2016年4月16日土曜日

4/15.16今日の出来事

一夜明け地震の状況が少しずつ見えてきました。被災地の一刻も早い復興を祈りできることをしていこうと思います。小さなことですが、文具の売上金と入学金の一部を義援金として寄付します。

夕方、小学生の授業は算数の線対称・点対称からしました。6年生の算数は教科書順番を入れ替えて、小学生の計算問題を全て終わらせていたので少し早めに進みました。それでもみんなしっかりついてきていたので安心。国語の漢字テスト結果が芳しくないので、そろそろ正答率をあげていきたいところです。

夜は中3数学。平方根をしっかりと進んでいきました。躾期間が終わりつつあるので、最近は平和な授業が続いています。でも、集中力や受験生としての自覚には不満です。一度習った単元はもう習わないので一期一会の精神で臨んで欲しいと思っています。昨年の受験生は、早い時期からスパートしていたので最後は疲れ果てているようでしたので、少しの緩みは時期的に目をつぶりましょう。

土曜日は諸口で中3の国語社会。茨田SRが挙手する機会が多く、答えも合っていました。歴史の復習でしたが、ノリ良く終われました。恒例の出来たも帰りは茨田北KFが最後で、ブービーが茨田北SYでした。授業後に特進数学。今後、スーパー特進・特進・標準の3段階でレベルを完全に分けて補習をしていきます。土曜日がスーパー特進数学になり、現在の参加者は茨田北KF、YK、横堤MM、緑HA・Hです。あまり人数を増やすつもりはないので、希望者は覚悟を決めて早めに言いに来てください。国公立数学の序章として考えています。

2016年4月15日金曜日

間違いだらけの塾選び~個別・大手集団塾編~

~個別・個人編~

大手塾に対して個別スタイルの個人塾は玉石混合で、まれに大当たりの塾があります。それは社員(塾長)が主に生徒指導・管理を行い、まわらない部分だけバイトを雇うパターンです。更に自宅や持ち物件だと家賃がかからず、一人目の生徒から利益が発生することもあります。一人25,000円程度の授業料で30人いれば充分な収入になり、余裕をもって生徒指導ができます。ただ、前述のように個別講師には経験値と成績を伸ばすセンスが必要です。そのことを強く意識して生徒指導にあたっている数は…

~個別フランチャイズ編~

フランチャイズに加盟している時点で素人です。素人では経験値がない可能性のほうが高いでしょう。ちなみに、フランチャイズに加盟した時点で1000万円前後の資金が必要です。もし、私が任されるならその半額でも立派な個別塾ができます。100万円でも開講可能です。ちなみにOneSelfの開業資金は200万円も発生していません。けれども、高いロイヤリティを払いつつも長年継続できている個別塾は当たりの可能性があります。

~集団塾・大手編~

公立トップ校合格を最大の売りにし、とにかくワンランク上の公立高校を受けさせます。公立トップ校のシェア率は旧1・2学区において、大手2塾で9割という時代もありました。ただし、毎年トップ校不合格者は平均競争率を大きく上回ります。また、クラス編成を細かくし、最上位クラス以外や小規模校は若手講師や新入社員の研修や不祥事を起こした人が飛ばされるということもあります。当然ながら、トップレベル校にいけない人のほうが圧倒的に多いです。そして、補講は実績のあがらない最上位レベル以外にすると人件費の無駄と注意されることもあります。最上位クラス以外は「お布施」と内部で呼んでいる大手塾もあります。塾内テストは独特で難しく、外部生が受験したら「○○塾はレベルが高い。偏差値が低い」となります。内実、塾内の問題集からの抜粋であり、内部生にとっては知っている問題で、外部生にとっては初めての問題なので大きく点数に差がつきます。授業の質は良くも悪くもマニュアル至上主義。最低のレベルが高い。「企業」なのでクレームは言った者勝ち。スピーカーと呼ばれる噂好きな保護者は優遇されます。講師=世間一般の普通の会社員になれない人、校長=研修終了したての新人、ブロック長=課長、以上のような肩書きなので、学校の校長先生をイメージすると全然違います。最上位クラスで同等レベルの子が大勢いるので負けず嫌いな子に良い環境になります。

4/14の出来事

久しぶりにFacebookの投稿を見直しました。受験生ネタが多く、1年前には過去最高の勉強時間であって、もうこれ以上は肉体的にも精神的にも無理だ、と書いていたのに今年の受験生である高1の子たちは、それをはるかに上回る勉強時間になっていました。毎年、全身全霊をかけているのがよくわかりました笑 毎年、これ以上感情移入しながら授業するのは大変だから今年で最後と言いつつ、懲りずに燃えている自分がいます。

