2019年1月10日木曜日

最近の出来事

 冬期講習会が終わり平常授業に戻りました。同時に小学生は冬休みに出された大量の宿題の提出日でした。小学生あるあるなのが大量に出された宿題をルーズにしてくること。時間をかけずにわかる問題だけやって、少し考えればわかる問題を「わかりませんでした」というパターンですね。私の中では宿題忘れと同等です。それゆえ、宿題のルーズさを追求し雰囲気はピリピリになってしまいます。そんな中で各学年体験授業の子が来ていることに申し訳なさを感じます。期待と不安で参加している体験の子たちに、既存生の不始末さを注意している場面を見せることへの申し訳なさです。

 ただ、それもまたワンセらしいとも思います。「よそ行き」の授業はせず、不始末があれば注意される場面を経験することは悪いことではないからです。最初にそれを見てくれれば、普段の授業は楽しく感じられるでしょう。実際、ルールさえちゃんと守れば楽しい塾です。まぁ、ドン引きされて敬遠されてもそこはご縁がなかったかと思います。それでもウチを選んでいただけるなら、しっかりと成長のお手伝いをさせていただこうと思います。

 -閑話休題ー

 中1,2は木曜日にチャレンジテストがありました。各中学校の定期テストレベルのようで、心配するほど悪くなさそうな感じです。冬期講習でした問題が役立っていることを願います。また、英検を27日に控えて、ラストスパートを駆けていますが、モチベーションの差を感じます。資格講座ですから、真面目に取り組まないと合格できません。できるだけ楽しさで引っ張っていこうと思っていますが、適当に取り組んでほしくないです。全員合格が至上命題なだけに半端なことはしません。

 受験生もいよいよ入試まで1ヶ月になりピリピリムードになっています。今週、公立高校受験予定の子たちへ評定を勘案し合格最低点を詳細に算出。5教科合計なので、得手不得手を考慮し各教科の最低点をはじき出しました。データが充分な学校は900点満点中、誤差が1点、最も誤差がある学校でも900点満点中10点未満ですので、それなりに精度は高いです。あとはしっかりと全員合格へ向けてやるべきことをさせていきます。

社会人大学生

 2014年に大学を卒業してから早四年が経ちました。この仕事ゆえ、平日午前中は勉強に費やせます。在学時、一番大変だったのは早起き。最初は毎日のルーティンにすればすぐに身体が慣れるとおもいきや、最後まで慣れませんでした。ほぼ皆勤賞で受講し、勉強時間だけなら同級生に負けないほどには費やしました。でも、それは自分の能力が低いせいであって優秀でない証明でもあります。

 ひとの数倍以上の時間を費やしてようやく恥ずかしくない点数をとれる程度です。テレビでは社会人大学生が楽しく勤勉である姿をよく見かけます。自分を投影すると、辛くて苦い四年間でした。

 何が辛い?自分の劣化具合が嫌が応にもわかること。まず、暗記の速度が自分のイメージとはかけ離れていました。英単語を覚えるのにあんな苦労した経験はありません。理解力も周りより数倍劣っていました。

 あの歳になって、今までに感じたことのない種類のストレスを経験しました。頑張れた理由はストレスの向こう側から見える景色の良さ。このストレスは自分でないと乗り越えられないんだ、という100%自己満足です。

 そんな私の勉強に対するモチベーションは負のもので「わかりません」とみんなの前で言うのが恥ずかしいということ。全て理解できるよう復習しなくてはいけない、小テストは満点でないといけない、普段からテスト勉強しないといけない、という自滅するようなプレッシャーをかけ続けていました。

 私は先生と呼ばれ、ハードなノルマを与えている立場。だからこそ、自分にはもっと高いハードルを与えなくてはいけないと思い続けていました。自分に甘い人を先生として一目置くことはないと自戒していました。

 転機は、良き同級生に恵まれて少し肩の荷が下りたときです。勉強はハードでしたが、勉強会などは楽しかったです。大学生らしい遊びにもつきあわせてもらいました。非常に楽しかったです。

 自分の興味ある内容を勉強できる楽しさ、他人から評価されることへのプレッシャーなど様々なものを得られました。また、非生産的なことにエネルギーを費やせる学生のノリも刺激的でした。

