2016年2月27日土曜日

2/26.27の出来事

金曜日は過半数の中学校がテスト最終日、かつ夜は受験生が諸口で授業だったため非常に珍しく雑務がはかどりました。

小5は5年生として最後の授業。国語は快調でしたが、算数がやや遅かったため長めにしました。立体の切り口や面積・体積で難しい単元でしたがISが良いセンスを発揮していました。OSは少し慣れてきてワンセの勝手がわかってきたようです。今まで硬かった表情が少し柔らかくなってきています。TNは勉強スイッチが入っているようで良い集中力と家庭学習の形跡を感じます。最近、塾で課題をしていないSKは少々微妙な手応え。最高学年になるにあたってややの不安があります。6年生になったらもうひと頑張りですね。NMはマイペースながらできる問題が増えています。

中2とテスト対策をしましたが放出MMが良い吸収力でできることが急激に増えています。それでも勉強に対して貪欲な姿勢が良いですね。入塾後、初の定期テストとなる今回の結果が楽しみです。

土曜日のエンドレスでは中1数学をしました。図形および1年生の総復習なので努力が結果に結びつきにくい単元です。それでも基本問題はできないと受験に大きな影響を及ぼしますので、明日の日曜も問題演習と解説に時間をかけて理解を深めようと思います。門真7中SMは今福でエンドレス。足立とマンツーマンで英語を悲壮な顔つきで頑張っていました。

受験生は数学は緑YK、国語では鯰江SAがトップでした。標準問題のほうで合同条件や相似条件が怪しい子がいたので、明日には徹底できていることを信じています。

2016年2月26日金曜日

2/25の出来事

昼過ぎに痛ましい出来事が梅田で発生しました。NHKによると奈良県在住の会社経営者が大動脈解離で車を運転中に急死した可能性があるとのこと。大阪人には誰もが馴染みのある場所での事故に非常に胸を痛めています。運転中の急死だとすれば防ぐのは困難で巻き込まれる可能性もあり、あらゆる方向で考えさせられる出来事でした。遺族ならびに関係者に深い哀悼の意を表します。

さて、本日も来客応対に終われました。朝から同業者の部門の一つである求人サイトに興味があり時間を取りましたが、宗教に洗脳された人のように会社の美辞麗句をおっしゃっていました。ねずみ講の地方ボスと話しているような強烈な違和感で久々に人と会って時間の無駄を感じました。有意義な情報交換を期待していたのに非常に残念です。その後は近高の先生とお会いし有意義な情報交換をして口直しに良い会談ができました。

昼から中1、2の緑・横堤・蒲生・菫中がやって来て最終日に備えて勉強していました。中1緑HYを筆頭に今日の社会の手応えの良さを報告してくれました。中2緑は国語の手応えが良かったと報告。月曜日の点数報告が楽しみです。鯰江・放出中は来週からテストで、既にテスト中の彼らから良い刺激を受けており放出YHMMの結果に期待しています。

ついに受験まで2週間になりました。本番ではベストパフォーマンスが発揮できれば全員合格できます。秋以降、自分の担当教科以外でも解答用紙はチェックしており誰に何が起こればどんな結果になるのか把握しているつもりです。前述の残念な同業者はしきりにデータの分析をアピールしていましたが、子どもだましレベルでしか解析できていません。私は、うちの子たちに何が起こればミスをするのかも知っているつもりです。数値化できない部分も常に見ています。データを表面だけ見るのではなく、どうしてそのような結果になったのか解析するには全員の個性・性格を知っていなければ無理でしょう。勉強以外で抱える悩みがパフォーマンスに大きな影響を及ぼすこともあります。ところで、公立高校は上位になればなるほど私立高校ほどの個性はなく、無難に良い学校揃いです。行っては行けない高校なら全力で説得しますが、おすすめの中でなら偏差値ではなく行きたい高校を選んで欲しいと思っています。というアドバイスをすると最終的に上位高校を選ぶ傾向があります。どこを選んでも全力で頑張りましょう!!