さて、授業は諸口で小6から。YFはわからない問題がある度に緊張した面持ちになります。わからないから塾に来ているのですから、そんなことは気にしなくていいのです。毎回、知識を増やす努力が大切なのですよ。バツの数など気にしません。間違え方と、その修正を見ているのです。早く慣れてくださいね。

中1茨田北MRは国語があまり好きではなく、苦手意識があるようです。こちらもまた、内容を重視しています。長文に少しずつ慣れてくださいね。

中2国語は文法と長文でした。ようやく動詞が終わり、次回か次次回より教科書内容に入れればと思っています。彼らには公立入試の難しさについて話しました。早い段階で将来についてしっかり話し合ってほしいと思います。

授業後に熊本大地震の速報を知りました。親戚も多数熊本市内におり、安否確認で気を揉んでいます。被災地への迅速な支援とできることをしようと思います。

2016年4月14日木曜日

間違いだらけの塾選び~はじめに・個別塾大手編~

マスコミ企画で「間違いだらけの塾選び」というタイトルで原稿を書いてみないか、というお話をいただいたので、いくつかのパートに分けて試しに書いていこうと思います。

学習塾は大きく分けると「個別」「集団塾」の2種類で、個別・集団塾のどちらでも「大手」「フランチャイズ」「個人」があります。本稿では、それぞれのデメリットとわずかなメリット、数少ない向いているタイプのお子さまを紹介しようと思います。前提条件は小・中学生を対象とする学習塾であることです。

「個別塾・大手編」

ごく一部の塾を除いて社員が直接子どもを指導することはほとんどありません。なぜでしょうか。正解はコスト(月謝)にあります。例えば年収300万円の社員一人に支払う人件費(会社負担額)は400万円程度になります。社員は最大で月20日×1日最大コマ数5=100コマ分、年間3600コマ分の授業することが可能です(本当はそんなに授業していません)これを月謝で考えると400万円÷3600=1111円、つまり時給1100円で1コマ90分の場合、1日2コマ分受講すれば3300円×4週=1ヶ月1日約13200円で会社にとっては人件費が払えます。ただし、家賃・利益を考慮すると1日2コマ受講するだけで3倍の約4万円が必要です。これを時給1000円の質の低いバイトを大量に雇い、運営することで利益を得ているのです。つまり薄利多売です。それでも1:2スタイルの個別で週2日、4コマ受講すれば3万円弱の月謝にしなくては会社としての利益は得られません。会社として薄利でも家計を支える立場からは超高額ですよね。

では、ごく一部の大手塾がどうして社員が個別講師をできるのでしょうか。理由は明白です。その社員の人件費が安い=新人(に近い)だからです。高給なベテランを薄利な個別講師にすることなど経営的にありえないのです。

ここからが最も大切なことです。個別に向いている子は自分で勉強ができて、元来の「地頭」が良い人です。なぜなら、講師に教授力(教える力)や子どもの管理能力がないからです。自己管理すら怪しい学生が小中学生の管理をできる可能性は…その世代の保護者ならわかりますよね。

ちなみに「同じ質問を3回聞いても笑顔で答えます」というキャッチフレーズの大手個別塾がありました。正直な感想は「アホちゃうか」です。3回聞いている間にその子の周りとの差はさらに開いていきますよね。根本的な解決をしていないわけです。穴だらけのザル(のような知識)で一番上の部分だけを長時間かけて補修しても、根本(どこからわかっていないか、できない原因)を補修しない限り、何もできないことに変わりありません。何ができていないか見抜き、取捨選択する力は経験でしか得られませんし、マニュアル化は絶対に不可能です。

個別塾は雨後のたけのこ状態でどんどんできています。多展開に人材の成長は全く追いついていません。結果、校長・教室長と呼ばれる人は例外なく若手です。彼らにとって、子どもは「お客さま」ですからご機嫌を損ねるようなことは(宿題忘れをとがめたり、躾に力を入れたり)決してしません。社員にとって一番のお客さまは保護者であり、一番恐れているのは出世や評価に直結する「保護者からのクレーム」です。成績が上がることが大切なのではなく、やめずに継続受講し長期休暇時にコマ数をたくさん受講してもらうことが一番大切なのです。