 あの四年間をみんなで過ごした無形の財産と、知識、ストレスの向こう側を体験できたことはかけがえのない宝物です。社会人大学生の話をテレビで観てそんなことを思い出し、今年は久しく会っていない人たちと会おうと決めました。

2019年1月5日土曜日

最近の出来事

 正月気分も一掃されるような授業ムードです。初回の授業こそリラックスモードでしたが、2回目からは勉強モードに入っています。

 小3は宿題確認日。TMが最もミスが少なかったです。HUは丁寧に復習してきた形跡がありました。MKは最後まで同じペースで頑張っていました。逆にSAは小学生らしく最後のほうは集中力が途切れているのがわかる答案用紙でした。一日で頑張りすぎたのでしょう笑 MYは少しミスが目立ちました。とはいうものの40ページ中約20j問の間違いなので1ページあたり1問あるかどうかです。ワンセ基準では多いといわれるのが少々気の毒かもしれません。

 中3はラストスパート真っ最中。緑CHが公立後期の過去問で満点をゲット。社会では緑SHと横堤YHが健闘しています。少し波が荒いもののできることを着実に増やしているのが緑AK。男子3人がトップ争いの常連です。その他は少し物足りないですが、今後は志望校合格に向けてできることを一つずつ増やしていかなくてはいけません。

 中2は数学と社会をしました。数学では確率の授業の3回目で応用問題にチャレンジ。でも、センスを発揮して解く問題では誰もアピールできる子がいなかったのが残念です。緑IAがかろうじて及第点で、その他は今後に期待。この学年は新年初日だったので、軽く流し気味でしたが明日以降は本気モードでいきますので、気合を入れてきてくださいね。

2019年1月3日木曜日

今年の抱負~成長~

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。さて、2019年に向けて抱負(方針)を述べたいと思います。今年で19年目を迎え、例年言っているような気もしますが、過渡期です。英語教育の変化・授業のIT化など教育現場で大きな変化を迎えます。時流に乗り、しっかりとついていかなくてはいけないと改めて気力をみなぎらせています。

 2018年は苦渋の選択の「月3回宿題忘れorサボりで退塾勧告」というルールを設け、1年が経とうとしています。退塾者の大半が退塾勧告者という現状が非常に複雑です。自主的な退塾が過去最少になったのは、満足度が向上していることもあるのでしょう。それでも懇談会を通じて、保護者の方の子どもへの期待を実感し応えなくてはいけない、まだまだ至らない、という思いでいっぱいです。

 お預かりしている子どもたちの人数は少し増えました。それでも、各教室の机を1列ずつ減らして収容人数を5,6人ずつ減少させました。教室内の空間を増やし、一人ひとりをしっかりと見ていきたいという意思表示です。「教育ファースト」「内部生(既存生)ファースト」の方針は不変。携帯会社の逆ですね。新規ではなく、現場の子たちが優先されます。この時期、授業中という理由で新規問い合わせのお電話をないがしろにすることもしばしばあります。それでも変わってはいけない部分は変わりません。

 ただ、根幹は変わらずとも成長していきたいと切に考えています。齢を重ねると自分の知識と
社会経験だけが常識になり、他人や他社の価値観・世代間の相違を認めたがらない傾向があります。ただ、私は教育者なのでそれではいけません。大正から昭和・平成まで老若男女の価値観を考え、マッチングしていかなくてはいけません。年齢を言い訳に「できない・覚えられない」は私にはタブーです。新しい経験や価値観との出会いは楽しく、刺激的であり、積極的にそのような機会を増やしたいと思っています。

 時代の変化や多様化する価値観についていき、自分の価値観を他人におしつけてはいけません。ただし、教育者である限り正しい道やモラル・マナー・(子どもたちの)言動に対してどのように人は感じるのかは伝えます。私の意見がいつも正しいと思ってはいません。でも、間違いを教えないためにも常に自分自身が知識・情報を増やして新たな価値観を否定せず、自分の立ち位置を常に意識し続けようと思います。いつも「正しい常識」を教えられるよう精進していきます。
 
 

2018年12月31日月曜日

最近の出来事(主に中学生)

