2017年3月5日日曜日

最近の出来事 

 第3回進路希望調査とは異なる出願結果が出てきています。事前調査では人気のなかった市岡・鶴見商業・今宮総合が大幅に出願状況が良くなり、定員をすでにオーバーしています。競争率と合格最低点には相関関係はあるものの、最後まで握って(出願を待つこと)おいて競争率で判断するのは悪くない選択肢ですが、レベルの近い学校だけでしょう。一般的な受験生では今年は行きたい学校が最後まで決まらず握っていた人も多かったです。過去最遅で志望校が決定した年です。公立高校の普通科や総合選択ならば学校間格差はそうそうありません。あとは校風が自由かどうかぐらいでしょう。

 さて、何も変わることなく新年度が始まりました。初回授業はオリエンテーションで授業の進め方やワンセタイム(確認テスト)について話しました。それでも基本は3大原則(時間・宿題・授業態度)の徹底と復習の大切さについての確認。自己管理をしっかりしていただきたいと思っています。また、新入生が急増中で緊張している彼らに気をつけてもらいたいのは挨拶の大切さです。これはしっかりとできないと大人になってからも困りますから。

 中学生の定期テスト結果は新中3蒲生HMの健闘が目立ちます。入塾後1年を経過しましたが、毎回テストの結果を上げ続けて最も難しい学年末でも前回比現状維持。中3になってからの結果を楽しみにしています。菫NMは前回の結果が微増で案じられましたが、今回は80点ほど上昇。悪くない結果でした。ただ、まだまだできると期待しています。緑NYは前回よりも上昇。大台にはわずかに届かなかったので次回のお楽しみに取っておきます。緑SHは最新の入塾生。時間が足りず大幅な上昇には至りませんでした。それでも確実にできることが増えており、受験生に向けて悪くない状態です。

 新中2は緑中のテスト結果が悲惨。学校平均も社会・数学が悪かったみたいです。ただ、問題を見ましたが、ボリュームはあったものの木曜日実施の公立高校受験問題を意識すれば、むしろ良問です。入試問題では未経験のボリュームが襲ってきます。1学期の勉強を嫌いにさせないためのサービス問題が自分の実力と過信してしまうのは恐ろしいことで誰も得をしません。早く現実を見ましょう。わからない問題を克服するまで考える力を身につけてほしいです。この学年は4月から「演習」の時間を取ろうかと真剣に検討中です。

 受験生は本当にもう少しで本番。ここにきて諸口男子が伸びています。今年は市岡・東高校受験者が最も多いのですが、秋まで総じて女子のほうがテスト結果は良かったのにここにきて男子が独特の集中力を発揮して伸びています。緑中ではIHが好不調の波が激荒でトップをとることがあれば、ブービーもあるという状況。緑HA・Hは数学のイージーミスを除けばいつテストがあっても大丈夫な状態。茨田北KFや緑NRは専願組ですが最後まで有志として参加。ここにきて地力をつけています。良い姿勢を保っているのは素晴らしいことです。

 人手不足が深刻な(?)ワンセでは電話に出られない状況がしばしばあり、非常にご迷惑をおかけしています。もう少しで受験が終わり、ご迷惑をおかけする機会が減ると思います。ナンバーディスプレイ(発信者通知)があるので見知らぬ番号、つまりお問い合わせの可能性が高いお電話すら、この1週間で10件以上取れていません。比較的繋がりやすい時間帯は平日3時半前後、夕方6時半前後、深夜22時半以降です。何度かかけていただいている方には真に恐縮です。

2017年3月2日木曜日

卒業生へ~贈る言葉ファイナル~

IH

 2年前に入塾したとき、無事卒業できるのかひどく案じられた。継続できた結果、文系教科では驚異的な伸びを示している。人懐こい笑顔の影に思春期独特の苦労もあった。周囲と比較して純粋すぎたのだろう。これから色々知識を増やす中で、正直さは大きな長所になる。正直に、そのまま成長してほしい。

NS

 ここ最近、存在感を発揮している。芸能界に入ってもひな壇でワンセ同様の活躍ができるだろう。勉強は好きではなかったが、最後まで逃げなかった。好きではないことをやり遂げたのは大きな財産となる。学生時代で多種多様な経験値を積み、本当に自分がやりたいことを探そう。それを見つけたとき全力で取り組もう。

