2017年4月5日水曜日

最近の中2、中3の出来事

 中学生数学は全学年中間テストの範囲を終了。早速過去問にチャレンジしました。

 中2数学は比較的中1内容が多いものを選びました。 結果緑AKがトップ鯰江SAも及第点。ただ、中1内容を覚えているかどうかのバラつきとミスの差で大きく点数が開きました。基本の確認のはずが…これからしっかりと詰めていくことを信じています。学校が始まってから計算特訓モードに入ります。

 中3過去問結果はトップが98点で90点台も続出。中2内容の確率が範囲に入っていたことを考慮すると上位陣の点数は満足ですが、8割を切った子が多すぎます。鯰江SR、HKが悪くない結果でした。新入生男子は揃って7割前後。まあ今後の追い込みに期待ですね。

 

2017年4月3日月曜日

最近の出来事(改)

 先週末から体を動かし続けて筋肉痛です。筋肉が鍛えられているということなので我慢します。月曜日は中1中2とラウンド1でスポッチャに行きましたが、春休みということもあり前回の中1と行った時よりも随分混雑していました。それでも、流石に中学生だけあって運動を続ける体力があり、つきあうのはなかなかハードです。
 
 月曜日は英会話の日でRalphが新小5の子たちに英語で話しかけていました。するとみんな笑顔で「My name is~」「Hello!」と答えているのを見て、学校英語の進化を実感。授業では算数の小数×小数のまとめをしました。小数点の移動がまだまだ完璧ではないので、まめに復習をしていこうと思います。

 小6算数は小学生で習う計算問題を全て終わらせました。まだまだ精度が高くないので5年生よりもまめに時間を計って計算特訓をしていきます。この学年は様々な差を最も感じます。ワンセでは非常に珍しい友だち同士で通塾している女子ですが、馴れ合いやなあなあになることはありません。競争原理が働きつつ、仲は良いという理想形です。いまのところ学生の女子特有の人間関係のややしこさもないので、今後の成長を純粋に楽しみにしています。

 新中1は若干名が提出物や課題が至らず注意を受ける日々です。出来ている子との差が最も激しい学年かもしれません。菫MYが急成長しています。入塾時がウソのように楽しそうにできることを増やしています。全く素振りには見せませんが、菫NMはその影響を充分に受け課題に向けて家庭学習の形跡が見えます。小学生時代、口癖のように勉強に対して否定的な言葉を連発していたのが懐かしく感じるほどです。横堤OSに勉強への達観を感じ、軽く不満です。すぐに諦めたり自分の限界を勝手に決めるのは早計ですよ。緑AM、茨田ATはメンタル面を案じていましたが、なかなかやります。男の子は打たれ弱いという私の中の定説が少し揺らぎました。茨田IKにも笑顔が増え、できることも増えて自己管理もよくなるという全てにおいて良い相乗効果が生まれています。

2017年3月30日木曜日

最近の出来事~小5から卒業生~

 今日、卒業生から手紙をもらいました。この仕事をしていて良かったとしみじみ実感しています。裏表なく本音で子どもたちと接していますが、伝わっていて非常に嬉しく思っています。私も大好きです。たまには返事を書かなくてはいけませんね。まずは便箋を買いに行きます。

 諸口の中3から。テキストで「やさしさ」についての長文読解をしました。私の持論ですが、やさしさとは気遣いだと思っています。自分のできることを出来る範囲ですることだと思うのです。特に自分より弱い立場の人や幼児・高齢者に気遣うことです。相手を傷つけないためにする言動は自分が傷つきたくないからすることだと思うのです。そんなことを解説していました。

 今福の小6は、前回計算の途中式が雑でミスを連発して注意されていましたが、今回は非常に良 かったです。途中式さえきちんと書ければミスはぐっと減りますからね。一気にできることが増えたような気がする彼らです。ただし!宿題は丁寧にしましょう!

