2018年7月14日土曜日

最近の出来事

 懇談会と高校説明会が続き睡眠不足の今日この頃です。夏期講習会の時間割はできているのですが、9月以降の補習の段取りを悩んでいます。志望校が決まらないと補習も決まらないのですが、いくつかのパターンを考えています。誰が何を指導するのか、自分が何を担当すれば最も効率良く指導できるのか、模範解答のない問題を考えて迷路に迷い込んでいます。

 また、高校選びは最大のポイントなので個性を熟考し、これまた答えのない状態でモヤモヤしています。引っ張っていくための声掛けも十人十色で誰にどう言おうか日々思案中です。ただ、迷いは私のキャラではないので、言った後にモヤモヤすることもしばしばです。

 さて、久しぶりに授業の様子を中心にいこうと思いますが、今週は懇談会の影響で授業時間数が少なかったです。まずは今福鶴見の小学生から。

 小4算数は大きな数のまとめに入っています。二歩進んで一歩後退するような展開ですが、基本問題は理解できつつある感じ。怪しい箇所は夏休みに徹底しようと思います。小5は新しい単元の答えが分数小数になる割り算の導入。ここから約分・通分を解説して夏休み中に計算問題を全て終わらせようと思います。小6は比の問題の確認をしました。これで夏期講習前の授業は終わったので、次回から再び計算特訓モードです。

 中学生は1年生は歴史の導入。人類の誕生からですが、緑HKが活躍していました。単純暗記は比較的強い子が多いので、授業は楽しく、暗記はしっかりとさせようと思います。中2も社会。こちらは日本地理を終わらせにかかっています。入試に出題される問題と定期テイストでは随分違うので、入試中心の解説にして定期テスト前に残りをしようと思います。中3もこれまた社会。歴史と公民を並行して授業していますが、今日は歴史を少しだけして終了。

 Let校の小5は前回に続き角度の問題から。多角形の内角や外角について解説しました。MHは理解しているようでしたがMMはやや怪しかったです。今福よりは緩やかな進度ですが、完全定着を図っていこうと思います。小6は比のまとめ。意外と(?)順調です。今福同様、夏休みに計算の定着を図ります。

2018年7月9日月曜日

つれづれなるままに

 懇談会の真っ最中ですが、中3は志望校の話が中心です。ワンセは公立志向は全くないので、子どもと保護者の方の気持ちや方針を聞いて、合いそうな学校をいくつかご紹介する感じです。時おり、他塾に行かれている受験生やだ大学などのご相談も受けますが、酷いところが多いのが事実です。私はデータの精査が好きなので、間違いのないソース(情報)を基に自分の知りたいデータを作成します。それが偏差値一覧であり、高校別の大学合格実績です。今後、増やしたいデータはまだまだありますが、何よりは現場主義なので高校訪問を懇談会終了後にできるだけたくさんしに行きたいです。まずは近高からですが、今年はなかなかタイミングが合いません。それでも高校には保護者代表として保護者の代弁者となり、多くの希望をしています。主に勉強のことですが、時折スマホの取り扱いなどです。大切な子どもを預けるのですから、少しでも気になることは話すようにしています。ただ、良い学校は私が訪問のアポを取ると卒業生の高校での様子を教えてくれます。逆に少し好調になってくるとその姿勢が失われていくのは非常に残念です。子ども一人一人にかける愛情は変わっていません。でも、高校にとってはそこまでの思い入れがなくなっていくのでしょう。

 愛情と言えば、ワンセルフの補習は愛情で出来ているということをよく申し上げています。無料で行う補習は講師の気持ちの賜物。この夏も高い講習会費をいただくのですから、それ以上のことをしなくてはいけないと思っています。受験生はテスト前以外でも6月は週6でした。レギュラー時間の2倍時間を費やしています。コートの必要な時期になると更に倍になります。小論文対策も追加費用はいただいておりません。追加費用は子どもたちの気持ちで結構です。逆に最も講師の気持ちを削ぐのが遅刻欠席宿題忘れです。理由のある遅刻欠席を拡大解釈されると心の距離ができます。諦めの悪い私ですが、逃げ続ける子を追いかけるつもりはありません。また、他の子の迷惑になる行為(自習中の私語)は厳禁です。昨年までは叱っていましたが、今年からは悪意のある私語は一発退場にしています。

 塾屋として昔ながらの姿勢を変えていません。子どもたちに愛情を注ぎながら厳しく温かく指導しています。厳しい言葉をかけた夜、人知れずその言葉が正解だったかどうか悩むことがしばしばあります。それでも、龍神先生を演じる者として自信なさげな所作はNG。そんな夜、自分に言い聞かせている言葉が「次(に会う機会)があれば大丈夫」です。子育てにおける持論でもありますが、愛情を持って子どもに接した行為は必ず伝わるということ。親が子に対して感情的になりすぎて自己嫌悪になったときに懸ける言葉でもあります。子育てに模範解答はありません。愛情をかけて育てていれば子どもは必ずわかってくれる(ときがくる)と思っています。

