016年4月15日金曜日

4/14の出来事

久しぶりにFacebookの投稿を見直しました。受験生ネタが多く、1年前には過去最高の勉強時間であって、もうこれ以上は肉体的にも精神的にも無理だ、と書いていたのに今年の受験生である高1の子たちは、それをはるかに上回る勉強時間になっていました。毎年、全身全霊をかけているのがよくわかりました笑 毎年、これ以上感情移入しながら授業するのは大変だから今年で最後と言いつつ、懲りずに燃えている自分がいます。

さて、授業は諸口で小6から。YFはわからない問題がある度に緊張した面持ちになります。わからないから塾に来ているのですから、そんなことは気にしなくていいのです。毎回、知識を増やす努力が大切なのですよ。バツの数など気にしません。間違え方と、その修正を見ているのです。早く慣れてくださいね。

中1茨田北MRは国語があまり好きではなく、苦手意識があるようです。こちらもまた、内容を重視しています。長文に少しずつ慣れてくださいね。

中2国語は文法と長文でした。ようやく動詞が終わり、次回か次次回より教科書内容に入れればと思っています。彼らには公立入試の難しさについて話しました。早い段階で将来についてしっかり話し合ってほしいと思います。

授業後に熊本大地震の速報を知りました。親戚も多数熊本市内におり、安否確認で気を揉んでいます。被災地への迅速な支援とできることをしようと思います。

2016年4月14日木曜日

間違いだらけの塾選び~はじめに・個別塾大手編~

マスコミ企画で「間違いだらけの塾選び」というタイトルで原稿を書いてみないか、というお話をいただいたので、いくつかのパートに分けて試しに書いていこうと思います。

学習塾は大きく分けると「個別」「集団塾」の2種類で、個別・集団塾のどちらでも「大手」「フランチャイズ」「個人」があります。本稿では、それぞれのデメリットとわずかなメリット、数少ない向いているタイプのお子さまを紹介しようと思います。前提条件は小・中学生を対象とする学習塾であることです。

「個別塾・大手編」

ごく一部の塾を除いて社員が直接子どもを指導することはほとんどありません。なぜでしょうか。正解はコスト(月謝)にあります。例えば年収300万円の社員一人に支払う人件費(会社負担額)は400万円程度になります。社員は最大で月20日×1日最大コマ数5=100コマ分、年間3600コマ分の授業することが可能です(本当はそんなに授業していません)これを月謝で考えると400万円÷3600=1111円、つまり時給1100円で1コマ90分の場合、1日2コマ分受講すれば3300円×4週=1ヶ月1日約13200円で会社にとっては人件費が払えます。ただし、家賃・利益を考慮すると1日2コマ受講するだけで3倍の約4万円が必要です。これを時給1000円の質の低いバイトを大量に雇い、運営することで利益を得ているのです。つまり薄利多売です。それでも1:2スタイルの個別で週2日、4コマ受講すれば3万円弱の月謝にしなくては会社としての利益は得られません。会社として薄利でも家計を支える立場からは超高額ですよね。

では、ごく一部の大手塾がどうして社員が個別講師をできるのでしょうか。理由は明白です。その社員の人件費が安い=新人(に近い)だからです。高給なベテランを薄利な個別講師にすることなど経営的にありえないのです。

ここからが最も大切なことです。個別に向いている子は自分で勉強ができて、元来の「地頭」が良い人です。なぜなら、講師に教授力(教える力)や子どもの管理能力がないからです。自己管理すら怪しい学生が小中学生の管理をできる可能性は…その世代の保護者ならわかりますよね。

ちなみに「同じ質問を3回聞いても笑顔で答えます」というキャッチフレーズの大手個別塾がありました。正直な感想は「アホちゃうか」です。3回聞いている間にその子の周りとの差はさらに開いていきますよね。根本的な解決をしていないわけです。穴だらけのザル(のような知識)で一番上の部分だけを長時間かけて補修しても、根本(どこからわかっていないか、できない原因)を補修しない限り、何もできないことに変わりありません。何ができていないか見抜き、取捨選択する力は経験でしか得られませんし、マニュアル化は絶対に不可能です。

