2017年7月2日日曜日

期末テスト速報

 まだまだ出揃っていませんが、中間総括。

 中1はSS横堤OSNMは大台キープで中学の順位は上げてきそうです。もう少しミスが減ったり、点数への固執があれば学年トップに立つ日もあるでしょう。努力で点数が取れる定期テストはワンセの子たちで上位争いをし続けて欲しいです。

 中2は緑中に革命。YSAK.SHに勝ち、理科の解答結果次第で学年トップの可能性があるらしい。中1同様非常に楽しそうな雰囲気の彼ら。エンドレスでも授業後は超楽しそうな表紙で12時間勉強した後というよりユニバ帰りの子たちのよう。楽しく成績アップしているのは理想的です。

 中3は緑IM努力と結果が比例。鯰HKも悪くない勉強を始めています。また、HM.NKは入塾後の自己ベストを更新しています。蒲生はテスト結果がまだわからないですが、2人ともに自己ベスト更新を期待しています。

 茨田、茨田北、門真7中はほとんど返却されていないので後日改めて総括します。

懇談会

 塾講師の友人と懇談会について話す機会がありました。ワンセは選択教科が一切ないので、近況報告が中心です。それに対して、他塾の個別では受験生30万円、その他20万円をノルマに講習を受講させなければいけないとか、アンケートがあるからその評価を良くするために話さないといけないとか色々大変そうです。

 私は懇談会を通じて保護者の方の期待を感じ、絶対に裏切らないように精一杯頑張ろうと思っています。できるだけご家庭での子どもの様子や言動をお聞きして、個性を知りたいと思っています。本人が教えてくれなくても、実は強い意志での志望校があったり、将来の希望があったり、それを聞くたびに実現するためのお手伝いをしなくては、と感じます。

 ただ、私は負けず嫌いでもあるので、自分の知らない一面を教えていただくと、まだまだ知らないことだらけでダメだなと実感します。まぁ、保護者の方の知識に逆立ちしても勝てる訳ありませんが、出来る限り保護者の方でも知らない一面を探して、懇談会で子どもについて情報交換したいと思っています。

 そのためには専門である高校・大学・就活について最新知識を仕入れ、子どもたちをしっかり観察して個々と会話しなくてはいけないと強く思います。また、自分の言動が子どもたちやご家庭での影響力について知る度、襟を正して背中で引っ張っていかなくてはならないと改めて戒めます。

 久しぶりに会った卒業生でも、授業の雰囲気は変わらない、と異口同音に言ってくれます。子どもたちや授業に対するモチベーションが30年近く経っても下がらないのは保護者の方の子どもたちへの愛情を感じられるからです。私にとって懇談会は、自分の気持ちを一講師として新鮮にしてくれるものです。懇談会がストレスにならない保護者の方々に恵まれている良縁にも感謝しています。

2017年6月28日水曜日

最近の出来事

 今日(6/28)は緑・鯰江・横堤中学のテスト最終日。テスト対策は残すところ茨田・茨田北・門真7中・旭東・蒲生・菫中学となりました。今福鶴見校では少人数の中学で比較的落ち着いた水曜日です。ただ、懇談会前・時間割作成・チラシ準備で少々時間に追われています。ちなみに土曜日からの懇談会は出席率98%で、親御様の期待が伺えます。しっかりと情報交換したいです。チラシ用にデータを精査していたのですが、今福鶴見校舎中3でも最低点が310点台でした。入塾テストなしでこの最低点の高さはなかなか悪くないと自負しています。

 学年・時系列は無視して思いつく出来事を羅列していきます。火曜日は旭東中2MCと歴史の確認をしました。日曜日に確認した流れをきれいに忘れていて軽く注意。流れを無視して単語で暗記しても一夜漬けですぐに忘れてしまいますから。水曜日、比較的少人数で中2茨田TAが自信満々に明日の理科は100点の自信があると満面の笑みで帰宅。中2菫KKは入塾当初の甘えが少しずつ改善され、ワンセが勉強しなくてはいけない塾だと気づいたようです。きらびやかな見た目とは裏腹に蒲生HMは地道に頑張っており、高校のことにも関心を持ち将来のこともしっかり考えています。模範的な子ですが、携帯入れの箱にスマホを入れて「なくなった、なくなった」と大騒ぎになり結局、箱の中にあったというオチでした。

