2017年10月9日月曜日

最近の出来事

 しばらく渉外期間のため、事務所に到着するのは遅めです。授業準備と新入生補習・テスト対策の準備で授業の様子をアップできていませんでした。今週からは再びアップしていくので再びよろしくお願い致します。

 10/18の高校進学説明会の詳細がようやく決まり、後はつつがなく当日乗り越えることです。初めてのイベントなので企画から実行まで1人でする大変さにアップアップしています。今回「ワンセのお勧めできる高校だけの説明会」には参加されていない高校の説明会を塾内にて行おうと思っています。

 では各学年の気になることをピックアップ。小4は新入生のYJが少しずつ慣れてきたようです。学校よりも2,3倍速い展開に普通についてこれるようになりました。キビキビしないとついていけないスピードだからこそ、集中力が養われるのだと思います。七田式ほどではありませんが、安定して速い展開でみんなの能力(脳力)アップと集中力アップに勉めていきます。小5は久々の漢字テストでしたが、全員満点でなかったのはやや不満。大量間違いの子はいませんが、そこを目標にしているわけではありませんので、全員満点こそ不変の目標です。小6は大和田中学へプレテストを受験しに行きました。直前の過去問では0点を筆頭に一桁も頻出するなど不安しかありませんでしたが、自己採点を聞くとそこまで悲惨な結果ではなかったようです。この人数の引率は非常に気疲れするのですが、意外と(?)みんなしっかりしていて安心です。これなら卒業旅行の遠足はできるだけ皆の希望しているところへ行こうと思います。

 中学生はまた明日以降…

2017年10月8日日曜日

10/8の出来事

 本日、5代目卒業生で高校大学7年間スタッフとして力を貸してくれた西村栄美が北野栄美となるという非常におめでたい挙式に招待され、足立と参列してきました。小6から11年になる縁で、大学の教授よりも席順を前にしていただくほどの配慮に目頭が熱くなりました。過日、他の卒業生にスピーチを頼まれたときもノーベル賞を出すほどの大学の学科に所属しながら私を恩師として招いてくれたことと重なりました。同時に涙腺の緩みを感じます。挙式で涙が流れたのは初めてです。

 思春期で、反抗期で、手を焼かれながら親御様より深夜にご相談のメールをいただいたことも何度かありました。そんな全てに全力の彼女の思い出に今宵だけは浸ってお祝いに代えたいと思います。

 緑中で吹奏楽部の部長を務めていた彼女はクラブも全力投球。歴代で最もヘロヘロな状態で授業に参加していました。そして近畿大学附属高校から関学、社会人になったわけです。

 高校生の事務仕事ぶりを形容するなら大胆であるということ。要約すると雑ということですね。それでも式前の待合室で現在の彼女の仕事ぶりを上司の方々に聞くと、大胆にして繊細、前向きでチームを引っ張っていく、時期社長候補筆頭etc…大手の製薬会社で社交辞令であることを差し引いても非常に嬉しく思いました。ワンセでお預かりしたスタッフは大学を卒業して社会人として活躍するときに恥をかかないよう色々仕込むことを心掛けています。

 ここに至るまでの道のりのいくつかは知っています。順風満帆ではなく、笑顔と涙の多い人生でした。流した涙は彼女の本気度が伺えます。高校の先生には小テストが満点ではなく悔し涙を流したほどの真面目さ、と紹介されていました。彼女が褒められると嬉しく、気恥ずかしく感じます。一番最後の挨拶では新郎に「ふつつかですがよろしくお願いします」と冗談めかして言いました。ワンセで長年活躍してくれた女性スタッフには異口同音に「私より大切にしてくれる人を見つけて(結婚して)ね」と言っています。「無理です」「いません」という返事ばかりですが、栄美は私よりずっとずっと大切にしてくれる伴侶が見つかったのだと感慨に耽っています。

 

2017年10月7日土曜日

高校レポート番外編

 今回は今年行けなかったアナン学園、こと旧樟蔭東高校。卒業生から聞いていた惨状をそのまま書きます。
1.イジメが非常に活発
2.看護科において時間割通りに授業がない
例:テスト日にテストが用意されていない。授業の日を講師が知らず誰も教室に来ないことが日常。
3.先生が頼りない
4.土地を巡る理事会とのいざこざの影響あり

果たして、アナン学園に名前が変わり革新を期待していました。アポを申し込んだところ「今はまだ見せられる状態ではなく、以前と変わらない」という返事をいただきました。非常に残念ですがワンセとしてしばらくご縁はない旨、今後自信を持って良い高校になったと思われたら連絡をしていただきたいことをお伝えしました。近隣にある高校で、良いなと思えるのは近畿大学附属高校のみです。このエリアの高校に普通の学校が増えることを切に願います。

