2016年9月7日水曜日

学校レポート&9/6の出来事

朝から信愛中学高校に行きました。熱心なキリスト教系列であることと女子高、制服で選択肢から外れることが多く、小中学校においてあまり良い話を聞いたことがありませんが全て伝聞形。しっかり方針を聞き校内の様子を見て来ました。

教授力4+
校風4
CP4−

想像以上に良かったです。ただ評価型入試対策で現場は大変だとおっしゃっていたのが印象的でした。色々情報交換できて良かったです。良い学校でオススメ度は高いのですが、冒頭のイメージしだいですね。

昼からは開明中学高校に行きました。気心が知れているので忌憚のない意見を申し上げています。勢いだけなら大阪の私立でトップクラスです。

教授力4+
校風4-
CP5

昨年感じた一番の教授力は文化祭前ということもあり少々辛口評価です。ちなみに昨年トップ評価で5-です。

台風の影響で4時半前から豪雨でした。そんな中3緑MYが実力前なので自習に来ていました。小学生で宿題が雑だった子も呼ばれていました。今後、宿題が雑だったりしていない子は即お呼び出しすることにします。プラスαで来る子とお呼び出しの子が入り混じって勉強しています。

小6TNは今後どれだけ間違えた問題の見直しと覚え込みができるのかが合否を分けるポイントになりそうです。受験生の自覚ですね。

中3特進数学は大和田過去問。最低35点で最高50点台。歴代大手前合格者の点数とほぼ一緒です。これからどれだけ実力をつけていけるのかですね。トップは緑HA•Hでした。いしきさがそのまま結果になっています。

久々の中2はワンセタイムから。昨日の中1同様、ワンセタイムの勉強に不満があることを伝えました。ただ先週の時点で個別に注意をしていたので酷い手抜きはなかったです。これからはきちんと勉強してワンセタイムに臨んでくださいね。


2016年9月5日月曜日

9/5の出来事(更新)

様々な情報交換を各種関係者とさせていただく中で、大阪における高校入試情報の錯綜を嘆いています。特に教育現場から発信される情報に「ガセネタ」「ずれた情報」が急増中です。不思議なもので活字になったり、学校の先生の言葉には重みがあります。

現中3から大学入試で実施される「評価テスト」は活用型問題とも呼ばれるものですが、中学校の現場関係者からは小中学生における導入に否定的な意見しか聞きません。何よりは「大阪府」は全てにおいて採点基準が独特です。旧作文では原稿用紙の正しい使い方に沿って書くと減点対象となるケースもあります。大阪独特のハウスルールを知らずに書店で「小論文の書き方」「活用型対策」という本を読んでも結果に繋がらないのは大手塾の文理学科対策の失敗を見れば明らかです。

私はできるだけ現場の先生方の意見を聞きます。旧小論文の採点基準は高校によって大きく異なり、それを授業内で画一的に指導などできるわけありません。志望校を直接子どもたちから聞き、教科指・添削もしているのでかなり点数差をつけられる結果となり、平成27年度公立前期(大手前文理など)入試では50点満点で平均43点で40点未満が1人(20人中)だけという結果でした。(40点は大手前文理の合格平均点をクリアする数値です)

大阪府公立高校入試では、採点基準の異なりを充分、理解・認識し過去の前例や間違っても他府県の入試情報をあてこまないこと。またそう言ったガセネタを聞く機会があれば情報を鵜呑みにしないことです。

授業は小3算数から。宿題の○付けから新単元の小数を導入しました。あまり時間をかけられなかったのですが、あっさり理解できたようで安心しました。TEが順調でミスが減ってているので、この調子で頑張ってください。小4は先々週に解説した四捨五入がごっちゃになっている子がいたので進む予定が復習モード。それでも完全理解の手応えは微妙。NKは出来た者帰りがなぜか気に入ったようでやらいたがっていました。来週は小数の計算問題でしましょうね。小5算数は分数のまとめ。約分が定着せずし忘れる子がチラホラ。それでもTHYMは良い感じでした。

2016年9月3日土曜日

9/3の出来事

朝から美容室に行き、さっぱりしてから昼ご飯を食べようとすると、モスバ→吉野家→ココ壱→マクド→ラーメン屋と軒並み人が多くセブンでサンドイッチを買うことになりました。土曜日は高校生が多く、ファーストフードはなかなか空きませんね…