 小5は逆に計算式の雑さが目立ち、そのことについて渇を入れました。まだまだ躾期間は続きます。現時点で学力差が激しい学年です。授業態度の至らなさについて注意をされる機会が多いですね。

 今福中1は数学を快調に進んでいます。中学校の新生活が始まる前に1学期中間テストまで終わります。記憶にないほど男子が多く(男女比7:3)打たれ弱さを案じていましたが、なかなか歯を食いしばって頑張っています。しっかりとついてきてくださいね。

 中2は急激に授業態度が素晴らしくなり良い子ちゃんたちになっています。ここまで短期間でモチベーションが上がった学年は珍しいです。いやいた頼もしい。本当に期待しています。早い時期にクラスを分けたいと思っています。

2017年3月28日火曜日

課題

 3/28(火)私用にて横浜に向かう新幹線の中でこのブログを打っております。何だかビジネスマンになった気分です。いや、ビジネスマンの方に失礼ですね。隣でずっとノートPCで仕事をしていた方が名古屋に向かわれる商社マンで、楽しく雑談しました。

 まずは授業外の出来事。昨日、授業後に緊急講師ミーティングを行った件から。今年は鳴海が卒業し、新たな講師が増えました。牧野は半年にも及ぶ研修期間の長さにも関わらず、音を上げず正式な教壇に立ちました。彼らは一様に高スペックです。自分の勉強の努力を継続中です。得てして、優秀な人は自分を子どもたちに投影し、一度言えば伝わっていると錯覚します。それは大きな間違いで、自分の意志を持って勉強できる子は一握りです。

 先生業の中で最も難しいことは「歩留まり」を上げること。つまり勉強の定着率を上げることです。これは指導側にかなり根気が必要で、映像授業やマニュアル化することは不可能です。ミーティングにて「Aさんはワンセタイムで-5問でした。B君は-10問でした。B君の不勉強が気掛かりです」という旨の発言がありました。ごく普通の会話でしょうか。ここに大きな課題があります。それは生徒個人をしっかり見ていない可能性があるということです。大切なのは勉強の過程を把握しての判断したのかという点です。B君は暗記が非常に苦手だけれど、2時間割いて勉強した、Aさんは暗記が速いのに手抜きして10分程度しか勉強しなかった。注意されるべきはAさんで、B君は褒めらるべきなのです。上辺だけで判断するのは早計です。

 私はお預かりしている全員の能力をある程度、少なくとも模試のデータ以上に把握している自信があります。塾内小テストから学校のテストまで問題を見れば点数はおおよそわかります。その想定内から上か下かでみんなの頑張りを推し量って言葉かけするようにしています。点数だけで個人の頑張りは絶対に評価できません。頑張った結果が点数に反映されずに落ち込んでいるとき「あかんやん」と言ってしまえばモチベーションは下がるでしょう。

 ちなみに、私が気になるのは逆のケースです。成績学校トップクラスの子がさほど努力せずに結果だけ良い時です。「点数が努力の結果」で「点数の悪い子は努力していない子」と判断するからです。言い換えれば、点数が高い、それだけで自分は良い子だと錯覚してしまいがちです。点数だけで大人や周りから褒められることは決して良いことだと思いません。私が講師人生の中で最も厳しく接したのは定期テストで4連続500点取ってきた子です。成績さえよければどんな素行でも許されると思っていることが非常に気になっていたのです。学年トップクラスの子ほど、勉強以外の課題を感じることが多いです。

 学生講師だからといって免罪符になりません。今までそういったことを意識しなかった環境にいただけです。それでも優秀な彼らには私の本心は伝わったと信じています。あ、深夜ミーティングルームはしっかりと割増賃金で支給されています。ブラック企業ではありませんので笑

2017年3月26日日曜日

最近の出来事

 新年度が始まり、新入生や新スタッフに対する教育期間でバタバタしています。例年以上に研修者が多く、普段なら落ち着く時期なのに季節外れ感があるほどです笑
 金曜日は新中1&私立中学進学・引っ越し予定の子たちとスポッチャに行ってきました。修了式の日の午前中なのでガラガラかと思いきや、小6と高校生が多数おり非常に混雑していました。3階から6階まで1段飛ばしで軽快に登ろうとすると、5階辺りで少々息切れし、体力の衰えを痛感させられました。
 