2016年2月25日木曜日

最近の出来事

相変わらずピークが続き、定期テスト対策で各学年が入り乱れている状態です。身動きが取れない状態でブッチーが連日お手伝いをしてくれ非常に助かっています。というか、いないと回りません。鳴海も多忙な中、いつもよりシフトに多く入ってもらいとてもありがたいです。

ところで、今年ほどチャレンジャーの多い学年はありません。例年そのように思っていますが、評定・実力・競争率から全員合格はかなり確率は低く達成できれば奇跡でしょう。それでも昨年までの前期試験でも合格率は90%を超えており、充分奇跡の数値です。ちなみに進路指導で最も重要視するのは勘です。金言か格言に「勘は経験値の産物である」たるものがあったような気がします。私の勘は「最後まで受験生全員に少しの油断もしてはいけない」です。それに忠実に自分の時間を限界ギリギリまで彼らに捧げようと思います。合格可能性が低いから志望校変更することはなく、志望校合格を最後まであきらめません。もちろん、子どもたちが自分の意志で変更すればその限りではないです。

さて、久々に各学年の現状報告からです。小2、3はここ最近最も入塾者数が多く、季節外れの躾期間になっています。特殊な受験を除けば低年齢化するほど指導は難しく、経験とマニュアルに縛られないアドリブが必要になります。急増に対応するためしばらくこの子たちは私が算数国語共に指導しようと思っています。ワンセの子らしくなるためにしっかりと見ます。こんなことをしているからあっという間に週30コマ近くの授業数になるのですね。先日、某先生とお話の中で授業数の話題になったとき非常に驚かれました。まだまだ第1線で戦っています笑

小4は増えた時期がもう少し早かったので躾期間は完了。TTが良いムードメーカーとなり、さり気なくレベルの高いことをやっています。この1年で最も成長を感じる学年です。AYYMもすっかり明るくなってみんな楽しく取り組めています。新入生YSは戸惑いながらもついていこうと頑張っています。

中1は家庭学習の短さは嘆かわしいのにやる気はあるようで、早くから塾にやって来て頑張っており、先週予告したように月曜日からは基本的に帰宅後すぐに呼ばれる状態が続いています。横堤中の新入生は剛毅木訥(ごうきぼくとつ)でやる気オーラに良い意味で刺激を受けているようです。

中2は変わらず勉強への温度差のある学年ですが、少しずつ差が縮まっています。受験生へのお勤めは残り2週間。その後は新受験生となる彼らをびっちりしごこうと思います。先日、ツイッターにてつぶやきししたが、府教委の発表によると2017年度現在中2の特別選抜は2月20日、一般試験は3月9日と2016年度入試より早くなります。

受験生は公立過去問にチャレンジ。昨日の過去問では不安を覚えた緑YKがトップ、緑SK、そこにお初のKH、MRが続きました。国語前期Bの問題では緑NMがトップ、鯰江MK,SA,緑TMが続きました。前回、タイミングを逃して書けませんでしたが、緑MRが最も安定しています。自己申告書や記述ではあれこれ語っているのにブログはほとんど推敲せずにアップしています。ほぼ毎回誤字脱字があるのに気づいてもスルーしている現状。本当に学校の先生の添削って凄いと思います。添削や記述の採点をしているときに話しかけられると本気でイラッとしてしまいます。あ、朝刊がきたようです。中1,2が早朝のお願いをしなかったことに安心しつつ寝落ちします、、、







2016年2月22日月曜日

自己申告書、小論文

自己申告書や小論文の採点・選考をしたことがある人はどれぐらいいるのでしょうか。国語の先生は美しい言葉を使いこなし語彙力も非常に豊富です。でも、文学部の論文は型にはまらない自由度が極めて高いものです。そして、小論文を選考するケースはほとんどなく、選ばれるものを知らないことも多々あります。

地元中学で小論文対策のとき「書き方が大人びているからこどもらしく書きなさい」「言葉が難しいから易しくしなさい」という指導をしていることがあり、非常に驚いていました。今回の大阪府入試における自己申告書の扱いを現場の先生はあまりご存じないかもしれません。前回のブログで若干ぼかして書いたのは、ウチの子たちだけが有利になれば良いと思ったからです。

中学校とは陰と陽の関係だと認識しており、私は表に出ることを好みません。表の世界に憧れはあります。自己申告書の添削内容を見て、中学校の先生方の甚大な労力が推し量れます。それでも子どもたちの将来に大きく影響するので僭越ながら持論を展開します。

