2025年12月6日土曜日

続~令和10年度大阪府公立高校、学校特色枠選抜

 令和10年度(現中1)以降、大阪府公立高校、学校特色枠選抜まとめ

1. 定員の50%以内を学校特色枠として各学校長が人数及び選抜資料を決定
 例:仮に大手前高校定員240名とする。学校特色枠10%で24名を同校選抜方法である英語数学国語の合計点が高い順に上位24名が合格。ただし、英検2級の読替え率7割ではなく入試試験による点数。残り216名は従来通りのシステムで決定。特色枠で出願しても生徒の負担は増えない。

2. 選抜方法及び割合は高校により大きく異なる。文理学科は北野・天王寺は学力検査英数国+エントリーシート。その他の文理学科は学力検査英数国の合計。調査書(内申)重視の学校は中1から中3が1:1:1:や1:1:3の割合で見るところもある。


3. 選抜方法(基準)種類
学力検査・調査書・小論文・作文・エントリーシート・実技検査・面接・グループワーク・グループディスカッションの中から学校長判断。学校特色枠なしの高校もあり。学力検査・調査書以外を選抜基準にする高校は上記小論文等の負担あり。
 
 一度の受験機会で異なる選抜方法になるのが大学入試との大きな違いです。誤情報が錯綜するでしょう。

速報~令和10年度大阪府公立高校入試~

 学校特色枠が決定しました。上位高校は軒並み英語数学国語の3教科のみで判断。その他、エントリーシート・作文・集団面接・調査書(内申)等々のいずれかを各学校長が判断。詳細は後ほどアップします。

2025年12月3日水曜日

続・期末テスト速報

 本日で期末テスト結果が出揃いました。中1は前回比全生徒平均点で17点アップ。前回は学校平均点との差が最も良く、今回はそれよりも上がったのは喜ばしいことです。中2は同30点アップと、大幅にあがりました。前回より下がった2人も5教科合計で4点です。学校平均点がさがるのであれば充分許容範囲です。

2025年12月2日火曜日

期末テスト速報

 期末テスト8割がが返ってきました。中2菫MHが英語・社会で満点、これで今年英語・数学・理科・社会で満点ゲット、かつ学習奨励賞です。中2IYは理科満点。中3今津YIは数学満点、緑IN、UMは英語満点でした。

 中1は全員2学期中間テストより点数を上げてきそうなペースです。中間テストは 全員一学期中間テストよりも学校平均点との差が良くなっていました。つまり、今回の成績は実質自己ベストを全員更新している可能性が高いということです。中だるみと無縁なのは素晴らしいです。

 中2は緑IYが自己ベスト更新。緑MEが前回よりも80点以上上げてきました。授業前後でも積極的な姿勢を見せています。菫YA、緑HRT、緑KH、もV字回復達成。菫GTFR、緑KMも点数はもう少し上げて欲しいですが、良い感じを継続中です。緑HRMも順調。前回は危機感MAXな状態でしたが、V字回復しているのでひとまず赤信号からは脱出です。

 中3は実力テストと五ツ木を優先したのでほぼ現状維持なのは仕方ないと思います。全員合格に向けて状態は良いので、一つでも出来ることを増やして卒業してもらおうと思います。


2025年11月29日土曜日

今は昔⑥

  少し当事者をぼかして書きます。小6で初めてきた女の子。小3ぐらいの理解力と幼さ。今ならLDをはっきり疑えます。全てが学年よりも幼かったです。同級生からもいじめに近いいじられがあったものの、心が幼いから遊んでもらっていると思っていました。ワンセ入塾後、出来ることは増え、小4相当のことはできるようになりました。すると心が成長し同級生との壁を感じるようになりました。一緒に遊びたいのに遊んでくれない。コミュニケーションが下手くそなので手が先に出て押したりします。当然、クラスの女子は嫌がり更に距離を取ります。そして、押されるのも嫌なので押し返す。家に帰って親に「私は何もしていないのに○○ちゃんに押された」と泣きながら親にアピール。親はいじめだと小学校に乗り込む。その子は親に自分が構ってもらえたと間違った認識をする。同級生はもちろん更に距離を取り疎外される。夜中、ずっと「みんなから仲間外れにされる」「いじめられている」と泣き続けられる。タブーの「私なんか生まれてくるんじゃなかった」と号泣。

 親は自分の子が被害者で苦悩していると思っていました。学校に行きたくない、死にたいを連発。結局、退塾。保護者の方もかなり心労があったと思います。被害者は誰でしょう。今でも私の中で模範解答が出ていません。あのとき心の成長をしなければ、この「心の成長痛」を経験せずに幸せに過ごせたのでしょうか。

 それから私は「心の成長痛」という造語を遣うようになりました。

2025年11月25日火曜日

高校レポート⑩~常翔学園~

 ワンコの雨の日散歩コースである阪神高速高架下にある常翔学園高校。大阪工業大学と摂南大学という2大学の附属という珍しい高校です。ちなみに大工大は阪神淡路大震災以来、就職氷河時代でも就活に困らなかった大学です。ではレポート。校風4教授力3.5授業態度3.5お勧め度3.5。テスト前ということもあり、演習しているクラスも多かったので少し数値が甘めかもしれません。色々話をしている中で旧大工大高校時代を思い出し、随分進化したなと実感しました。私立高校授業料無償化の中で充実した施設設備が優位点だと思います。

endlessの出来事

 長年悩んでいるendlesの在り方。二学期中間では中1、中3は例年通りの点数を取って来てくれました。ただ、中2は自己ベスト更新者と自己ワーストの子が混在しています。今回はそんな中2の成績低迷者に着目。

 今年からendlessの時間を19時頃終了に早めました。ほぼ予想通り、成績下位層の点数が下がり、その他の層はまあ通年通りです。成績が下がった子たちに共通する特徴は全てにおいて雑なことです。まずは中学校の提出物を最優先でテスト2週間前の週末に終了。ここで、本来は土曜日に終わらせていないといけないのに少し残して日曜になったりしています。すると翌週末にある塾の定期テスト提出物のクオリティが下がり、かつ遅れることが常態化します。そんな子は提出物がゴールになり、提出出来たら勉強した気分になっています。

 ワンセではここからが本当の勉強の始まりだと伝えています。自分の弱点を見つけてから対策を考えてするのが本当の勉強で、宿題や課題は勉強だと思っていません。そんな子たちは総じて演習ノートのクオリティも低いです。結局、耳にタコができるほど言われている「復習」「演習ノート」ができていないのです。かつ、他責思考になりがち。退塾勧告した子の中に「自分だけではない」となぜ注意されているのか理解できない子がいました。自分が他人への迷惑をかけても自覚がなく、指摘してもわからない。これまた耳にタコができるぐらい言われている「自覚があることは勉強でも何でも成長できるが、自覚がないと一生変わらない」。無自覚で他人の迷惑になることに対してかばえません。

 結論は出ていませんが「自由と責任は表裏一体」「権利と義務も然り」と公言しています。自由時間を与えたると点数を下げたという結果があるので、再びendlessの時間について再考しようと思います。