昼から小中の受験生が集まりそれぞれ入試対策。小6TNは開明過去問でようやく算数国語ともに7割超え。それでも失点が気になるぐらいだったので順調に出来る問題が増えています。中3は来週に五ツ木テストを控えて対策をしました。国語は両校舎トップ緑HA・Hで緑NRと茨田KMが二番手タイ。ただ偏差値70だったので欲を言えばもう少しほしいところ。数学では緑NRがトップ緑HA・H、MKが続きました。緑MKは社会の入試問題の過去問でトップでした。ただ、見てのとおり女子の活躍が目立ち、男子が目立ちません。ここ数ヶ月の頑張りが一気に結果になっているようです。気持ち負けしないよう頑張ってくださいね。

9/2の出来事

最近随分さぼってしまっているのですが更新します。9月になり高校との渉外活動が一気に増えます。例年だと落ちついているはずの9月から中間テスト対策が始まるとはまさに晴天の霹靂です。

さて、夕方小6の国語から。夏期テキストから普段使いの問題集に戻りました。レギュラー授業で採択している問題集は中学受験をしない中では最も難しいものです。それを彼らはかなり速く解き正答数も多かったです。わずか2ヶ月弱の講習会の成果は想像以上でした。特にSKが良かったです。IMも漢字が満点で自信満々で授業を受け、できることが一気に増えて非常に良いです。算数では新単元の比例をしました。気持ち良いぐらい快調です。学校レベルの問題はあっさりクリアできるほど基礎学力が定着しているのですね。本当に中学生になってからが楽しみです。

中3は国数が教科書内容が終了。入試問題モードに突入です。S特進としてマンツーマンで鍛えられた緑HA・Hが五ツ木を解いても大和田の過去問を解いても無双。決して数学的センスに恵まれているわけではありませんが、2ヶ月前まで同等レベルの子たちだった子たちとの差が歴然です。努力は裏切りませんね。3年前に大学を卒業しましたが、勉強って本当にいいなと思いました。時間に比例した結果が出て良い気分になれるからです。気持ち負けしている子たちが気持ちで勝てるよう切に願います。

2016年9月2日金曜日

方針

最近、少々悩んでいることがあり、少し結論が出つつあるのでつれづれなるままに書こうと思います。

10年一昔と言いますが、ゆとり世代の次世代になり時代の変化を実感しています。まず、他人に無関心になりつつあるということです。他人のしていることに無関心で、自分が他人に対してどうお思われているのか無関心になりつつあると感じています。

果たして現場では2極分化が進んでいます。「自覚」がベースになり課題に対する認識が緩くなる子と、ごく一部の意識の高い子です。感覚的に8:2の割合でしょうか。ワンセでもその傾向は顕著です。例えば「宿題」と言えば全くやってこない子はほぼいません。手抜きや時間不足を感じることは多々ありますが…逆に「課題」として与えたことに対して手抜きする子が急増しています。小テストをしたときに満点ではなくマイナス2,3になることが多いのです。つまり、塾に来る直前に「パラ見」してきただけで満点を取る勉強をしてきていないのです。「間違えたらペナをすればいい」という意識になっています。

実は、私はペナルティを出すのが嫌いです。テストをした結果満点でなかったり、誰かに負けてしまったとき「悔しい」「もう一度すれば満点取れるのに(負けないのに)」といった思いやプライドが傷つけばいいと思っています。実際にはそんなことを思えるのはごく一部の子だけなので仕方なくペナルティという「見せ鞭(ムチ)」を用いているのですが、前述のように満点を取らなくては、という意識の低下につながっています。これは他人のしていることに無関心で、自分が他人にどう思われているのかを意識しなくなった結果の副作用だと思っています。

結果、子どもたちは物事を「がさつ」にするようになりました。悪い意味で大雑把な欧米化していいっているのでしょう。自己責任、自覚という名のもとに子どもたちに正面から向き合って「子育て」「教育」をする意識が教育現場からどんどん薄れていってしまっています。

考える力は非常に重要だという考えは大賛成です。でも、それに特化し勉強するのどうかを自己責任で任せるという欧米式には疑問です。宿題を出してもやるのかどうかは本人任せというのが欧米の発想ですが、一部の上位層には極めて有効的な反面、多くの脱落者を出すシステムです。日本は識字率(文字を読める人口割合で基礎学力の定着率の高さの目安になる国際的な基準)がアメリカ、イギリス、スイスよりも高く、落ちこぼれを出しにくい「すくい上げる教育」を実施しているというメリットがなくなる可能性があるのです。

