2026年6月10日水曜日

春の高校レポート②~箕面自由学園高校~

 かねてより噂を聞いていた高校でしたが、北摂エリアのためご縁がありませんでした。私の中の北摂の私立高校は有名無実で、お勧めできるところに悩む、という印象。ここ数年、こちらの高校の名前を聞く機会が増えたので初来訪。校長含め、4人が他校で名刺交換をしていました。不思議なご縁を感じます。ではレポート。校風4.5、授業態度4、教授力4.5、お勧め度4.5。北摂唯一の勉強に力を入れている高校。有名無実ではなく、生徒と先生に距離が近く、職員室の雰囲気がとても良い学校という点では過去一かもしれません。それでいてまだまだ伸びしろしか感じない学校。言い換えると色んな意味で成熟されていない学校ともいえます。

2026年6月5日金曜日

今は昔⑦

 最近は「特性」という言葉が用いられるようになっています。クラスで「浮く」タイプで班分けをしたときに苦い思い出のある子です。小学生の頃は本人も周囲も、精神的に幼く大きな問題にならなくても、特に中学生女子独特の同調圧力に馴染めずいじめに発展する場合もあります。そういう雰囲気を察した場合、ワンセ内で「キャラとして確立」して少し変わった楽しい子、と認識してもらえるように配慮しました。

 小学生のときに入塾した子は天真爛漫で他人を傷つけるタイプではありません。しかし、独特の感性や言動からずれることもしばしばありました。塾内でキャラとして受け入れられるようにし、学校でもその延長で楽しく中学校生活を過ごせました。

 ただ、高校生になるとワンセはありません。その後大学生になり社会人になった頃話をしました。すると「高校生活は対人関係で苦しんだ。大学生になってから塾のおかげで周囲と楽しくやっていけたのだと気づいた。今はそんな自分の経験をいかした仕事をしている」と。

 そんなとき、学校での教員も良いけれど、この道に進んで良かったと感じます。ただ、最近は保護者の方が先回りしすぎて子どもの成長を止めるケースも見かけられます。感性の違いは自覚がないとわかりません。その過程でストレスを感じるのは必然です。そのストレスを寄り添って見守り、手を差し伸べるのが周囲の大人だと思っています。根源から背を向けるのは親が楽になりたいからなだけで、大人になった我が子の苦しみはどうなるのでしょうか。



2026年6月4日木曜日

最近の出来事

 定期テストがほぼ出そろいました。中1の全生徒平均は安定の450点超え。出席率9割であれば468点です。中2、中3では8割が中1の一学期中間テストよりも上がっています。この数字は私自身へのプレッシャーでもあります。中1の初回より下げたら塾の存在価値が問われるでしょう。すでに来週の月曜からはテスト対策モードです。今回よりも素点、または学校順位で上げれるようにスケジューリングです。

 また、中3緑は実力テストが返却中。中間よりも大幅に悪い子が大半です。ここで本当の自分の実力に気づいてくれたらと思います。例えば、中間450点で実力320点だったとします。数値だけ見れば実力の悪さに目が行くかもしれません。私の見方は逆で、本来320点程度の実力なのに本人の努力で130点分を上乗せしているのです。だから、実力がどれだけ悪くても、ネガティブに考えることはありません。この時期なら差が200点ある子もいます。もちろん、夏以降に実力対策をしっかりやっていくことは必然です。ワンセの志望校全員合格継続は努力の賜物です。

ところで、 説明会で話すネタとして考えつつ没にした内容。「ワンセは講師の質が高い、でももっと高いの授業を聞く子どもたちの姿勢の良さや、モンスターペアレントのような保護者のかたがいない環境に恵まれている」ということです。昨日、中2の授業をしていて改めて「良い子たちだなー」と実感しました。良い先生を育てるのは良いクラスです。ワンセは先生が非常に少なく、新しい先生も1年に1人ペースです。この道、数十年のベテランから一年目の新人に変わっても成績はむしろ上昇気流。多少、上手でない説明は子どもたちの聞く姿勢とケアで何とかなります。彼らは先生を成長させてくれる貴重な子たちです。中1もそうなるようにしていこうと思っています。

 講師研修の初めに「自分の授業の未熟さで予定の進路に到達できないとき、申し訳ないという気持ちをもちつつ、授業の延長や補習をする。その気持ちをきちんと子どもたちに伝えることが信頼につながる」と伝えています。ワンセの教壇に立つ時点で教えることへの情熱や責任は十分にクリアしています。私は、難しい単元になったとき経験からくる諦めが発生することもあります。彼らはそれがなく、諦めずに教える結果が私や先輩講師よりも良い結果に繋がっています。

