2022年2月15日火曜日

2/15の出来事

  中2ではチームAという英語理科の自習形式の復習時間があり、例年プラスアルファの自由参加で足立が管理しています。毎年区切り毎にテストをしており、トップレベルの子はもれなく参加しているものです。その結果が切磋琢磨しており面白い状況。前回は英語で緑IMがトップ。文理学科合格レベルの子たちを上回り、今回も一問差でトップ緑YJに次いで2位。理科では緑MRがトップで、2番はこれまた成長著しい緑AA。数学ダントツトップの緑SSは両方4位でした。彼が出来ていないというより底上げが凄いというべきでしょう。私は、全生徒平均が気になるので上から下まで見るのですが、最下位レベルが過去の文理学科合格レベルの子と遜色ない仕上がりなのが喜ばしい。足立によると、それでも中1のほうがクラスの理解度は良いみたいなので今後の伸びが楽しみです。

 中3は毎日国語の書き物をしています。記述対策ですが、緑HAはほぼ及第点を取れる状況。ちなみに緑MYと並び公立過去問国語満点でした。数学でもMYは満点、HAが一問間違いでした。ここ最近元気のなかったMYは私立高校合格で少し柔和な表情をするようになりました。緑OAは素晴らしい記述力を発揮し場を盛り上げてくれました。緑MSは記述と暗記の追い込みに余念がない状態です。

 

2022年2月14日月曜日

2/14の出来事

  今日はバレンタインデー。皆様ありがとうございました。何人かはメッセージもつけてくれていました。直筆の文字は温もりがあって幸せな気持ちにさせてくれますね。また、鯰江KNは敢えてコーヒーのプレゼントで女子力向上に舌を巻きました。覚えたのはメイクだけではなかったようです(笑)

 授業は小5算数から。ここ最近MWが急成長しています。落ち着いて考えられるようになり、かつ課題であったスピードもかなり速くなりました。TT、UMも良い感じで安定しています。みんなの出来を実感し新入生SUは少し焦りを感じているようです。

 ちなみに3連休は受験生が勉強三昧。緑OAが初めて国語でトップになりました。緑HAは悪くない状態をキープしています。緑MYは少しリラックスして取り組むことが必要です。焦りすが空回りして更に自分を追い込んでいるように見えます。過去問結果や私立高校の結果も素晴らしかったのですから、もう少し頑張っている自分を褒めてあげましょう。緑MSは得手不得手がかなりはっきりしているので得意教科は取りこぼさず、伸びしろが残っている教科を1か月で仕上げていきましょう。

 月曜日の夜は中1国語。先週に続き「少年の日の思い出」をしました。最近、国語では緑OYが良い読解力をしています。国語以外でも発想が良くなってきています。しっかり頭を使い続けた成果ですね。

2022年2月13日日曜日

続・私立高校合格速報

  2/13朝10時緑HAから無事吉報が到着!!その後、昨日より一日千秋の思いで待ち焦がれていた吉報が緑MYから!!いずれもが成績優秀特待生で進学校でのそれは文理学科受験でも上位の実力があることを意味し、偶然ではなれません。その後、鯰江KN、緑SEからも吉報!!大阪府私立高校は無事全員廻し合格なしで合格できました。昨年は若干名の廻し合格がありましたが、過去4年中3年は廻し合格なしでの朗報です。また、成績優秀特待生は過去最高の7割を超えています。卒業の挨拶に何人か来られて最高の笑顔が見れ、今までの苦労が吹っ飛ぶほどの充実感があります。

 先日、卒業生に「生活がマンネリ化しないのはどうしてか」と聞かれました。少し返答に悩みましたが、その答えは「子どもたちとの出会い」だと気づきました。その卒業生も母となり子育て奮闘中です。きょうだいがいればわかりますが、子どもの性格はみんな違います。同じように育てても性格は異なり、模範解答は存在しません。教えることも人相手なので同じです。集団授業ですが、ひとりひとりを見て解答を探っています。縁がありワンセに来てもらえたなら全力で応えるつもりです。

