2019年1月28日月曜日

改:卒業生へ~贈る言葉~

 
鯰江SA

 ポテンシャルはトップクラス。ただ、不完全燃焼だった小中学生時代。将来の仕事を早い時期に決めているが、士業のなかでも最難関クラスにチャレンジするという。一般的に移り気な中学生で変わらぬ決意は立派だ。それだけで充分な長所になる。

 ただ、自分のポテンシャルを知ってか、全力で取り組む姿勢を見れなかったのが非常に心残り。余力を残しても恥ずかしくない成績を修められるからであろう。

 これからは限界突破を基に、尽力し「学生時代は全力で(勉強やその他のことに)取り組んだ」と10年後言えるように充実した学生時代を過ごそう。

AK

 中3最後の入塾生。勉強に対する気持ちはあるものの空回りすることもしばしばあった。進学校に入学する予定なので、リセットされた環境で基礎から応用まで様々な知識を身につけ、専門的にやりたい何かを探せる。

 得手、不得手がはっきりしていた。食わず嫌いは良くないが、長所を伸ばすほうが向いている。ただし、そのバランスに気をつけなくてはいけない。
 
 勉強したいから選んだ私立高校。それでもやる気のない子に手は差し伸べられない。高校時代には学校の先生からの指示を聞き漏らさず、他の誰よりも徹底的にこなす。そうすれば将来の選択肢は飛躍的に増える。

MS

 勉強適性はさておき、人間関係やコミュニケーション能力、独特の正義感は非常に良いものがある。物怖じせず、頼まれごとを心易く受け入れられる度量もこのご時勢には貴重だ。苦手なことがある分、できない人の気持ちもわかる。

 やや案じられるのは愚直さゆえの横道に逸れること。縦社会に慣れているのが悪い方向にいかないかどうかだ。

 道に迷ったとき、誰が自分のことを真剣に考えてくれているのか考えよう。そうすれば進むべき道が見えてくる。

横堤YH

 体験授業に来たときの第一印象は「ワンセでは無理ではないか」なぜなら聞く姿勢が気になったからだ。面談でも厳しい言葉をかけた。それでも、頑張るので入塾するという意見を聞いたときも、不安だった。

 果たして、尽力した。初対面のそれは今まで勉強のやり方や授業を受ける姿勢について指導をうけたことがないからだった。やや精神的に幼かったのだろう。

 幼い分、素直に多くのことを吸収した。この一年の成長は勉強のみならずモラル・マナーでも多くの知識をつけた。ここで身につけた知識とメンタルの強さを高校生以降にいかしてほしい。願わくば、もう少し早い時期に会いたかった。