2018年1月13日土曜日

最近の出来事~小学生~

 ご無沙汰しており失礼します。いよいよ受験生が佳境に差し掛かっており、最後の追い込み中です。最近、内外含めて多くの方々とお話しており、ここに書きたいネタが溜まっているのですが、1つだけ書きます。知人の運営している集団塾&個人塾が昨年まで100名以上在籍していた生徒が20名にまで減ったらしいです。現場では生徒と先生が雑談ばかりで授業はろくにせずカオス状態。ただ、それは決して珍しいことではありません。過日、某塾の(小学生の)授業中に行かなくてはいけないことがあり、目を丸くした経験があります。生徒たちが自由に立ち歩き、先生より子どもの声のほうが大きいのです。繰り返しますが授業中です。翻って軒の知人塾塾長の考え。「塾はサービス業であり託児所。預けているだけで親は安心する。成績は上がらなくても安心料である。宿題忘れなどをしても追い込まず、クレームを出さず楽しく通ってもらう」ことらしいです。果たして公立高校は過半数が落ちています。そういえば近隣塾でもまともな進路指導をしない(できない)塾は無理矢理文理学科設置校を受験させ、2年連続約半数以上泣いている子がいます。ちなみに知人は知人であって友人ではありません。

 ワンセにはない発想ばかりですが、それが個別塾(集団塾)の基本なんでしょうね。教育に燃えている人に会ったことは10年以上会ったことはありません。かつて、教えることに燃えていた人は今となっては過去の遺物かもしれません。あ、大鹿氏だけは未だに情熱が変わっていないみたいです。ちなみに私の考え「ワンセは教育業。勉強だけではなく様々なことを成長させたい。お預かりした限りは塾の責任。成績が上がらず、塾にいるだけなら親御様に申し訳が立たない。できる限り引っ張っていく」です。来年度から新方針として「月に3回のさぼりと宿題忘れで退塾」は決して私の熱い思いが変わるわけではありません。相変わらず、宿題忘れやさぼり、してはいけないことを故意にして私の中で「教育的指導をしなくてはけない!!」という気持ちが芽生えなくなれば教団に立ってはいけないと思っています。

 学年順に最近の出来事をアップします。まずは小3から。12月より復帰のTHは良い味を出して場の雰囲気を盛り上げてくれています。また、復帰当初は継続してたMTに正答率でもスピードでも大きな差がありましたが、急激にその差を縮めています。低学年時に貯金を作っておくと、それ以降が楽になりますね。いわゆる地頭を鍛えられるからです。おそらく英語が最も顕著な結果となっているよう感じられます。

 小4は男子が急増した学年。小学生の男子は女子よりも圧倒的にパワフルです。男女のお子さまがいらっしゃるご家庭ではよくわかると思います。宿題が雑になったり学校と同じようなことをして注意されています。でも、それなりに感動しているのは一度注意されたことの大半は守られているということです。今まで細かい注意を受けたことがないからでしょうね。学校やお稽古事が躾をご家庭に完全に任せきりになっていることに起因しています。12月の懇談会前は比較的落ち着いており、その旨を伝えてから新入生が増え、案じられることが増えていました。1月になって予想よりも早い段階で躾期間が終われそうです。ただ、大人が油断すると自由になりすぎるのが小学生なので手綱は上手にさばかなくてはいけません。

 小5は落ち着いてきて、勉強のことだけ教えればいいのでこちらとしては楽な学年です。それに比例してできることがしっかりと増えている学年でもあります。小6同様、中学生になったら学校でトップ争いをしてくれそうなメンバーで6年生の一年間かけて基礎を固められるのは大きいですね。中学生の途中入塾組との差は細かいことをできているのかどうか。その差は実力テストや入試で大きく出ます。また、将来に関する意識の違いです。この子たちも中学校を卒業する頃には自分の将来を見据え始めているでしょう。

 小6はかなり前に躾期間が終わり、中学進学に向けて順調にできることを増やしています。応用問題や文章題もこちらの指示通りに頑張ってやっています。1年半前まであれほど大変だった子たちですが、今ではいろんな意味で期待しています。先生を伸ばしてくれるクラスは過去3回目。彼らが良いからこそ、新人の先生を育ててくれると思います。元々ワンセの教壇に立つ人はそれなりの意識の高さを持っています。授業中にスマホを教室に持ち込む先生はいません。彼らがいるからワンセの明るい将来が見えます。

 今回はまず小学生までで…