2022年1月22日土曜日

卒業生へ~贈る言葉①~

  鯰江NR

 三姉妹の末っ子。初めて見た日から様々なことを案じて来た。それでも卒業できることをとても嬉しく思う。

 理性と野性のバランスでどちらが勝つのか意識しなくてはいけない中学生。楽なほうに流されたくなり、誘惑に負けそうになったり愚痴ってみたり。それでもワンセで最後まで在籍し努力を継続したことは大きな糧となる。

 ルール遵守に厳しいコミュニティはどんどん減少している中で、社会に出ると非常に大切なことを会得した。その経験を社会に出てからも覚えていて欲しい。

 茨田北KM

 ワンセ歴が最も短い。コロナ禍でみんなが試行錯誤する中、吹奏楽部で皆を鼓舞してきた。引退は最も遅く再始動は最も早い。

 引退後は勤勉だ。部活で推薦をもらえると油断する子が多い中で自分を追い込み努力する姿は非常に頼もしい。自分に厳しくできる人はこれからも成長できる。目的意識を自分で探せたこも素晴らしい。

 唯一心残りなのは会話した時間が最も短く、性格や思考において未知なことだ。もっと上手に甘えれば良かったのに。卒業してもいつでもふらりと来たり連絡して色々教えて欲しい。

 緑NM

 6年生で初めて見たとき、年齢以上の幼さを感じた。補習の多さにくじけないか常に気にかけていた。

 いつから敷かれたレールを決められた通りに歩むことから、少しずつ自分のペースを探すように成長した。勉強では出来ることが増えた。志望校選びでは勉強を前提とした将来を考えている姿に目を細めた。

 高校生になると本気で勉強しろと誰も言ってくれなくなる。何か道を踏み外しそうになっても然り。今まで叱ってくれた人がどんなことでそう言いったのか、時には思い出して欲しい。