今回、非常に珍しく大阪府教育委員会より高校の校長にボーダーゾーンの子たちの扱いについて厳しいお達しが出ており、数値も明文化されています(これ以上は書けません。個人的に興味を覚えられた方は立場などを名乗っていただいたうえでメールしてください)ワンセにもボーダーに入りそうな子はいます。そんな子たちを自己申告書で選んでもらうには100人に1人以上の秀逸なものが必要です。

美しい型、無難に万人受けする自己申告書が上位校で選ばれることは絶対にありません。美しい型や無難な文章は最上位校レベルの子たちなら普通に書きます。そして、そんなものは5行読んだら心の中で捨てます。それが95%あるのです。他府県のように中学校までの経験をアピールするのは得策でありません。繰り返しになりますが「100人に1人」に選ばれなくてはいけないのです。自己申告書はエントリーシートのようなもので、書類選考で最初のふるいにかけるのが一般的ですが、大阪府は「極めて合致する」ものだけを選ぶのです。

文系の先生は一般的に自分以外の型を認めたがりません。自分の解答が最優秀であるというプライドがあります。対して理系は違い、美しい解法を見聞すれば、たとえ生徒であっても素直に感動します。小論文や自己申告書で客観的な採点をするとき、その論についての是非は採点外です。学生が極めて正しい論をもっているなんて専門家は絶対思いません。オリジナリティや思考の筋道がどれだけ通っているかがポイントです。その内容はアドミッションポリシーに極めて合致するかどうかが肝要で、言葉遣いや単純な思考でどうにかなるものではありません。今回では国家公務員試験の小論文で最優秀になるレベルに近づけなければトップレベル校では選出されないでしょう。

ただ、中学校の現場の多忙さや本来の役割から各学校ごとのアドミッションポリーシーを熟読して上位1%になるものを創作するのは違うと思います。でも、私は違います。全員志望校に合格させられるための敗者復活戦を設けてもらったようなもので、個々に対応します。もちろん中学校の先生の指導は99%以上正しいですし、労力に対して強い敬意を表します。

ご意見はoneself@wish.ocn.ne.jpまで

エンドレスの出来事

日曜日は諸口の子たちもやって来て今福で中1、2のエンドレス。土曜日は中2の部屋で小鳥のさえずりの中、後半は良い集中力で頑張っていました。勉強の仕上がりの悪さを案じていましたが、やらなくてはいけないという自覚はあるようでほんの少し安心。諸口の子たちは遠路遥々やって来ているので、色々解説をしようと張り切っていたのですが、日曜日までの課題を大量に持っておりそれらをやりたいと言うので自習の時間が長めになりました。初エンドレスの子たちは勝手がわからず、やや浮き足立っており他の部屋に連行された子を見てから地に足つけて勉強していました。

中2諸口は国語の漢詩を中心にしました。昨日までの今福国語の反省を受けて少し圧力をかけつつ講義を展開。今福鶴見と学力差がほとんどないクラスなのに正答数に大きな差が出ました。諸口の子たちのほうが圧倒的に良かったです。楽しく解説するだけではだめでバランスが難しいと実感しました。座って聞いているだけで賢くなれたらいいのですがね…

中1諸口も中2同様課題を超大量に持っており、国語科からも漢字を言い渡されていたのでそれの消化に必死です。定刻の6時過ぎになっても茨田MH、MY茨田北SYは遅くまで頑張っていました。それに引き込まれるように今福のほぼ全員が12時間の勉強。今福では横堤SYが入塾早々のエンドレスを達成感いっぱいの顔で帰宅。中2緑YMも2日で24時間塾で頑張っていました。かなりお疲れのようです。緑YRは22時まで集中力が継続できるようになりました。成長ですね。

少し受験生の近況を。公立受験組の中で最も安定しているのが緑YK、最近急上昇しているのが緑TMと茨田北SR。V字回復中なのが鯰江SANYです。そしてメンタル面で心配していた緑NMが安心な兆候が見えてきました。残り17日になり心身共に良い状態で入試に臨めるよう本当のラストスパートですね!