KM

 要領良く、そつなくこなす。最低限度の努力はしてきた。でもセンスを持ってすればもったいない。勉強との相性は決して悪くないのに自分の限界を早めに決定しすぎだ。もう少ししてほしい、と思ったところでストップをかけることが多かった。夢中になれる何かを見つけ、その道でアイデンティティを確立してほしい。

放出YH

 アクティヴでパワフルだ。持て余す体力を部活動に用いて引退後は勉強を頑張るという状態。それでも気持ちのムラが随分目立った中学生時代。スイッチが入ったときの素晴らしさは知っている。頑張りすぎてエネルギーがなくならないよう心掛けることも必要だ。気持ちを切らさないことも能力の一つとなる。

番外編

 毎日のようにお問い合わせをいただく中で「かなり前の卒業生で…(だから覚えていないでしょう)」とおっしゃることがあるのですが、そんなことはありません。ワンセルフを全うに卒業した子たちは覚えています。ただ、あまりにも顔が変わりすぎていたりばっちりメイクだとわからないことはあります。今年度、初代卒業生の保護者の方からご連絡をいただく「もう今年30歳ですね」と話題をふったら「まだ29歳ですよ」と言われ怪訝に思って、卒業生に聞くとやはり私の記憶は正しかったです笑 急にお電話いただいても何年前の卒業生か思い出して、年齢を逆算しています。最近は結婚の報告が多くなり非常に嬉しく思っています。卒業生のみなさんがもしこれを見て思い出してくれたら、いつでも連絡くださいね。お酒を飲みに行ったり、食事でも行って四方山話(よもやまばなし)を教えてください。

2017年3月1日水曜日

卒業生へ~贈る言葉ファイナル私立専願~

 今日は私立専願の子たちがくる最終日。ほぼ全員揃いいつも通りの授業の展開。本当は専願組全員にリアル贈る言葉を伝えたかったのですが、泣きそうになるのでイメージが壊れるため自粛。まずは彼らに向けて言おうと思っていた言葉。

1列目窓際からいつも指名していた順

マイケル
爽やかで愚直だ。これからも曲がったことを排除して成長してほしい。誰からも愛されるキャラは何より貴重だよ。
NR
素直なのはいいけれど、素直すぎるのは野生的になる。君の言動で喜怒哀楽が変わる人が多くいることを知ってね。
放出MM
非常にナイスガイ。和して同ぜず、を地でいける。「我」を張り続けるだけでなく同和する割合を増やせば人間味がでるよ。
横堤OS
様々なことや人に対して「距離」を取っていたね。でも、その距離感が正しいとは限らない。価値観は千差万別だからね。
横堤MM
見かけによらず繊細な一面を持つ。時には大胆に開き直ることも必要だ。まずは狭い守備範囲を広げるところからね。
MY
色んな意味で非常に強くなった中学生時代。不器用な真っ直ぐは同年代には伝わらないこともある。でも直視しよう。
AY
最大の長所は他人の批判をしないことだ。だからいつも周りに人が寄ってきて信頼される。これからも変わらないでね。
MK
信頼や愛情は受身では手に入れられない。自分から人を信じること。そして信頼できると思った人を大切にし続けよう。
TM
そのほんわか系は誰をも幸せにする。きっとこれからも良い出会いがあり、純粋なまま成長するだろう。でも渡る世間は…
AH
小6のとき、最も成長期を感じた。その機会を充分に伸ばせなかったことを非常に遺憾に思う。早く安心させてね。
MY
中3になり非常に成長を感じる。同時に世間の評価は急に変わらないことを知っただろう。リセットは絶好の好機だよ。

今日来た専願組への掛けられなかった言葉を優先すると公立組とテスト総括ができませんでした。明日には公立ファイナルを書こうと思います。今日、授業後に自分の言葉でお礼を言いに来てくれたお嬢と緑KC。短い定番のやりとりですが、2人には一生に一回の儀式。私にはとても嬉しい言葉です。先生していて良かったと実感しています。


2017年2月28日火曜日

最近の出来事

 今年は例年以上に塾業界のCMを見かけます。その中で大阪府で上場に成功している某大手塾のキャッチコピーがかつてワンセで放映したものと被っていたのでyou tubeにアップしてみました。https://youtu.be/3mS4r0mfEtM https://youtu.be/_5hr1HVMJag https://youtu.be/34GA0qjty0I