2017年10月4日水曜日

高校レポート⑧

 10月からは「ワンセがおすすめできる高校だけの説明会」に不参加の学校へ行ってきます。まず第1弾は四條畷学園高校。昭和から人間教育・女性教育・モラル教育に非常に力を入れておられた学校です。どこの学校も教員の高齢化による新陳代謝の問題を抱えており、その副作用が有形無形で現場に現れております。校風3教授力2CP2おススメ度2.5アニマル度2.5。次に様々なことが過渡期にある大阪夕陽丘学園(私立)高校に行きました。校風2、教授力2CP2おススメ度2アニマル度3.5。数年前までは良い高校として紹介していた2校ですので寂しさもひとしお。今後の展開を注視しています。

 ところで103系のオレンジ色のJR環状腺や片町線(敢えてこう表現します)が引退しました。記事を見ていると運転車両のシルバーの横線への賛美が聴こえてきます。でも、記憶以外でなければ初期は横線がなく改良(多分揺れにくくなった?)されてから非常に長い間現役として活躍した車両。最も記憶に残っているのはドアが閉まらなくなって黄色と黒のロープで「応急処置」し、すごい風を巻き込んで走っていたこと。最近、アジアで同じような状態の電車が走っている記事を読み「日本ではありえない」という感想を見たとき『日本でも同じことがあったのになぁ』としみじみ述懐しました。覚えず、小中学生時代に過ごした家を見に行きました。

 

2017年9月29日金曜日

高校レポート⑦

 水曜は大和田高校へ行ってきました。市外で下町にある学校です。良い意味で近代化されておらず、人(先生)と人(生徒)との交流を感じる学校です。ただ、在校生のレベルアップに現場の先生の対応がついていけるのかどうかが今後の大きなターニングポイントになりそうです。校風4.5教授力4CP4おススメ度4.5アニマル度1。木曜日は色々はしごしてきましたが、成蹊女子から。女子高だけあって非常に若くてイケメンな渉外の先生にびっくりしました。非常に物腰柔らかい営業マンですが、心の内はオブラートに上手包まれていました。校風4.5、教授力3、CP4.5おススメ度4.5アニマル度1.5。金曜日は開明中高に行きました。中学生の卒業生の子は移動教室のようで、少し遠くて本人かどうかわからなかったのが残念。高校生は1年生と3年生がいて同じようなリアクションで微笑ましかったです。校風3.5教授力4.5CP3.5おススメ度4アニマル度1.5。

 高校訪問を受けて大阪高校に二度目の訪問をしに行きました。私は自分の感想を率直に述べます。オブラートにも包みません。最も良かった学校と悪かった学校は聞かれれば答えます。ブレません。個人や会社に同じこと絶対しませんが、学校という独特の組織は別です。外部からの意見がなければ改善されないからです。さて、大阪高校を評して太成や旧樟蔭東に似た雰囲気があるとしましたが、その修正と詳細レポートをします。今、学校は団塊世代の大量引退問題があり、新陳代謝が大きな課題です。そんな中で大阪高校は若手先生の比重が大きいです。これは決して悪いことではありません。単純な教え方や経験値はベテランに勝てるわけありませんが、若さゆえの勢いはベテランは勝てません。一長一短です。私の感じた違和感は現代の若者の凝縮されたもののようでした。子どもたちに伝え切れないもどかしさで葛藤している姿です。良い先生になるため儀式のようなもので通過点。それを現代若者の共通点である、創造性の乏しさと自分からコミュニケーションを上手に取れないから苦しんでいる姿でした。そこに渉外担当の方のストレスが加わって、私の目にはギクシャクしている組織?という印象から、過日の訪問日の夜遅く個人的に現場の先生の意見をお聞きしまし、色々なことが解決できました。ただ、今年の受験生が減少するのは否めません。渉外担当の言動は受験者数に直結するということですね。

2017年9月26日火曜日

改:高校レポート⑥&最近の出来事

 月曜日は近大付属高校に行ってきました。超マンモス校で体育大会ですら予選があるほどです。大学がついており、ITを筆頭に様々な最先端を地でいっております。学校レポートは非常に難しいです。なぜなら進学(大学進学前提)科の子たちとその他で大きく校風が異なるからです。ということで、進学コースのみの校風をカッコ内で併記します。校風4.5(3)教授力4(3)CP4(4)おススメ度4。アニマル度1.5(2.5)火曜日は大阪国際学院滝井高校に行きました。両校に共通しているのは泰然自若なところ。私立なのに生徒募集にがっついておりません。そのまま落ち着いた校風につながっています。校風4.5教授力3CP3おススメ度4アニマル度1.5