 まだまだワンセは伸びしろだらけの発展途上だと感じます。

2026年6月3日水曜日

高校進学説明会

 昨夜、ご来場いただいた方、またご協力いただいた関係者の方々に深謝の限りです。ビッグネーム二人に囲まれた私は、2週間かけて話すことをまとめていました。当初予定はシステムのみでしたが、初めて自分の言葉で何かを話そうと決めました。10分間の中で何を伝えたいのか。

何度も何度も推敲する中で変わらなかったのが、鳴海・福島・原・井川への感謝の気持ちです。卒業生であり、講師としても活躍してくれた社会人の彼らは学生時代の余っているエネルギーを子どもたちに向けてくれました。

 説明会後、打ち上げできん太で食事をしましたが、井川・田中・泉・佐々木妹・藤田はエネルギーの塊だと実感しました。普通の学生生活では持て余すほどのものでしょう。余っているパワーを是非ワンセの子たちへ使ってほしいと切に思いました。

 そんな説明会ですが、挨拶や聞く姿勢について褒めていただき非常に嬉しく思いました。前のめりで聞く姿勢が良いとのこと。それは校長先生方の会話の賜物だと思いますが、それでもうちの子たちを褒めていただけるのは格別です。

 卒業生であり興国で頑張っている子も来てくれて感慨深い会になりました。と、良い話で終われるかと思いきや、敢闘賞の商品を渡し忘れるという前代未聞の大失態…みんなの頑張りを伝えるのに夢中になり、申し訳ないことをしました。次回、秋の説明会ではこうならないように気をつけます。


2026年5月22日金曜日

箕面自由学園高校

 朝から箕面自由学園高校の塾対象説明会に来訪しました。唐突ですが、私は塾説が嫌いです。20年前はお世辞にも上手とは言えないパワポながら、高校の良さをアピールして現場の雰囲気がよくわかるものが多く参考していました。今は美しいパワポ、現場を知らない内容のない校長の挨拶、臨場感のないきれいな説明会に辟易としたからです。そんな中、初来訪のアポをしたこともあり、初めての説明会に行き、進学実績の良さに改めて感嘆しました。

 ちなみにこちらで4人の旧知の方と名刺交換しました。つまり、「外様」だった人です。スレッズで書こうと思いましたが、「外様」という言葉が刺激を与える可能性があるのでこちらで書きます。いずれも前任時代に良い人たちだと感じていました。私は、箕面自由の発展の理由は経済力による引き抜きだと予測していました。今日の説明会から自分の推測は外れだっと思います。マンパワーですね。

 スレッズで同じ説明会を聞いて進学実績の理由を「主体性を持って行動できること」を上げ、自塾のコーチング理論を遠回しに自画自賛しているものがありました。言葉を選ばないならア〇ですね。放課後学習やカリキュラムを自主性を尊重して参加させていると聞いて額面通りにしか受け止められなかったのでしょう。

 ワンセでは主体的に思考・行動できるように強く意識しています。表裏一体になるのが「勉強しない選択肢を選ぶ子が多い」ことです。全員を引っ張るには強いパワーが必要で、一度伝えて動ける子なんて2割いれば御の字。いかに全員を引っ張るのか日夜スタッフで討論しています。

 箕面自由では熱量の高い教員が多いのでしょう。肌で感じます。ワンセが独自で調査している現役東京阪神合格率は北野を上回っている可能性もあります。大学合格実績の理由を後日聞いてきてアップします。それでもこちらに感じたのはまだまだ途上中だということです。今後、要注目です。

続・緑中中間テスト結果、考察

 中1は一人を除きテスト返却終了。最低455点、最高476点、平均468点。中2は85%以上が自己ベストペース(数学がないので5教科換算値)。正直、数学があれば間違いなく平均点は上がっていました。中3は授業での様子や勉強への取り組みがほぼ結果に繋がっています。転塾組は大幅に点数アップ、または450点超えを達成。中1より平均点は低くなりそうですが、400点は裕に超えてきそうです。

