2025年11月29日土曜日

今は昔⑥

  少し当事者をぼかして書きます。小6で初めてきた女の子。小3ぐらいの理解力と幼さ。今ならLDをはっきり疑えます。全てが学年よりも幼かったです。同級生からもいじめに近いいじられがあったものの、心が幼いから遊んでもらっていると思っていました。ワンセ入塾後、出来ることは増え、小4相当のことはできるようになりました。すると心が成長し同級生との壁を感じるようになりました。一緒に遊びたいのに遊んでくれない。コミュニケーションが下手くそなので手が先に出て押したりします。当然、クラスの女子は嫌がり更に距離を取ります。そして、押されるのも嫌なので押し返す。家に帰って親に「私は何もしていないのに○○ちゃんに押された」と泣きながら親にアピール。親はいじめだと小学校に乗り込む。その子は親に自分が構ってもらえたと間違った認識をする。同級生はもちろん更に距離を取り疎外される。夜中、ずっと「みんなから仲間外れにされる」「いじめられている」と泣き続けられる。タブーの「私なんか生まれてくるんじゃなかった」と号泣。

 親は自分の子が被害者で苦悩していると思っていました。学校に行きたくない、死にたいを連発。結局、退塾。保護者の方もかなり心労があったと思います。被害者は誰でしょう。今でも私の中で模範解答が出ていません。あのとき心の成長をしなければ、この「心の成長痛」を経験せずに幸せに過ごせたのでしょうか。

 それから私は「心の成長痛」という造語を遣うようになりました。