2018年7月7日土曜日

最近の出来事(主に懇談会)

 連日の雨による被災報道に胸を痛めております。皆様くれぐれもご自愛ください。同時に授業中に様々なアクシデントがあったときに備えて危機管理意識の差を講師全員が高いレベルで共有しなくてはいけないと切に感じています。

 ところで、一部教育機関の方がワンセルフの数値に対して公の場で否定的なコメントをされています。今までは風説の流布に対して寛大な措置を取っておりましたが、以後事実確認を取れた案件より粛々と対応させていただきます。

 懇談会の真っ最中ですが、保護者の方に現状報告をさせていただくおり「最近はクラスが落ち着いてきました」というフレーズを用いることがしばしばあります。比較的最近入塾された方だと「以前は落ち着いていなかったのですか」と聞かれることも然り。いつ見ていただいても子どもたちは前を向いて話を聞いています。それだけならワンセ的には判断できません。集中して理解しようと話を聞いていない限り授業態度は悪いと申し上げます。学年トップの子でも授業態度が悪い、最も目をつけていると言うこともあります。ワンセで普通と言われたら、学校では真面目・模範生のレベルです。テスト結果も400点では満足はしません。できればトップ、無理ならクラストップ、無理なら450点悪くても400点または新入生なら100点アップです。

 新入生の一部に満足な点を取っていただけなかった子がいており、非常に恐縮です。次回定期テストは3ヵ月後ですので、それまでにしっかりと学力を向上させて全員大幅にアップさせたいと思っています。

 ところで、懇談会にて塾難民だったという方から塾の熱量を褒めていただきました。非常に嬉しく思います。誇りと愛情を持って教壇に立っていますので、そのような言葉は何より糧になります。また、「(成績不振で)塾を辞めてくださいと言われるかと思った」と何件か言われました。一度、塾でお預かりした限りは卒業まで責任を持って指導したいと思っています。そこに成績は関係ありません。それでも、自習中に私語をするなど他人の迷惑になる行為をすれば庇えなくなってしまいます。宿題忘れなら自分のことなので指導ですみますが、他の子を巻き込むと別です。そうでない限り、お月謝を頂いている責任の重さを痛感し、保護者の方への申し訳なさしかありません。高いお月謝を頂いているのに成績を伸ばしきれないもどかしさです。子どもにはできる限りの指導をしようと思いますが、私の実力不足で伸ばしきれないと判断したり、本人に勉強を頑張る気持ちが全くないときに退塾勧告をさせていただいています。

 

2018年7月3日火曜日

最近の出来事(テストコメントのみ)

 懇談会が始まり、合間に高校の説明会もありW杯(これは自己責任)が重なって睡眠不足です。それでも懇談会で保護者の方の期待や愛情を感じて、それを糧に日々邁進しています。月曜日、夜は緊急ミーティングを実施しました。内容はテストの件と、挨拶・駐輪場のお行儀についてです。

 さて、茨田中学のテストが返却されています。中3WSは自己ベスト更新の勢い。中2KMは入塾後約100点アップ。中1MMは前回の中間テストを維持できそうな勢いです。茨田中の全生徒平均も400点は超えられそうです。菫中は2年NMがようやく大台をキープできるようになっています。緑中は中2の大多数が自己ベスト更新。中1FNが学年トップの可能性ありです。

2018年6月29日金曜日

テスト返却

 まだ一部しか返却されていませんが結果報告。

 まず緑中は1年生FHがキープ気味。ただ学年トップはやや厳しいですが、大台キープはできそうです。同様にTHTTも踏ん張っています。前回のご祝儀相場を勘案してできればマイナス10で抑えられれば学年順位は上がるでしょう。HKから2科目の満点報告がありました。そんな緑中の子たちの平均点は約91点です。

 中2はほぼ全員が過去1年以内の自己ベスト達成。中学校入学時より在籍者全員400点以上でした。全生徒にこだわるワンセとして、嬉しい結果です。彼らの平均点90点超え(6/28時点、8割返却)なので約93点です。また、入塾前300点ある子たちの結果も平均80点を全員超えています。FSYROASSMMAS、IAが良かったです。MCIYは未返却が多いのですが、期待できそうです。

 中3は英語の平均点がかなり低かったようです。成績上昇中なのはOM。ここにきてじわりと伸ばしているのがYSです。満足はしていませんが、前回より平均点が大幅の下がった中で30点以上上げたTSも更なる飛躍に期待です。

 横堤中は3年生のYHが自己ベストを更新してきそうな勢い。勢いが衰えていないのが素晴らしいですね。今回、残念な結果に終わったのが鯰江中の子たち。全員ではありませんが、前回より下げた子がいたので、次に顔を合わせる機会の時にゆ~っくり話し合って今後の課題を決めようと思います。前回、中2の社会のクラス平均点が塾内ワーストだったので躍起になって管理していると20点以上平均点が上がりました。逆に少し自分のペースで勉強することを覚えてほしかった中1に自習時間をやや多めにした結果、社会の勉強をほとんどしなかったのは鯰江の一部の子たち。保護者の方に申し訳ないという気持ちとやるせなさでいっぱいです。最初に頑張った子たちについて書きましたが、結果を出せなかった子たちの分析を早急にしたい気持ちでいっぱいです。週末から懇談会があるので一部の方には成績が下がっているのに子どもと話せていない状況になりますが、必ず話し合って何らかの対処はします。