 しんどいことも多いワンセでみんなと共有した思い出はプライスレス。手がかかる子が多いですが、面倒くさい子は好きなので日々喜怒哀楽があり楽しんでいます。「やりがいがある仕事」と言うには言葉が軽すぎるので、好んで使いません。普段はやりがいよりも思い通りに全員の成績が上がらないストレスのほうが圧倒的に大きいです。それでも合格報告の笑顔は全てに勝ります。今も、3連休長時間ここで受験勉強をしている彼らを横目に、全員合格&高得点に頬を緩めています。

 怖い先生を演じて数十年が経ちました。「先生」という仮面を外せば争いを好まない好々爺に近づいています。スタッフやOBには父とおじいちゃんの間のような感覚です。引退の時期の一つの目安が「子どもたちはしてはいけないことをしたときに叱れなくなったとき」というのがあります。コロナ禍で自分のモチベーションの低下を案じていましたが、時流に乗りつつ厳しい先生・塾であり続けたいと再認識しています。全力で指導した先に最高の笑顔が待っているのですから。

 

2022年2月12日土曜日

私立合格速報

 2/12(土)吉報の第一号は緑IS。上の学科で順当な合格報告!!次は鯰江SM。当日順位10%以内合格の成績優秀特待生です!続いて緑NM。こちらも同じく当日上位10%以内の成績優秀者!!その後、緑NW、AK、NRからも第1希望の学科で合格報告がありました!!更には鯰江FIからも成績優秀特待生の吉報!!午後は緑MSが第一希望学科での朗報!更には緑OAが成績優秀特待生の吉報!!過去最高の成績優秀特待生(名称は高校によって異なる)になりそうな予感がする幸先の良い日でした。ここまで特待生制度がある高校受験者の特待生率は8割弱です。もちろん、廻し合格なしです。

 ちなみに、2月に入り卒業生から披露宴のお誘いや出産報告など明るい報告をたくさん受けて、嬉しさを感じる日が多いことに幸せを感じています。

2022年2月9日水曜日

2/9私立入試前夜

  明日のために鍛え続けてきました。勉強への姿勢を最も注意された学年でしたが、受験生になってからは放っておくといつまでも勉強していて私を返してくれない子たちになりました。最も手間のかかった学年かもしれません。鯰江中学の子たちは一括りにして何かと話題になることが多かったです。そんな鯰江中の子たちの精神的な成長ぶりに本当に目を細めます。スタートを切るのが遅かった分、ラストスパートはよく頑張っていました。

 ワンセは例年通り胸を張って「全員中学生の間は全力で勉強を頑張った」と言えます。10年経ち20年経ってお母さんになっても「お母さんが中学生のときは勉強めっちゃ頑張ったんやで」と子どもにドヤ顔で言えることでしょう。コロナ禍でも勉強を止めずに最も休みが少なかった昨年、そして志望校決定が遅かったことから早めに多くの話をした今年。11月の五ツ木が終わってからの伸びが今年は素晴らしい。それなのに客観的なデータとしては出てこないのが残念です。みんなに「トップ合格してきてね」と声掛けをしましたが、割と本気です。王道で上位になってきて欲しい。

 ちなみに今年の専願率は75%です。明日からは公立対策ががっつり始まり国語の時代が始まります。そう、書き物三昧です。最低毎日1本のペースで書く予定なので、公立入試は書きもので差をつけます。

頑張れ!受験生!!

2022年2月8日火曜日

2/7.8の出来事

  私立高校入試を控えて嬉しいことがありました。まず、卒業生の来訪。甲子園出場を果たしたKSが進路の報告をしに来てくれました。爽やかで落ち着いた雰囲気に目を細めました。もう一つは28年前の教え子が縁あって知り合いと私の話題になったことです。すでにアラフォーで、私が授業したのは短期講習会の数回のみ。わずか数回した授業していないのに覚えてくれていたことがとても嬉しいです。先生と呼ばれるようになった頃に心掛けていたのは「あの国語の先生」と呼ばれ、名前を忘れられるようにならない授業をすることです。若手講師時代で週20コマこなすことに必死だったので、覚えてくれていたことに喜びもひとしおです。

