今日は運命の五ツ木の日。また、菫・茨田・茨田北中のテスト対策期間中。ただ、部活があるので開始時刻を昼からにして少しゆとりのある日でした。私の授業がなかったので、関大北陽の過去問解説のための予習。いつも国語を後回しするので(IPadでは非常に解き辛い)今年は最初に手をつけました。相変わらず易しい。解説が難しいぐらいに易しいです。よくある記号問題も悩む選択肢がなく解けます。模範解答を見て丸付け兼確認をしていると二問連続で記号問題が不正解。かなり焦りました。よく見ると設問がずれていて無事正答していました。数学は楽しく解けました。
ー閑話休題ー
SNS上でしばしば受験についての話題を見ていると自分の価値観との差がよくわかります。ワンセでは全員志望校が出揃ったぐらいです。公立受験者も万一に備えて併願私立を第一希望と同じぐらいの感覚で選んでいます。また、私立専願でも11月の実力五ツ木が届かなかったときの次の候補を考えています。それが私にとっての「普通」でした。
でも世間一般では、今から考える、とか今月の学校の懇談で違うことを言われて見つめ直しだと言っています。また、中学の懇談は無理をさせないが塾はチャレンジを認めてくれる、という意見が散見しています。そんな意見を見て「まともな塾に行っていないんだな」と思います。
私の高校選びの大原則は自分の子どもだったら行かせたいかどうか、です。男女・公立・私立・学力等々は考慮せず、行かせたいか行かせたくないかの二択からです。自分の子を行かせたくない高校を勧めることはありません。また、第二希望の学校を今考えていないことにも驚きです。ダメになったとき考えて、それまでは本命合格に向けて頑張る、というものです。大半の子はそんなストイックに勉強出来ません。そして、万一のとき親子とも冷静に慣れずにパニックに陥り、大切な高校選びを熟考できないのです。
また、入試のシステムについてあまりにも知らない人が多いのだとビックリしています。五ツ木・実力・期末がある中で、優先順位は実力=五ツ木>>>>期末です。期末に向けて頑張らせる、みたいな意見を見ると心が痛くなります。本日終わった五ツ木のテストの挽回はできないこともあります。ワンセの子にはずっとずっと言い続けてきました。1学期9月の実力・五ツ木は「次頑張れば」と言えました。その代わり「11月の五ツ木・実力で結果が出せなかったら志望校変更について向き合わなければいけない」と。
高校説明会も中1からずっと強制参加にして、進路について考える機会を他の子の数倍設けています。志望で悩むことがあれば個人的に高校へ一緒に行き色々な話を聞いてもらっています。公立はともかく、私立は決定しなくてはいけない時期になってから考え始めたり、まだ準備すらしていないことを聞くと(見る)と胸が締め付けられます。
独立して気づいた自分の器。小さい器なので直接自分と関わる人を大切にすると決めました。それでも、高校選びで悩んでいる人には相談に乗りたいと思ってします自分がいます。親切の押し売りにならないよう気をつけなくてはいけません。