 さて、今週で現体制から新体制へと移行します。新年度の準備を授業の合間にしようと思ってもendlessでは12時間コースの授業があり、なかなか事務処理を行う時間がありません。そろそろ事務処理を全て引き継げる事務員さんを募集しようかと真剣に検討中です。

 授業では小学生が全学年今年度の授業を終えました。手短なコメント。小3はMKがここ最近できることが急増中。夏までにあった緊張が良い具合にほぐれた様子。新入生のYSも体験の日と随分違った良い集中力を発揮。本当に子どもは環境で変わるのだと実感しました。小4は人数が増え集団授業らしいことができるようになりました。新入生SNの伸びが目立ちます。でも安定して成長を続けたIMに更なる飛躍の予感。小5は女性上位で頑張る子たちが揃っているというワンセカラーそのままの学年。ルールをしっかり守っているので授業も楽しいです。先行きが楽しみですね。小6は非常に珍しい男子が多い学年。と言いつつ中学卒業時には女子のほうが多くなるという王道パターンのような気も…

 中学生は少し気になっていることがあります。受験生に一つの部屋を提供し、教え合っても良い部屋にしていたのを下級生が見て、自習中に教え合っても良いと錯覚しているような気がしているのではないかということです。果たして、少し集中力が欠け、雑談をしてしているように見える機会を見かけるというワンセらしくない環境になっています。真面目に勉強している子の邪魔をしているという認識を持ってほしいと思います。

 明日は緑鯰江以外のテスト報告と「贈る言葉ファイナル」をアップしようと思います。

2017年2月24日金曜日

卒業生へ~贈る言葉Ⅱ~

HA・H

 センスは抜群なうえ、知的好奇心は人一倍強い。入塾後学年トップになり、最も表彰され、もらった物の数もトップ。でも、私が感じる課題もトップ。一つクリアしてもまた新しい課題が増える。気づくと年相応以上にできることが増えた。それでも、期待値に追いつかない。できるからこそ課題が増え続ける。ずっと応えて欲しい。

鯰江NE

 塾でお預かりした3兄弟3男坊。兄2人に続いて理系だ。理系は良いが好きな教科だけして嫌いなものはしなくてよいわけではない。興味のあることとないことへの差がそのまま姿勢の差になった中学生時代。高校生になったら将来の可能性を拡げるるために、今まで興味がないから避けてきたことを取り組もう。


2017年2月23日木曜日

2/22最近の出来事

 2/22はニャンニャンニャンの日、つまり猫の日ですね。我が家のウサギは猫タイプで、私がいない日中から冷暖房完備、寝室は真冬でも冷暖房はないのにあまりの超箱入り息子状態です。溺愛しても見返りはなく「撫でさせてやる、ありがたく思え」ぐらいの俺様状態。

 さて、公立特別選抜が終了し最後の公立一般入試まで約15日となりました。まずは受験生の近況から。水曜日は約1名を除き今福全員揃いました。このメンバーで教室が埋まるのも今週の金曜日が最後。感慨深いですね。授業前にマイケル・MK、AY、MY、茨田北KFがお手伝いしてくれました。授業のお手伝いは緑中の2人のH・Hがしてくれています。今年、多忙ながらも昨年ほどストレスを感じないのは彼らのおかげです。本当に感謝しています。中でも緑HA・HMKは高校生スタッフに負けない事務処理能力で厚い信頼をしています。嫌がらずにお手伝いしてくれる人がいる環境が幸せです。あれ、受験生の近況でないですね笑 ここにきて志望校が決まり焦りがありつつ明るい受験生がいます。先日も来客がドアの向こう側にいらっしゃたのに気づかず授業していると定番のボケ役緑NSがノリにノッて干支を何回言っても飛ばしまくって「申(さる)」を連発。世間一般では怖いイメージしかないワンセですが、普段の平和な日は楽しい授業だと知ってもらえる良い機会になったのではないでしょうか笑

 中2数学は文句を言いながらもクラス平均点が上がっています。特に図形の証明では例年以上の結果です。心配なのは新入生組の点数が充分ではないこと。横堤菫蒲生中がテスト期間で実力を十分発揮できているのか案じれること。水曜日の過去問では鯰江HKSRが悪くない感じ。菫NYも悪くありませんが、テスト前日ということを勘案すればもう少し欲しいです。