 さて、月曜日は小5算数から。復習モードに突入です。立体のイメージはこの学年には難しい。ただ、先週「方眼紙で組み立てたらイメージしやすくなるよ」と言ったことを実践してくれた子がいなかったのは残念です。理系に進む子はこの言い方でチャレンジしますから。その後、中1国語で「少年の日の思い出」のあらすじ確認でした。未だに「不思議な宝物の蝶を盗まれて破損された被害者が悪く書かれ、盗みを犯し、謝罪して冷淡に接され加害者が可哀そう」という視点で書かれていることに違和感を覚える話です。合間に中2の一部の子と個別に少し話しました。緑IRは褒めました。塾ではあまり褒めらることがなかったのですが、彼女の姿勢(性格)は本当に素晴らしい。そんな話をしました。

 火曜日は受験生と私立前最後の国語。伝えることはある程度伝えてきたので少し感傷的な気持ちです。この学年は勉強以上に精神的な成長を感じる学年です。そういう点ではワンセで良かったね、と思います。「ルールを守る」「周りを見る」「空気を読む(気遣いをする)」「全力で勉強を頑張る」ことに例外を出さずにやって来れた彼らは社会に出てから大切なことを鍛えられました。コロナ禍で勉強を止めず、気持ちを切らせることなく努力してきたことはこのご時世、非常に重要なこと経験したと思います。


2022年2月6日日曜日

卒業生へ~贈る言葉③~

 緑AK

 塾ではあまり目立たない存在だった。志望校が決まり自分なりの努力は継続できている。悪くない。それでも物足りない。

 言われたことはそつなくこなし、はみ出したこともしない。ネガティブすぎることはない。2年間通塾し期待値ほどの伸びがあったのか、自問自答し答えはわからない。

 高校では勉強の計画を自分で立てなくてはいけない。周りがしていなくても自分の意志で勉強をするのか案じられる。受け身なので「課題」に対しては問題ないが「問題探究」することを強く意識してほしい。

鯰江SM

 言動のボーダーに個人差があることで葛藤する時期もあった。小学生までは思ったことを何でも話して許されることも多い。

 中学生は微妙な年齢で精神的年齢の差が大きい。ストレートに言動すると無用のトラブルに巻き込まれることもある。様々な経験から習得したものがある。学生に許される特権は失敗しても良いことだ。

 失敗から多くのことを学べる。自分の性格で嫌なところを感じたら、それは成長のチャンスだ。自覚があれば何でもできる。

鯰江FI

 生真面目な正義感はレールの上を走っている間は安全で頼もしい。若気の至りでレールにヒビがあっても突っ込むこともある。

 大切なのは正しい軌道に戻ることだが、大人でも難しいこともある。また、自分の中の正義が世間に認められないときもある。そこで取捨選択しベターな言動を模索する。模範解答はなく、相手やシチュエーションによって対応は異なる。

 多感な時期に感じたことは大きな財産だ。された嬉しかったことは伝播し、嫌だったことは反面教師にしよう。

 緑NR

 マイペースで周りが見えにくくなることもあった。言霊があり、何気ない言動が相手に思いもよらない結果になることもある。

 それは価値観の相違があり、意識できる年齢にかなりの個人差があることに起因する。価値観は千差万別で相手を否定しない。自分の価値観が通じないこともグローバル社会では翌る出来事だ。

 違和感レーダーを敏感に発動させ、検知したら分析する。そのためには多くの人と接触し、考えることが肝要だ。

 緑SE

 純粋で受け身。頼まれたら嫌と言いづらい。勉強よりもそのことを強く案じた。Noと言えるよう成長してもらいたかった。

 果たして私には言えるようになった。他の人にどれだけ自分の意思を言えるのかは非常に重要だ。上手に自分の説明できず自分の言葉を探してるいる間に押されても「No」はきちんと伝える。

 それだけ出来るようにずっと願っていた。これからは直接成長を見れない。だから、忘れず意識して欲しい。