 好結果です。今年も全生徒平均点でワンセを超える塾は出てこないでしょう。嬉しさと安心が入り混じった心境で、安心のほうが上回ります。全員の成績を上昇させるという命題を実現させるためには、全員に努力してもらわなくてはいけません。特に中1は入学してから生活リズムが大幅に変わり、テスト対策・endlessを乗り越えての初テスト。「小学生の頃に負けていた子に勝つ」「テストで良い思い(優越感に浸れる)ができる」と言い続けてきて結果が出たので本当に良かったです。

 また、途中入塾(転塾)組の点数が全員大幅に上がっているのも良かったです。ワンセを信頼して預けていただいたのですから、結果を出さなくてはいけないのは必然。例外を出してはいけないというプレッシャーもありますが、まずは第一関門クリア。同時に既存生の成績(校内順位)上昇も課題の一つですが、 こちらも悪くない結果。テストへの取り組みと結果は比例しています。

  よく聞かれるのは「入塾テストなしの集団授業で文理学科合格者等でレベル差が激しいのに、どうやって全員の成績を上げているのか」ということです。入塾したらわかりますが、個別以上に細やかなケアがあるからです。マニュアル化できない個々に合った「すべきこと」を提供し、計画的に勉強できる環境を創り、勉強の引き出し(やりかた)を増やしているからです。

 10年連続文理学科全員合格は、その集大成の結果です。そして、高校合格がゴールにならず、社会人になるための通過儀礼であることも耳にタコができるぐらい言っています。大学の合格実績が良好なのはそのあたりに起因しているのかもしれません。

2026年5月20日水曜日

昨日・今日の出来事

 昨日、高校生になった卒業生の子と話していました。当時、最も遅い部類での転塾生。大手塾に在籍していたのですが「自分のことを見られている気がしない(興味ない・放置されている)」という転塾理由でした。ワンセに入塾し、授業中の集中力と休み時間の歓談の楽しさ、先生が声を掛けなくても自習中に時計を見てオン・オフの切り替えができることにカルチャーショックを受けたらしいです。何より、常に見守られている(見張られている?)感がずっとあったと言っていたのが印象的です。

 そんな本日は小6の授業。ようやくワンセらしく漢字・英単語の勉強をできるクラスになってきました。当初、集団で大丈夫か案じられたKYSMもワンセの集団のペースに慣れつつあります。この時期に慣れてくれると中学生になってから安心です。

 その後、緑中から続々結果報告。中3THRMから社会、中2TTから英語の満点報告。中1はほぼ90点台、中2は学年末で1学期中間よりも学校順位を大幅に上げてきました。その学年末よりも点数では上げてきそうです。新入生も大幅に上がっています。中3は返却教科が少ないもののボチボチの結果になりそう。新入生は200点アップで現金一万円の学習奨励賞にSEと菫FRに可能性があります。

 中1ではKHが学習奨励賞対象の480点の可能性が残っています。AHも努力が結果に表れ、嬉しそうでした。OKは結果は悪くないもののもったいない減点に色々感じるものがあったようで、次回は満点を、と強く決意したようです。中2はTFが安泰、TIが得点以上の伸びを感じます。菫KKは完全に覚醒モードに入り、みんなに追いつけ・追い越せ状態。少し前の緑YHと同じですね。中3菫FRGTが同じような状態です。中3KHは一度軽い覚醒を終え、再覚醒の兆候をしっかり感じます。これから伸びるのでしょう。

 既存生の順調な成長と、新入生の大幅な成績向上は見ていて楽しいです。正直、勉強量(時間)と質の高さを考えたらこの成績は妥当だと思います。



2026年5月17日日曜日

最近の出来事

  緑・菫中はテスト直前の最後の土日になりました。朝からやって来て勤勉に努めています。長時間勉強もある程度根付いてきていますが、当然中1は勉強のやり方を知らず、与えられた課題が終わると勉強を終えた気分になっています。学校のワークや塾の問題集をやり終えてから勉強が始まるのです。そんな理屈を中学入学したての子たちが実践できるはずはありません。「勉強のやり方・取り組み方」を全く知らないからです。沢山の引き出しを伝えて自分に合うものを見つけてほしいと考えています。

 ところで、昨日樟蔭高校の方が来訪されました。初めまして、の方でしたが「今日、お話を聞いて(ワンセとは)ご縁のない学校だとわかりました」と言いました。私は、自分の高校のことを知らない渉外担当のいる学校を信用しません。教員ではない人は、当然教壇に立ったことはなく、学校のことも知らずに広報しているわけです。車のディーラー営業でカタログ数値だけ見ながら、自社の車について乗ったことも触ったこともないのに「うちはいいですよ~」と営業しているようなものです。それでも業界として応援しているので、役立ちそうな情報提供を大量にしました。