2016年4月13日水曜日

4/12.13の出来事

まずは授業内容から。小6受験コースは速さの問題をしました。この単元の理解は良かったので得意分野にするため多くの問題を解いています。

中学生は中3三昧。数学は平方根の徹底期間です。まだまだ基本に忠実に行っていますが、公立受験を見据えると完全理解して早めに次の単元に進みたいです。ただ、基本の徹底は重要なのに教える側としてはあまり面白くないので、応用に取りかかりたいですね。国語は長文読解の演習。社会はかなり駆け足で第二次世界大戦後しました。さすがに急ぎすぎたので、来週もう一度丁寧に解説しようと思います。領土問題や歴史問題を個々が論じられるように知識と情報を伝えたいですね。歴史では緑NRが1973年のオイルショックの出来事を赤裸々に語ってくれました。阪神淡路大震災もまた同じく。

ここ数日、公立高校の受験点数開示期間で、続々と報告を受けています。ある程度のデータを集めたので分析を進め、みんなにいち早く開示しようと思います。4月ですが、私の中では絶対全員合格という思いが過去最高レベルで心中は既に受験モードです。公立C問題対策数学を本格化するため、早々に専用の補習に入ろうと思います。希望者は現在緑HA・H、茨田北KF、YKの3人です。その他の子は保留、または私立を希望しています。公立トップ校へ合格するには今までの合格者と全く違うことが要求され、対応できるものを用意しますが、モチベーションがついこない子には勧めていません。

2016年4月12日火曜日

4/11の出来事



今日は卒業生がやって来て公立の受験結果報告兼制服の披露の日。すでにメイクを始めた子、雰囲気がずいぶん変わった子。雰囲気が全然変わらない子。色々でした。本当は、個人個人でたくさん話をしたかったのですが、ほとんど会話ができなかったのが心残りです。

入試では今年初めての自己申告書の結果で逆転合格した子(募集定員上から90%~110%までをボーダーゾーンとし、ゾーン内では自己申告書が最優秀であれば点数ではなく合格になる制度)また、数学が超難問で国公立大学を狙うのかどうかを視野に入れる必要性があることも判明。今後の勉強方法が大きく変わります。

順番は前後して昼から小3の授業。算数は新単元の目盛りの読み方をしました。今日から新入生MKも合流し5人で授業。環境適応能力があり集団授業に慣れ始めています。躾期間が意外と早く終わりそうな成長ぶりに嬉しいびっくりです。小4も同様で急に「お兄ちゃん・お姉ちゃん」に見えます。この2学年は同じ部屋で完全に別々に展開していますが、他学年の目を互いに意識して良い相乗効果が見えます。小5は体積容積の応用問題をしました。かなり手応えのある問題を宿題に出しました。来週の結果が楽しみです。

2016年4月9日土曜日

4/7.8の出来事

ようやく春期講習会が終わりました。しばらく落ち着いた時期となるのでしょう。塾内では小学生において集団授業についていくための課題が大きく、まだまだ躾の期間は終わりそうにありません。

さて、木曜日は暴風の中、高校の入学式が多かったようです。晴れの舞台の雨、ということはこれからは天気同様、先行きが良くなることを表しているのでしょう。

木曜日ほ1日諸口の日で、まずは中1の数学からでした。1学期中間テストをしてみましたが、少々ミスが目立ちました。もったいないですし、ミスはそのまま失点になり、入試では言わずもがな、です。入試で残念な結果にしないために細かいことの徹底をしようと思います。

小学生は円の面積の問題をしました。発想力は悪くないのですが、小数のかけざんの計算ミスがかなり多く、正答数のほうが少ないという結果になっています。できることが増えたのにテスト結果は下がる可能性があるということで、かなり危険を覚えています。

夜は中2国語から。ようやく文法の動詞が終わりました。これからは長文を中心にしてゴールデンウイーク前には教科書内容に入っていこうと思います。中3国語も助動詞を無事終わりました。先週に続き茨田北MSが成長の跡を残しています。

金曜日は今福で小学生のレギュラー授業。諸口同様、円の面積の応用問題でした。TN、OSが良いセンスを発揮。ISは確実性がいいですね。NMはスピードがとても速くなりましたが、最近ミスがちらほら見えるのが玉に瑕です。SKは安定し始めていますね。

その前後で中学生は春期の補習。というか計算ミスに応じてやる課題が増減し、中1、中2は1回目で全て正解するまで帰れない、通称「エンドレスできた者帰り」でした。中3はほんの100問ほどの計算問題を正解した人から帰れる形式でした。中1は問題を易しくしすぎたかと反省。中2では新入生の緑NKが補習のときにはミスを連発し正答率が極めて低かったのに、本番の今日は2種類ある難問を無事にパーフェクト。これからも色んな意味で期待していますね。中3緑HA・Hは早々に終わり来客や電話対応に追われる私を手伝ってくれ、とてもたすかりました。ありがとう。