2018年1月17日水曜日

最近の出来事

 阪神淡路大震災より23年が過ぎました。あの強烈な縦揺れと阪神高速の橋桁・大火災は後世に伝播していかなくてはいけないと思っています。

 ところで火曜日は諸口で受験生三昧、のはずが前代未聞の欠席率の高さとなり、急遽居残り自粛令を出しました。中学生の欠席率の高さから通塾規制を考えています。補習の時短などです。ちなみに特進では近高国語・数学にチャレンジ。国語はトップが茨田北NMで二番手に茨田SKが続き3番手が緑NKでした。水曜日に実施した公立数学ではトップ茨田NMで茨田KC、茨田北NMが続きました。ようやく及第点クラスの子が出てきたのは喜ばしいことです。

2018年1月16日火曜日

今日の出来事

 確定申告。自営業者にとって避けて通れぬイバラの道。今年はそこそこマメに入力してきたつもりでも溜まっている未入力の数々。そんな月曜日は多くの学年が入れ替わり立ち替わるバタバタの日です。

 まずは小学5年生から。先週から正式に入塾したSDは体験のときの不安を一掃する集中力と宿題の丁寧さを見せてくれました。集中力が散漫な子はスペックを持て余しているだけのケースもあります。今後の伸びが楽しみです。国語では宿題に漢字をしっかり調べて来た子と、そうでない子の差が出ました。来週は全員しっかり調べてくることを期待しています。並行して小4のSYFWの補習。それぞれ欠席などで抜けていた単元の確認です。SYは三単元分を一気にやり、終了時には疲れ果てていました。よく頑張りましたね。

 小6は漢字と計算の日。漢字の勉強は全員してきた手応えありで、計算は差が激しかったです。ちなみに前回までは大量に出した冬休みの宿題の解説に追われました。そろそろ算数を全部終わらせて理科や社会の話をしていきたいと思っています。一時期は案じることがあったTRTS.YKは良い状態になりつつあり、ひとまず安心です。全員がベストな状態で中学生になってほしいと思っています。

 中学生は2年の数学のみ。確率と等積変形の話をしました。例年、特進の子にしかしない話を全員にしましたが、想定以上についてきます。緑NN茨田WSも良い発想をしていました。緑AK、SH、CH、YS鯰江SAは安定してできていますね。

 授業後、ガールズトークを炸裂していた受験生たち。唐突に「私可愛いですか」と本気で聞かれて返答に一瞬困ってしまいました。どんな芸能人や女優さんよりもみんなの笑顔のほうが数倍素敵だと思っています。また、鯰江SRは足立に大好き発言をストレートど真ん中にして、返答に困らせていました。

2018年1月14日日曜日

最近の出来事~受験生~

 受験生が勉強のピークを迎え、入試まで休みはないと宣言しております。ところで、昨年より秋以降特進と標準で完全にクラスをわけており、成果も出ているという実感はあります。ただ、例年以上にモチベーションの差を感じます。クラスを問わず、中だるみに近い惰性の勉強をして点数を下げている子が数名いました。個別に呼び出して渇を入れると例外なくそこから点数が伸びています。気持ちの差がそのまま点数に大きくつながるということです。今までこのような学年はなかっただけに新鮮ですが、毎年受験生らしくない状態の子が増えている(ワンセ以外の子でも)感触はあります。受験生でも半分程度の子は勉強していないように感じます。
 
 では、そんな受験生から。久々に順位の紹介。数学は関大北陽の過去問にチャレンジ。トップは安定の鯰江HKに菫NYがタイ。次も茨田KCと茨田北ISがタイでした。社会は開明にチャレンジ。トップは緑NYで緑FR、茨田北ISが続きました。国語は公立対策で記述にチャレンジ。一昨年よりA~C問題でそれぞれ形式が違います。まだ形式が安定していないので小論文風から自分の考えを書くものまで5パターンをやります。先週から始めましたが、すでに用意してあった200本分は消化し、次の400本分を用意しました。ブーメランで、みんなに書かせれば書かせるほど私の添削の負担も増えますが、これが今から最も即効性があり大幅な点数源になります。小論文時代よりワンセの子たちの点数は大手塾の平均を大幅に上回っており、合否に差をつけることができます。これからも妥協せずに書かせます!1回目はほぼ全員が点数なしだったのに4本目にして8割近く取れる子もいます。もちろん受験校によって採点基準が異なり、ほぼ忠実に再現しております。あ、「とある子」の添削中にあまりの文章に興奮して数年来経験したことのない大量の鼻血が出たのは秘密です。