 近隣有名進学校の話をしたとき、好実績の要因について聞くとかなり的外れな答えを自信満々に言っていました。言動が適当なのは一事が万事。その言動が学校そのものになるわけです。同様のケースで、長らく推し校であった好文学園は渉外担当の無責任な言動により信頼関係にひびが入りました。

 ー閑話休題ー

 スタッフの井川と話した内容。「ワンセは全員に手厚くしている結果、ルールを守れない子に対しても時間を掛けて、厳しい指導をすることもある。でも時代を鑑みると、個性の尊重として基準を緩めるべきではないかと悩んでいる」それに対して「全員をしっかり見る、というのがワンセの塾としての差別化。勉強以外のこともしっかり伝える風土は変えたくない。」教育業として塾をしていると、大学生であっても深く認識しているようです。

 就活生としての彼らを見て思います。どんな企業でも彼らは欲しがられる人材です。色んな事と向き合って、真摯に生きてきたキャリアはどんな業種も重宝されるでしょう。あ、純粋すぎて政治の世界は無理ですね。

2026年5月15日金曜日

リケジョ(理系女子)

 大阪では女子の理系選択 が少ない、という意見を聞きました。ワンセでは高校で理系選択している子のほうが多いです。卒業生を15年ほど遡って見ていましたが、理系・または早期から英語選択している子が多かったです。自分の中では理系人気だな、ぐらいに思っていました。

という話を卒業生であり、スタッフでもある佐々木と話していました。彼の考察によると、進路について考えたら理系になり、女子は深く考えずに何となく文系が多い、と。確かにワンセでは社会人になることを意識した指導をしています。結果、女子は成績が良い子ほど手に職を持つことを決めています。すると、理系選択しなくてはいけないことになることが多いようです。国公立大や医療系などが典型的な例ですね。

 ちなみに男子はなんとなく理系を選択した子が多いと言っていました。文転はできても理転は現実的に厳しいですからね。ということで、ワンセの卒業生たちは自分の進路について向き合っている子が多いとわかり安心した、というオチです。

2026年5月12日火曜日

高校栄枯盛衰①

 30年以上高校を中心としたウオッチャーです。特に私立高校は全方向で注視しています。熱の入った教育で応援していた高校の大半は人気校になりました。そこから、努力を継続している高校と、そうでない高校があります。残念ながら後者のほうが多いです。そんな応援していた高校が残念な高校になった実例と、分岐点にいる高校についてシリーズ化していいこうと思います。

 まずは太成学院大学高校。工業高校・男子校から共学化、中学校創設までが色んなものと戦って成長していった時代。いつからか、生徒のパワーに教員のパワーが負けるようになりました。それまでは様々なものに向き合って解決しようとしていたのが「臭いものに蓋」体質に変わりました。 時間外に教育について酒を酌み交わしながら議論していたことを思い出すと本当に残念です。

2026年5月11日月曜日

マイクロバス

 大型二種免許を取得したきっかけは、この仕事を終えた後にセカンドキャリアとしてバスかタクシーの運転手になりたいからです。昨年の万博の運転手のバイトは本当にしたかったです。長期間研修をしてもらえて大型バスに慣れるなんてとてもすばらしいです。元々、多種多様な車を運転したことがあります。軽トラ・ミッションのワンボックス・スポーティーカー・セダン・ワゴン・SUV・4tトラック・バス等々です。

 ところで、マイクロバスの運転についてオールドメディアがしきりに煽っています。ハンドルの位置やペダルの重さが違うので普通の人は運転すると違和感があるということです。

 アホですね。車は車種ごとに全く「クセ」が異なります。また、整備の仕方でブレーキの利きが変わってきます。年間、10種類以上の車種に乗っていますが、最も怖いのはブレーキが利きにくい車です。軽とかトラックとか関係ありません。整備された大型バスはブレーキも小回りも利き、想像以上に楽です。車庫入れ(バック)と切れ角に気をつければマイクロバスより運転しやすいです。

