2025年12月15日月曜日

スレッズに見る高校受験

 スレッズを2週間ほど前に始めました。大阪府の高校入試情報発信を目的としています。 ワンセでは当たり前だと思っていたことが少しでも役に立てるなら何よりです。ただ、この時期に「私立高校選びで悩んでいます」とか、エリアやレベルの情報を出さずに「良い高校はどこでしょうか」というスレッドを見て複雑な気持ちになります。また偏差値40前後で高校では部活を中心にしてスポーツ推薦ではなく、著名な大学に行ける高校を聞かれたりしました。おせっかいな性格もあり、色々アドバイスしようかとも思いましたが、途中でやめました。認識が事実と違う点を指摘しないといけなかったり、他塾に在籍している方に言うと余計な波風を立てる可能性もあるからです。そもそも大手塾は教室毎に高校との話をしません。つまり、高校の情報はさほどありません。個人塾は塾長のフットワークの軽さが全てですが、高校訪問をしている最中に出会った塾はありません。塾対象説明会に参加して「うちは私立高校と仲が良い」と吹聴している塾はたくさん知っています。

 なるほど、精度の高い情報を仕入れるのは簡単ではありません。情報は交換するものなので、一方的に教えてもらえると思い込んで仕入れられる情報など氷山の一角です。ただ、その努力すらせずに自称情報通の塾経営者や、大手に在籍しているから情報が入ってくると妄信する保護者の方には「あーあ」と感じます。

 ちなみにワンセは小規模な個人塾です。でも、情報に関してはワンセが最も精度の高いものを最速でお伝えするという意地があります。人よりも若くこの業界に入ったので、常に意識していました。だから昭和から令和まで公立・私立問わずに業界研究していました。高校の塾担当者が新任でその高校の知識がない場合は本気でお話することはありません。

 そしてスレッズでは、自称元大手塾出身者が「450点取るにはこの方法!!」「元○○ナンバーワンが伝える△△の闇」とかいうバカげた見出しを見て「この話を信じる人がいて欲しくない」と強く思います。ワンセが全員の成績を上げている一番の理由は勉強の質と時間です。勉強方法は十人十色でマニュアル化など絶対できません。集団授業でありながら指導方法は一人ひとり異なり、その成果の賜物。そして私のようにブログで我が子自慢をしておけば良いのです。有料で自分だけの成功談を売ろうとか笑止千万です。我が子には役に立たない自慢話にお金を出して買うのはばかげています。きょうだいがいる親御様なら誰もが知っている「同じ育て方をしても伝わりかた・性格は全く違う」ということ。他人の成功話をマニュアルのように語る人は詐欺師か承認要求の強い人でしょう。

 もちろんスレッズに載せている情報はワンセの子たちへ伝えきった後です。常に内部生最優先の方針は不変です。

 

2025年12月10日水曜日

ワンセ伝説成就

 ここ数年でやり尽くした感がありました。一番のこだわりである「志望校全員合格」は何とか継続中。学年トップや入試首席はワンセから、というこだわりも良い感じで達成できています。全生徒平均点も高得点を毎年キープ。感情移入しながらワークライフバランス崩壊して教えています。

 そんな中、ここ最近、久しぶりに成績が芳しくない、という相談が続きました。新入生が入塾し少人数集団ながらレベル差があります。新入生で200点アップを達成する子が続出し、既存生を追いつけ、追い越せと切磋琢磨する塾になれば新たな伝説が達成できるとひそかに燃えています。

 ところで、今年キャッチコピーを「主体的に勉強できる塾」に変えました。ワンセは「目指す」ではなくできていることを基にホームページやパンフレット・チラシを作成しています。意識的に「~を目指す」という表現はできるだけ避けてやっていることを書くようにしています。前回のブログにアップしたように成績を上げる環境としてワンセは最高だと思っています。一部のトップ層だけ上げるのではなく、全員をきっちり底上げできる環境です。

 最高の環境の中に学力差があるクラス運営のイメージはできています。講師が全力で基礎の基礎から指導しつつ、今の授業についていけるように「塾友」がサポートしてみんなで伸びる。塾友が教えるときに言語化することによって勉強が定着します。正に「学びて時にこれを習う」です。主体的に何をするのか個々人が考え、全員が楽しく競って成績が上がる塾。それが新たなワンセ伝説の序章かと思っています。

