2022年1月14日金曜日

オミクロン株

 保健所の方と連携し、独自の感染拡大防止に努めています。連日、過去最高感染者数を更新していますが、保健所の方曰く「オミクロン株の初期症状は喉痛・発熱・咳」とのことです。比較的軽症者が多いらしいですが、デルタ株も同時流行しており検体検査が追いつかなくなり始めているとのことです。既に小中学校の濃厚接触者認定は学校内で実施することになっています。予想通りきちんとヒアリングして濃厚接触者認定している学校と、きちんと行っていない学校に分かれています。

 そんな大変な状況で苦言を呈したいことがあります。最も感染拡大の可能性が高い「マスクなしで飲食と同時に会話をすること」に対して指導できないことに対してです。給食中、先生がいない状況の学校もあります。先生がいるのに平気で会話する子に対しては厳しい措置を取って欲しいです。陽性者が給食中にマスクなしで離れた席の子と会話していても濃厚接触者なしにしている現状はいかがなものかと思います。

 濃厚接触者なしと軽々と発表する事の重要さを重く認識していただきたい。校内感染が拡がれば家庭にも大きな影響を及ぼします。飲食店のみにならず様々な業種において死活問題になることもあるのです。濃厚接触者に認定されるとPCRが陰性でも家族も自主隔離2週間を勧告されます。「勧告」は勧められるという意味で法的拘束力はありません。ただ、自主隔離を決めると仕事や学校を2週間休むことになり家族にとって大きなことです。ちなみに、潜伏期間が3~4日と言われるオミクロン株で2週間の隔離は既に現実に即さない方法で、吉村大阪知事は国に5日間を提唱しています。そして、このブログを打っている最中に国は10日間に短縮することを発表しました。

 最近はルールを守らない・守れないことすら個性として認める「お子さま主義」が目につきます。小さいことを見逃してきたので、大きなこと(コロナ感染拡大防止協力)ができないのです。「わがままを言えば」「泣けば」「ゴネれば」妥協する世の中(大人)にしてはいけないと実感しています。子どもは常に大人の「本気」を見ています。