  そんな私が常に気を付けているのは車間距離です。何かアクシデントがあっても、最悪でも轢いたり、車内の人にできるだけ怪我をさせない車間距離です。高速道路を走っていると、よく割り込まれます。少し車間距離があるからでしょう。割り込まれても気にしません。再び、何かあっても回避で回避できる距離を保ちます。その距離は車種によって大きく異なります。もちろん、トラックやマイクロバスは長めの距離です。早めのブレーキと共に大切です。

 また、人を乗せて走るときに気をつけているのは自分の体調です。天敵は睡魔なので、1週間前から非常に意識しています。プライベートでは1日1000kmの移動も普通にしており、GWは岐阜から広島を往復しましたが、疲れは皆無です。眠気が襲ってこなかったので楽しいワンコとのドライブでした。

 大型二種を取得し、プロドライバーになる準備期間として無事故運転を継続していかなくてはいけないと痛感しています。免許取得後はマイクロバスに慣れるためにレンタルし、高速や下道をある程度走りました。まだまだ3万キロほどしか走っていませんが、大型二種持ちとしてオールドメディアがマイクロバスは普通の車と違うという煽りには異を唱えます。ドライバーの意識の問題です。スピードは出さない、という人でも生活道路を優先道路だという理由で徐行もせずに時速30kmで走るほうが危険ドライバーです。事故をしない運転を心掛けなくてはいけません。


2026年5月9日土曜日

徒然なるままに

 ふと気づくとブログの更新が過去ワーストペースでした。6月1日、恒例の区民センターでの高校説明会の内容が決まり、パワポの8割が作成できたので少し気持ちにゆとりができました。私のパートは二部構成で「私立・公立の違い」「令和10年度の高校入試変更点」です。その後、興国高校校長であり、大阪府私学連合会会長からのメッセージ。また、某文理学科前校長へ講演依頼をしようかと思案中です。

 ところで、思うところが多すぎてなかなかブログに手を付けられていませんでした。ここ最近、ずっと考えているのは、教育に対する考えとワンセでやっていけることについてです。そんな ワンセの優位性、他塾に絶対真似できないことについて。

「全員合格」「全生徒平均」入塾テストなしで幅のある子たちを集団塾で全員引っ張っているのはなかなか凄いことです。集団ですが、個別以上に細かい対応と時間をかけています。

「演習ノート」この丁寧さは大人なら驚嘆するレベルです。それを全員ができるようになるには講師陣の強い根気が必要です。

「出来た者帰り」課題ができた人から帰れるシステム。換言するとできない人は帰宅が遅くなります。その日の授業内容なので、聞いていないとクリアできません。だから授業をしっかり聞く姿勢ができているのでしょう。逆に、定刻ではなかなか帰れないのが申し訳ないですが、それが許される環境(親御様の理解)に感謝しています。色んなところを見てきている者としての意見で、授業をしっかりしている塾は大手・個人を問わず非常に貴重です。

 これは活字では伝えにくいのですが、塾内にちゃんとして当たり前、手抜きをする子には視線が冷たい環境があります。流されやすいタイプのお子さまは勉強する方向に流されます。実際、本日中1は19時終了予定でしたが、帰宅を促しても集中して勉強しています。来客応対で教室が無人化しても邪魔する子はいません。この環境を創るのに何年かかったのでしょう(笑) 毎年、中1を見ると今年は文理学科を狙えそうな子はいないな、と感じます。それでも3年生になると数人は文理学科合格できる位置にいます。

 ちなみに先ほど、10年ぐらい前のブログをたまたま見ました。根幹は何も変わっていません。「お預かりした全てのお子さまの成績を全力で上げて、志望校絶対全員合格」「きれいごとでこの仕事をできる限りしたい」こんなフレーズがありました。私のモチベーションの全ては保護者の方の子どもへの期待・愛情ということは不変です。

最近の出来事

 GWも終わり、すっかりテスト対策モードです。今年から学校の提出物をしっかり仕上げることを目標にしています。学校の先生にワンセの子たちの提出物を見本にしていただけるような状態にします。今まで黙認してきた答え丸写しは当然NGです。かなり前から計画的にしていたこともあり、5/9(土)の時点で緑・菫中のほぼ全員、提出物ができています。

 ちなみに、問題を解いて丸付け出するのは勉強とは言わないと指導しています。問題を解いてからが「勉強の始まり」です。自分が理解できていなかった問題を理解する、覚えていなかったことを覚えることが勉強です。今日・明日で学校のワークでわからない問題をなくし、英単語・熟語をすべて覚えることを帰れる条件にしています。