個別塾は雨後のたけのこ状態でどんどんできています。多展開に人材の成長は全く追いついていません。結果、校長・教室長と呼ばれる人は例外なく若手です。彼らにとって、子どもは「お客さま」ですからご機嫌を損ねるようなことは(宿題忘れをとがめたり、躾に力を入れたり)決してしません。社員にとって一番のお客さまは保護者であり、一番恐れているのは出世や評価に直結する「保護者からのクレーム」です。成績が上がることが大切なのではなく、やめずに継続受講し長期休暇時にコマ数をたくさん受講してもらうことが一番大切なのです。

2016年4月13日水曜日

4/12.13の出来事

まずは授業内容から。小6受験コースは速さの問題をしました。この単元の理解は良かったので得意分野にするため多くの問題を解いています。

中学生は中3三昧。数学は平方根の徹底期間です。まだまだ基本に忠実に行っていますが、公立受験を見据えると完全理解して早めに次の単元に進みたいです。ただ、基本の徹底は重要なのに教える側としてはあまり面白くないので、応用に取りかかりたいですね。国語は長文読解の演習。社会はかなり駆け足で第二次世界大戦後しました。さすがに急ぎすぎたので、来週もう一度丁寧に解説しようと思います。領土問題や歴史問題を個々が論じられるように知識と情報を伝えたいですね。歴史では緑NRが1973年のオイルショックの出来事を赤裸々に語ってくれました。阪神淡路大震災もまた同じく。

ここ数日、公立高校の受験点数開示期間で、続々と報告を受けています。ある程度のデータを集めたので分析を進め、みんなにいち早く開示しようと思います。4月ですが、私の中では絶対全員合格という思いが過去最高レベルで心中は既に受験モードです。公立C問題対策数学を本格化するため、早々に専用の補習に入ろうと思います。希望者は現在緑HA・H、茨田北KF、YKの3人です。その他の子は保留、または私立を希望しています。公立トップ校へ合格するには今までの合格者と全く違うことが要求され、対応できるものを用意しますが、モチベーションがついこない子には勧めていません。

2016年4月12日火曜日

4/11の出来事



今日は卒業生がやって来て公立の受験結果報告兼制服の披露の日。すでにメイクを始めた子、雰囲気がずいぶん変わった子。雰囲気が全然変わらない子。色々でした。本当は、個人個人でたくさん話をしたかったのですが、ほとんど会話ができなかったのが心残りです。

入試では今年初めての自己申告書の結果で逆転合格した子(募集定員上から90%~110%までをボーダーゾーンとし、ゾーン内では自己申告書が最優秀であれば点数ではなく合格になる制度)また、数学が超難問で国公立大学を狙うのかどうかを視野に入れる必要性があることも判明。今後の勉強方法が大きく変わります。

順番は前後して昼から小3の授業。算数は新単元の目盛りの読み方をしました。今日から新入生MKも合流し5人で授業。環境適応能力があり集団授業に慣れ始めています。躾期間が意外と早く終わりそうな成長ぶりに嬉しいびっくりです。小4も同様で急に「お兄ちゃん・お姉ちゃん」に見えます。この2学年は同じ部屋で完全に別々に展開していますが、他学年の目を互いに意識して良い相乗効果が見えます。小5は体積容積の応用問題をしました。かなり手応えのある問題を宿題に出しました。来週の結果が楽しみです。

2016年4月9日土曜日

4/7.8の出来事

ようやく春期講習会が終わりました。しばらく落ち着いた時期となるのでしょう。塾内では小学生において集団授業についていくための課題が大きく、まだまだ躾の期間は終わりそうにありません。

さて、木曜日は暴風の中、高校の入学式が多かったようです。晴れの舞台の雨、ということはこれからは天気同様、先行きが良くなることを表しているのでしょう。

木曜日ほ1日諸口の日で、まずは中1の数学からでした。1学期中間テストをしてみましたが、少々ミスが目立ちました。もったいないですし、ミスはそのまま失点になり、入試では言わずもがな、です。入試で残念な結果にしないために細かいことの徹底をしようと思います。

小学生は円の面積の問題をしました。発想力は悪くないのですが、小数のかけざんの計算ミスがかなり多く、正答数のほうが少ないという結果になっています。できることが増えたのにテスト結果は下がる可能性があるということで、かなり危険を覚えています。