親以外は子育てから排除する風潮も影響していると思います。つかず離れずの上手な距離を取るのが良いという風潮です。これって単に自分の言動の責任から逃げているだけだと思っています。基本学力の定着には多大な労力が必要です。小1でひらがなの読み書きが怪しければ親が必死になって教えると思います。それが自分への評価であるように感じたこともあるかもしれません。私は、ワンセを教育だと思っているので勉強の定着から自己責任という言い訳のことばで逃げたくありません。塾として最大限の努力をしたうえで、他のご家庭にご迷惑になる状況が発生したら諦めます。その手段として叱るケースを減らし「呼び出し補習」をするのが今のファーストベターなのかという仮結論になりました。子育ては難しいですね。

2016年8月25日木曜日

8/24.25の出来事(ほとんど24)

水曜日は突然の大粒の雨にびっくりでした。大雨洪水警報が15時30分ぐらいに出されたらしいですが天候の回復が充分に見込めたので休講にはなりません。数年前までは警報=休講だったのですが橋下元知事時代より警報が出やすくなり、状況次第で判断することに変わりました。

水曜木曜共に小6受験コースは過去問を解きました。理解は悪くなく、順調にできることが増えているのに点数に反映されないのが心配です。社会は解説を聞くのがあまり好きそうではなかったので、家庭学習での暗記に依存していましたが好結果にはつながりませんでした。これからは本人の自覚が大きな壁になりそうです。わかる問題を1問でも間違えたら厳しい結果になるでしょう。

今福中学生は全学年国語の日。夏期講習の締めは例年通り入試問題でした。中1は緑MHがトップで緑AK、鯰江SAが同点2位。ちなみに15周年記念OneSelfオリジナルQuoカードをかけて英数のテストに臨んでいますがMHAKにそのチャンスがあります。いずれも努力型なので、できれば2人とも満点で有終の美を飾って欲しいです。中2はトップが緑NKFS、鯰江HKが続きました。名前がきちんと書けていなくて0点の子は、○の数だけならトップクラスだったのに…中3は及第点として緑HA・HNRの2人。いつものように1点差なので、どちらがトップかは明日のお楽しみということで…

2016年8月24日水曜日

8/23の出来事

あっという間にもうすぐ始業式ですね。夏期講習は授業時間は2~3倍程度ですが、各種テストに追われ続けてハードです。来週からは高校へ表敬訪問し卒業生の様子や学校の雰囲気を見てこようと思います。今までしがらみがあってできなかったのですが開き直って一切の干渉を受けない客観的な保護者視線で食べろぐのような感じで書こうと思います。このブログ上に記すか、ツイッターのフォロワーに限定するか思案中です。高校とは与党と野党の関係でいることが望ましいと考えており、皆様にお勧めしている高校でも管理職者(校長・教頭)や塾担当の方には忌憚のない意見を申し上げております。思ったことを上手に伝えられているかわかりませんが笑

さて、火水曜日は昼一でTNと算数特訓中。ようやく受験問題が一通り終わりました。9月から本格化させるための補習をどこにしようかと思案中。月曜日に空き教室がないのが痛いです。8月になり今までになかったミスが目立つののがかなり気になります。せっかく出来る問題が急増しているのにミスのせいで点数は今までとほとんど変わりません。もったいないというか、危険信号ですね。

夕方から中3特進数学。相似の証明をしていますが緑NRは初出題には弱いものの抜群の修正能力を発揮。横堤OSがセンスで解いている感じ。緑HA・Hは全てが平均値以上ですが突出したものがないので努力で全てカバーしています。同様に横堤MMも総合力タイプですが若干の気持ち負けがあり志望校確定後、男子独特の瞬発力に期待しています。

夜は中3数学。円周角と相似が終わり最後の大物の三平方の定理を残すだけとなりました。前回から相似をしていますが、かなり速い展開で終わらせました。この時期にわからない基本問題を放置して授業に参加すると全くついてこれなくなります。でも約束していた「夏までは口うるさく注意するけれど秋になったら…」の時期になりつつあります。これからは宿題が減り個々に課題を科しつつ、小学生のような細かいチェックはしません。受験に向けて前向きな補習をしっかりと実施していくことに私の時間を割こうと思います。