 例年、中1は自習時間少なめで先生がついて授業形式を中心にしていました。今年は「勉強のやり方」を教えて細かくチェックしています。答えが出るのはかなり先ですが、自学自習できるように「引き出し」の数を増やすようにシフトチェンジ中です。 初endless恒例の自習室でのおしゃべりは今年は全くありません。学校の課題を丸写しして「ちゃんとやった」と嘘をつき続けた子が少し怒られていた程度です。

 ただ、新入生が多かった中3は心配の種です。男子が多く、細かい作業は不得手の子が目立つからです。入塾テストのないワンセでは入塾前の点は問いません。「ワンセの普通」がこなせればOKです。「普通のレベル」は低くありません。現高1は五ツ木の最低偏差値が60、平均63でした。450点以上取れた子のほうが多かったです。そこに至らない子は「本気で頑張る」姿勢を示してくれることが集団授業の目安になります。 文理学科10年連続、私立中学受験者全員合格はみんなの努力の結果です。

 まだ、そこまで意識が上がっていないように見える受験生。自分史上最大に頑張ってるのは事実ですが、ワンセ基準では及第点ではありません。〇〇をする、という課題はできても「きちんとする」「きちんと覚える」「きちんと理解する」というレベルまでは遠いです。演習ノートのできも2年生のほうが数倍上という現状。それでも2年前にはなかった落ち着きがあるのが明るい材料です。これから1年かけて、ワンセの受験生らしく成長していくと信じて指導します。

2026年4月21日火曜日

春の高校訪問①大阪国際高校

 今年は久しぶりに春の高校訪問をします。第一段は大阪国際高校。前任の校長は良い人でしたが、無念の一年で去られました。後任の校長に挨拶も兼ねてトップで訪問。では、レポート。校風4、授業態度4.5、教授力4、おすすめ度4.5。今年の最初なので判断に悩みました。こちらの教授力を4にすると4.5以上の学校が出るのかどうか微妙です。秋に再訪するので、同じ内容でも数値は上がっている可能性があります。

 前茨木高校校長である現大阪国際校長と令和10年度の英検読み替え率の低下と文理10校について盛り上がりました。文理10校が団結して英検依存からの卒業を実現できたのはドキュメンタリードラマ化しても良いと思うほどです。

 既報通り、文理学科校長の間では英語の学力低下が大きな課題でした。それが大手塾による英検至上主義の結果です。英検2級合格後は勉強せず、基本的な知識すらない2級取得者と、偏差値70レベルの生徒の学力差を埋めるのは現実的ではありません。入学時点で英語落ちこぼれが確定している子が存在します。そんな現状を変えたいという現場校長の声が聞き入れられました。入試システムで現場の意見が採択されるのは極めて稀です。

  ちなみにワンセの地域柄、茨木高校受験者はいません。それでも文理学科の中で最もまともな大学受験先と進路になっている高校だという認識はありました。校長と話し、その数値の良さの謎がわかり、通学圏内なら文理学科希望者は軒並み茨木を受験すれば良いのにと思いました。

2026年3月31日火曜日

最近の出来事

 ようやく受験が終わり、久しぶりの休みを満喫しました。そんな春は出会いと別れの季節です。卒業生がいたり、永らくお付き合いのあった先生が移動・ご隠居されたりです。色んな感情が揺さぶられますが、懐かしい名前を聞いて連絡したりしてモチベーションが上がりました。

 さて、そんな新学期が始まって新小6は分数の掛け算割り算が終わり、6年生で習う全ての計算問題が終わりました。これからは漢字同様、中学受験レベルの計算問題に毎回チャレンジしていきます。新入生も緊張が少しずつほぐれて慣れてきたようで、少しずつ集団授業の良い雰囲気が出来上がりつつあります。

 今日、新中1は少し話をしました。ハラスメントやいじめ、DV、SNSとのつきあいかたについてです。してはいけないことや、ワンセてで出来てほしいことについても話しました。想像以上に真剣に耳を傾けており「良いクラス」に成長する片鱗を見せています。ちなみに、数学では乗除算まで終了。指数の計算というかルールが怪しいので、まだ四則混合に入れていません。学年以上に幼さを感じる学年なので無理せずに着実に進んでいきます。そんな彼らは、授業後残って宿題を片付けてから帰る子が多いです。わからなければ教え合う(授業後は推奨しています)というワンセ文化が定着しつつあります。

