2018年4月6日金曜日

最近の出来事〜授業外〜

 今年は新戦力として大ベテランの塚田と初々しい福島が加入、そこに前原と結縄が先輩として頑張り、足立が重鎮として構えています。授業前後の事務所では子どもたちの情報交換で賑やかです。

 彼らの悩みは「自分の教え方で理解は充分か」「ワンセは厳しい塾だが、子どもたちに怒ることはできない」「テスト対策をどうしよう」など前向きな意見ばかりです。教科的なことはともかく、私は「このクラスで教えたい」という気持ちが伝わって来るのが1番嬉しく思っています。ちなみに教科担当を決めるとき、教えたい、という気持ちと教えられたい、という気持ちが一致すれば担当を変えることはありません。

 ワンセの大前提は愛情。愛情表現の仕方は個性があって当然で千差万別ですが、みんなに叱れる先生になって欲しいとは全く思っていません。でも、子どもたちが宿題を忘れたり、課題をルーズにしたとき「ムカッ」とくる先生でいて欲しいとは思っています。真剣にしているから、そういう感情が芽生えるからです。それをどう伝えるのかは個性。でも、感じられない人はワンセの教壇に立つ資格はないと思っています。

 こんなにも沢山の人から愛情を持って教えられる子どもたちは幸せだと感じたことを書きたかったかのです。親や血縁者でないのに心血を注いでくれる時代遅れな先生はそんなにいません。

 度々申していますが、私は綺麗事で世の中を渡っていきたいと思った、性善説が前提の考えの持ち主。だから、それを覆す人は生徒、保護者、ワンセの仲間の誰であってもいてはいけないのです。そんな理想を勝手に掲げて18年。それが具現化できそうな現状から、本当に保護者の方や仲間に恵まれた環境だとしみじみ実感したことをお伝えしたく思わずアップしました。早く授業の出来事の詳細をアップ(時間にゆとりが)できる日々戻ってゆっくり、みんなの出来事の詳細をアップできるようなくていけませんね。

2018年4月3日火曜日

今週の出来事

 水金に小中学校の入学式を控えて、桜が例年通り満開ですね。ところで、各種工事は終了と書きましたが、最後の大物、電子黒板機能付のプロジェクターの設置を今週末に控えています。また、足りないものを買い足す必要があり、先週末はホームセンターと家具屋巡りをしています。授業のほうが数倍楽しいと思う今日この頃です。

 月曜日は今福で小4の授業から開始。新単元のグラフについて先週導入し、今週は問題演習でした。グラフの読み取りが怪しかったのが修正できて良かったです。ただ、少々中だるみがあるので、喝を入れて巻き直しを図りました。

 小6は漢字テストと計算のルールの確認。新入生2人組は水曜日に補習です。新入生のSIが色々なことがとても速くできます。HAの良い刺激になれるかと思ったのですが、let校所属なのが残念です。HKはどのタイミングでlet校所属になるのか相談したところ、今福に愛着があるらしく何とも言えない表情をしていました。

 let校での新中1数学は順調です。既に1学期中間テストの内容近くまで終わらせています。火曜日は今福から数名をお呼び出し。授業後のやり取りで緑YYは両手で数え切れないほど切ない経験をしたと嘆いていました。桜を見た回数ほどですね。人生思い通りに行かないということです。

 新中2は女子吹奏楽部ばかりで個性的なメンバーの集まりです。正直、今福なら喝を入れている場面もありますが比較的まったりしております。少人数の中でどうやって競争心を煽り、モチベーションを上げていくのか思案どころです。ムードメーカー茨田北IAを筆頭に和やかです。まあ鍛え甲斐のありそうな子たちなので、しっかりと引っ張っていこうと思います。ただ、今まで大きな課題であった挨拶や駐輪場の使用方法などを注意されなくてもできることが素晴らしい。つまり、ご家庭での躾が行き届いているということですね。

2018年4月2日月曜日

最近の出来事

 今週はついにlet校が稼働。新中1は既に二度の補習で今福の子たちに猛追しています。面白かったのが1度目の補習はマンツーマンで教えてサクサク進んでおり、何て理解力があるのだ!と感嘆していたのですが、二度目の補習では今福の子たちと4人でしました。すると、緊張したのか軽くてんぱっていました。ただ、ワンセは集団授業。新入生に合わせるのではなく、既存の子たちができることをできるようになってもらうために補習をしているので、新入生に頑張ってもらいました。すると前半30分はついていくの必死だったのが後半には速いペースに馴染んでいました。やはり、子どもの適応能力は凄いと実感。同時にマイペースに合わせる危険性を痛感しました。ちなみに、茨田北YKと緑OS、新入生IDが休み時間に、その後の理科のテストに備えて問題の出し合いをしていました。テストは満点でないとダメという雰囲気が今福にはありますが、申請let校にもそういう風をもたらしてくれそうなのはうれしい限りです。


