2014年6月18日水曜日

今福鶴見の進学塾OneSelf名物進路指導

 OneSelfの売りの一つである進路指導。これはかなり力を入れております。お預かりしているお子さまの将来を大きく左右するからです。今週は進学説明会に備えてできるだけ多くの高校を訪問し、HPやパンフでは伝わらない現場をしっかりと見て、校風を感じ授業前後などで伝えていきます。

 先日は大阪府における中高一貫のパイオニアである咲くやこの花中学高校を訪問し、寺本教頭先生、栗本総合学科長にお話を伺いました。開校当初のコンセプトでは勉強以外に力を入れ、就職につながる指導を謳い文句にされており、失礼ながら職業訓練校をイメージしていたので全く子どもたちの志望校の選択肢に入れておりませんでした。

 ところが、今年の6年一貫初の卒業生の進路には国公立大学、関関同立はズラリ。しかも入学時の偏差値は決して高くない。その理由を知りたく、アポを取ってお話を伺い結果に納得しました。このようなことは決してパンフやHPで得られる情報ではありません。オリジナルで作成している有名大学の出身高校一覧は全て手作業で入力しており、煩雑な作業です。また、今週はテスト対策期間に突入していますが、高校来訪や関係者とのコミュニケーションはピークを迎えております。

 高校の説明会では得られない現場の本音や授業風景は足を運ばないと手に入れられません。また、進路相談のジェネラリストを目指し、大学・短大・専門学校や就活最前線の情報収集は欠かしておりません。

 私は、志望校合格はただの通過点だと思っています。その先には大学や就職が控えており、その分岐点の度、自分の将来について真摯に向き合える人になってほしいです。社会に出て通用する大人にてなってほしいですし、何よりは他人に迷惑をかける人にだけはなってほしくない。子育てに模範解答がないのと同じで進路指導にも模範解答はありません。だから、進路指導の際には全ての人に「格別の思い」をもって伝えられるように接しています。