 今回は中学生の出来事です。1年生は社会とチャレンジテストを意識した復習数学を担当しています。新入生が増えており、新たな躾期間です。新入生は勉強しません、というと乱暴ですが当たらずと遠からずです。まず、復習する習慣がありません。受け身で授業を聞いているだけ賢くなることはないのです。孔子の「学びて時にこれを習う」が真理です。つまり、学んで(授業を受けて)も復習しなくてはならない、ということです。ワンセタイム(確認テスト)に向けての姿勢が既存生とあまりにも違いました。満点以外不合格なのですが、テスト直前にほんの数分見直しをしただけで勉強してきた気分になっている新入生と、満点を取るためにしっかり勉強してくる既存生との差です。その差がそのまま定期テストの差につながっているのです。人数は増えましたが、一人ひとりをしっかりと見ていく姿勢に変更はありません。
 
 中2は社会と数学の確率をしています。提出物や課題に対する意識が最も甘いのが中2です。何より、授業態度の集中力の不足に不満を覚えています。彼らの名誉のために申し上げると、授業中に私語やよそ見などの問題行動はありません。ただ、数学のように脳を全力で使って欲しい説明しているときの集中力に不満があるのです。目に見えない脳ですが、鍛えれば鍛えるほど筋肉同様に発達します。これは脳外科医の意見と同様です。子どもは言わなければできません。だから、つよくそれを望んでいることを明確に伝える必要があるのです。

 受験生は毎日解き続けている過去問結果から。トップ取得率は緑AKがダントツ。次いで緑SHと緑YSが並びます。そこに緑TM、NN、IN、OMがトップ取得者に名を連ねます。トップ争いに得意教科で鯰江SA、茨田WS、横堤YHが食い込みます。阿吽の呼吸で夫婦漫才もどきを連日繰り返す緑YSSHは常に同点や僅差というあ有り得ないほどのシンクロした点数を見せてくれます。受験生については胸を締め付けられるほど、現状に一喜一憂しています。同業者が「「この時期の受験生のピリピリした雰囲気が好きだ」というお気軽な気持ちになれたら楽になれるのですが。

 子どもたちに対する思いは近々アップしようと思います。

2018年12月30日日曜日

最近の出来事(主に小学生)

 冬期講習会が始まり、早起きが辛い日々です。では、今回は冬休みに入ってからの授業の様子のみをつらつらと書きます。随筆は次稿にて…

 小3算数は復習モード。先週の書きましたが、新入生が増え、みんなが競争心を持って取り組んでいます。果たして、ミスが激減しています。そしてスピードが最大の課題であったのに、すでに4年生以上5年生未満の状態です。集中力も学年以上。このクラスに加わる子には極めて良い環境ですね。既存生にとっても良い刺激になっており、小3ながらにクラスの状態は全学年の中で最も良いです。
 
 小4算数を久しぶりに見ました。9月以来ですが、随分大人になっている彼らにビックリ。足立・塚田にもまれたのでしょう。私たち3人は厳しさのタイプがそれぞれ違うので、子どもたちも大変です笑 復習モードですが、1か月ぐらい前に喝を入れたこともあり、てきぱきしていました。来年、3人中誰が担当するのか決まっていませんが、成長が楽しみなクラスです。

 小5算数はこの時期に珍しく新単元の小数×整数をしました。毎年定番ですが、約分を忘れる子が続出するのです。忘れる子に限って、約分の仕方が適当で我流。つまり、習ったことを習得する前に我流で「できているつもり」なのです。学年トップのは例外なく基本に忠実です。逆にできない子ほど「凡ミスや」と言います。「やればできる子」は「やらなかった子」ですから、その癖を治す必要があります。

 小6算数も復習モード。3月からの中学生の授業に備えて授業を聞く態度の躾期間だと思っています。人数も例年よりも多いため、こちらのパワーもレーダーもレベルが高くなっています。基本に忠実に「解説中が集中して聞く」「新しく習ったことをしっかり習得する」ことに気をつけているので少々手厳しくなっています。

