2018年2月22日木曜日

最近の出来事

 諸口は天井から床・共用部分の階段まで大幅に綺麗にリフォームするのですが、ようやく全ての業者さんが決定しました。業者さんとの折衝は本当にストレスにしかなりませんでした。こちらが知識がなければ定価のない世界なので本当に凄い金額を提示してきます。また、安い業者さんは必ず理由があるので、妥協点を見い出すことに非常に神経がすり減りました。工務店さん全て任せると楽ですが、金額は100万円単位で上がるので、今回は自分で交渉することにしました。ちなみに決め手は金額ではなく「人」です。この人にお願いしたいと思う人にお願いすることにしました。個人事業主として看板を背負っている人の人生を信じることにしました。ちなみに今福鶴見校もリニューアルし、壁紙と床も全て張り替えて電子黒板を導入します。それに伴い3/22.23は臨時休講となりますので、ご了承ください。4月時間割から既存の60分授業を45分授業にして、コマ数を増やす方向で調整中です。合計時間数はほぼ変わりません。英数理を週2回、中3は全教科週2回授業をし、カリキュラムを改善させようと思います。

 さて、授業直前まで腹の探り合いで疲れた後の授業は唯一のオアシスです。解説したり、授業前後にみんなと雑談している時間が非常に楽しく思います。折衝を続ける営業職の人を改めて尊敬します。ところで、限られた時間を外交に費やした結果、削った時間は新規への対応という経営者にあるまじき蛮行(笑)去年も受験生数学の対応で例年以上に時間を割かれて同じことをしていたのに懲りないですね…チラシ作成や新規対応をせずに紹介のみの会員制にできればいいのに、などと思ってしまいます。授業後には恐ろしい量の添削と採点に追われていますが、これだけは手抜きできませんので常にしっかりと見ています。

授業のことについて最近全く触れていないのですが、週末にまとめてアップします。ちなみに卒業生へ~贈る言葉~後編は明日から開始しますのでよろしくお願いします。

2018年2月17日土曜日

改:土曜日の出来事

 土曜日の昼間に推敲せずに下書きの乱文をアップしており、大変恐縮で穴があったら入りたい気分です。少し推敲してアップし直しました。

 いよいよ公立入試を眼前に控えています。ちなみに、今年の私立高校は大和田・関大北陽・近大附属・常翔啓光・常翔・産大・好文・滝井・成蹊・大阪などに合格となりました。大和田・関大北陽・近大附属・常翔啓光・常翔で全生徒の8割、特待生は38%です。今年はみんなの頑張りで廻し合格がほとんどなかったのが良かったです。ただ、全員廻し合格なしではなかったので満足はしておらず第1希望の学科に合格して欲しかったという思いはあります。

 学校名以上にこだわっているのが、適正な学科を受験(進学)したのかどうか。例えば、常翔のスーパーと薬医以外なら大産大の特進のほうが良いと思います。好文に行った子は美術系、他の子たちも一様に、将来設計しながら自分で考えて選んだ高校だということに意義があるのだと思います。私の中では大阪高校文理特進>常翔進学です。でもネームバリューを気にする塾はそのような指導はしないでしょう。大学などへの進学希望なら上位高校の普通科(標準など)よりも一般的には偏差値のイメージの低い高校の特進のほうがお勧めです。塾のチラシの見栄えのために高校受験をするのではなく、本当に行って良かったと思える高校を受験していただきたいと思っています。

 ところで、土曜日は諸口で窓ガラスの交換工事を行いました。微力ながらお手伝いをしたのですが、普段使わない筋肉を使った上に、(道路真上の2階なので)絶対に落としてはいけないというプレッシャーでなかなか貴重な体験をさせてもらいました。職人芸って凄いですね。ちなみに全ての窓を外したので超寒い中で私は凍えているのに汗をかいている職人さんを見て改めて感服しました。

