2018年7月9日月曜日

つれづれなるままに

 懇談会の真っ最中ですが、中3は志望校の話が中心です。ワンセは公立志向は全くないので、子どもと保護者の方の気持ちや方針を聞いて、合いそうな学校をいくつかご紹介する感じです。時おり、他塾に行かれている受験生やだ大学などのご相談も受けますが、酷いところが多いのが事実です。私はデータの精査が好きなので、間違いのないソース(情報)を基に自分の知りたいデータを作成します。それが偏差値一覧であり、高校別の大学合格実績です。今後、増やしたいデータはまだまだありますが、何よりは現場主義なので高校訪問を懇談会終了後にできるだけたくさんしに行きたいです。まずは近高からですが、今年はなかなかタイミングが合いません。それでも高校には保護者代表として保護者の代弁者となり、多くの希望をしています。主に勉強のことですが、時折スマホの取り扱いなどです。大切な子どもを預けるのですから、少しでも気になることは話すようにしています。ただ、良い学校は私が訪問のアポを取ると卒業生の高校での様子を教えてくれます。逆に少し好調になってくるとその姿勢が失われていくのは非常に残念です。子ども一人一人にかける愛情は変わっていません。でも、高校にとってはそこまでの思い入れがなくなっていくのでしょう。

 愛情と言えば、ワンセルフの補習は愛情で出来ているということをよく申し上げています。無料で行う補習は講師の気持ちの賜物。この夏も高い講習会費をいただくのですから、それ以上のことをしなくてはいけないと思っています。受験生はテスト前以外でも6月は週6でした。レギュラー時間の2倍時間を費やしています。コートの必要な時期になると更に倍になります。小論文対策も追加費用はいただいておりません。追加費用は子どもたちの気持ちで結構です。逆に最も講師の気持ちを削ぐのが遅刻欠席宿題忘れです。理由のある遅刻欠席を拡大解釈されると心の距離ができます。諦めの悪い私ですが、逃げ続ける子を追いかけるつもりはありません。また、他の子の迷惑になる行為(自習中の私語)は厳禁です。昨年までは叱っていましたが、今年からは悪意のある私語は一発退場にしています。

 塾屋として昔ながらの姿勢を変えていません。子どもたちに愛情を注ぎながら厳しく温かく指導しています。厳しい言葉をかけた夜、人知れずその言葉が正解だったかどうか悩むことがしばしばあります。それでも、龍神先生を演じる者として自信なさげな所作はNG。そんな夜、自分に言い聞かせている言葉が「次(に会う機会)があれば大丈夫」です。子育てにおける持論でもありますが、愛情を持って子どもに接した行為は必ず伝わるということ。親が子に対して感情的になりすぎて自己嫌悪になったときに懸ける言葉でもあります。子育てに模範解答はありません。愛情をかけて育てていれば子どもは必ずわかってくれる(ときがくる)と思っています。