 新中2のlet校の補習はいきない3人スタート。全員吹奏楽部という状況でした。いやいや勉強以外の課題をたくさん実感できた良い日です。茨田・茨田北はテスト問題が易しいので点数と実力の乖離が激しいのですが、学年末の点数と実力差を数学では認識できました。面接時にお話した点数を取るためのカリキュラムの逆算をしています。あと1週間で何とか数学は余裕を持って新学期をスタートできるように鍛えていこうと思います。

 今福では小学5年生の算数。立方体の体積についてしました。導入は底面積×高さだけなので比較的易しいですが、やや応用問題の図形を切ったり、分けたりする発想が必要な問題をしました。次回より、いよいよ難しい問題をするのですが、発想力を問われたときに誰がどれだけできるのか楽しみです。

 新6年生は既に小学校で習う計算問題のルールは全てやりました。今後は制限時間の中で100%の確率で正解することを一番の目的にして鍛えていこうと思います。春休みに計算を鍛えて、学校が始まる頃には先取りをして順調なスタートダッシュをきれることになりそうです。その先はもちろん学校の上位独占です。

 学年を問わず新入生の子たちを見ると毎回感じるのが既存生のできることの多さです。中学生になったら400点程度では塾内平均以下になるわけで、それを基準に色んなことを決めています。周りを見てできることが増えていくのは集団授業ならでは。ただ、補習では必要に応じて個別・少人数・全員と分けていますので美味しいとこ取りげできます。let校にいると本当にそれを実感します。10年前に諸口を開校したときと同様、できるだけ自分で直接補習をするために一部の子たちは指名して私のいる校舎に来てほしいと思っています。新高1の子たちはあまり教科的なことを望む子がいなかったので、例年よりは楽でした。彼らはその分社会や国語の記述を頑張っていたので、決して例年より勉強時間が短かったわけではありません。let校は現在中3の募集をしていませんが、7月より特進生のみ募集開始を予定しています。ちなみに東高校は標準なので清水谷以上候補生が対象で、妥協するぐらいなら0人でいいと思っています。クラブ引退後に勉強を全力で私と頑張れる子が条件です。

2018年3月30日金曜日

最近の出来事

 授業以外は不足なものだらけの状況で、水曜日より新生let校の補習が始まりました。10年前の新規開校時同様の見切り発車です。足りないものは足せば何とかなりますが、4/9開校を前倒して補習開始。1日の遅れは後々大変になりますから。4/9に向けて空けていた自分の時間の全てを補習に使うと決めました。そして、そのツケは授業前後の雑務が増えることにつながります…でも、木曜日の夜、唐突に旧諸口校の卒業生が来訪。近況話で盛り上がり、想定以上の成長ぶりに目を細めました。また、別の卒業生からは公務員試験のことや近況報告を嬉しく思いました。

  さて、授業では気になることを時系列を無視して書きます。今は中1に最も力を入れています。例年のことですが、最初が1番肝心なので雑な宿題の仕方や数学の途中式は厳しくチェックを入れています。勉強ができる子は例外なくモノマネが上手です。先生の指示通りコピーできます。そうして基本を忠実に習得してから個性を出すのです。似て非なるものが、わかった気になりいきなりオリジナル、つまり個性を発揮する子です。良く言えばマイペースな子ですが、悪く言えばどこかで伸び悩む子です。でも、それは勉強する上での性格のようなものなので、単純に勉強でわからないことがあるよりも時間がかかることが多いです。それを修正しようと思えば若ければ若いほど楽です。中1はある意味最も良い機会です。ドンドン勉強の密度や速度が上がり、細かいことの徹底をする時間が減るのです。手間暇はかかりますが、彼らの将来性を思えば徹底しようと思います。

 6年生は計算問題の徹底期間ですが、途中式をかなり細やかに見ています。最近、緑NKと茨田北YKの地道な努力が奏功し始めています。できなかったことができると嬉しいものです。ただ、今日はお休みが数名いたので、補習の調整に頭を抱えています。最優先事項なので、もちろん必ず何とかしますがバタバタします。春期になれば落ち着くはずが、今福鶴見とletを2往復している現状で、授業や補習以外の全てが後回しになっています。いつもなら落ち着くこの時期に全くバタバタが収まらず、受験期を迎えそうで怖いです笑

