2018年3月27日火曜日

3/26の出来事

 ようやく本日の昼過ぎにリニューアル工事が全て終了しました。工事期間中は授業はないものの、慣れない現場監修にいつもと違うストレスしか感じません。そんな中、ようやく平常授業が始まりました。では、授業の出来事です。

 まずは新中1の国語の授業から。とはいうものの先日気になったお話から。みんなに伝えたのは気遣いの大切さ。巷ではアクティヴラーニングが流行っていますが、学校の先生でも経験したことがなく、文科省と教授、高校現場が机上の空論で決めたカリキュラムなど効果は懐疑的です。また、本来アクティヴラーニングは自分で課題を考えて自分で結論を導こうとするもの。私の見解では、家族の誕生日のお祝いを本人以外で考えて、何が一番喜ぶのか考えたり、食器運びや洗い、洗濯物を取り込んだり、親が知ったら喜ぶことを自分で考えて実行することです。そういう気遣いが人徳につながるという訓話です。人徳というと伝わらないので「友だちが増えるか減るか」と置き換えて話しました。初めからできる子は少ないので、一つ一つ注意していこうと思います。授業では、答え方の注意や人の答えを聞いて自分の答えと照らし合わせることの大切さについて話しました。数学では途中式の徹底中です。答えだけ合っていてルーズな子や、途中式が全くなく答えのみの子は注意しました。もちろん、全部やり直しです。緑TKがドンドン良い集中力になっています。鯰江OMKH愚直な努力が実って、少し余裕を持って授業に臨めているのがよくわかります。逆にみかけによらず雑な子たちが気になりましたが、あえて名指しにはせず、成績は悪くない女子数名ということで、メンバーは想像にお任せします笑 鯰江TSKHも前向きな姿勢で表情明るく授業に参加しています。書きたいことは大量にあるのですが、既に長文なので自粛します。
 
 その後、新小4の授業は新単元の折れ線グラフについて説明。面倒くさいけれど易しい単元です。ところで、春休みの時間割を組んでから思ったのですが、彼らはリニューアル期間中授業が休みになっていないので、時間を延長する必要がなかったのに長時間になっていました。彼らにはありがた迷惑なサービスかもしれません笑 THはできることが急増中なのに、何かやらかして3歩進んで1歩後退する現状なのが玉に瑕。MTは3年生のときに原因不明の手こずりを見せた(?)円の問題を完全クリア。「あのときはとても苦労したね」とネタにできる安心と喜びがあります。

 その後は小6の授業。冒頭の漢字テストは3回目にして手抜き発見。もちろん、即お呼びだしの対象です。その他、計算問題の理解が怪しい子も同様。春休みは自由に呼べるので時間の配分的に楽でいいです。

 ちなみにここ数日間は授業はなく慣れない仕事やゴールの見えないお片づけをしていて楽しくなかったです。授業をして皆の近況を見ながら話すことが本当に楽しく、この仕事を選んで良かったとしみじみ思いました。あえて学年はぼかしますが、今月に入り何度か涙を流した子の急成長ぶりに目を細めています。「すぐに泣く」「打たれ弱い」など聞いていましたが、弱いなら強くなってもらわないといけない、というのが私の発想。自分で直接指導できるのですから、褒めたり、叱ったり成長を実感できるわけです。私の持論は「愛情があれば一時的な感情のしこりは元通りになる」本気で彼らと当たっていますから、様々な感情が芽生えるわけです。注意され、改善されたことは彼らにとって自信につながっているのだともわかりました。本気で向かい合ったことが成長の手助けになっているなら非常に喜ばしいことです。

 そういえば足立が中3の授業をしていて、新入生緑KSが英単語テスト2連続満点を受けて喜色満面でした。次回同様ならハグして祝福してあげたいと申しておりました。その日を楽しみにしています。ちなみに私はバランス良いセンスを持っている緑OMに学年トップと国公立大学進学を信じています。期待したら裏切らないと聞きましたので、全力で期待しています。安定の緑AKの背中ではなく、横並びになって欲しいです。もちろん、緑SHYSはその学年トップ争いに毎回割り込んでくれることでしょう。