 実は最近中1がしゅれっと良い感じ。集中力が学年相当についてきました。細かいことをいちいち言わなくてはいけないのが玉に瑕ですが、言えば通じる学年よりも幼い子たち。男女共に甘えたなのでしょう。その筆頭が菫NM。休み時間には私たち大人相手に色々な報告をしてくれます。時おり、他の学年の子と絡むと「可愛い~」という声がもれなく聞こえてくる人気者(?)。今週末からは女子が1人増え、よいやく男女比がワンセらしくなってきました。

 小5算数は約数と公約数の導入。先週は倍数と公倍数をしたのに速い展開です。ところで学校の算数国語のテスト結果を聞くのですが、小学生の基準は「100点は良い、95点は惜しい。90点は微妙。80点台はやらかした」という感じ。そして保護者視線では「90点台と80点台でやや90点台が多いぐらいで学校の授業についていけている状態。逆なら今現在の授業の簡単な応用問題が怪しい。70点台が1学期に二度以上あれば前の学年が怪しい。それ以下だと前の前の学年の内容が怪しい状態」です。さすがに前の学年内容が怪しい子はいません。でも国語力は算数に比べると心配な状態の子がチラホラいます。男の子は女の子より丁寧さを求められると嫌がる傾向が低学年ほどありますね。

 小6算数は拡大縮小の応用問題。これはそこそこ難しいのですが、みんなよく考えてきています。小5と共に中学生になってから学年トップ争いをワンセ内でしてくれそうで楽しみです。KR、KH、OMは入塾当初色々心配していたのですが、良い意味でワンセ色に染まってきたようで安心です。

2017年6月27日火曜日

課題&エンドレスの出来事

 書きたいことは色々あるのですが、まずは課題に対する認識から。ワンセではありがちな宿題と「課題」と呼ばれる家庭学習で望む英単語・漢字・社会・理科の用語の暗記などがあります。宿題は1教科1週間で15分程度。課題は用語を10~20程度1週間で暗記、または数学であれば予告された問題を解けるようにしてくることで大手塾の30%ぐらいの量です。ただし、管理が細かいのです。国語のテスト前の問題演習では提出されたものは一通り目を通し、どれだけしっかり解いているのか確認します。数学であればどこで間違えたのか、計算でやられていないのか確認します。

 ところで、宿題や課題に対する不出来者はペナルティと呼ばれるものがあります。信賞必罰ですが、間違えた数だけで努力を計ることはしません。過程を確認しどれだけ努力したのかで判断し、授業前のパラ見だけでは注意される対象となります。

 しかし、全てにおいて優先順位は必要。「普通の子」であれば課題に追われることはありません。嫌なことを後回しにする子は時間の配分ができなくなり大変な状態になることもあります。一度、ペナで「大変な目」にあって自分でその大変さに気づけば良いと考えています。最悪なのは塾の課題を学校ですること。休み時間に学校のルール内でする分はともかく、授業中にしていいわけありません。中学校への登校、宿題・課題の提出は塾よりも優先順位は高くて当然です。

 塾の課題を溜める子は間違いなく学校の課題も溜めます。中学校の課題をやらない理由を塾の課題のせいにする子は遠からず塾からいなくなります。数年に一度、学校の提出者ができていないからエンドレスを休みたいというご相談をいただきます。また、塾で学校の面倒も見て欲しい、という要望もいただきます。ワンセは個別ではなく集団塾ですので、できる範囲で見させていただきます、という返答になります。ただ、ワンセにしろ学校にしろルールを守らない生徒に責を求めず、言い易い(文句のつけやすい)ところへ場違いな「お願い」をするのは決して子どものためにはならないでしょう。

 週末はワンセ恒例のエンドレス。土曜日は生憎の雨でした。夜には七夕用の短冊が届いたのでみんな短冊を書いて吊るしています。7日までに懇談会がある人は是非みてください。

