2020年5月19日火曜日

5/18及び最近の出来事

 そろそろ気を引き締めて掛かる時期となりました。最も気が緩んでいるのが受験生である中3。コロナ禍の中で自分の将来のことを真剣に考えてほしいと伝えましたが、こちらの思いはあまり届いていないようです。そんな中3は基本の徹底という部分では悪くない状態。宿題も悪くない状態。中1,2だったら及第点ですが、受験生としては物足りないところが気になります。これは間違いなくコロナによる休日が増えたことで気がたるんでいるのです。受験が来年の夏になるなら良いのですが、通常の2月3月だと精神的に成長が必要です。中2は可もなく不可もなく、そつなくこなしています。叱られる子はなく、特進は特進生らしい努力を見せています。中1は課題や勉強に対する認識が甘い。換言すると非常に自分に甘く「まあこれぐらいならいいか」ということが何かにつけて多いです。そして、何よりは欠席率の高い子が目立ちます。ちなみにワンセでは月に2回で欠席が多いほうです。自分の気持ちが負けているように見えることもあります。これでまはコロナ影響もあり、片目をつぶってきました。これからは妥協せずに居残りお呼び出しを行います。それでも塾に及びだしするときは、自習ではなく家で勉強したことの確認テストを行うようにしようと思っています。

 さて、今日の出来事は小4から。資料の整理をしています。難しくはありませんが、根気強く「正」に字を書いて表にまとめるという地道な作業が必要です。MKは基本的にできることが増えていますが、ミスがちょこちょこ見え隠れするのが玉に瑕。KKは文章読解に少し課題がありますが、3月からの成長ぶりは決して悪くありません。

 小6算数は先週に続き円の面積の応用問題。期間限定のNAが良い発想を持っています。姉に教えてもらったというTHは着眼点が独創的な姉の影響で面白い切り口で解こうとします。それを磨けば良い武器になります。

 中3は算数(数学ではない)に大きな課題を感じた日でした。今まで、文章読解や図形を考えるのではなく、「何となく」かけざん・たしざんなどを用いていたようです。理屈で考えるのではなく「勘」です。易しい問題に対する正答率は悪くない。基本はある程度できる。入試は基本問題はほどんど出ません。二次方程式までの計算は文章や表・グラフの読解ができてから使うものであり、それだけでは点数にならないことが多いです。まして進学校の数学は難問が出題されます。それをできるようにしないと合格はありません。この2年間は全員第一希望の学科に合格できていますが、それは卒業生の努力の結果。今年も先輩に続くためには努力が必要。そろそろペースを上げてやっていきます。ただ、そんなレベルの高い愚痴は言っても、例年の受験生より各種小テストの結果は悪くありません。それだけに期待値が上がり、応えてくれないことが「今頑張れば伸びるのにもったいない」という思いに繋がっているのでしょう。