2018年3月27日火曜日

3/26の出来事

 ようやく本日の昼過ぎにリニューアル工事が全て終了しました。工事期間中は授業はないものの、慣れない現場監修にいつもと違うストレスしか感じません。そんな中、ようやく平常授業が始まりました。では、授業の出来事です。

 まずは新中1の国語の授業から。とはいうものの先日気になったお話から。みんなに伝えたのは気遣いの大切さ。巷ではアクティヴラーニングが流行っていますが、学校の先生でも経験したことがなく、文科省と教授、高校現場が机上の空論で決めたカリキュラムなど効果は懐疑的です。また、本来アクティヴラーニングは自分で課題を考えて自分で結論を導こうとするもの。私の見解では、家族の誕生日のお祝いを本人以外で考えて、何が一番喜ぶのか考えたり、食器運びや洗い、洗濯物を取り込んだり、親が知ったら喜ぶことを自分で考えて実行することです。そういう気遣いが人徳につながるという訓話です。人徳というと伝わらないので「友だちが増えるか減るか」と置き換えて話しました。初めからできる子は少ないので、一つ一つ注意していこうと思います。授業では、答え方の注意や人の答えを聞いて自分の答えと照らし合わせることの大切さについて話しました。数学では途中式の徹底中です。答えだけ合っていてルーズな子や、途中式が全くなく答えのみの子は注意しました。もちろん、全部やり直しです。緑TKがドンドン良い集中力になっています。鯰江OMKH愚直な努力が実って、少し余裕を持って授業に臨めているのがよくわかります。逆にみかけによらず雑な子たちが気になりましたが、あえて名指しにはせず、成績は悪くない女子数名ということで、メンバーは想像にお任せします笑 鯰江TSKHも前向きな姿勢で表情明るく授業に参加しています。書きたいことは大量にあるのですが、既に長文なので自粛します。
 
 その後、新小4の授業は新単元の折れ線グラフについて説明。面倒くさいけれど易しい単元です。ところで、春休みの時間割を組んでから思ったのですが、彼らはリニューアル期間中授業が休みになっていないので、時間を延長する必要がなかったのに長時間になっていました。彼らにはありがた迷惑なサービスかもしれません笑 THはできることが急増中なのに、何かやらかして3歩進んで1歩後退する現状なのが玉に瑕。MTは3年生のときに原因不明の手こずりを見せた(?)円の問題を完全クリア。「あのときはとても苦労したね」とネタにできる安心と喜びがあります。

 その後は小6の授業。冒頭の漢字テストは3回目にして手抜き発見。もちろん、即お呼びだしの対象です。その他、計算問題の理解が怪しい子も同様。春休みは自由に呼べるので時間の配分的に楽でいいです。

 ちなみにここ数日間は授業はなく慣れない仕事やゴールの見えないお片づけをしていて楽しくなかったです。授業をして皆の近況を見ながら話すことが本当に楽しく、この仕事を選んで良かったとしみじみ思いました。あえて学年はぼかしますが、今月に入り何度か涙を流した子の急成長ぶりに目を細めています。「すぐに泣く」「打たれ弱い」など聞いていましたが、弱いなら強くなってもらわないといけない、というのが私の発想。自分で直接指導できるのですから、褒めたり、叱ったり成長を実感できるわけです。私の持論は「愛情があれば一時的な感情のしこりは元通りになる」本気で彼らと当たっていますから、様々な感情が芽生えるわけです。注意され、改善されたことは彼らにとって自信につながっているのだともわかりました。本気で向かい合ったことが成長の手助けになっているなら非常に喜ばしいことです。

 そういえば足立が中3の授業をしていて、新入生緑KSが英単語テスト2連続満点を受けて喜色満面でした。次回同様ならハグして祝福してあげたいと申しておりました。その日を楽しみにしています。ちなみに私はバランス良いセンスを持っている緑OMに学年トップと国公立大学進学を信じています。期待したら裏切らないと聞きましたので、全力で期待しています。安定の緑AKの背中ではなく、横並びになって欲しいです。もちろん、緑SHYSはその学年トップ争いに毎回割り込んでくれることでしょう。
 

2018年3月22日木曜日

つれづれなるままに

 LINEにておめでとうメッセージくれた人たち、ありがとうございました。ものすごく久しぶりに11時前に床につき、変な時間に起きてしまいました。18回目を機会に色々振り返ってみます。今回は気遣いをテーマにつらつらと長文を書きます。

