2019年1月3日木曜日

今年の抱負~成長~

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。さて、2019年に向けて抱負(方針)を述べたいと思います。今年で19年目を迎え、例年言っているような気もしますが、過渡期です。英語教育の変化・授業のIT化など教育現場で大きな変化を迎えます。時流に乗り、しっかりとついていかなくてはいけないと改めて気力をみなぎらせています。

 2018年は苦渋の選択の「月3回宿題忘れorサボりで退塾勧告」というルールを設け、1年が経とうとしています。退塾者の大半が退塾勧告者という現状が非常に複雑です。自主的な退塾が過去最少になったのは、満足度が向上していることもあるのでしょう。それでも懇談会を通じて、保護者の方の子どもへの期待を実感し応えなくてはいけない、まだまだ至らない、という思いでいっぱいです。

 お預かりしている子どもたちの人数は少し増えました。それでも、各教室の机を1列ずつ減らして収容人数を5,6人ずつ減少させました。教室内の空間を増やし、一人ひとりをしっかりと見ていきたいという意思表示です。「教育ファースト」「内部生(既存生)ファースト」の方針は不変。携帯会社の逆ですね。新規ではなく、現場の子たちが優先されます。この時期、授業中という理由で新規問い合わせのお電話をないがしろにすることもしばしばあります。それでも変わってはいけない部分は変わりません。

 ただ、根幹は変わらずとも成長していきたいと切に考えています。齢を重ねると自分の知識と
社会経験だけが常識になり、他人や他社の価値観・世代間の相違を認めたがらない傾向があります。ただ、私は教育者なのでそれではいけません。大正から昭和・平成まで老若男女の価値観を考え、マッチングしていかなくてはいけません。年齢を言い訳に「できない・覚えられない」は私にはタブーです。新しい経験や価値観との出会いは楽しく、刺激的であり、積極的にそのような機会を増やしたいと思っています。

 時代の変化や多様化する価値観についていき、自分の価値観を他人におしつけてはいけません。ただし、教育者である限り正しい道やモラル・マナー・(子どもたちの)言動に対してどのように人は感じるのかは伝えます。私の意見がいつも正しいと思ってはいません。でも、間違いを教えないためにも常に自分自身が知識・情報を増やして新たな価値観を否定せず、自分の立ち位置を常に意識し続けようと思います。いつも「正しい常識」を教えられるよう精進していきます。