夜は中2国語から。ようやく文法の動詞が終わりました。これからは長文を中心にしてゴールデンウイーク前には教科書内容に入っていこうと思います。中3国語も助動詞を無事終わりました。先週に続き茨田北MSが成長の跡を残しています。

金曜日は今福で小学生のレギュラー授業。諸口同様、円の面積の応用問題でした。TN、OSが良いセンスを発揮。ISは確実性がいいですね。NMはスピードがとても速くなりましたが、最近ミスがちらほら見えるのが玉に瑕です。SKは安定し始めていますね。

その前後で中学生は春期の補習。というか計算ミスに応じてやる課題が増減し、中1、中2は1回目で全て正解するまで帰れない、通称「エンドレスできた者帰り」でした。中3はほんの100問ほどの計算問題を正解した人から帰れる形式でした。中1は問題を易しくしすぎたかと反省。中2では新入生の緑NKが補習のときにはミスを連発し正答率が極めて低かったのに、本番の今日は2種類ある難問を無事にパーフェクト。これからも色んな意味で期待していますね。中3緑HA・Hは早々に終わり来客や電話対応に追われる私を手伝ってくれ、とてもたすかりました。ありがとう。

2016年4月7日木曜日

4/6の出来事

朝から中1の今福の子たちとスポッチャに行って来ました。3時間コースでしたが、まずは屋上で体を動かしました。久しぶりにバッティングをすると100km程度のボールに空振りを連発し、反射神経の大幅な低下を実感するとともに体を動かす重要性を痛感しました。

昼から小6TNと算数。速さの単元を導入しましたが、とても良い手応えで応用問題も理解できていました。受験脳になってきたなら素晴らしいです。一皮むけた感じがします。

昼間、中1数学は1学期中間テストの過去問モード。果たしてボロボロの結果となりました...あまりの悪さに再テストを実施。それでもギリギリの及第点が緑AKのみという状況。あまりにもミスが多すぎます。高校受験でのミスは不合格を意味するので、できる問題を間違えない習慣づけを徹底しようと思います。

夜は中3数学。ここまでのまとめと確率の復習をしました。新入生が最も少なかった学年なので落ち着くのも例年より早いです。いつものように緑MKNRが暴走しつつ、そこに放出YHが入ろうとしている状態。受験学年が一番落ち着いた雰囲気なのは記憶にないですね。ずっとこのままいければいいなと思います。新入生組では、放出MMは真面目すぎることが玉に瑕。いわゆる生真面目で勉強面では少々頭でっかちで考えすぎるようです。

最後は中2数学。転塾組は新入生よりも様々なケアに時間がかかります。間違えた勉強方法や「なんちゃって勉強(した気になっているだけ)」が本当に多いのがここ数年の特徴。見た目の点数は350点前後で悪くない、でも実力はなく理屈のない「なんとなく」正解しているので自分の実力を把握できていないのです。ウチもいよいよ入塾テスト導入を考えなければいけないかと思案中です。

今年、OneSelfは創立15周年を迎えています。ここまで継続できたのは地元の方々の理解の賜物だと平素より感謝しており、何らかの形でのご恩返しを検討中です。10周年では記念ビンゴ大会、縁日、TVCMをしました。候補の一つであった「スイーツ会」は衛生上の問題で実施は厳しそうです。ビンゴ大会なら商品に悩みますね。前回は大型TV、ipod、自転車などでした。近々、みなさまの意見を頂戴したいと思います。

2016年4月6日水曜日

4/5の出来事

今日は中学校の入学式。ということで中1の授業は休講日。それでも新入生補習&昨日のテスト不合格者はお呼びだしでした。緑MSは新入生補習で呼ばれ1時間程度でみんなの3時間分を何とかクリア。これで数学はほぼみんなに追いつけました。後はミスをしないことですね。

小6TNは算数が順調に進みました。少しずつ中学受験に適応していいってくれたらと思います。

夜は中3の国語、数学。体験の子が来ていましたが今の中3にいないタイプ。一発で空気を変えてくれる子でした。現在、座席は視力や身長を基に決めていますが、最前列は緑MK、NRがツートップで不変です。中3は新入生が少なかったこともあり、すでに小康状態。授業も楽しく進んでいます。マイケルは唐突に告白するなど(しかも相手は…)春ですね。