 小5、小6は定員に近づいているため、ワンセ史上初の中3までに募集締切が視野に入っています。もしかしたら、中学生になると新規募集が一時見合わせになっているかもしれません。途中入塾の子を意識しなくてよいなら今いる子に集中できます。恐縮ながら「募集制限」を意識して新年度に突入するかもしれません。でも、「既存生ファースト」だと思っているワンセには悪いことではありません。

 長文になりそうなので中学生は後日…

2018年12月20日木曜日

続・最近の出来事

 最近、ブログの閲覧数が増えてるのに投稿数が少なく申し訳なく思っています。11月から始まった懇談会がようやく終わりました。1週間前までは咳が随分酷くご迷惑をおかけしました。土曜日から始まる英検対策と冬期講習会の準備でバタバタです。冬期講習会が始まれば授業とその準備がメインになるので、少し楽になります。朝から夜まで授業だけなら幸せなのですが、その他の仕事が押し寄せてきます。

 さて、各学年の出来事です。小3はスピードアップを課題にあげて約1か月。ようやくこちらの望むペースでできるようになりました。今は2学期までのまとめをしてますが、小テストをするとミスが最も少ないのがHU。次いでTMも悪くありません。若干ミスしてしまうのがSMMY。4年生になったら凡ミスに対して厳しく取り締まろうと思います。小5は国語の記述に力を入れています。今後、自分の考えを端的に表現できることが重要になります。今後、作文を書く機会は減少します。今更
作文の書き方は中学生以降何の役にも立たないので「論文」「小論文」の書き方を踏襲した記述対策にしていきます。原稿用紙の使い方などは小学校でも習うので、ワンセでは文章の作り方を練習していこうと思います。小6で少し気になるのが宿題のわからないところを授業前に子どもたちで確認していることです。それ自体は悪くないのですが、理解できている子にやり方を教えてもらうのはもちろんOK。むしろ推奨しています。でも、答えだけ聞いて写しているならそれは良いお勉強とは言えません。エスカレートしないよう注視しています。

 中1社会は歴史を進みました。宗教改革について解説。本当は今のISISや中東情勢に絡めて話したかったのですが、そこまでの時間はありませんでした。普段作れない貯金を冬期講習終了までに作っておいて平常授業に戻ってから覚えこみをしてもらおうと思います。数学では緑FHの話題で盛り上がりました。緑TA・Hから主役の座を奪いそうな勢いです。

 中2社会は天皇制度や領土の現状について話しました。そういった教科書外の話ですが、知っておかないと外国人との会話についていけなくなります。日本人として母国について知っておいてほしいですね。友人の中国人は中学生で漢詩(中国の詩)を学ぶことを知り驚いていました。中国でも習わないのに外国(日本)で教えていることに対してです。同様に外国人のほうが日本の歴史について詳しいこともあります。ただ、それでは少し恥ずかしく思って欲しいですね。
 
 受験生は公立国語C問題対策。C問題に強い塾というキャッチフレーズに例外を出してはいけません。今福鶴見校では2年連続C問題採択高校(文理学科など)全員合格しております。かつて、高倍率であった公立前期試験でも合格率は常に100%を目指して、ほぼ実現できていました。12月から公立国語対策をしなくてはいけないほどの危機感を覚えたからです。記述ではかなり厳しい言葉をかけられた緑CHや緑MHは順調に書けるようになりました。スピードに大きな課題があった緑AKも時間内にかける目処がつきました。また、CHは数学がかなり伸びており、今後に期待しています。

 おまけの木曜日の小学生の出来事。小3は先週より新加入のMKがハイスピードについてこようと頑張っています。スピードが課題であったSAは見違えるほど全ての動作が速くなりました。あ、帰る準備だけは遅いですね笑 MYは新入生が増えて張り切って良いところを見せようと(?)集中力が増しています。結果、SA同様ミスが減っています。安定して正答率が高いのがHU。ちなみにロトくじで足立賞をゲットして素敵なプレゼントをゲットして帰って行きました。

 6年生は鶴見小学校が卒業遠足でキッザニアに行った中、疲れた顔を見せつつ頑張ってきたのがSM。その姿勢が将来に大きく影響します。疲れているのはみんな同じ。そんな中、遅刻してでも来るという気持ちの差が大きくなるのです。今後が楽しみですね。