 中1にとっては初の10時間超えの長時間勉強。それでも意外なほどみんな元気です。オンとオフの時間が決まっており、その差が激しいです。新入生緑OAは少しずつ慣れてきたのか緊張がほぐれてきたように思います。前回の悔しいクラス平均を少しでも上げていきます。

 中2はようやく注意される子が減って来て、勉強に専念できる環境になっています。茨田TAは笑顔が増えました。テスト対策より参加している菫KRはワンセについて予備知識がなく、まだ慣れていないようです。早く馴染んでくださいね。

 中3は受験生らしく、お勉強モード。集中力も持続し悪くありません。緑IMが目立っていたのですが、ここにきて鯰江HKもマイペースながら、じわりと勉強内容が濃くなっています。茨田北ISがもう少し欲を持って勉強してくれたら、と思います。茨田NM、SKはやる気の波が荒いのは玉に瑕ですが、悪くない感じ。男子独特の瞬発力に期待しています。




 
 

 

2017年6月23日金曜日

最近の出来事

 今回は今福鶴見の中学生の出来事から

 中1は気になる子を授業前に呼んでいますが、それでもしっかり勉強しに来ているとは思えない状況。数学の過去問結果でも芳しくなく、満点が何人出るのか不安です。中1でありながらクラス平均が中2より低いのは衝撃的でしたので、期末では上げてもらわなくては困ります。もし、充分な勉強をしてくれていなければ7月以降、塾内にて家庭ですべきことをこなしてもらおうと思います。それでも横堤OSや緑SSには期待しています。トップになりたいという欲さえでれば上積みはまだまだ可能です。

 中2数学は連立方程式がメインの範囲。緑中は応用問題が出ないのですが、過去問では普通に出題されていますし、塾では応用中心に授業をしていました。ところが「試験範囲じゃない(だからできていなくても仕方ない)」という声を聞き、意識の低さを案じています。既に習い終わった単元で、今出来ない問題が2学期の中間テストで解けるはずがりません。それでも緑AKが孤軍奮闘しており、学年トップの期待は高いです。

 中3は実力テストが返却され、いよいよ自分の位置がわかってきたのではないでしょうか。ややもすると男子のほうが現実逃避する傾向があります。及第点は現時点ではいません。平均点自体はもちろん余裕の400点超えで悪くはないのですが、受験生としての自覚をもっているのが緑IMのみで、後は波が荒いながらも鯰江HKSRでしょう。男子の奮闘を期待しています。

2017年6月22日木曜日

追記:世代交代&最近の出来事

 今年に入り、人と会うたびにこのフレーズを口にしています。ワンセは創立17年目を迎えていつまでも私が第一線でやっているのは遠からず老害になるでしょう。授業以外の雑務と渉外活動で授業に専念できる環境ではありません。授業に対するモチベーションは全く変わらないですが「今日の授業はうまくできた」と感じる機会が減りました。

 新しい先生が増えましたが、経験でしかできないことも多々あります。そのうちの一つが「視野の広がり」です。解説中に誰が何をしているのか、たった今の話しを聞いているのか、顔を上げているだけでは判断するのは難しいです。新人は自分の解説に必死で周りを見るゆとりがないのです。まあ大学教授や予備校講師のように話を聞いていようがいまいが自己責任、自分の好き放題しゃべるだけの人はいいですが、小中学生相手だと集中して話を聞かせるのも先生の務めだとワンセでは思っております。

 ところで、今の大学生は新人類で、労働に対する価値観が大きく異なります。休みの日数や労働時間が優先順位の最上位にやってきて賃金などはその次です。そして、他人に対して干渉したがりません。明らかに先生に向いていないわけです。でも、いつまでもワンセらしく人好き、子ども好き、世話好きな人が教壇に立ってほしいのです。

 今どきの大学生は熱情的な大恋愛をしたことがない人のほうが多いように感じます。自分が傷つきたくないから、恋に対してもセーブする。傷つきたくないから人と上手な距離を取る。ややもすると女子力と呼ばれたりもする。