2018年6月26日火曜日

最近の出来事

 テスト対策が佳境に差し掛かっており、朝が早い日が続き、少し疲れを感じる今日この頃です。同時に懇談会を週末に控えてその準備に追われています。月曜日は大和田高校、火曜日は開明高校で塾説明会がありました。相変わらず面白くありません。塾説明会で学校の雰囲気は全く伝わりません。ただ、大和田が校長以上の経営陣と現場の考えにかなり大きな隔たりがあることはわかりました。それでも良い先生方がたくさんおられる学校だと思います。言行一致の真面目な学校が現れたら一気に大阪の旗艦高になるでしょう。そろそろ本当に良い高校が増えて欲しいと思います。開明高校では地震について的外れな発言をされてドン引きしました。かつ、高校の現場を全く知らない人が学校の説明をする現状を嘆いています。アンケートに「聞くに値しない話ばかりだ。時間を返してほしい」と書きたい衝動に駆り立てられましたが、チキンなので自粛しました。高校の渉外担当、できれば経営陣の方々へ。塾業界は閉鎖的で無知な人が多いのは事実です。それでも真面目に塾屋さんをしているところもあります。乖離の激しい経営陣と現場(先生)を鑑みた話をしてほしいと思っています。ところで、私は子どもたちにもそうですが、高校の関係者にも忌憚のない意見を申し上げています。近日、各高校にお願いした内容や改善点についてアップしようか悩み中です。

 さて、小学生の出来事から。今福鶴見の小4は前回に続き、大きな数をしています。つまずきの
第一歩となる可能性が高い単元なので完全理解を図り、補習の対象です。ただ、テスト対策期間で後ろに勉強している中学生がいたので落ち着かない環境になったのではないかと申し訳なく思いました。同時に視線があるほうが集中力が増していたのも事実で、風紀の乱れた学校が授業参観を頻繁に行っていることに納得しました。

 小5は本来計算特訓に入る予定でしたが、先週の地震の余波を考慮し、呼び出しや授業の延長をできるだけ自粛するようしましたので、夏休みになってから特訓しようと思います。集団授業ですが、一人ひとりを丁寧に見ている自信があります。授業中、非常に意識しているのが、たった今の話を聞いているのかどうか。今時そんな注意のされ方をしないと思いますが、話を聞く習慣は小中学生の頃に確立しておかなくてはいけないと考えています。非常に手間暇がかかり、マニュアル化することは不可能です。それをできるようにするのが大きな無形の財産になるからです。

 小6は新しい単元の「比」の導入をしました。比較的容易な内容なので楽しく速く展開。ところで、今回の内容は心配していませんが、計算問題の精度の個人差が気になります。ただ、最も気にしているのはそれに対する意識の差です。同じ時間をするのに早く終わらせるのに躍起になる子と、早く終わらせたいからしっかりする子です。中学生になる頃には大きな差になるでしょう。

 続きはまた近々…

 

2018年6月21日木曜日

できる子:追記

 地震に被災された方々に心より哀悼の意を表します。高槻を震源地とした地震はまだまだ予断を許さない状況です。様々な準備をしていかなくてはいけません。昨日・一昨日といくつかのシミュレーションをして新たなマニュアルを作成しました。何かあったとき、先生はパニックになってはいけません。塾内で被災するような状況になったとき、子どもたちを守れるのは先生だけです。パニックにならないようにするには充分な心の準備とマニュアル遵守が必要です。

 さて、タイトルのできる子、できない子について勝手に持論を述べます。

 できる子は真似が上手です。できない子は真似ができません。大事な公式やフレーズを教えた直後にリピートできるのはできる子。似たようなフレーズだけれど言い回しが少し変わるのができない子です。「少しぐらい違っていても同じ」と思っており、性格的な部分なので修正が難しいです。その少しのズレが後々大きなズレになり実感できないので「勘違いした子」になってしまうのです。

 できる子は自分で分析することができます。できない子は自分で考えずにすぐに人に聞きます。「なぜ」を常に意識しているのができる子。「わからない」と考える前に言うのができない子。果たして、できる子は思考力が向上し、できない子は思考力が向上せず学年相当になれません。

 できる子は人が話し始めたら聞き始めます。できない子は人が話し始めても聞きません。または聞いているフリだけで何も残っていません。できる子は失敗経験を糧にします。できない子は失敗経験を覚えていません。できる子は間違い直しを重要視します。できない子は問題を解くことが目的になり、新しい問題ばかり解こうとします。できる子は今までの間違い直しや前回の授業の確認をします。できない子は座って聞いているだけだったり、解いた問題の数と時間を自慢します。

 失敗経験は大切です。恥をかくことも大切です。それらを親が見守り過干渉しないことはもっと大切です。