長年悩んでいるendlesの在り方。二学期中間では中1、中3は例年通りの点数を取って来てくれました。ただ、中2は自己ベスト更新者と自己ワーストの子が混在しています。今回はそんな中2の成績低迷者に着目。
今年からendlessの時間を19時頃終了に早めました。ほぼ予想通り、成績下位層の点数が下がり、その他の層はまあ通年通りです。成績が下がった子たちに共通する特徴は全てにおいて雑なことです。まずは中学校の提出物を最優先でテスト2週間前の週末に終了。ここで、本来は土曜日に終わらせていないといけないのに少し残して日曜になったりしています。すると翌週末にある塾の定期テスト提出物のクオリティが下がり、かつ遅れることが常態化します。そんな子は提出物がゴールになり、提出出来たら勉強した気分になっています。
ワンセではここからが本当の勉強の始まりだと伝えています。自分の弱点を見つけてから対策を考えてするのが本当の勉強で、宿題や課題は勉強だと思っていません。そんな子たちは総じて演習ノートのクオリティも低いです。結局、耳にタコができるほど言われている「復習」「演習ノート」ができていないのです。かつ、他責思考になりがち。退塾勧告した子の中に「自分だけではない」となぜ注意されているのか理解できない子がいました。自分が他人への迷惑をかけても自覚がなく、指摘してもわからない。これまた耳にタコができるぐらい言われている「自覚があることは勉強でも何でも成長できるが、自覚がないと一生変わらない」。無自覚で他人の迷惑になることに対してかばえません。
結論は出ていませんが「自由と責任は表裏一体」「権利と義務も然り」と公言しています。自由時間を与えたると点数を下げたという結果があるので、再びendlessの時間について再考しようと思います。