 でも、小中学生はもっと単純でもっと思春期独特の感受性の持ち主。無視されることは気持ちの部分で響くのです。大人しい子ほど授業前後に声をかけるようにしています。ほんの少しいつもより顔がうつむいていると「元気ない?」と聞くようにしています。来た途端、「元気ないやん!!」と毎回のように声を掛けられる子もいます。大半は杞憂に終わるのですが、稀に「実は…」となります。

 ワンセは授業だけをする塾ではないのです。教育業として塾を開講したという自負もあります。だからこそ、教壇に立てる人が少なく世代交代について後回しにしていました。ただ、一子相伝の思いで、自分の全てを引き継ごうと思う人材がいます。先方に心変わりがない限りそのつもりで様々なことを伝えていこうと思っています。

 今週の出来事を学年ごとに…

 諸口中3は水木連続で国語社会。国語では俳句をしました。授業中に指名することが多いのですが「わかりません」は面白くないと言っており大阪人らしい答えを期待しています。そんな中、俳句の区切れについて質問。結句の最後に切れ字があった場合は、の質問に茨田北SYは「逆切れ」と笑顔で答えてくれました。そうそうそんな答え、好きです。正解は「区切れなし」ですが、全然OKです。ただ、木曜日にはそのネタを即興でいってくれなかったのは興醒めでした。それでも社会の正答率は最も高く安心なのは茨田北全員です。

 さて、今福鶴見の小学生から。その前に全体的に高熱が流行っているようで健康にくれぐれもご自愛ください

 小4算数は筆算の計算が怪しい子を補習。「0」のある問題が怪しかったのでお呼び出しをしたのに宿題の状況を確認し、追加で数問解いてもらうとあっさりとクリア。やる気満々だっだのに少々拍子抜けしました。

 小5は計算特訓の結果HA以外が呼び出されるという結果。こちらは小数点の移動がポイントだったのですが「勘違い」で大量に間違えた子がいたで大半がお呼び出し。同時に英語の暗記不足でも呼ばれていたため、ほとんどの子が週2回以上通塾したことになりました。

 小6も計算特訓。合格者はYAのみ。その他は小数点の掛け算割り算でやられました。来週から随時居残り&お呼び出しです。6年生は1年前に嘆き続けていたのがウソのように自宅学習をしっかりできるクラスになりました。

 今福中学生は明日まとめます。

2017年6月16日金曜日

最近の出来事

 あっという間に来週からテスト対策です。私は、休めるときは休もうと土曜日休みをしばらくいただいていたのですが、罪悪感を覚えるので土日は昼間に出てくることにしました。連休で外出すると月曜日に戦闘(仕事)モードに入らず、若干ほんわかしています。そんな自分が嫌で緊張を高めようとするところから開始です。月曜日が嫌いな人が多いみたいですが、私は好きです。これから1週間頑張るぞ!という気持ちで始められるからです。

 さて、木曜は小6算数から。鶴見南が海っこでいないため、少々寂しい雰囲気。進まずに計算特訓に企てました。果たして、小数点の移動を間違えている子が若干名。それでも後半には修正して何とかお呼び出しの対象にはなりませんでした。

 対照的に小4は3桁×3桁が怪しい子たちが若干名いました。基本の徹底が出来ないと次のステップには進めません。ということで火曜日に補習決定です。

 諸口は最後の修学旅行の門真7中がいない状態。国語は教科書内容をしましたが、未だに答え方の徹底ができていません。普段、どれだけ解いても解いても意識が内容では日本語能力を習得できないということ。強烈な危機感を覚えます。同時に学校の国語の授業を聞いていないのだとわかり、今後の対応を考えさせられました。社会は歴史の復習モード。私jの授業は基本的出来た者帰り、ですが茨田北ISだけが毎回及第点。勉強に欲がない点だけが玉に瑕。欲を出せば文理学科設置高も充分視野に入れられます。

 今福中3は先々週に行われた説明会をきっかけに志望校について真剣に考える子が増えていることがとても嬉しいです。授業では緑MAが活躍。社会でもプライベートでも充実ぶりがよくわかります。金曜日は修学旅行帰宅日。みんなが欠席する中、SRだけ真っ赤な目で参加。社会の出来た者帰りでも活躍していました。緑FEも色々と活躍していました。今後に期待です。