 中 学生時代の自分は、周りを気遣えない子でした。社会人になってもまれ、足立と知り合ってから「世の中にはこんなに思慮分別の深い人がいるのか」と感銘を覚えたものです。他人から指摘されないと気づかないことが多かったです。周りを見ることができなかったのですね。誕生日プレゼントを渡すとき、自分なら何が嬉しいのかしか考えられない鈍い男。今なら相手が望むものを考えて渡せます

 3月は躾期間ということもあり、いつもより緊張感ある日が多いです。以前なら叱っておしまい、という場面でもここ数年は理由を説明するようにしています。ところで、今年からキャッチフレーズに入れた「成長を実感させる塾」は勉強以外を指します。ワンセで指摘されたことを卒業後に思い出して、成長の手助けをできればと思っています。先日、授業中涙を流して下を向いている子に対してかけた言葉は「顔も心も下を向くな」です。実は言っている本人も傷ついています笑 別件では、注意した子に対して授業後に「君のことをみんなの前で注意するのは自分の胸が締め付けられる(だから至らぬ点を改めて欲しい)」これは本音ですね。自分の子どもが眼前で他人に叱られたら、親は自分の至らなさで胸を締めつけられるのと同じです。ただ、この言い回しが通用する子ばかりだと楽です。

 ところで、話は変わって内輪話。近しい人や職場の仲間になる人などに伝えるのが、腹の探り合いをしたくない、ということです。例えば少し体調が悪いときに大丈夫?と聞かれたら大丈夫と答えず、少し体調が芳しくない、とそのまま伝えて欲しいということです。気遣いといえば響は良いですが、胸内の探り合いということでもあります。さすがに今は苦手ではないですが、身内にはしたくありません。ここでの身内はワンセの仲間です。

 逆に全力でしなくてはいけないのが仕事における業者さんとの折衝。特に職人さんの世界とのやり取りは知らなければ大きな損をします。定価のない世界で常に価格交渉しないといけません。馴染みの会社は仕事面では安心ですが、費用面では違います。私は大手会社に払うなら、もっと近い距離でやり取りできる地元中小企業や零細企業とお取引したいと思っています。脱サラした人はピンキリで一部上場企業でも狭く感じる人もいれば社会不適合者もいます。タチの悪いのは自分の狭い常識を社会全体に勝手に置き換えて話をする人。挙句、自分の悪さに気づかず逆ギレされたら本当に気分がわるいです。ただ、その人を選んだのは自分で、かつ人徳のなさが最も反省すべき点だとも思っています。

ちなみに 塾という非常に狭い世界にいるので、常に自分の立ち位置を意識しています。自分の意見は世間の最大公約数と比べて、どうなのかを考える、ということです。これは進路相談にときに最も有効的です。就活の相談ではその子にとって合うのかどうか、という考えでアドバイスします。幼稚園か保育園、どちらが向いているのか。公務員でも裁判官か官僚か。近いところでは、自分で勉強できるのかどうか。私は個人を見ているので、相談者がネットの掲示板の多数派の意見と異なる、と言っても理路整然と説明できます。個々への気遣いのないアドバイスは参考になりますが、有効的かどうかはわかりません。進路指導に自信があるのは業界知識だけではなく個性を理解しているからです。

 塾内では、空気を読むと言っていますが、気遣いは協調性や人間形成において非常に重要だと思っています。足立のように初めから身についている人はいいですが、私のような大多数の鈍い中学生は言われないとわかりません。周りが思っているほどに気づけていないのです。だから、現役の間はイチイチ耳が痛いことを指摘する先生でいようと思っています。





2018年3月20日火曜日

3/20の出来事

 昨夜は歓送迎会があり、出会いと別れを宴となりました。また、21日からのリニューアル工事に先駆けて事務所の什器全てを捨てるため、搬出準備と作業で非常にバタバタしており、授業中のみんなも若干浮き足立っておりました。また、新中1は塾では一足早く卒業しておりましたが、小学校の卒業式で、いよいよ中学生です。

 さあ、迎えた20日。まずは新中1と卒業遠足スポッチャの予定が生憎の雨で屋上のものはほとんど使えない、または濡れるので遊べない状態でした。それでも今まであまり接点のなかった子たちと笑顔で過ごす良い機会になったと思います。その後、今福に移動後ピザ&お菓子パーティで盛り上がりました。

 さて!!朝10時とほぼ同時に鯰江SRからの吉報!!その後は順番が前後しますが、緑FRFS茨田北ISからも!!その後、茨田中KCMHからの朗報!!続いて横堤YY、緑NYからも!!そして、緑TM、AY、MA、菫NM、門真7中SM、NKからも続々と吉報!!時間を置いて、結果が案じられたノギー、蒲生HMからも無事に朗報が届きました。