2021年10月6日水曜日

秋の高校レポート①~大谷高校~

  今年はほとんど訪問予定がありません。そんな中、月曜日に大谷高校の先生がご来訪。アポ取りされてから来られるのは珍しいです。非常に好印象な先生で、ご招待いただいたので行きました。校風3授業態度1.5教授力1.5お勧め度2。まずは校長先生にお話しいただきました。人の話を聞かない人です。言行不一致で責任転嫁と言い訳が非常に印象的でした。新たに校長力という項目をつけるなら1です。清風OBとお聞きし納得しました。

 言行不一致①→「コロナ対策は万全」

 現実→ノーマスクの状態で密で大声で話す生徒たち

 言行不一致②→「予備校不要で現役国公立大多数合格」

 現実→舌の根も乾かぬ直後「ただ数学など単科受講はしている」

 言行不一致③→「難関国公立大学合格を具現化目指し、できない目標は立てない」

 現実→「現役で神大・大阪公立大受験をする(だけ)」

 責任転嫁・言い訳①→「私立の学び舎として勉強をさせる」

          →「質の良い生徒が来ないから成績が伸びない」

 責任転嫁・言い訳②→「学び舎として朝終礼を通じて指示している(だけ)」

          →「何もできていないのは現場の努力不足」

 言い訳③→「関関同立の指定校推薦の多さがメリット」私「高校生から入学した下のクラス人数の25%の関関同立の指定校枠があれば「多い」目安です」校長「その他の大学を考慮すれば定員よりも多いです。女子高でそこまでは…」(大学は既に定員割れで希望すればどこかには入学できる状況です)

 この人が校長の任期を務めている間はウチとは縁のない学校でしょう。何より現場の先生方の授業への熱量の低さにがっかりでした。久しぶりに体育科以外のクラスで大量睡眠・前後左右を見ながらの雑談している風景を見ました。また、生徒を見て授業している先生がいなかったことも印象的です。黒板とにらめっこしていては何も見えません。ただ、個々の先生方の質や思いの潜在能力は非常に感じました。つまり、これは管理職の言動に大きな問題があるということです。お近くにある夕陽丘高校のいじめ隠匿とは違った意味で「ない」学校です。

 重ねて先生個人個人の能力の高さを感じたことを付け加えておきます。