2018年1月13日土曜日

最近の出来事~小学生~

 ご無沙汰しており失礼します。いよいよ受験生が佳境に差し掛かっており、最後の追い込み中です。最近、内外含めて多くの方々とお話しており、ここに書きたいネタが溜まっているのですが、1つだけ書きます。知人の運営している集団塾&個人塾が昨年まで100名以上在籍していた生徒が20名にまで減ったらしいです。現場では生徒と先生が雑談ばかりで授業はろくにせずカオス状態。ただ、それは決して珍しいことではありません。過日、某塾の(小学生の)授業中に行かなくてはいけないことがあり、目を丸くした経験があります。生徒たちが自由に立ち歩き、先生より子どもの声のほうが大きいのです。繰り返しますが授業中です。翻って軒の知人塾塾長の考え。「塾はサービス業であり託児所。預けているだけで親は安心する。成績は上がらなくても安心料である。宿題忘れなどをしても追い込まず、クレームを出さず楽しく通ってもらう」ことらしいです。果たして公立高校は過半数が落ちています。そういえば近隣塾でもまともな進路指導をしない(できない)塾は無理矢理文理学科設置校を受験させ、2年連続約半数以上泣いている子がいます。ちなみに知人は知人であって友人ではありません。

 ワンセにはない発想ばかりですが、それが個別塾(集団塾)の基本なんでしょうね。教育に燃えている人に会ったことは10年以上会ったことはありません。かつて、教えることに燃えていた人は今となっては過去の遺物かもしれません。あ、大鹿氏だけは未だに情熱が変わっていないみたいです。ちなみに私の考え「ワンセは教育業。勉強だけではなく様々なことを成長させたい。お預かりした限りは塾の責任。成績が上がらず、塾にいるだけなら親御様に申し訳が立たない。できる限り引っ張っていく」です。来年度から新方針として「月に3回のさぼりと宿題忘れで退塾」は決して私の熱い思いが変わるわけではありません。相変わらず、宿題忘れやさぼり、してはいけないことを故意にして私の中で「教育的指導をしなくてはけない!!」という気持ちが芽生えなくなれば教団に立ってはいけないと思っています。

 学年順に最近の出来事をアップします。まずは小3から。12月より復帰のTHは良い味を出して場の雰囲気を盛り上げてくれています。また、復帰当初は継続してたMTに正答率でもスピードでも大きな差がありましたが、急激にその差を縮めています。低学年時に貯金を作っておくと、それ以降が楽になりますね。いわゆる地頭を鍛えられるからです。おそらく英語が最も顕著な結果となっているよう感じられます。

 小4は男子が急増した学年。小学生の男子は女子よりも圧倒的にパワフルです。男女のお子さまがいらっしゃるご家庭ではよくわかると思います。宿題が雑になったり学校と同じようなことをして注意されています。でも、それなりに感動しているのは一度注意されたことの大半は守られているということです。今まで細かい注意を受けたことがないからでしょうね。学校やお稽古事が躾をご家庭に完全に任せきりになっていることに起因しています。12月の懇談会前は比較的落ち着いており、その旨を伝えてから新入生が増え、案じられることが増えていました。1月になって予想よりも早い段階で躾期間が終われそうです。ただ、大人が油断すると自由になりすぎるのが小学生なので手綱は上手にさばかなくてはいけません。

 小5は落ち着いてきて、勉強のことだけ教えればいいのでこちらとしては楽な学年です。それに比例してできることがしっかりと増えている学年でもあります。小6同様、中学生になったら学校でトップ争いをしてくれそうなメンバーで6年生の一年間かけて基礎を固められるのは大きいですね。中学生の途中入塾組との差は細かいことをできているのかどうか。その差は実力テストや入試で大きく出ます。また、将来に関する意識の違いです。この子たちも中学校を卒業する頃には自分の将来を見据え始めているでしょう。

 小6はかなり前に躾期間が終わり、中学進学に向けて順調にできることを増やしています。応用問題や文章題もこちらの指示通りに頑張ってやっています。1年半前まであれほど大変だった子たちですが、今ではいろんな意味で期待しています。先生を伸ばしてくれるクラスは過去3回目。彼らが良いからこそ、新人の先生を育ててくれると思います。元々ワンセの教壇に立つ人はそれなりの意識の高さを持っています。授業中にスマホを教室に持ち込む先生はいません。彼らがいるからワンセの明るい将来が見えます。

 今回はまず小学生までで…

2018年1月3日水曜日

2018年 新年のご挨拶

 あけましておめでとうございます。昨年は甚大なるご支援をいただき深謝の限りです。3月に18年目を迎えるOneSelfですが、開講以来の「全てのお子さまには熱い思いを注ぐ親御様がおられ、その期待に応える」という思いは全く変わっておりません。

 多分、私は「人好き」なのだと思います。情に弱く、頼ってくる人を断ることがなかなかできません。人と会う約束も基本的に断りません。お預かりしたお子さまは何があっても成長させる、その思い入れは変わりませんが、入塾テストを課さないワンセでは駆込み寺のようにお預けいただくケースもあります。果たして、注意される機会が増えて子どもにとってストレスにしかならないことも年に若干名います。そして塾を去ることがほぼ必然。
 
 ここ数年、ずっと悩んでいましたが本人に勉強する意思がないのに長居するのは周囲へのご迷惑にもなります。そこで新たな方針として「月に3回、宿題忘れまたはサボりがあれば退塾勧告」というものを付け加えることにしました。お預かりしているお子さまを辞めさせたいという意思は全くありません。これまで通り授業は楽しく、ルールを守れないときは厳しく、という根幹は不滅です。全力で子どもたちと対応し、彼らに対していつまでもアドバイスできるよう知識を増やし、また上書をし続けます。