2018年2月14日水曜日

最近の出来事

 近高・関大北陽も無事全員合格、かつ廻し合格はなかったのは非常に喜ばしい結果となりました。今年度は特待生が多く、廻し合格がほぼいないとい結果で皆の頑張りを嬉しく思っています。ただ、1ヶ月を切った公立入試で絶対に間違えてはいけない問題の復習をせずに同じような問題を間違う子が若干名いました。この時期にも関わらず叱咤激励されていますが、全員合格が必須ですから妥協するつもりはありません。

 そんな受験生と公立過去問にチャレンジ。数学は×のない解答用紙ながら単位忘れが3問もあった鯰江HKがトップ、菫NY、茨田KCが大手前の基準点を超えていました。自分なりのお仕事ができていない人はこれから厳しく管理してできることを増やしてミスをなくしてもらおうと思います。

 贈る言葉後編は近日再開します。

2018年2月12日月曜日

2/12の出来事

 今日は大和田・成蹊・学院・滝井・好文学園の合格発表があり、無事全員合格!!100%第1希望学科に合格が目標でしたが、流石に全員は無理で若干名が廻し合格になりました。それでも現時点で特待9名は歴代最高のペースです。ここまで全合格しているのが何よりです。

 月曜日は人の出入りが激しい日でした。小学生の補習でSNが頑張っていましたが、来客があり待たせてしまったのは申し訳なかったです。それでも、課題は予定より速いペースで終わりました。集中力があるときの彼女は強いです。

 夕方から受験生と公立対策。数学はトップ茨田MHで緑FR、茨田北ISが続きました。社会は高レベルな争いで茨田KCがトップ、茨田MH、横堤YYが続きました。今日は合格発表がまだの子のほうが多いので、軽く流し気味でしたが、国語社会に比べて数学の出来が芳しくありません。取れる問題で落としていては私立ほど甘くはないのが公立です。明日からはびしびしと鍛えて、全員無事合格のフレーズを用いられるようにラストスパートです。

 私は明日から諸口と今福のリニューアル準備・及び3月からの時間割と新システムに備えて時間に追われそうです。

2018年2月10日土曜日

入試前夜&卒業生へ贈る言葉前半ファイナル

 いよいよ明日は私立高校受験の日。今年の子たちは全員それなりの努力をしてきました。例えば数学では過去問を解き始めるとクラスの半分が歴代ワーストを塗り替えるという黒歴史から始まり、今となってはクラス平均が歴代最高クラスとなりました。わずか2か月間での伸びは驚異的です。私も彼らから多くのことを学びました。専願の一部の子にとっては最後の日。全員の顔を思い出し、初めて会った日からの成長ぶりに目を細めつつ様々な思い出に浸っています。ただ、公立の子たちにはまだ1か月残っているので、そこまで感傷的な気持ちにはなりません。今宵一晩は私立専願者に思いを巡らせます。

 蒲生TY

 初見ではワンセで卒業するのは厳しいのではないかと感じていた。それでも良くも悪くも鈍感なことが塾として奏功した。今までに注意されたことのない細かいレベルの要求や、ルールを守る重要性について何度も言われた。

 それでも後ろを向かずに前向きに捉えた性格が素晴らしい。全てにおいて素直さは肝要で、大きな長所だ。それを活かして多くの知識を身につけてほしい。

 緑SH

 身体は大きいのに気は大きくない。「気は優しくて力持ち」だ。最もつきあいの短い部類で要所要所で体調不良になった記憶が残っている。

 勉強との相性は決して悪くないにも関わらず中学時代には伸ばしきれなかった。「成長期」は高校生で必ずやって来る。ただし、努力しない人にはやって来ない。目標を見つけて一心不乱に打ち
込み後の糧にして欲しい。
 
