昨夜、4たびバイクのバッテリー上がりをやらかしました…1年で4度とは本当にダメダメ星人です。スマートキーになって最後にスイッチを廻し忘れているのです。
そんな金曜日に常翔学園高校に訪問しました。早速レポート。校風3.5授業態度3.5教授力3.5お勧め度3.5。この数値は平均的に高いです。中でもスーパーの熱量はなかなか暑かったです。年々、教授力が上がり続けているのは先生方の努力の成果でしょう。同じ進学校でも生徒の質は非常に良いのに教授力不足で育てられない高校が大半です。
昨夜、4たびバイクのバッテリー上がりをやらかしました…1年で4度とは本当にダメダメ星人です。スマートキーになって最後にスイッチを廻し忘れているのです。
そんな金曜日に常翔学園高校に訪問しました。早速レポート。校風3.5授業態度3.5教授力3.5お勧め度3.5。この数値は平均的に高いです。中でもスーパーの熱量はなかなか暑かったです。年々、教授力が上がり続けているのは先生方の努力の成果でしょう。同じ進学校でも生徒の質は非常に良いのに教授力不足で育てられない高校が大半です。
今日は10時になっても訓話が続きました。昨日のブログにも書いたことの説明と補足ですね。今年の中1は勉強について我流が目につきます。塾で厳しく言われているのは勉強の優先順位(学校の提出物・塾の提出物・宿題)問題演習の仕方(解く・溜め込む前にすぐ丸付け・間違い直し覚え込み)です。当たり前のことだと思っていますが、これが出来る子は安定して450点を超えて公立でも自覚で勉強できます。逆に問題演習しても丸付けしない・不正解でも○にする・間違い直しをせずに次の演習をしたりするのは非常に案じられます。
授業後に話した内容は、上記のこと出来ないことを社会人の仕事にからめた例え話です。「丸付けをしないのは最後の詰めをしない→マクドの調理でラッピングせずにそのまま提供する」「一度間違え、模範解答を伝えても直後に5度繰り返し同じ間違いをする→提出書類で同じミスを続けてする」「適当に丸付けをする→書類を適当に書いて数値を何度も間違う」などです。
雇う立場で考えてみると、仕事は出来ずフォローのために時間は費やした上で賃金を払わなくてはいけない。雇いたいと思うのか。同僚だったとして同じチームで働くと効率が下がり仕事の評価が下がり、賞与・給料が悪くなる。一緒に働きたいと思われるか。
ここ最近、ずっと彼らについて案じていた内容をストレートにぶつけました。大人になってから誰からも注意されずに少しずつ距離を取られてようになってほしくないので、本音をぶつけます。今の時代、親以外の大人はなかなか叱ってくれたり本気の感情移入をしてくれません。まだまだ鈍い小中学生だからこそ、本気でぶつからないといけないと考えています。
点数は悪くない、性格は良い、学校の先生からは悪い評価はされない子たち。だからといってこのままで良いはずはありません。その子の性格や状態に応じた成長をして欲しいという気持ちは不変です。
中1は横堤WA、緑NY、OY、菫KNが前向きに引っ張ってくれようとしています。また、面倒見が良いので授業後に他の子を助けている場面もよく見かけます。ただ、自習中の集中力の持続が厳しくなったときが課題ですね。隣を見て話し掛けたくなることもあるようです。当然、認めません。前回は緑・今津中のみが中間テストありで、他中はありませんでした。よって、鯰江・横堤・菫中の子たちにとっては初のテストです。
テスト対策期間でしていることは学校の提出物・塾の課題。まだまだ自覚の乏しい1年生はこれらをして勉強した気分になっています。日・月と連続で注意されましたが、宿題・課題・提出物は勉強ではありません。解いた後、間違い直しをしたり覚え込みをするのが勉強です。「学びて時にこれを習ふ(孔子)」教えてもらったことを適宜復習して自分のものとする、という意味です。彼らに欠けているのは正にこの姿勢。一気に問題だけ解き丸付けや間違い直しを一切せず「終わりました」と平気で言う子。提出日を守れない子。
本当にこれが仕事だったら社内のお荷物と思われる行為です。書類の締め切りを守れない、書式は適当、説明を聞かず、同じミスを何回もする。そんな将来が目に浮かびます。そうならないために課題をきちんと出来る訓練をしてもらわないといけません。適当・自己流が認められるのは仕事(基本)が出来てこそです。
何よりワンセで長時間机に向かっているため、勉強している気持ちになっていることが怖い。塾でしているのは本来自宅でしなければいけないことだけでプラスアルファになる重要な勉強は出来ていません。ワンセでこれを「勉強」と認めていないのは自分で考えた課題ではないからです。400点は取れても450点を超えられない時間の遣い方になります。気持ちはあるので、「正しい勉強方法」についてしっかり伝えていこうと思いました。