 また、ここ数年高校訪問をさせてただいておりますが、一般的に高校は塾に対して「生徒を紹介してください」という立場に対して、私は対等な立場であり保護者の代弁者だと思っています。更には高校に対して「与党と野党の関係」で私は野党。専ら与党のすることに対して意見を申し上げると伝えてあります。高校に対してお世話になっているとは思いますが、預けっぱなしではなく卒業生がしっかりと見てもらえているのか確認しています。そんな独特な進路指導を今後とも変える予定はありません。今年は他塾生の保護者の方からのご相談を例年以上に受けました。来年度入試ではもう少し誰からでもご相談いただきやすい環境創りに勤しみます。

 今後とも宜しくお願い申し上げます。

2017年12月30日土曜日

2017年度末

  久しぶりに授業に追われ続ける冬期講習前半がようやくひと段落しました。29日は恒例の大掃除に加えて、大幅な模様替え。今福鶴見の事務所は全ての配置が変わり、そのお手伝いを中3の子たちがしてくれました。非常に助かりましたよ、ありがとう!

 小学生は新入生が多いため、計算問題や暗記系が雑なので、徹底期間に入っています。つまり補習が多いということですね。また、全てが遅いことをマイペースというマイルドな言葉で表すのは簡単ですが、みんなと同じことができないならば学生のうちに修正してほしいです。もちろん、こちらもそのつもりです。中には頭は非常にキレるのに勉強する上での性格で大きな修正を必要とする子もいます。「やればできる子」は「やるタイミングがなければやらない子」です。可能性を伸ばすためにはしっかり引っ張っていかなくていけないと思っています。特に小学生はタイミングと出会いで多種多様な可能性を秘めています。

 懇談会をしていて感じるのはもっともっと個人個人をしっかり見ないといけないということ。自分が感じ取れていなかったことを教えていただく度にそう思います。一クラス数名のクラスでも20名を超えるクラスでも意識しています。授業前後に、できれば1人3回声をかけたいと思っています。万歩計を持っているのですが、あの狭い塾の中だけで毎日2000歩歩いているのは、空いている時間があれば色々な部屋に入り声掛けをしているかからです。

  個人を知らなければ自信を持った指導はできません。自信を持った指導・授業には言霊が籠ると思っています。その本気さに子どもたちは動くものです。そんなことを年末にしみじみと感じていました。

 講習会中はご飯を食べる時間がないほど過密スケジュールになっており、平常授業に戻れば今日の出来事を書きます。また、大好評の「卒業生へ、贈る言葉」も1月以降随時アップしますので、乞うご期待!

2017年12月23日土曜日

最近の出来事

 息つく間もなく冬期講習会に突入しました。とはいうものの授業しかない冬期講習会は今までよりも楽です。授業だけでいいのですから。むしろ授業が少ない日のほうがストレスを感じていました。雑務に追われるからですね。楽しい授業をすると身体は疲れても精神的にはすっきりします。

 さて、たまには上の学年から。中3特進数学は大和田過去問にチャレンジ。トップは緑IM(久々)で鯰江HK、茨田NMが続きました。ブツブツ文句を言い続けている彼らですが、日進月歩な成長は感じられます。国語も大和田過去問でトップ鯰江SR、緑NK、鯰江HKが続きました。ただ、国語における長文の答え方のルールをいまだに意識していない子たちに軽く渇を入れました。その後に初の文理学科数学にチャレンジ。果たして及第点は茨田NMのみ。辛うじて緑NKが最悪ではない点数でした。自分の年齢以下はさすがにダメですよ。中3標準社会では常翔の過去問にチャレンジ。トップ緑TSで緑HY、茨田KYが続きました。

 中2数学は新単元の確率の導入。まずは超定番のさいころとじゃんけんの問題についてしました。さすがにこのあたりの問題は比較的理解が良かったです。まだ応用問題に入っていないのですが、今後の出来が楽しみです。その後、特進数学は一気に難易度があがり、等積変形の導入と確率の概念や見方について解説。特進では理論と過程を大切にした授業を展開しています。それでも理解できない場合は詰め込みになりますが。緑SHはここにきて数学的センスが急激に養われているのがよくわかります。国公立理系に通用するところまで後一歩です。

 中1は数学で空間図形の導入。正直、非常に難しいです。何が難しいかというと立体を頭の中でイメージできない子のほうが多いのに解説しなくてはいけないことです。電子黒板でデジタル教材を用いて簡単に表現できれば授業効率が格段に上がりますが、今後の大きな課題ですね。

 小6算数はまとめに入っています。前回新入生の計算問題がルーズさが気になったので改めて途中式の大切さについて説明。ようやく全員が理解できたかな、という感じ。これからは精度の上昇がテーマですね。

 小3算数は魔方陣の問題をしました。初めての問題は自分で解き口が思い浮かばないようですが、一度説明するとあっさりと理解していました。少し進度にゆとりがあるので難しい文章題にもチャレンジしていこうと思います。