 中1数学は図形が佳境に入り悪戦苦闘中。イメージできないものは理解できるわけがないので全員完全理解は諦めている単元です。でも今年の中1はよくついてきます。緑SHAKを筆頭に緑MHの姿勢がとても良いです。そこに新入生コンビの緑OA、YSが良い刺激になっています。中2同様、新入生が少々苦戦していますが、新年度の1学期中間には間に合いそうな手応え。全生徒平均でも420点以上例年あるので、それを全員超えて欲しいと思っています。

贈る言葉は明日復活予定です。

2017年2月20日月曜日

endlessの出来事

 土日は今福でendless。各学年の出来事をつらつらと書きます。

 まずは中1数学から。過去問結果は80点台が緑AKSHのみ。ほぼオール図形でテスト1週間前になっていないことを踏まえればぼちぼちな結果で決して悪くはありません。それでもAKは結果に傷心で涙目になるほどでした。練習でそこまで落ち込まなくてもいいのにと思います。それが君の良いところでもありますけどね。新入生緑YSは解説終了後、納得のいかない問題ををピンポイントで聞きに来ていました。過去問結果は平凡でしたが、中2の1学期中間では学年トップ争いに食い込んでくれると思います。クラブ活動でヘロヘロになり珍しく弱音を吐きながら登場した緑FHMH。過去結果は微妙な結果のFHとミスの目立ったMH。身体の披露具合から何も問い詰めたりしなかったのですが、自分結果の悪さからMHはやり直しのために同じプリントをもらいにきました。ここ最近勉強に対する姿勢はとても良いですね。

 中2は全員で漢詩の解説をすると、諸口の子たちの普段の姿勢の良さが目立ちました。その中でも茨田北SY、FS、ISは土曜日夜、諸口から今福へ移動し10時まで、日曜日も12時間コースで頑張っていました。数学では図形と確率という超重要項目で数学的センスが問われる単元。20人を超える子どもたち教室にいるのに男子は1割以下。女子は典型的な努力型文系で閃き分野では分が悪いですね…来年、入試数学の苦労が見えます。前回のテストでは入塾後間もなく、思ったほどの結果を出せなかった菫NMに人一倍の期待を込めて見ています。国語の課題提出では1割ほどがゲットできる二重丸(完璧)でした。是非結果に反映してほしいと思います。また初対面から良い味を出ししてくれるに違いないとビビッと感じた緑SHは少しずつ慣れてきて笑顔が増え、みんなの笑顔も増やしてくれています。

 中3は無事に私立中高志望校全員合格。この勢いで公立全員合格に続いてほしいところ。過去問結果では緑IHが国語で初トップ。数学では茨田北HK、緑NRが満点でした。点数にはしっかりと反映されていないものの放出YHが急成長中。社会では緑HA・Hがまだまだ伸びています。授業でネタは珍答続出。マイケルは「フィヨルド」を「フィEルド」と書いていました。緑NRは「カルテル」を「カクテル」を書いていました。お酒の名前は入試に出題されません。定番の「イエズス会」を「イエスズ会」と書いたり「ねじれ国会」を「ゆがみ国会」ならぬ「いがみ国会」と書いたり真面目にネタを提供してくれる貴重なキャラです。国語の添削や雑務に追われる日々ですが、授業が一番楽しいですね。そういえば「鎖国」が新教科書から「対外政策」に名称変更されるのですが、緑HA・Hはそのことを知っていて時事ネタについていけることにびっくり。

 雑談の中で「父親みたい(な愛情を注ぐ)」と形容されました。言い得て妙ですが、中学生でそれを感じ取れる感受性にびっくり。卒業生で講師をしてくれた人たちには「私より愛情を注いでくれる人が(結婚の)基準」と言っているのですが、異口同音に「無理」と言われます。無償の愛を親以外が提供してくれることは普通ないですね。子どもたちを預かり、勉強を含めて多大な成長をしていてても「あれもできてほしい、これもできてほしい」と成長欲求は留まることを知りません笑 一つの課題ができれば次の課題を用意します。半永久的ですね。応えてくれるならどんどん成長してほしいと思いますよね。