テスト対策期間に突入しました。前回のテスト結果は悪くなかったですが、平均点もそこそこ高かったので、今回は前回以上が目標になります。新入生は自己ベスト更新が大きな目標ですね。ブログの表現は「目標」実際の感覚はサラリーマンの「ノルマ」に近いです。達成に向けて頑張るのは全員共通。自分なりの確立されたスタイルがあるならそれを、ないならこちらですべきことを明示して頑張ってもらっています。私は自主性を尊重していますが、その中に「勉強しない」という選択肢はありません。集中できる時間と場所を提供するからきちんと頑張りましょうというスタイルです。
ワンセの子たちの平均点の高さはどこの塾にも負けていないという強い自負があります。全生徒平均でも特進生の平均点でも。それは費やした時間の成果です。座って聞いているだけで賢くなりません。
ところで、最近の子たちは集中することが下手くそになっているように感じます。脳をフル回転させて考えなくてはいけないときに顔を上げているだけで、脳はお休み中と感じる機会が多いです。受験生になるとしっかり授業に入ってきている感があるのに「聞く」ことはできても「(しっかり)考える」ことをしない・出来ない子が増えています。
如実なのが国語。長文読解をさせると、文章から抜き出して考えて文末に「~こと。」「~から。」で結んでおしまいという解答が目立ちます。それでも学校の定期テストでは90点前後取れるので、長文が出来ないという実感が当人にないのかもしれません。だから厄介なのです…。自分の考えたことを相手にきちんと伝える習慣がほとんどないのかもしれません。親は無意識に理解しようとして解釈してくれるので、言葉不足だから工夫する経験の場がない、そこにSNSは短文で接続詞を省略してやり取りすることが拍車をかけていると推測しています。
自分の考えを文・文章で書く経験の重要性を強く感じます。最近の子は友人と真面目な手紙のやりとりはほぼしません。恋文(ラブレター)も今どきは用いないことのほうが多いです。結果、文章で端的に伝えることも、逆に冗長や飾り言葉でユーモアや深く感じさせることもできない。受験生になり必要に駆り立てられると短期間で出来るようになるので、それまでは脳を真剣に働かせていないのでしょう。
長文読解の設問解説では模範解答を書くことよりも、自分の文と模範解答の文を比較して何がずれていたのかを考えるように指導していますが、頭の中なのでどこまで実践してくれているのか確認のしようがありません。国語の指導者としての愚痴ですね…。定期テストでは5教科ワーストが続きます。それでも試行錯誤しながら公立国語では足を引っ張らず、助けてくれる結果にはなっている点だけが救いです。公立入試で点数を取らせる自信はあります。普段が…
久しぶりの授業の出来事。まずは小4算数から。分度器の使い方が終わり、小数点の導入をしました。ここまで順調だったMEが今週は珍しく集中力が欠けていました。少しお疲れモードだったのでしょうか。YAは数字について考える問題は出来ています。THは安定の理解度とミス…。MYも含め、集中力が去年よりも持続できるようになっています。小5はムラのある学年です。少し難しめの問題をあっさりクリアしたかと思いきや、比較的易しい問題で思考がフリーズすることもあります。課題はムラをなくしてモチベーションを高めでキープすることです。小6は相変わらず計算ミスが気になります。なかなか制限時間内で全問正解できません。今後の大きな大きな課題です。そろそろ本腰を入れて対策していきます(居残り&補習)
中1はようやく基本的な学習習慣の定着の中盤戦に差し掛かろうとしています。注意される機会が激減しました。課題に対して非常に手抜きが目立っていたのですが、少しずつ改善中です。土曜日の自主的なお呼び出しも来る子の方が多く、良い雰囲気になりつつあります。同時に、勉強に対して前向きに取り組めない子への対応を模索中です。
中2はテストの結果が悪くなかった子が多く、学校ではチヤホヤされる機会も多いでしょう。ほとんどの子へは不満がないですが、私は性格的に取り切れなかった子が気になります。中間テストで400点取れなかった一部の子たちと、新入生の大幅アップに尽力します。ちなみに特進数学は95点以上という基準点をクリアした子が対象です。緑IMはレベルが高く、標準クラスと掛け持ちで受けることになりました。良い心構えです。緑KTが良い思考をしていました。初見の問題の切り口は一番かもしれません。点数以上の伸びを感じるのは緑SS。貪欲さが良いですね。
