2025年2月7日金曜日

2/6.7の出来事

 いよいよ入試まで残りわずかです。今は体調管理最優先で、居残りも22時30分までにしています。土曜日は19時、日曜日は18時ぐらいまでになる予定です。金曜日に解く問題を悩んだのですが、鯰江FRが「公立数学の難しい問題を解きたいです」の声で、それに決定。このメンバーで解く最後の公立数学になりました。果たして、トップは緑ISFR、鯰江MKが続きました。補助線や相似が見え始めてきたようです。ちなみに、木曜日は開明数学にチャレンジ。緑HKが初トップで点数も80点を余裕で超えてきました。学年末テストも自己ベストをしっかり更新して大台に乗せています。ちなみに常翔啓光理科の過去問では緑SKFRがトップタイで満点に近かったです緑OYも9割をしっかり超えてきました。そういえば唯一二回目なのにブービーだった子がいたような気がします。誰だったかな…。

 時系列は前後しますが、小5算数は空間図形をしました。AHは初めてにしては悪くないものが見えていました。この単元の閃きを大切に磨いていきたいです。英語の吸収力が素晴らしく、秋にホームステイの子を受け入れたのが非常に良い刺激になったようです。中2数学は確率三昧。公立C問題の定番問題を中心にしました。まだまだ樹形図や考え方が甘いですが、時期を勘案すれば仕方ありません。一年後に向けてしっかり鍛えていきます。



2025年2月6日木曜日

2/5の出来事

 大阪府私立中高連より最終競争率の発表がありました。これは非常に見にくく、倍率が全く実態と合っていません。専願・併願の両方を足して定員で割るという式だからです。併願の戻り率は約10%前後なので、それを踏まえて(専願者数+併願併願者数÷1.1) -定員数をするとおおよその不合格者数がわかります。この式にあてはめると、近高や興国が高倍率で、大阪国際のⅡ類が大幅に定員数を上回る専願率でしたが、クラス増加で対応するのではないでしょうか。また、常翔啓光や常翔も人気です。来週に備えてピリピリムードです。

 夕方、小4算数は空間図形についてしました。YNは良いセンスを持っています。中学生でもイメージしにくい立面図や平面図からの組み立てをしっかり理解できていました。今後の伸びが楽しみです。

 受験生は公立数学にチャレンジ。トップは鯰江MKで緑YH、鯰江FRが続きました。ここにきてYHの数学が高めで安定してきました。学年末も自己ベストを更新してきましたし、勢いをつけて入試に望んで欲しいものです。ちなみに近高理科過去問は緑SKがトップで、緑IS、鯰江FRが続きました。ISは理数系が得意ですね。時間配分とミスが気になりますが、今後の課題でしょう。

2025年2月4日火曜日

2/3,4の出来事

 私立入試まで1週間を切りましたが、火曜日から冬型の気圧配置の影響で日本海側の積雪がとんでもないことになっています。鶴見区・城東区の受験生は他学年より少し早く11月に体調不良者が続出していたので、逆に少し安心していたのですが、ここにきてインフル・コロナ以外の体調不良がにわかに増加中です。勉強の仕上がりよりもそちらのほうが気になります。

 時系列は前後しますが、小6は反比例のまとめをしました。新入生YKは順調にできることを増やしています。少人数ながらの切磋琢磨するワンセらしい雰囲気になりつつあります。授業は、中学生を意識したことを話し続けています。社会や理科、定期テストや入試に向けての伏線ですね。後日、しっかり回収します(笑)知識としての勉強も大切ですが、「なぜ」と疑問を持ち、知的好奇心旺盛になって欲しいです。難しく言うと主体的に考えるということですが、単純に多くの話を聞いて、何か心に刺さったものを深堀して欲しいです。研究者になって、新発見する人が出てきたらいいなと思います。

 中2社会は歴史の流れ確認。江戸から明治にかけて鯰江KYを中心にしました。あやふやだったところを抑えて欲しいですね。一番テストの時期が早いので、ワンセのテスト対策の流れを確認しました。テスト18日前ですでに学校の提出物を半分以上終わらせているようで安心しました。提出物チェックは細かく実施します。歴史は緑YIも他教科と比べるとかなり怪しい状況で速く