大手塾の同業者と話していると「前年対比○%にしないと」「目標が」「新入生の確保を」など新年度募集に95%以上の労力を割かれる現状(経験したいたのでよくわかります)を聞くたびワンセの新入生獲得に向けてのサボりを痛感します。せっかく体験に来ていただいても積極的な電話勧誘など一切なし。消極的なものもなしです笑 その時間があるなら既存生の定期テストアップや受験生指導に回している現状。結果、営業力の強い塾に負けているのは仕方ないと割り切る始末です。チラシを作るのだけで精一杯で、いつか載せたい文言

「真面目に子どもたちへ全精力を注ぎ指導します。それだけの塾でダメですか」

ダメですよね、営業努力しないと…それでも余暇が少しでも生まれれば、間違いなく既存生のために時間を使うでしょう。ワンセには経営者がいないようです笑 ところで、今日は非常に気分良く今から帰宅します。なぜなら、エンドレスを強制しなくても12時間ほぼ全員やり遂げ、一部受験生に成長の兆しが見えたからです。

2016年2月21日日曜日

最近の出来事

自己申告書はかなりハードです。1人分を見るにもかなり時間がかかります。質問三昧に遭っており、0から書いたほうが早いと感じることがしばしばあります。ネットの情報は玉石混合で全くのガセネタもあり、文字数を稼げばよいというような本末転倒な意見も散見していました。特にヤフー知○袋では大阪府の特性を知らない人が一般的な書き方を記してベストアンサーに選ばれるなど失笑しました。かつての作文では「正しい原稿用紙の使い方」に則って書くと減点されるという恐怖の(?)マイルールがあるエリアですよ。大阪府独特の自己申告書の扱いを知っている人はそうそういないでしょう。来年から他塾生を対象に「正しい自己申告書の書き方」講座を志望校別に超少人数で開講しようかと思います。1講座10万円で内部生は無料です笑 ただ、選ばれる書き方を伝えても書けるかどうかは別物です。1年半前に自己申告書の導入が決定した大阪府教育委員会では議会が珍しく白熱し「通塾している子が有利になるシステムになるではないか」と懸念していましたが、その場で聞いていた私は「きっちり対応するし!」「ワンセの子だけが有利になるやん」と思っていました。現実に指導にあたると想定以上に文章を創作できないことにびっくりです。

さて、金曜日は合間で雑務をこなしていざ小学生の授業。国語はまとめのテストをしました。算数では最後の単元である角柱の色々についてしました。この後の中2でもそうだったのですが、授業中の集中力や復習の度合いにかなりの温度差を感じます。殊に転塾組の新入生にその傾向が顕著で「覚えこみ」「復習」という課題があるとき、今までの悪習慣からか適当に見るだけ、やったつもり、だけの結果が出ないことをしています。ワンセに来たのだから通塾時間=単純な勉強時間が長くなるのは当たり前。実力をつけたり課題ができるようになるには「良い勉強」が必要です。それは理解できていなかったことをできたり、知らなかったことを覚えることです。それを転塾組の子たちは「今までより勉強時間が長いから頑張っている」と自分に言い聞かせて結果の出ない手抜きをしているわけです。

中1では通塾して安心しているのか、依存しきって塾での滞在時間が勉強時間だと勘違いしているきらいもあります。中だるみとは言わないですが、私の気持ちが受験生に傾いている分、上手に手抜きを覚えたのかもしれません。もっと受験学年以外にもしっかりとかまっていかなくてはいけなかっと強く反省しています。ということで、来週中1、中2は学校帰宅後すぐ通塾、10時まで勉強が基本です。もちろんテスト終了後はありません。さて、明日もエンドレスがんばろう!

2016年2月19日金曜日

2/17.18の出来事

数日間、精力的に動き回っています。私立高校の校長先生方とは入試後の情報交換を、公立高校の校長先生方とは入試改革のデリケートな話を、マスコミ関係者とは高校・学習塾業界における情報交換を、中学校の現場の先生方とはそれらを受けての率直な意見交換を行っており、情報の精度と量を増やしています。ところで、自己申告書は「all or nothing」でワンセでは少々縁遠いエンパワーペントスクール以外、付け焼刃では通用しません。イメージとしては国家総合の小論文合格基準レベルです。中学校でもかなり自己申告書には力を入れているようで指導されているようです。

各業者さんとの話し合いも多く、授業以外の雑務が一気にきています。もちろん、受験生の授業に学年末テスト対策、そして新学年準備と落ち着くところがしばらくありません。という言い訳を散々させていただて、授業の様子はまた後日まとめて…