2016年9月5日月曜日

9/5の出来事(更新)

様々な情報交換を各種関係者とさせていただく中で、大阪における高校入試情報の錯綜を嘆いています。特に教育現場から発信される情報に「ガセネタ」「ずれた情報」が急増中です。不思議なもので活字になったり、学校の先生の言葉には重みがあります。

現中3から大学入試で実施される「評価テスト」は活用型問題とも呼ばれるものですが、中学校の現場関係者からは小中学生における導入に否定的な意見しか聞きません。何よりは「大阪府」は全てにおいて採点基準が独特です。旧作文では原稿用紙の正しい使い方に沿って書くと減点対象となるケースもあります。大阪独特のハウスルールを知らずに書店で「小論文の書き方」「活用型対策」という本を読んでも結果に繋がらないのは大手塾の文理学科対策の失敗を見れば明らかです。

私はできるだけ現場の先生方の意見を聞きます。旧小論文の採点基準は高校によって大きく異なり、それを授業内で画一的に指導などできるわけありません。志望校を直接子どもたちから聞き、教科指・添削もしているのでかなり点数差をつけられる結果となり、平成27年度公立前期(大手前文理など)入試では50点満点で平均43点で40点未満が1人(20人中)だけという結果でした。(40点は大手前文理の合格平均点をクリアする数値です)

大阪府公立高校入試では、採点基準の異なりを充分、理解・認識し過去の前例や間違っても他府県の入試情報をあてこまないこと。またそう言ったガセネタを聞く機会があれば情報を鵜呑みにしないことです。

授業は小3算数から。宿題の○付けから新単元の小数を導入しました。あまり時間をかけられなかったのですが、あっさり理解できたようで安心しました。TEが順調でミスが減ってているので、この調子で頑張ってください。小4は先々週に解説した四捨五入がごっちゃになっている子がいたので進む予定が復習モード。それでも完全理解の手応えは微妙。NKは出来た者帰りがなぜか気に入ったようでやらいたがっていました。来週は小数の計算問題でしましょうね。小5算数は分数のまとめ。約分が定着せずし忘れる子がチラホラ。それでもTHYMは良い感じでした。