 中2は新入生が増え、緑TFYHを中心に新しいクラスの雰囲気を引っ張ってくれています。ここに緑TIYK、男子では緑TSがクラスを引っ張ってくれています。鯰江KAは新ムードメーカーです。時には厳しく注意されることもりますが、基本的には楽しいクラス。ちなみに中1の一学期から在席している子は、全員一学期中間テストよりも大幅に順位を上げ、緑TMや菫KKは完全に殻を破って覚醒した感があります。以前書いた「ワンセ伝説」成就できそうな雰囲気で、誰が入ってきても大幅に成績が上がる手応えです。

 中3は平方根の計算問題まで終わりました。定着度(理解度)が心配だったのですが、出来た物帰りをすると定着率がぐんと上がりました。できた人から周りに教えるシステムは非常に良いです。ようやく受験生らしく、勉強に集中して成長できるようになりました。2年かかりましたが、やっとですね。初めて男子のほうが大幅に多い学年なので「男子ならでは」の猛烈なラストスパートに期待しています。

2026年3月19日木曜日

🌸10年連続文理学科受験者全員合格🌸

 今年の合格発表では、大阪府のサーバーがダウンし結果が見れるまでに時間がかかりやきもきしていました。10時前からずっとスマホとにらめっこし、報告を待っていると10時27分に着信。YIから合格の吉報!!安定して結果を残していましたが、やはり一抹の不安はありました。ちなみに5教科合計は過去8年間中下から2番目。それでも5教科合計では過去10年間の文理学科合格点と比べると北野以外は全て合格点をクリア。北野は約4割でクリア。

 そんな今年の入試問題は、社会が少し難化、理科が大幅に易化したのでプラスマイナス0ぐらい。国語の論述で出題傾向が変わり、対応できたのかどうか微妙なところ。数学Cは最難問のレベルは昨年同様かなり難しかったです。ただ、C問題の中で解ける問題との差がはっきりしてたので、新傾向の対応をしていればトータルで取り易くなった感じです。英語は専門外なので詳細はわかりませんが、少し易化したような感じがします。令和10年度からの公立入試特色枠も対応できそうな内容です。連続合格記録を途切れさせないよう今後も精進していきます。

2026年3月11日水曜日

入試前夜

 今日で中3生全員卒業です。専願者が多く、少ない公立組は最後まで集中力が欠けることなく頑張っていました。過去5年間の過去問では、北野高校合格最低点クリア2回、その他の学校は余裕で合格点をクリア。国数社担当として、2教科ミスっても合格最低点に余裕で到達できるようになったのは安心材料です。

 反面、私立のときに焦って失点したようにミスを繰り返さないでほしいという気持ちがなくなることはありません。文理学科10年連続全員合格に向けて、状態は悪くないので、怖いのは体調とパニック状態に陥ることだけ。

 3月に入り、状態が良いので明日入試だったら早く気持ちが楽になったのに、と笑い合っていました。それでも「絶対大丈夫」というのはないのが入試です。しばらく、控えていたお酒を久しぶりに飲んで胃に染みつつ、目を閉じると走馬灯のように沢山の思い出が今年も流れ、一年の終わりを感じます。

 3/19までヤキモキが続きます。もちろん、入試はまだ終わっていないので、まずは明日実力を発揮してきてくれることを祈っています。少しお酒が回っているのでとりとめのない文章です。

頑張れ!受験生!!

2026年3月7日土曜日

最近の出来事

 早い国公立大学は合格発表がありました。今年は、国公立大学の医学部医学科に2名、防衛大1名が合格。週明けに発表の大学もありますが、ひとまずは吉報を非常にうれしく思っています。これらの大学に現役で合格するのはかなりハードルが高く、乗り越えてくれた本人の努力と高校関係者に感嘆しています。

  それに続く現役受験生は、来週の水曜日にいよいよ入試を控えています。今日(7日)の過去問結果は国語・数学共にミスが目立ったので少し案じられました。それでも、5教科合計で過去との相関や教科別の点数、などデータを深堀すると過去5年間で最も低い今回の結果で北野高校の合格最低点をやや下回る程度。つまり、2教科調子が悪くても十分に志望校の合格最低点を超えてきています。つい、解けたはずの問題が不正解になると焦りますが、それを遥かに上回る点数を取れるようになっています。ちなみに過去5年間トータルで合格最低点を大幅に上回っています。今年も全員合格で10年連続文理学科受験者全員合格は眼前です。

