2022年4月4日月曜日

最近の出来事

今週、小中学校の入学式を控え、ここ数年よりは桜が散っていないのかとハラハラドキドキしながら公園にある桜を見ています。

さて、授業の出来事です。小5は小数×小数を終わらせて「合同」の導入をしました。対応する辺は順番が大切なのですが、頭の中で図形を動かす作業が必要なので完全定着出来ない子が続出する単元です。体験授業の参加者がいると実感するのが既存生のスピードの速さ。全てにおいて速いです。でも、みんな当初は「遅い、遅い」とプレッシャーをかけられ努力してきた成果なので、既存生の成長を嬉しく思います。

小6算数は分数÷分数の導入をしました。同時に小数÷分数も教えたので、小学生で習う計算問題は習得したことになります。勿論、これから毎回の小テストを経て計算問題の速度と精度を上げていきます。新入生SUはようやく基本が定着してきました。6年生の学校のテスト結果が楽しみです。

中1国語は文法をしています。主語・述語について導入しました。外国人に日本語を教えることの半分以下しかやりません。それでもなかなか理解できないのに、日本語を習得する外国人との差は間違いなく「意識の差」ですね。東南アジアなど英語を母国語としていない国でも義務教育の3年間でほとんどの子が英語を話せると聞いたとき、日本との差を痛感しました。7,8年前に留学生と日本人学生がいる場での雑談で「日本人の先生は『ワン・ツー・スリー』と発音する』と笑っていたのが今では改善されたとはいえ、色々感じることが多いです。

中2国語も文法をしています。動詞について色々教えていますが、定期テストは基本問題で模試や入試では応用問題しかでないのがやっかいな単元です。五ツ木模試では正答率10%前後の文法問題も出題されているほどです。社会は九州・中国・四国地方の導入をしました。テスト前や入試で覚えていて欲しいことが異なるので普段は興味付けを意識した授業をしています。楽しく、そこに行きたくなるような授業を心掛けています。

中3数学は平方根が春期中に終わりそうです。例年よりも快調に出来ているのはみんなの頑張りでしょう。まだ厳しいことを言いますが、間に合わなくなったら何も苦言を呈しません。そうなると手遅れなので「言われるうちが華」と思って、簡単な公式や基本的な暗記の努力を継続してくださいね。

2022年3月29日火曜日

3/29の出来事

 今日は中3がメインの日でした。夕方、計算特訓に呼ばれた緑MR、鯰江TRは少しのミスで済みました。緑KYSKは少々間違いが多かったです。制限時間アリの場合は正答率が低く、間違い直しでは出来ていました。一般的にはやり方は理解できている、と言われるレベルですが実践で正解できないということはテストで力を発揮できないということです。スピードと精度を上げていきます。3時に緑IMが早々に表れて黙々と課題を見つけて自己解決していました。テスト前以外でもこういう姿勢で臨めるのは非常に今後が心強いです。授業では文字を用いた証明問題をしました。高校生に以降に重要な単元ですが、難しい話なので結果は特進レベルの子に望みます。できれば全員理解して書けるようになって欲しいところです。

中2国語は文法で「動詞」についてやりました。しばらく長文ばかりしていたので文法で少しクールダウン(?)しました。そんなに難しくないのですが、模試や入試は例外ばかり狙い撃ちされ、忘れた頃に解くのが厄介です。読解力はともかく、語彙力はそんなに悪くないものがあるのでこのあたりの単元は楽しくできます。

2022年3月28日月曜日

3/28の出来事

 久しぶりに小学生の算数の授業をしました。先週は祝日で、先々週は卒業旅行の引率で代講だったので3週間ぶりです。そんな小5算数は小数の導入と小数×小数の話をしました。新たな小数点の移動の話になります。足し算のひっ算は小数点を真下に下ろすだけで答えになりましたが、掛け算は「整数×小数」の計算でそのやり方で解くと「小数×小数」でつまずくのでルールをしっかり教えています。YA、THは順調にクリア。ME、MSは何とかクリア。TMはスピードに課題を残したので完全理解は次週に持ち越しです。それでも積極的に参加している姿勢は良いですね。

小6算数は分数×小数・分数の導入をしました。5年生から何度も何度も耳にタコができるほど言い続けている約分が定着しません。偶数同士を見たら2で割れるとか、一の位が5か0なら5で割れるとTT、MO、UMは無事クリアできました。少し定着の甘かったSUは水曜日に補習です。計算は速度と精度の両立が出来て初めて理解したことになります。計算は小学生の最重要項目です。

夜は中3数学と国語。数学は因数分解が終わり、展開公式の利用という応用問題の解説でした。緑TNが数字のセンスがあるので良い感じ。課題は精度ですね。緑SSは安定の出来。ここにきて緑IMに数学の力がついてきて見える問題が増えてきています。こちらの想定以上に伸びているので今後が楽しみです。反面、国語は一部中学の読解力を嘆いてる現状に変化が見えず、少々焦りを覚えています。文章が読み取れて、端的な表現で答えを書くことができるよう1年間鍛えていきます。

2022年3月23日水曜日

最近の出来事

  進路の決まった卒業生たちの報告が増えてきました。今年の卒業生も無事全員合格したことと重なり、吉報の連続に頬が緩みすぎてたるんでいます(笑)先日、誕生日を迎えお祝いの連絡を多数いただいたお礼を申し上げると共に、この年になっても礼服を着る機会が慶事ばかりなのを嬉しく思っています。大学などの学校の先生が真っ先に「恩師」となるところが、中学生時代の塾の先生を呼んでもらえることは非常に感慨深いです。

