2022年2月13日日曜日

続・私立高校合格速報

  2/13朝10時緑HAから無事吉報が到着!!その後、昨日より一日千秋の思いで待ち焦がれていた吉報が緑MYから!!いずれもが成績優秀特待生で進学校でのそれは文理学科受験でも上位の実力があることを意味し、偶然ではなれません。その後、鯰江KN、緑SEからも吉報!!大阪府私立高校は無事全員廻し合格なしで合格できました。昨年は若干名の廻し合格がありましたが、過去4年中3年は廻し合格なしでの朗報です。また、成績優秀特待生は過去最高の7割を超えています。卒業の挨拶に何人か来られて最高の笑顔が見れ、今までの苦労が吹っ飛ぶほどの充実感があります。

 先日、卒業生に「生活がマンネリ化しないのはどうしてか」と聞かれました。少し返答に悩みましたが、その答えは「子どもたちとの出会い」だと気づきました。その卒業生も母となり子育て奮闘中です。きょうだいがいればわかりますが、子どもの性格はみんな違います。同じように育てても性格は異なり、模範解答は存在しません。教えることも人相手なので同じです。集団授業ですが、ひとりひとりを見て解答を探っています。縁がありワンセに来てもらえたなら全力で応えるつもりです。

 しんどいことも多いワンセでみんなと共有した思い出はプライスレス。手がかかる子が多いですが、面倒くさい子は好きなので日々喜怒哀楽があり楽しんでいます。「やりがいがある仕事」と言うには言葉が軽すぎるので、好んで使いません。普段はやりがいよりも思い通りに全員の成績が上がらないストレスのほうが圧倒的に大きいです。それでも合格報告の笑顔は全てに勝ります。今も、3連休長時間ここで受験勉強をしている彼らを横目に、全員合格&高得点に頬を緩めています。

 怖い先生を演じて数十年が経ちました。「先生」という仮面を外せば争いを好まない好々爺に近づいています。スタッフやOBには父とおじいちゃんの間のような感覚です。引退の時期の一つの目安が「子どもたちはしてはいけないことをしたときに叱れなくなったとき」というのがあります。コロナ禍で自分のモチベーションの低下を案じていましたが、時流に乗りつつ厳しい先生・塾であり続けたいと再認識しています。全力で指導した先に最高の笑顔が待っているのですから。