中3は受験に対する意識の差から、かなり実力に開きが出てきています。与えられたことをマイペースでこなしている子と、目的意識がある子の差です。例年よりも早い段階で将来について考える重要さを懇々と話してきました。それが響いている子とそうでない子の差です。まだ間に合うギリギリの時期なので、自分のために色々努力を初めて欲しいです。かつて文理学科で残念な結果に終わった子は志望校がブレているケースが多かったです。文理学科に合格する子は早い時期で意思表示をしています。ちなみに特進数学は二次関数の応用をしました。ここからはテスト対策と実力(五ツ木)対策、その後教科書を終わらせて夏休みが始まる頃には本格的に過去問モードに入ります。
今年第2弾は好文学園女子。バイクで颯爽と向かう途中、財布を忘れて引き戻し慌てて高速道路に乗ったのは内緒です。
聞きたい話のトップクラスである卒業生の現在を校長先生が詳しく教えてくださいました。この心遣いが出来る人は本当に有難く、安心してお預けできると実感します。では、レポート。校風4、授業態度3.5、教授力4、お勧め度4.5。正直、授業態度と教授力はコース格差が激しいです。それでも、昼からの眠い授業で睡魔に負けない様子は、入学時の偏差値を鑑みると非常に優秀。今年も女子高イチオシはこになる可能性大です。
ところで、比較的面倒見が良いと世間で言われている高校で、昨年度「お預けした○○(固有名詞)をくれぐれもよろしくお願いします」と言った反応です。大阪国際大和田高校→完全スルー、常翔啓光→1度目スルー、2度目で生徒呼び出し形式的な訓話、常翔→担任から本人へ「勉強してくれないと困る(と懇願)」常翔ではサラリーマン風の上司から部下へのノルマのような感じで受け止めていました。それでも充分熱意のある先生方がいらっしゃる3校です。その他は推して測るべしです。
真にお勧めできる高校は、現状を悲観し、お願いしに行かなくても大丈夫な高校です。そんな高校をたくさん紹介できるようになればいいと願っています。
ここ15年間、ずっとイチオシだった大阪国際大和田高校。数年にわたり特待Aに選抜された卒業生を数名お願いしています。果たして、入学時よりも成績が下がった子のほうが多い状況。国公立大学合格者数は右肩上がりですが、入学時の偏差値はもっと右肩上がり。つまり、高校での伸び率は低下しています。成績も努力も申し分ない子をお預けしたのに導いてもらえないケースが近年急増している現状に繋がります。高校在学時より何度かお願いしましたが、現場には全く届きませんでした。中学生のときに偏差値65オーバーの真面目優等生の進学先を聞いたときは驚きました(通称Fラン)。なぜ、そんな進路指導になったのか未だにモヤモヤが晴れません。せめて、今預けている子たちはしっかりと見ていただきたいと切に願います。15年前に大手前の併願として受験を勧めたときは「なぜ大和田(偏差値が当時は低かった)に」という意見も多数いただきました。それでも指導力と熱量は当時の啓光学園と並び素晴らしかったです。そう、過去形です。あの頃の指導力・熱量に戻ることはないのでしょうか。
ちなみに薫英も栄枯盛衰。一時期は1年間留学しても帰国後に勉強三昧で関関同立へ導いてくれました。学校の先生方も一丸となって、風通しも良かったです。今年度から渉外担当になられた某公立上がりの元校長は、アポなし訪問でソーシャルディスタンスのため間隔を開広めに取っていたのに敢えて詰めてこられた上、椅子は出したまま。椅子を引くよう指導する立場の人がそれではダメだろうと実感しました。昨年度、コロナ禍の真っ最中に取材依頼に来られた日日新聞の偉い人がマスクずらして鼻をほじったこと(2回)と同じぐらいの衝撃でした。
では、樟蔭高校のレポート。校風・教授力・授業態度・お勧め度を5段階で報告します。参考までに四條畷高校で「3」です。3.5以上でお勧めできる高校になります。校風4、教授力3、授業態度3.5お勧め度3。毎年、初めの学校は評価に悩みます。でも、ここを最初に見れたのは良かったかもしれません。平均的な面と、それ以上の面が見れたからです。通称「学園通り」と呼ばれるほど近隣に私立高校が固まってる立地。近畿大学付属高校・大阪商業大学高校・東大阪敬愛・アナン学園があります。ちなみに公立の布施高校・布施工もあります。その中で授業態度の良さはダントツでした。落ち着いた名門女子高の雰囲気ありです。近高には近大にいけるという大きなアドバンテージがりますが、その点を除けば「学園通り(公立含む)」の中で樟蔭高校がイチオシです。