 授業については中3から。数学は毎授業新単元に進み続けて複雑な因数分解が終わりました。入試に出題される可能性がある最も易しい単元ですが、パズルのようなもので、素早く閃くよう問題演習をこなす必要があります。これを出来るまで待つと、入試で致命傷になるのでほぼ全員計算特訓モードに入ります。計算問題を早々に終わらせて特進・S特進用の問題に導入していきたいです。緑TNが数字の閃きは良いもののミスの多さが玉に瑕。こちらも致命傷になる可能性があるので、スピードと精度は兼ねられるようしていきます。「C問題に強い塾」の看板に偽りがないようにするには一朝一夕には成り立ちません。

 中2社会は日本地理の沖縄九州地方について導入。鯰江MSはくじの商品で大分旅行を引き当てた超強運の持ち主だそうです。大分といえば別府・湯布院の温泉の質が私史上ナンバーワンです。ちなみに次点は有馬温泉で、一度は「くさ~つ~良いとこ一度はお~い~で~」の草津温泉(群馬)に訪れたいと思っています。九州は鹿児島の肉(牛・馬・くじら・鶏)など自然と食べ物の魅力満載ですね。呼子のいかを食べたかったのに閉店で食べれなかったことを思い出しました。佐賀の吉野ケ里遺跡は楽しかったです。

 中1は国語の読解問題を何度か解き、みんなの国語力をある程度把握しようと努めてきました。結果として、この学年は教科書内容を多めに演習する学年にしました。長文読解は夏期や冬期講習会でしていこうと思います。

2022年3月17日木曜日

公立・私立高校受験者全員第一希望合格!!

 朝一番でHAから合格の吉報!!約束通り10時1分までに連絡をくれました!続けてMSからも廻し合格なしでの合格報告!そしてOA・MAからも吉報が!最後にMYが喜びの報告!!大手前2名、天王寺・東理数・芦間各1名ずつ無事受験者全員合格しました!! 私立高校では特待生が初めて7割超え(特待生制度及びそれに類する制度受験者対象)でした。公立高校では6年連続文理学科全員合格、5年連続公立・私立不合格者なしです。ワンセっ子の努力は素晴らしい!!

2022年3月10日木曜日

3/10の出来事

  昨日、公立高校入試が終わりました。最速でMSが疲れ切った顔で手応えを報告。受験終了後わずか30分未満です。その後、OA・MY・HAが揃って来塾。想像以上に表情が明るく、達成感が溢れていました。人事を尽くした結果でしょう。17日の天命を待ちます。

 今日は新中1国語の授業でした。私が国語をするのは実質初めてなのでみんなの読解力を手探りしている感じ。緑MSSKが良い思考の答えをしていました。緑MYと鯰江MKはテクニックで解こうとしてやや読み取りが甘かったものの読解力としては悪くなかったです。

 新中3社会は時事ネタであるロシア・ウクライナ問題について。社会主義や軍国主義、戦争する理由を知っておかないと世間の事情がわからなくなってしまいます。この手の話は集中力が増す子と、そうでない子に分かれるのですが、中1中2にほぼ同じ話をしたときと比べ最もリアクションが薄いクラスでした。

 新中2国語は入試問題にチャレンジ。物語の記述に注目していました。どれぐらい読解できているのか興味津々でしたが、少しショックを受け今後の対応をしっかりしないといけないと思いました。

2022年3月9日水曜日

入試前夜

  いつもは感傷的な気分になりワイン片手に浸りたくなる日です。でも、今年はそんな気分になりません。どちらかというと晴れ晴れしい気持ちです。こんな年は初めてで、自分の心境にビックリです。HAは声に出して笑うことが多く、その雰囲気にみんなが吸い込まれた感じ。ただ、笑顔の奥で何を考えているのか模索している状態が続き、自分の言動がどう影響するのかを意識していました。どこまで強引に引っ張っていくか匙加減に最も悩んだクラスでもあります。

 私事ですが、厳しい先生を演じず、素の状態で授業していた初めての学年(私立後)かもしれません。このクラスでは柔和な表情でいることが多かったように感じます。単純に教科的なことを教えるだけで済む良い子ちゃんたちだからでしょう。最近は齢を重ねたこともあり、あまりみんなと長時間の雑談をすることはなかったのですが、久し振りに色々楽しく話せた学年でもあります。公立メンバーに感じたのはもっと上手に甘えたらいいのにということです。

 勉強面では明日に照準を合わせて人事を尽くしてきました。想定通りに出来たのは数学と国語の読解です。B問題なら8割以上全員取れるほどには実力をつけました。MSはC問題でも点数が取れるようになり、OAは問題の取捨選択が上手になり良い意味でも諦めと、出来そうな問題を「出来る問題」に変えていきました。MYは私立前後でメンタル面を心配していましたが、3月上旬から再び復活し実力を発揮できるようになっています。MAはアウエー感が漂う中での勉強を申し訳なく思いましたが、本当に切磋琢磨し良い刺激を受けていました。

 最後に、中1から中2まで「鯰江中の子たちは~」という枕詞で括られた彼女たちが最も精神的な成長を遂げたように感じ、そのことを非常に嬉しく思っています。