 受験生は公立B 問題数学にチャレンジ。9割でトップタイの鯰江MKMYを筆頭に鯰江FR、緑SH、緑MYが僅差で続きました。緑YHは約8割で、一か月後に備えて良い状態ですね。社会は開明の過去問チャレンジ。トップは緑SKが約9割でダントツ。2番手は緑SHが続きました。火曜日は開明数学にチャレンジ。開明はさほど難しくないので満点を取って欲しかったですが、それは叶わず。トップはFRで二番手は緑ISが続きました。次回はノーミスではお願いします。国語も開明にチャレンジ。トップはMYSKSHが続きました。その次にくるMYは、国語の読解力に磨きがかかっています。一気に伸びる前兆です。卒業まで一ヶ月でなのがとても残念。卒業してからも、しっかり頭を使い続けて覚醒期を逃さないようにしてください。

 ちなみに英語は関大北陽過去問にチャレンジ。トップはSHMYSKが一問差で続きました。約9割取れていましたが、英語担当井川は「満点取れたのに」と悔しそうに事務所でブツブツ言っており、授業の開口一番「もったいない」から始まっていました。井川曰く、関大北陽は問題が易しいらしいです。いやいや、充分手応えのある問題だと思いますよ。あ、担当教科の数学では開明や近高、関大北陽は難しくなく、全員最低60点取れると言い続けているので、教えていると期待値がどんどん高くなるのはワンセの講師あるあるですね。常に目標が過去最高更新ですから。ここでの過去最高とは、クラス(学年)平均点と最高点です。勉強も、それ以外のことも、最大限増やして卒業して欲しいです。

 ちなみに学年末テストは途中入塾組の緑HKYHが自己ベスト更新で有終の美を飾りました。例年、学年末テストが自己ワーストになりますが、前回が悪すぎてワーストは絶対にだめだと檄を飛ばした分、今年2,3番めに良い結果になった子が多かったです。入試を優先して勉強した割にはボチボチの結果でした。


2025年2月2日日曜日

週末の出来事

 週末はの夜に雨が降ることが多いですね。体調不良の子もじわりと増加傾向です。入試に備えて万全の体調で過ごせるようにしましょう。土日は受験生のみでした。昼ご飯を避けるため12時半開始でした。土曜日は公立数学・国語過去問にチャレンジ。私立専願者は論述は免除です。国語は満点換算で鯰江FRがトップで緑SKが続きました。論述対策では、ようやく鯰江MKと緑MYが美しい文章を創れるようになりつつあります。私立入試が終われば本格的に鍛えていきます。数学は前期B問題に全員でチャレンジ。こちらはMKが歴代の文理学科受験者平均点、つまり北野高校合格者平均点でした。ようやく色々な解き口が見え始めてきましたね。

 日曜日は近高国語から。比較的平均点が高い年度のものにチャレンジし、過去の受験生との相関を測りました。トップはSKで鯰江FRが続きましたが、過去最高から8点ほど離されているのと、国語ができる子は、まず間違えない漢字の間違いの多さに色々感じるものがありました。その後、比較的易しい常翔啓光の社会にチャレンジ。トップはSKで過去最高を更新しました。MK、緑MYも8割を余裕で超えており、悪くない状態です。おや、緑NKは満点宣言していたはずですが、上位層に名前がなかったのはなぜでしょうか…

2025年1月31日金曜日

私立高校無償化and1/31の出来事

 大阪府では所得制限なしの私立高校授業料無償化が現在の中2から始まります。ところで「無償化」という言葉が独り歩きしていますが、高校に支払う費用が0円になるわけではありません。学費はほとんどの私立高校で無償化でも、その他諸々の費用として3年間で120万円前後は必要です。もちろん、予備校代や大学入試費用は別途です。この費用だけでも公立高校より80万円前後高いです。また、学費以外の費用は年々増加傾向であり、来年度以降は3年間総額120万円以上になっている可能性は十分にあります。ワンセの受験生の保護者の方はご存じだと思いますが、くれぐれもお気を付けください。子どもが私立専願で行きたいと言っても、そこに大人として納得できるがなければ公立高校で充分です。

