大阪府は私立高校無償化が所得制限なしになっています。では、本当に無料で私立高3年間通えるのでしょうか。答えは否です。授業料の大半が無償化されるだけで入学金や修学旅行費等のその他費用はもちろん発生します。公立高校では3年間約30万円、私立高校では約125万円必要です。やはり私立高校のほうが3年間で約100万円高い学費が必要です。まずは大切なお金の価値観についてだけは保護者主導で決めてください。私立か公立の選択になった場合、私立高校のメリットについての価値観です。
①エスカレーター式→関大北陽・近畿大学附属
②勉強ガリガリ→常翔啓光・大阪国際α・開明(?)
③指定校推薦等の多さ(対象学科生徒比率)→大阪女学院・早稲田大阪・大阪国際・信愛
④子どもの意思に任せる
※学校名はいずれもワンセの住所基準なので、1時間以上かかるところは除外
ちなみに、私が最も無頓着なのが施設・設備と制服です。これはネットで簡単に調べられるのでご家庭の主観にお任せします。では、公立高校、例えば文理学科別で大きな違いがあるとかというと、校風の違いはあれど、全校共通で予備校・塾が必要です。塾なしで北野・大手前に合格レベル素地があれば大学受験も大丈夫です。
では行っていけない高校をワースト順に並べます
①いじめや校内で問題が起こったとき、自浄能力がない・加害者の味方をする→東大阪敬愛・大阪夕陽丘学園(私立)太成学院大学高校
②有名無実・羊頭狗肉で大学進学に導けない費用だけ高い私立→清風6か年編入以外・大阪桐蔭Ⅰ類・四天王寺(校風は良いので公立同様、予備校に頼るなら人脈形成には良い)
③授業が動物園化しており、成り立っていない高校→多数
ワンセでは9月下旬が私立高校を2.3校に絞る時期に指定しています。11月下旬までに私立は完全に確定し、その後公立受験予定者は順次決定していく流れです。