 さて、久しぶりに小6の算数をしました。計算問題を先に終わらせようとしているのですが、途中式が雑すぎてビックリです。また、教えたことをそのままできず、いきなり自己流を貫こうとして基礎が定着できていないことが男子に見受けられるのが最大の課題です。この時期は躾期間なので、どうしても厳しいことを望む機会が多く、ピリッとした雰囲気です。国語の漢字テストは勉強時間0の子はいませんが、少ししか勉強していない子は若干います。全員にしっかりとした勉強徹底させようと思います。

 小4の授業では資料の整理に続き。「正」の字を書いていき、表を完成させるという地味な作業が必要な単元ですが、難易度は低いです。つまり面倒だけど簡単な単元をしているのです。演習をしていると一回目で正答する子がほぼいません…数え間違いだらけです。丁寧に取り組む習慣を速く定着させたいところです。

 中1は国語に時間を取られる日が続いたため、数学を多めにしました。ようやく計算問題の導入をできましたが、手応えは微妙。易しい単元で、言われたことをそのままできる習慣づけを目指しており、そういう着眼点なら及第点ではありません。ワンセの望む「普通の授業態度」の基準はとても高いと思います。顔を上げて一言一句聞き逃さず、わからないことはしっかりメモを取ることができる、これが基本です。でも「当たり前のこと」だと思うのです。ただ、これらを徹底するのは非常に根気が必要で、子どもたちに真摯に取り組む先生でないとできません。それを「自己責任」「コーチング理論」などと誤魔化し、塾の責任を放棄するようなスタイルになりたくないです。

 新中2は足立曰く「良くなっている」らしいです。巡りが悪く久しぶりの授業になりましたが、意外と悪くない授業態度と集中力でした。足立と私は共に厳しいことを望むのですが、明るい彼らがいいですいいですね。唯一案じられる点は恋煩いだけです。機会があれば書こうと思います。

 新中3は計算問題でつまづき続けています。一言でいうとミスだらけで正答率が著しく低いのです。中学校の定期テストレベルで7割では公立B問題ですら半分どころか3割取れるのか怪しいところです。低いレベルで満足せずに高みを見て欲しいと切に願います。



2017年3月21日火曜日

最近の出来事

 今年の入試が終了し、卒業旅行も例年のように無事無事故で帰って来れました。業者さんと話していると、卒業旅行についてもっとブログでアピールすればよいのに、とアドバイスいただきました。遊びや楽しいことがメインの塾ではなく、卒業まで頑張ったご褒美のような感覚で卒業旅行を企画していたので思いつきもしませんでした。インスタグラムを早めに覚えようと思います。その折には招待された人だけが見れるようにする予定です。新社会人になる22歳以下の学年よりデジカメで撮影した思い出集を載せようと思います。ところで、授業は卒業旅行と学年末テストの巡りでしばらく授業をしていないクラスがある状態です。

 まずは金曜日の小4算数。少人数ながらも集団授業形式バリバリでしています。昨年度からの最大の課題はスピード。正答率はさほど悪くないのですが、少し時間への意識が弱く、マイペースが目立っていたのです。でも、新年度になり速くする習慣ができてきました。速いと雑なのは全く違います。速くなったというのは集中力がついたということです。果たして、正答率も上がっています。4年生になり、躾期間が最も早くに終わりそうな学年です。

 対して課題が最も浮き彫りになっているのが新中1。久しぶりに男子が多い学年です。気分はまだまだ小学生で課題に対して認識が甘く、言われたことをこなすことができません。例えば、わからないことがあれば自分でわかるメモをする、前回の授業の内容を復習して授業に臨む。後者は中学生では難しいのでワンセタイムという確認テストを実施しています。ところが、テストのための勉強を全くしてきません。出る問題がわかっているのに何もしてこない、英語の単語テストのための勉強をしてこない。

