2018年9月10日月曜日

高校レポート~大阪高校~

 朝から上6で帝塚山学院高校の説明会。関学との連携が推しです。その後、大阪高校にご訪問してきました。やはり今は探求型授業が流行です。各校とも強く意識しています。ただ、マニュアルがなく、先生の個々の力量が非常に大きいのでアクティヴラーニングのように声掛け倒れに終わらないか注視しています。では、レポート。校風3、教授力3、授業態度3、おススメ度4。学校全体に変わっていかなくてはいけない、という流れがあります。また昨年よりも随分落ち着いてきました。お預けする層として最も気にしているのは退学率です。3%で及第点ですが、それを大幅に下回る2%前後という数値は非常に素晴らしく、先生方の思いを感じ取れます。

2018年9月7日金曜日

高校レポート~大阪桐蔭高校~

 かつての不祥事の傷跡からここ数年、特殊技能科であるⅢ類の生徒が急増し、Ⅰ類Ⅱ類は専願希望者が激減している状況です。そのあたりや今後の展望、お預けした生徒をどのように見て頂けるのかについてお話をお伺いしました。公立高校の先生方と話しているような錯覚を覚えるほど無気力。メリットや特色についてお伺いしても「がんばります」「目標を達成するよう努力します」など真意がわかりませんでした。では、レポート結果。校風3.5、教授力4、授業態度3おススメ度2.5。公立中堅なら良いですが、進学校の面影はありませんでした。

2018年9月6日木曜日

高校レポート~上宮高校~&水曜の出来事

 各種災害の被災者の方々に哀悼の意を表します。

 時系列は無視して、授業とその他に分けて書きます。木曜日は朝から大阪産業大学附属高校の説明会に参加してきました。今年度希望者が現時点ではいないのですが、年々改善点が見られる学校です。まだ、個別訪問のアポはないのですが、近々お伺いしたいと思っています。

 では上宮高校レポート。元名門男子校で改革期を迎えた私立高校です。校風3、教授力3、授業態度2.5、おススメ度3。関関同立への指定校推薦の枠があるの魅力ですが、狭き門ではあります。赤裸々な感想は中3の子たちに語っておきました。

 水曜日、小5は前日の振替授業を実施しました。約分がまだまだ怪しいので、素早く確実にできる習慣をつけさせようと思います。また、中学生になって中途半端にしかできない子ほど早合点する傾向があります。やり方が多少違っても答えさえ合っていれば良い、という考えでいる子たちですね。勉強に対する考えを変える必要があるので、

 中3は数学を水曜日に終わらせました。これで明日より入試の過去問に取り組めます。授業の前半に受験についての話をしました。また、個別に志望校について話しました。眼力が上がったように見えます。授業前までは数学はクラスを分けて問題演習しようと思っていましたが、関大北陽・近高・大和田・常翔啓光・開明の過去問にチャレンジするので、全員共通にすることにしました。今後、全員の志望校が決定すれば随時考えていきます。

2018年9月5日水曜日

今週の出来事

 火曜日の台風は猛威を振るい、7月の地震の時より長い揺れが続きました。看板が飛んできたり、信号が故障したり、気がなぎ倒されたり、関空が水没したりと歴史的な台風です。個人的に案じていたのは淀川・城北運河・寝屋川の氾濫でしたが、ぎりぎりのところで耐えたようです。それでも、信号機が街中で故障し大渋滞の中、お巡りさんが大活躍していました。Let校の被害が心配ですが、近々大きな点検をしていただこうと思っています。

 今週より、高校訪問のピークを迎える予定でしたが、火曜日は信愛、水曜日は近高がそれぞれ休講になり延期。近高は春から数えて3度目の延期です。ご縁が遠のいているようで残念です。水曜日は大阪成蹊女子高校の説明会。学校は休校の中、決行されました。大阪府の女子高の中では最も勢いを感じます。昨年の説明会で「こんな私でも主役になれた」という生徒のセリフが印象的でした。ただ、改革の真っ最中で手探りをされているようです。正直、説明会では何も伝わりません。良い感想も悪い感想も抱きませんでした。

 では、授業の出来事。Let校の小6は曜日は変わらず、教科が月木で入れ替え。つまり、足立と私の担当曜日が変わったということですね。ところで、FN,FSは今福も含めた共通テストで1.2フィニッシュ。今福はそれなりのレベルを保っている中でのこの結果は立派です。

 中1は今福から何名か合流中です。かなり細かいところまで目が行き届くので、すぐに対応でき良い結果につながった夏期講習会でした。何名かを今福にとも思ったのですが、もう少し基本的なことを徹底させてから合流するつもりです。中2は数学・歴史の確認。復習と新単元を少しずつしました。茨田北IAと茨田KMの成長を強く感じます。勉強面はもちろん、精神的にも非常に成長しています。中だるみが普通なこの時期を良い感じで過ごせています。彼女たちよりもワンセ歴の長い子のモチベーションが下がっているのが気掛かり。でも、最低限度をクリアして更なる高みを目指す子は自分をコントロールする力が必要です。声掛けに対して前向きな姿勢になって欲しいと思いつつ様子を見ています。

 今福の中3は例年以上にモチベーションに差がついています。上は良いとして、定期テストが400点前後のモチベーションの低い子は将来の選択肢に非常に大きな影響を及ぼします。彼らを引っ張っていくための話し合いを多めにしていき、受験生らしい雰囲気にして、絶対全員合格を実現しなくてはいけません。