最近の出来事

 懇談会がほぼ終わり、並行していた高校とのご相談もほぼ終わりました。では各学年の最近の出来は小5から。TSが入塾後、少し雰囲気が変わりました。ようやくこのクラスにも競争原理や周りを見る雰囲気になってきました。あとは単純に学力向上ですね。小6もMHの入塾により新しい風が吹きクラスとしての雰囲気が良くなっています。

 中1は本当に雰囲気が良く、演習ノートのクオリティも高く、雰囲気ができ上っています。結果、みんな勉強する方向に流されているので今後も安泰でしょう。もちろん、結果も伴っており、一学期中間テストより二学期定期テストのほうが全員校内順位や学校平均点との差は上がっています。打てば響くクラスでもあり、新しい先生が来たら是非担当してもらいたいです。先生を育てらえるクラスです。

 中2は男子が多いです。そんな中、数学担当佐々木の周りにはいつも彼らに囲まれて質問三昧です。成績上位者から下位者まで満遍なく質問にきています。これってなかなか凄いことなのは同業者であればおわかりいただけるでしょう。かなり自信を持って言えるですが、ワンセは成績に関わらずお預かりしている全てのお子さまを全力で見ています。

 中3は志望校も決定し、ラストスパートの真っ最中です。私立入試で特待生制度がある学校では全員特待生、悪くても廻し合格なしで全員合格と今年も言えるように頑張っています。今年の公立受験者は文理学科のみなので北野高校に余裕で合格できる380点を常にノルマに最終調整中です。

2025年12月6日土曜日

続~令和10年度大阪府公立高校、学校特色枠選抜

 令和10年度(現中1)以降、大阪府公立高校、学校特色枠選抜まとめ

1. 定員の50%以内を学校特色枠として各学校長が人数及び選抜資料を決定
 例:仮に大手前高校定員240名とする。学校特色枠10%で24名を同校選抜方法である英語数学国語の合計点が高い順に上位24名が合格。ただし、英検2級の読替え率7割ではなく入試試験による点数。残り216名は従来通りのシステムで決定。特色枠で出願しても生徒の負担は増えない。

2. 選抜方法及び割合は高校により大きく異なる。文理学科は北野・天王寺は学力検査英数国+エントリーシート。その他の文理学科は学力検査英数国の合計。調査書(内申)重視の学校は中1から中3が1:1:1:や1:1:3の割合で見るところもある。


3. 選抜方法(基準)種類
学力検査・調査書・小論文・作文・エントリーシート・実技検査・面接・グループワーク・グループディスカッションの中から学校長判断。学校特色枠なしの高校もあり。学力検査・調査書以外を選抜基準にする高校は上記小論文等の負担あり。
 
 一度の受験機会で異なる選抜方法になるのが大学入試との大きな違いです。誤情報が錯綜するでしょう。

速報~令和10年度大阪府公立高校入試~

 学校特色枠が決定しました。上位高校は軒並み英語数学国語の3教科のみで判断。その他、エントリーシート・作文・集団面接・調査書(内申)等々のいずれかを各学校長が判断。詳細は後ほどアップします。

2025年12月3日水曜日

続・期末テスト速報

 本日で期末テスト結果が出揃いました。中1は前回比全生徒平均点で17点アップ。前回は学校平均点との差が最も良く、今回はそれよりも上がったのは喜ばしいことです。中2は同30点アップと、大幅にあがりました。前回より下がった2人も5教科合計で4点です。学校平均点がさがるのであれば充分許容範囲です。

2025年12月2日火曜日

期末テスト速報

 期末テスト8割がが返ってきました。中2菫MHが英語・社会で満点、これで今年英語・数学・理科・社会で満点ゲット、かつ学習奨励賞です。中2IYは理科満点。中3今津YIは数学満点、緑IN、UMは英語満点でした。

 中1は全員2学期中間テストより点数を上げてきそうなペースです。中間テストは 全員一学期中間テストよりも学校平均点との差が良くなっていました。つまり、今回の成績は実質自己ベストを全員更新している可能性が高いということです。中だるみと無縁なのは素晴らしいです。

 中2は緑IYが自己ベスト更新。緑MEが前回よりも80点以上上げてきました。授業前後でも積極的な姿勢を見せています。菫YA、緑HRT、緑KH、もV字回復達成。菫GTFR、緑KMも点数はもう少し上げて欲しいですが、良い感じを継続中です。緑HRMも順調。前回は危機感MAXな状態でしたが、V字回復しているのでひとまず赤信号からは脱出です。

 中3は実力テストと五ツ木を優先したのでほぼ現状維持なのは仕方ないと思います。全員合格に向けて状態は良いので、一つでも出来ることを増やして卒業してもらおうと思います。