 中1に限らず、最近驚くのが連絡帳に宿題や持ち物を書かない子がいることです。「Yours Note(連絡帳)出して。宿題は〇〇やから書くように」この指示が守れない、というより聞き逃すのです。そんな単純なことができないのですから、授業中に自分用のメモなどできるわけありません。単純な話なら読み方を知らない漢字があって、読み方を聞いてもメモする習慣がないからまた同じことを聞くのです。こういう基本的なことを見逃して授業だけを進めると「わからない」となるわけです。授業を理解しよう、知識を増やそうという意思がなく、座っているだけの子が急増しているのです。これが本人の自主性を尊重してきた結果でしょう。小中学生が目的意識をもって勉強できるのは中学受験経験者やごく一部の意識のある子たちだけです。様々な意識向上と基本的な学習習慣の定着に時間をかける時期です。


 

2017年3月17日金曜日

合格発表の日、公立高校一般試験分析

 卒業旅行から帰ってきて10時間、朝一番の吉報は緑HA・Hから。感極まった吉報は幸先良く非常に嬉しかったです。その電話の間に10数件以上の着信履歴があり、茨田IY、放出YH、鯰江NE,茨田北YR、緑HY・H、茨田YSKM、茨田北NS、FY、茨田SR、YSKM、緑NA、緑IH、茨田北IK、茨田北TRから続々吉報が!!合格本当におめでとう!!

 さて、今年はC問題の英語がずいぶん話題になっていました。問題量が増え、リスニングもボリュームが増えました。結果、英語でかなり得点差が出ました。中学校レベルで「英語が得意で実力テストでも80点はある」ぐらいの子は軒並み苦しみ低得点で終わったでしょう。数学はよほど得意でなければ時間対効果が最も悪い教科です。文理学科設置校でも5教科の中で最も平均点は低いと予想されます。国語C問題は記述対策をしっかりして、旧作文風の考えを書く対策をしていれば何とかなる内容でした。英数国のC問題はどの教科も苦手であれば10点台連発の結果になっています。対して、英数国のB問題は中学校レベルの少しの応用問題で非常に対策がしやすい内容の問題ばかりでした。B問題の国語なら東高校受験者は軒並み8割前後取れていました(ワンセ生限定)今年度の数学でも大手前受験者より点数は高いと思います。

 塾業界としC問題対策は難しいですね。まず個人塾・個別では対応できません。問題が2点。1点目として入試問題が特殊すぎて対策できるスタッフがいない点です。今どき教材研究にだけ自由に時間が使える塾(会社)などないでしょう。2点目として、C問題対象の生徒が少なく若干名のために先生の時給を払えないという点です。会社としていただいた費用以上の経費をつかえない、ということですね。近隣のいくつかの老舗個人塾では2年連続大手前または四條畷受験者は半分以上が残念な結果に終わっています。緑中や鯰江、菫中の北野大手前四條畷の不合格者数は異常です。今年度の緑中は北野大手前高校は素晴らしい合格実績ですが。
 
 ちなみにワンセはもちろんC問題対策をしています。最少数の受験学年だったときは7人でしたが、それでも数学は3種類に分けていました。大手前文理学科、私立難関、公立後期対策です。足立を筆頭にメイン業務は教材研究です。昨年、8年ぶりに出した大手前不合格者。あの日の気持ちは一生忘れません。志望校合格以外の目標はありませんし、そのためにできる限りのことをします。補習は無料ですから、先生が頑張ってくれると経費は上がります。先生サイドの補習をしてあげたいという気持ちに子どもたちが応えてくれるなら費用の計算なんかしたことありません。経営者としてはダメダメですね。でも、教授力(教える力)だけならどこにも負けないという自負があります。社会人経験の大半を教材研究に費やしているのですからね。本来の専門である国語の記述でワンセ生は間違いなく合格者平均点を大幅に上回る平均点を取っています。これからも結果を出し続けられる塾でありたいと思います。今年度の入試結果では合格率が約99%、つまり1名が残念な結果に終わりました。来年こそは絶対全員合格するために今から精進します。