塾(ワンセ)の存在価値

 SNSでは「塾に行っても成績が上がるとは限らない」という塾経営者視線での投稿がしばしば見受けられます。それに対して反論したくなりますが、まずはブログで私見を述べます。

「塾に行っても成績が上がらない」なら塾の存在価値はありません。とっとと廃業すべき、というのワンセの考えです。ここ10数年、ワンセのレベルは知らない間に上がり続けました。中学生の初めから在席している子に学校平均点以下はおらず、トップ争いを毎年のようにしています。それでも入塾テストはありません。希望すれば誰でも集団授業に参加できます。そんな少数精鋭でみんな頑張っている中で、ここ数か月で学校平均点前後の子が数名入塾しました。新中2、中3で350点未満の子たちはほぼ全員100点以上上げています。

 全員に正しい勉強のやり方を教え、勉強できる時間と場所を提供している結果です。言うは易く行うは難し。実現のためには個々の特性を見極めて指導する必要があり、教える側に相応の「引き出し」が必要です。集団で結果を出すには本当に一人ひとりを丁寧に見なくてはいけません。当然、時間をかけて補習をする必要があります。講師は本気で成績を上げたいと思ってしています。それに子どもたちが応えてくれないと、講師の気持ちは冷めます。理解できないことは何度でもつきあいますが、全く復習せず次の日に簡単な公式一つ忘れることを続ければ、

 それをできない塾が「塾に行っても成績が上がるとは限らない。家庭学習が重要だ」と責任転嫁を親に押し付けるのです。そして偉そうに「元塾講師が教える~」「塾講師が~」と枕詞をつけて、いかにも自分はちゃんとしているのか薄ぺっらいアピールをするのです。

 塾歴30年を余裕で超えてもまだまだ新しい発見の日々でマニュアル化など永遠にできません。私は、真摯に子どもともご家庭とも関わっていると自信を持って言えます。それでも成長して上書をし続けなくてはいけない、とSNSを見て改めて実感しました。

2026年2月21日土曜日

最近の出来事

 今回は各学年の現状報告です。

 小5は集団授業らしいことができるようになりました。春から夏過ぎまではメンタルの弱さが気になり少し手綱を緩めていき、ようやくワンセらしい授業ができるようになりました。まだ、全員がトップクラスになれる状態ではありません。それでも今年の中3同様、受験期には五ツ木模試で中学校のトップクラスにいてもらわなくては困ります。それを見据えて、年単位で出来ることを増やして「その時」に備えます。新入生TSTAが良い刺激になってクラス全体の成長につながっています。何より、最古参のYNがの笑顔が増えたのが良いですね。

 小6はOKの成長が目立った一年間でした。反面、クラス全体の課題として少人数ゆえの甘さが許される環境に甘んじているのが歯がゆいです。細かいことの徹底が中学生に進級したときの大きな課題。まあ、毎年同じようなことを感じつつ、卒業するころには歴代最高点を更新する子が出てくるのでしょう。文理学科を受験する子も然り。学年よりも幼く見える子たちですが、日進月歩、歩みを止めず新生活に馴染んでほしいです。

 中1は緑YHTFがみんなを引っ張っていってくれています。YHは積極的に声掛けや、新入生に手ほどきをしてくれています。TFは授業中、常にみんなの味方で成長を喜び、自分ではなく他の子が問題を解けたときに喜びの仕草をしてくれ、それがクラス全体に伝播しました。二人を中心に頑張る雰囲気が完成しているこのクラスは、ワンセ史上でも有数の極めて良い状況です。演習ノートの精度も既に中3並かそれ以上です。

 中2はようやく落ち着き始めたクラスです。基本やルールの定着に2年かかりました。つまり、これからは伸びしろしかないということです。受験生になる彼らが、精神的に成長した姿を見せているのは少し安心。それでも男子が多いクラスなので、大人が油断するとすぐに崩れます。しっかり様子を見ながら、受験生らしい成長を遂げる一年にしていこうと思います。

 中3公立組は順調です。過去問を解いていても過去文理学科受験者平均点、つまり北野高校合格最低点を超えてきます。少しミスっても超えてくるので、あとはどれだけ当日までに出来ることを増やし、何があっても実力を発揮してきてれるだけが課題。実力的な不安はなくても、私の気持ちの半分以上は受験生に持っていかれます。これは例年同じで自分の性分でもあります。早く、合格発表日になって欲しいです。