 小学5年生は久々の授業。算数ではかれこれ1ヶ月ほど約分について口うるさく言っています。分数の計算で約分の確認をしないのはトイレに行った後手を洗わないようなものだといい続けても、ばっちりなのはHANKぐらいで、8割は「あ!」と困った顔をすることがあります。困った顔をするのは私のほうですよ…国語では現在最も大切な表グラフの読み取りをしています。読み取ったことをどうやって相手に伝えるのかが肝要。最近、LINEやツイッターの流行の副作用で主語・述語・目的語(修飾語)をまともに書けない子が急増中です。表・グラフから読み取ったことを書く問題なのに「昼食」の1語のみで全く伝わらない答えを書いている子がいました。指摘してもまだ伝わらず、語彙力不足を嘆いています。核家族化の影響で祖父母と同居する家族が減り、会話の減少に起因しているように思われます。小学6年生の算数は前回のプレテストと宿題の解説で大半が終了。残った時間で非常に気になった計算特訓をしました。得点能力はあるのに問題を取捨選択ができずに失点が多いのは大いなる反省点です。

 中1特進数学は過去問解説。緑中の文章問題に課題が大きく残りました。横堤OSは間違い直しをやっていることがわかり少し安心です。修正能力の高さからすると欲のなさが玉に瑕です。茨田中学は体育大会の予行のためテスト返却がなく週明けに楽しみが延びました。今回、テスト対策が1ヶ月あるので授業内容をどうするのか悩む日々ですが、結局大は小を兼ねる(使い方が違う)というので、範囲を広めにして多めにみんなに勉強をつきあってもらってます。結果が楽しみです。

 中2特進は一次関数の利用。実は例年よりも理解度は悪くありません。期待値が上がってしまいます。ただミスの多さはいただけません。最近小言を言われることがめっきりなくなった2年生。本来なら中だるみを嘆きたくなる時期ですが、そこまで酷い中2病者はいないので、点数に関して多少目を瞑る、程度です。しっかりとしごいていきます。

2017年9月23日土曜日

高校レポート⑤&最近の出来事

 常翔中学高校に行ってきました。早速ですが校風4教授力4CP3.5おススメ度4アニマル度1.5。ここ数年で校風がじわじわ良くなっています。現場の熱気も上昇中です。本当に最近学校間格差が激しく、口コミや塾説は全くあてにならないと実感しています。保護者の方はご存知だと思いますが、私は高校を大きく3つに分けています。「お勧めできる高校」「行っても後悔しない高校」「行っては行けない高校」です。「行ってはいけない」高校を理由つきで解説したいのですが、流石にやりすぎなので自粛します。

 さて、最近の出来事を学年毎に。まずは小3算数。MTは少し雑さがあり、軽く注意されました。勉強の理解度は悪くないのですが、正答率の低さ(85%程度)が若干気になります。理解している問題の正答率は95%は欲しいところ。小4算数は四則混合をしました。途中式を大切にしているのでイコール(=)の左辺と右辺が等しくない式を書いていたり、適当な暗算をしていると全てダメだし。居残りで完全理解を図りましたが、想定以上に早く終わりました。解説中は細かいノートチェックはできませんが、授業後に個別にやり方を説明するとあっさりクリア。普段、大雑把な式を書いているのが露呈されました笑 大雑把といってもそこまで酷くはありませんが等号(=)の意味は考えて書いて欲しいものです。

 小6算数はプレテストを意識して常翔啓光中学の問題にチャレンジ。悲惨な結果となりました。一桁が数名で一番マシだったのがTKでした。二番手以降は書くに値しない点数だったので割愛です。

 中1は茨田中のテストの一部が返却。OTはこのペースで全教科返却されれば自己ベストの学年順位になりそうです。ATも同様で成績がほんのり上昇気流に乗っています。中2茨田はデータが少なすぎてコメントに困りますがKSは授業の手応えとして自己ベストになる感触。YM、WSは現状維持という感じ。まあ中2のこの時期は下がるのが普通なので若干でも上がっているので良しとしましょう。中3茨田は問題の易しさに助けられ(?)平均点が上昇しそうな気配。NMMHが悪くない結果になりそう。少し頑張りすぎたKCは体調不良の影響が案じられます。茨田中は男女比率で男子のほうが多いので久しぶりに青字が目立つ彼らの頑張りを嬉しく思います。普段からブツブツ言い続けている分、結果が出て少々安心しました。