 緑NK
 様々な場面で男子独特の雑さが目立った。悪気のない言動が周囲にどう見えるのか、という意識が希薄だ。それを気にしない肝っ玉の大きさを持っているのは長所だ。

 無意識な言動は人を傷つけることもある。未然に防ぐため、言動や自分の立ち位置を客観視することを習慣づけよう。そうすれば成長速度は速くなる。

 緑FE

 年齢以上に幼く、無意識にとんでもない言動をしても注意すれば素直に聞く耳を持っている。その素直さは大きな武器となる。どれだけ齢を重ねても素直さを失ってはいけない。それが大きな魅力となり、友人に恵まれ笑顔で過ごせる日々になる。

 意識さえすれば傷ついた分、人に優しくできる。素直さが優しさの増幅になり、人徳が積める。弱さは短所のみならず長所にもなる。

2018年2月6日火曜日

卒業生へ~贈る言葉⑥~

 緑HM
 
 第一印象は「自信のなさそうな子」語弊を恐れずに表すなら思春期独特のコンプレックスの持ち主。縁がありワンセに来てもうすぐ卒業する。私にとっては一生大切な卒業生となる。

「どうせ自分なんて」そんな思いをすることがあれば、いつでも君のことを真剣に考えている家族があり、ワンセがあることを思い出して欲しい。目立つことができなくても信頼している人がいる。

 茨田MH

 諸口の当代初期メンバーだ。男子にしては珍しく将来の仕事を視野に入れて志望校を決めた。少し余力のある高校生活を送れるだろう。その時間をできる限り有効活用しよう。

 勉強以外にも視野をいれることができる学生時代。7年以上かけて学ぶのは5教科の知識以外のことだ。ヒトとヒトとの交流はプライスレス。若いときほど後に大きな財産になる。

 鯰江HK

 姉譲りのマイペースで勉強でも顕著に現れた。それでもできることが急激に増えているのはセンスの賜物。そこに努力が加われば自信につながる。

 センスの塊ゆえ、ややもすると器用貧乏になる可能性もある。そうならないために取捨選択できる多種多様な知識・経験をすることだ。食わず嫌いは損をする。

 


 
 
 

2018年2月1日木曜日

贈る言葉⑤

 茨田IN

 良くも悪くもマイペース。マイペースといえば響きは良いが、周囲が見えていないということの裏返りでもある。気は優しく人を傷つけることをしないのが長所だ。優しさの裏側には自分の弱さもある。

 思春期は自分の欠点ばかり気になりコンプレックスになることもある。学生時代に弱点から目をそらさずに1つずつ改めれば「とても良い人」になる。

 菫MH

 年齢以上にあどけなさが残り素直だ。反面、無邪気なやりとりが人を傷つけることもある。純粋さは残し、自分の言動の影響を意識しよう。

 学生時代は許されることも社会に出てからはそうでないこともある。言動は意識すれば良い方向に行き、しなければ変わらない。良き成長をし続けよう。

 茨田SK

 やりたいことが見つからなかった中学生時代。勉強のセンスは決して悪くないのに上手く活用しなかったように感じる。もったいない、という思いからかける言葉はきつかった。

 せっかくの良いセンスを持っているのだから、学生時代にしっかりと磨こう。すると突出した何かを身につけられる。それが必ず自分の為になる。芸は身を救う。

 緑NK

 ワンセにやってきたのが中2の春。勉強以外に多くの課題を感じた。それでも驚くほどの成長速度で課題を解消した。その最大が「人目を気にする」こと。

 傍若無人に振る舞い、少し自分を大きく見せたいという思春期にありがちだった中2まで。それを経験した上で成長は、将来、他人に良い教育をできるようになる。同じペースで成長できることを非常に楽しみにしている。

 茨田北FS

 初めて会ったときから比べると随分身体が強くなった。身体の強さと比べると少し打たれ弱いメンタルがある。換言すると、痛みに敏感で他人に優しくできている。

 少し自信なさげで自己評価が厳しめだ。謙遜は日本人の美徳として大切だが、自信をもつことも大切だ。そのために多くの経験値を得ていく学生時代にしよう。