2018年8月30日木曜日

高校レポート①追手門学院大学高校

 秋の高校レポート第1弾、追手門学院大学高校からです。今福鶴見からは距離があり、志望者は過去いませんでした。校風4.5、教授力3.5、授業態度1.5、おススメ度3.5。時代はアクティヴラーニングから「探求」へ変わっていっています。特に関東ではその傾向が顕著。大阪で積極的に取り入れている姿勢に大いに興味があります。授業中は私語が非常に多いのも欧米風。先生の熱量は非常に個人差がありました。生徒個々を見るのではなく、興味づけを行い、考えさせ発想力を伸ばすことを試行錯誤されている新時代の学校でした。

 続くかも

2018年8月29日水曜日

8/29の出来事

 夏休みが終わり、小学生が通常授業に戻りました。少し時間のゆとりができたので、今日は渉外活動のアポ取り。明日から本格的に一日一校のペースで高校レポートを行います。午前中に塾対象説明会に参加し、昼から個別訪問する形になります。数時間で9月下旬までの予定がほとんど埋まりました。ちなみに明日は初の追手門高校に訪問します。少し頚椎をやられていて、座り続けることと腕を上げることが厳しいです。粗相しないように訪問先で気をつけますが、しびれが起こる不安との戦いがあります。

 エンドレスも9月の3週目から始まるのでいよいよ精力的に活動する時期です。上半期で上半期で充電を終え、モチベーションが上がってきました。絶対全員合格&成績大幅アップは必須ですので、それに向けて尽力します。

 夕方、小5の約分のある計算に付き合いつつ前述のように各高校との折衝。5年生は計算を終えてから約分できるのかどうかを見極める習慣がないので、約分をせずに答えを書く子が続出します。9月中にこれを徹底しなくてはいけないと思っています。細かいことを徹底は永遠の課題です。

 夜は中1特進数学から。この直後に行われるクラス分けテストを実施。出題する問題を全て予告した上、実は先週行った特進授業プリントを同じものです。復習を怠らなければ満点取れるものにしました。果たして、今夏最も頑張っていた緑KHが満点。同じく緑FH、HYが満点で特進。間違い方の詳細を見ていたのですが、努力の形跡を認め緑T・HA、YA、T・HI、鯰江MAが特進決定です。

 中3は歴史のまとめモード。安定の緑SHAKの独断場です。少し仕上がりの悪さを感じているので、今までのように一夜漬け風の勉強から流れを大切にする勉強へチェンジしてもらわなくてはいけません。ところで、昼間に五ツ木の受験票が到着したので志望校の記入をしていると、ようやく受験生らしい感じになってきました。子どもたちから志望校の相談も積極的にされるようになり、佳境の前兆を感じます。実は社会のみの担当から、例年のように国数社担当になります。基本の確認はほとんどクリアできているので、早く入試問題を解くモードに入りたいです。ちなみに国語・社会は来週から、数学は2週間後にはチャレンジします。

最近の出来事

 火曜日の夜、地震がありました。微妙な縦揺れで強烈なマグニチュードは感じない、それでも前震にしては大きく本震のように感じる。次に何かきたら避難する順番と準備をしなくては…そんな考えがグルグル頭の中で回っていましたが、その後大きな揺れはなく少し胸を撫で下ろしました。

 まずは今福の小学生から。9月からの時間割編成で4年生と3年生を交代することになりました。冬休みなどは見ることもありますが、しばしの別れです。とはいうものの小学生を教える先生は3人だけなので直ぐに見る機会があると思います。次に先生のためには厳しく接するのがセオリー。楽しく優しいイメージで引き継ぐと次の先生が大変になります。人数は最も少ないのに注意される機会が最も多かった学年。愛情充分に注いできたので、次の先生に格好良いところを見せつけて下さい。

 5年生は新単元の約分・通分の必要な計算問題をしました。例年のことながら約分を忘れる子が多いのです。=の位置や型を決めた途中式の徹底が必要なところなので、力が入っています。わかったつもり、何となく答えがあった、などの後の不理解につながりますので、まずは教えたことを教えたとおりにできることからです。早速のお呼び出しは明日の水曜になりました。

 6年生は拡大・縮小についてやりました。この単元は単位変換と文章問題が共にやや難問で全員完全理解することは諦めています。でも。基本的な縮尺が決まっている地図と本当の距離は完全理解してほしいところ。6年生でも1km=1000m、1m=100mを知らない子がいるのが例年の驚き。ややこしい単位ならいざ知らず、大人になっても日常で用いる単位ぐらいは常識として使いこなせるようになってもらいたいと思います。

 中1数学は前回より新単元の比例に導入。方程式の文章題と比べると随分易しいです。理解度も良くすいすい進みました。ムードメーカー緑TA・Hがほどよく空気を和らげてくれるので、アットホームな感じで進みます。課題に対する認識では鯰江の女子が教科間の差が激しいです。ようは教科の好き嫌いで結果が変わってくるということですね。特進と標準で分けましたが、ようやく良い雰囲気になってきました。これからは定期テストで点数を取れるように仕上げていこうと思います。

 中2は歴史は江戸の末期。少し進度にゆとりがあったので領土問題の考え方について話しました。将来、外国人と話す機会が必ずあります。話題になりやすいのは日本という国について。でも、日本人の彼らのほうが日本について知りません。「忍者とは」「歌舞伎とは」「着物とは」「茶とは」日本の各時代の文化に触発される外国人が多いのに全く説明できない人になってほしくないので、知識を増やしつつ討論できるようになってもらいたいです。