 そんな今日は、昼から赤本の出版社である英俊社さんの方とお話しました。頭の回転が非常に速い人で、話していて楽しく長話になりました。kawasemiという全国の過去問を著作権問題をクリアして使用できるコンテンツを持っておられます。これが今のワンセの「演習ノート」スタイルにマッチングしています。中3が使っているのですが、自分の欲しい問題を選べると非常に好評です。ただ、勉強する意志がない子には「猫に小判」で使いこなせないでしょう。また、経験のない大学生講師も然り。

 来客予定があったので、今日は早めに呼ばなかった(呼べなかった)のですが、自習室開放と伝えていると緑MYは2時ぐらいに現れ、その後緑SK、緑KK、緑SH、緑男子全員が続々とやって来て、定刻(5時)の一時間以上前に8割の子が黙々と勉強していました。学年末テスト最終日で、休みたい気持ちになるところを帰宅してすぐに来るのが偉いです。また、緑中全員、前回の二学期期末テストよりも手応えがあったと言っていたので、少し安心しました。その後、数学は女学院の過去問で昨日の桐蔭同様最も平均点の低い平成16年度のものをしました。トップは緑ISで過去最高点を10点以上更新。2番手以降は緑MY、鯰江MK、緑SH、緑HKが続きました。20年前はとても難しくていましたが、公立C問題の登場により易しく感じます。実際、やり方は全部わかっていた、という子もちらほらいました。その後の理科の過去問では緑OSが初トップ。10日後の入試に備えて健康管理が一番大切になります。

 その後、中2数学は平行四辺形の応用と「はこひげ図」についてしました。証明のロジックを緑INは理解できるようになっていますが、端的に書けるようになるにはもう少し時間がかかりそうです。数学的センスがある子は一度聞けばすっと書けるようになります。まあ、そんな子は全体の2割もいませんが。茨田TTは復帰後すぐは緊張による焦りでスピードにやや課題がありました。やっと慣れてきたのか、落ち着いて取り組んで良い状態になりつつあります。

2025年1月30日木曜日

1/30の出来事

 某同業他者の方針は私立専願者は実力テストに注力し、公立高校受験者はその対策に注力するらしい。合格が唯一無二のゴールだからそうなるのでしょう。文理学科元校長によると、高校入学後に燃え尽きるのは大手進学塾出身者が多いらしいです。文理・文理と猫も杓子も文理学科を受験させ、そこをゴールに設定していたらそうなりますよね。私は、教育業として塾屋をしています。高校合格も大学合格もただの通過点。社会に出るための準備期間です。卒業生が10年後、笑って毎日過ごしていることが一番の目標です。中1から進路指導をしますが、まずは将来にどんな仕事をしたいのか考えるところから始めます。そのためにはどんな最終学歴が必要なのか、何も決まっていないならば選択肢の幅を拡げるためにはどうすれば良いのか、等々です。何が言いたいのかというと、合格だけをゴールにするのは、一般的な塾なのでしょうが、腑に落ちないということです。

 私がみんなと勉強できるのは中学卒業まで。それなら少しでも知識を増やして、モラル・マナーも知って、協調性や周りを見ることも覚えて欲しい。もっともっと多種多様な経験値を積んで欲しい。成績は上がって当たり前、合格も当然。私立高校なら、特待生制度がある高校受験者は100%特待生で合格して欲しいですし、首席で合格してきて欲しいです。でも、勉強だけの塾ではなく楽しい思い出も残してほしいので遠足や卒業旅行・各種イベントをやりたいと言われたら、保護者の方の反対がなければ何でもOKです。知識だけ増やして、卒業したら名前を忘れられる先生になりたくないとずっと思っています。子どもたちにとって役に立つことがあるなら、出来る限り協力したいですね。そのためには自分の背中は美しく、模範的で、知的好奇心を失ってはいけません。子どもたちが成長するのに自分が止まっては恥ずかしいです。年齢を言い訳に発想が固まったり、新しいことにチャレンジしなかったり、時流に残された発言をするのは論外。

