2023年11月20日月曜日

ワンセで出来る( ようになる)こと

 しばらくブログをサボっていたので二本立て。

endlessは10時から22時になり、3週間続くと私の身体も少し疲労を感じ始めます。あと3回残しているので、昨日・一昨日は9時間を超えたら帰宅してもいいよ、と声をかけました。むしろ早く帰ってもらって私も帰りたい、というのが本音(笑)

 中1、2はラッキー、という感じで9時半で帰宅の流れ。受験生は声を掛けても帰る雰囲気にならず、ずっと集中して勉強しています。12時間を超えても疲れを見せません。勉強体力は確実に養われています。集中して長時間勉強出来る力を身につけられました。

 また、受験生が中1の時、いい加減な宿題を認めず、期日を守れなかったり内容が充分でないという理由で退塾勧告をした子がいました。コミュニティに所属する限り、そのコミュニティのルールは守る、変えたいときはルールに則って変更できるよう働きかける。そうでないならそのコミュニティから抜けなくてはいけません。中学生は、最も大切な「家族」「学校」「部活」「ワンセ」「お稽古事」など様々なコミュニティに所属しています。時間・ルールを守れる人間は信用されます。昨今の就活状況を鑑みると、中学生で身につけているのは非常に有利でしょう。

 ずっと耳にタコができるほど言われているのが「自覚があることは成長することも直すことも出来る」です。勉強でも空気を読むことでもモラル・マナーでも言われます。言われた本人が馬耳東風であると注意しても何にもなりません。なぜ、言われたのか考える習慣を身につけられている(はず)のがワンセの子たちの特徴です。

 私は古いタイプの人間なので「情」を大切にしています。信頼されたら絶対に裏切らないよう最善を尽くさないといけないと考えています。例えば子どもたちが、宿題や提出物がルーズだったとき「一人だけ提出物や宿題忘れがあると先生は君のことを『そういうことをする子だ』と感じる。何度も続くとそれがイメージとなり変わることはなくなる。ただそれだけで(子どもたちへ)不利益はない」と話すと、色々感じてくれます。

 子どもなので同じミスを繰り返しても仕方ありません。気づいた大人が毎回毎回注意すれば良いと考えています。今時、そんな注意してくれる人は親以外にいなくなってしまい、私のような考えはシーラカンス(たとえも古い)でしょう。注意したことで嫌われたり、ウザがられたりすることは気になりません。

 それだけのことで、長時間集中して勉強できたり、ルールに対する意識が出来たり、相手のことを考えられる可能性が高くなるなら喜ばしいことです。出来ることを一つでも増やして成長して欲しいと願っています。