「温故知新」昔の知識から新しい知識の上書きを忘れてはいけません。自分自身への沢山の戒めがあります。真摯に「教育」に取り組んでいる自信があるだけに、冒頭の発言に対して「ワンセは絶対ありえない」と思った次第です。確かに私立高校の方が、専願者は気が緩んで入学する生徒が多いと嘆いているのはよく聞きます。せっかく塾に来ているんだから、出来ることを増やして欲しいです。中学生のときはめっちゃ勉強頑張ったと将来言えるようにと思っています。

 さて、今日は1時から緑中3年のテスト対策。前回の2学期期末は悲惨な結果だったので、ワンセ史上初めて学年末テストなのにプレッシャーかけています。プライドの問題ですね。鯰江中は全員悪くない点数で有終の美でした。その後、小5算数は円グラフ・棒グラフ。難しくない単元ですが面倒くさいことに時間がかかります。AHは字が丁寧で美しいので、小さい字を要求されるグラフ作成は少し手こずっていました。次の英語ではかなり早いリスニングとリーディングもばっちりです。いつから深い文法をしようか思案中です。

 中3は桐蔭数学にチャレンジ。トップは鯰江FRで歴代トップに近い点数。二番手以降は緑SK、緑ISが続きました。国語は公立過去問にチャレンジ。緑KKが初トップ。入試を10日後に控えて仕上がりは上々です。二番手以降は緑MYSKが続きました。入試本番に向けて、100%を出せるように頑張っています。

 中1国語は菫MHが良い読解力を発揮しています。彼に負けず、劣らず、全員白紙のない解答用紙です。この時期に高校入試問題にチャレンジしているので、容易ではない全問解答。しかも自分なりに考えて書いています。しっかりと育てていかなくてはいけないと感じます。

1/29の出来事

 昨日は昼間と深夜に雪が降っており、来週から日本海側では10年に1度の寒波が襲うらしいです。みなさまご自愛ください。ところで、朝からみんなの合格祈願に行って来ました。2週間義には合否が出始めています。正真正銘のラストスパートの真っ最中です。

 そんな今日は小4の授業から。新入生KYとは、今までの算数の基礎固めをしています。私はよく勉強をザルに例えています。取りこぼしがある内容は小1まで遡(さかのぼ)って埋めていかないと、水は漏れ続けます。小4とか中3とか関係ありません。基礎を固めないと今の内容が理解・定着するはずないからです。また、歩留まり率(定着率・覚えている率)は個人差があり、こちらも上げていかないと成績はあがりません。順番は前後しますが、中2緑WYは歩留まり率が上昇中です。ここに来て一気に上がっており、単元別の理科では結果が分かりやすいです。英語・数学等今までの基礎が追いつていていないと点数に表れにくいです。でも、このペースでやっていくと来年が楽しみです。新入生とは毎回のやり取りで色々な情報を感じ取り、対応しています。この技術はAIに永遠に追いつかせません。小4YNは脳の回転速度がととても速くなっています。来年の教材を変えようかと思案中です。

 中2国語は文法とメロスのあらすじ確認。前述のWYは反応速度が良くなりました。勉強の姿勢が良くない子は、まずシャーペン(ペン類)を手にしていません。知らない・わからない言葉が出てきたときにメモする習慣がないのです。新入生にはそんな話からしており、メモしていなければ「メモするところ」とその場で伝えます。ワンセの子は解説が始まるとすぐ聞く姿勢に入れますが、新入生は間が空きます。やはりその場で指導することを根気よく繰り返すことで、全てにおいてスピードが上がります。そうなると学校の授業を聞く姿勢も良くなり、好循環モードに突入です。ワンセの子たちの点数が高いのは、このような学習習慣の定着の賜物です。それに新入生が良い意味で流されていってくれます。

 中3は緑中が明日から学年末テストなので、「おくのほそ道」「論語」の確認をしました。定番問題の出題が多い単元な反面、同じ問題でも模範解答が学校毎で異なるという厄介な単元でもあります。テスト直前だと学校の先生がどう説明したのかわかるので助かります。今年の緑中の国語の先生は古典をしっかり教えるタイプのようで、短時間で濃い内容まで触れていました。緑OSや緑SKは学校の内容もよく聞いていたようで安心しました。緑MYも授業内容のメモはバッチリ。明日のテストに反映できると信じています。