2023年1月22日日曜日

最近の出来事

 受験が刻一刻と迫っています。中3数学の演習ノートの提出義務を昨年内で終わりました。予想通り、真面目にやる子とそうでない子に分かれています。自主性を尊重したいですが、勉強時間を減らすことになるだけの自主性の尊重はするつもりがありません。色々と早急に改革が必要です。

 さて、授業の様子は小5算数から。簡単なのに面倒くさい帯グラフと円グラフの導入。あっさり理解できていました。あとは地道な作業をコツコツしてもらうだけですね。MHTHが調子が良いです。小6算数は統計について話しました。中学生になったら、改めて出てくるので概念について話しました。それで数字や数学に興味を持ってくれたら嬉しいです。少数精鋭で定期テストではクラストップは狙える子たちなので、モチベーションを高めで安定できるようにしていきます。リケジョ(理系女子)揃いなので、文系もしっかり力をつけていきたいところです。

 中1は学年末テストまで少し期間が空くのでややゆっくりな状態です。数学では授業のレベルを特進に合わせて展開。発想では緑IS、MN、鯰江MKが悪くないです。ただ、英語や理科のテストでは先輩との比較で少し物足りない結果に終わっているので、取り切れなかった子たちは色々感じて欲しいところです。

 中2数学は教科書内容が終わり応用問題にチャレンジ中。特進と標準の間ぐらいのものを解いています。等積変形を全員で解いているのですが、理解出来る子とそうでない子に分かれるのは例年のことで必然ですね。あとは解けるようになりたい気持ちが強い子ができるようになっていきます。

 受験生数学はある程度出来ることが増えてきています。開明数学はほぼ全員が合格点に届き、90点以上も多いです。難問である旧大阪国際大和田でも満点が出るなど、仕上がり具合は上々です。国語の記述もようやく全員点数がつき、再提出ループから卒業しました。鶴見区ではまだ大流行していないインフルがどのタイミングで流行するのか注視しています。

2023年1月11日水曜日

最近の出来事

 冬期講習会が終わり、いよいよ入試まであと一ヶ月を切りました。受験生の数学の伸び悩みを感じていた秋とは変わり、順調に上がっています。緑SSがノーミスの満点連発。旧大阪国際大和田の問題でも常にわかっているようです。ここに卒業生の開明中コンビTEHFが公立C問題対策に参加。毎回トップ争いをしています。刺激があるかないかでモチベーションが大きく変わり結果も然り。緑IMは、姉が英語数学共に偉大な点数を残していたのですが、地道に上げ続けた結果、過去問では遜色ない結果を残しています。同様に緑MRも伸びています。鯰江MHは引退後、ラストスパートが素晴らしい。何とか届くようにしようと思います。12月五ツ木で鯰江トップだったSYはジワリと上げています。一時期、数学が低迷気味だった緑HAは少し戻してきた感じ。やはり座席の位置が大きく影響しているようです。冬期講習中は、10時過ぎにやって来て10時過ぎまで勉強するというハードな環境で、濃密な時間を過ごしたでしょう。「受験生のときは頑張った」親になってもそう言えるような努力をしてくれました。

 コロナ禍で平常とは異なる環境で育ったこの学年。「勉強を止めない」をキャッチフレーズに駆けてきた3年間は自信を持って良いものです。それでも、課題のほうが気になります。もっと周りが見えて欲しい。自習室での様々な配慮は必要です。もちろん、個々への教科的な思いはもっとたくさんあります。それは直接彼らに伝えていきます。公立国語の「記述」はまだまだ演習不足でこれから追い込みをかけていきます。

 巡りで中1の講習会の時間割が多かったので中1数学から。緑ISは壁を突き抜けて成長中。鯰江MKは相変わらず着実にできることを増やしています。ただ、このクラスには他にも勉強にプライドを持っている緑SK,NH,SHなどがいます。テストではこれからも切磋琢磨してみんなで成長を続けることでしょう。

他学年を書くと長文になるの今日はこのへんで。もうすぐ恒例の「卒業生へ、贈る言葉」シリーズが始まります。

2023年1月4日水曜日

1/4の出来事

 仕事始めに出てきました。年末に子どもたちにお手伝いしてもらい掃除は出来ていたので、PCのデータ整理をしていたところ、過去の成績を発見。10年程前から成績が上昇しています。20年前と比較すると100点近く上がっていました。整理しながら歴代の卒業生の顔を思い出し、当時の思い出に浸っていました。

 ここ10年近くで成績上位者が増えました。ただ、入塾テストをしていないので最初から優秀な子を集めたわけではありません。皆の頑張りの成果です。20年前の子の過去問データを見ると私の未熟さがわかります。高校での伸びを勘案すると、中学生時代にもっと出来ることがあったと感じるからです。

 先生としてのキャリアを積む中で、情報のアップデートが出来ている人と、過去の経験を頼りに成長が止まり、齢を重ねたことによる「経験からの諦め」が発生している人との差を顕著に感じます。私は、先生と呼ばれる間はずっと成長を続けたい。本当に一人ひとりと向き合い、集団授業でありながら個々に合った指導を考えて実行したい。保護者の方の次に子どもたちのことを真剣に考える存在であり続けたい。

 世間では不惑超えという齢でも色んな方向を見ていました。ようやく落ち着き、私を頼ってきた人を裏切らない生き方でいようと決めたのは比較的最近です。お預かりしたお子さまを責任を持って見る、根幹を変えずに時流に合った指導をしていこうと改めて決意した日です。

 追伸:今日は自習室で緑IRIMが頑張っていました。

2022年12月31日土曜日

明けましておめでとうございます

 新年、明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。

 さて、今年はいくつかのシステム変更を検討中です。普遍の根幹は「お預かりしたお子さまを全力でみること」で、時流に乗った教え方である必要性を感じています。具体的には三大原則の一つである宿題に関して、弾力性を持たせて対応することです。

 全員に完璧で丁寧な宿題を本気で求めて22年が経ちました。手を止めて向き合ってきました。宿題忘れの定義が厳しく、きちんと出来ていないと宿題忘れ扱いしていました。もう少しだけ緩い解釈にします。厳しく注意する基準を緩くして、他人に迷惑をかけたときとします。自習室での私語などです。

  また、全員一律の宿題を減らす代わりに個々に応じた問題演習をしようと思います。解いて⚪︎と✖️だけして終わるのでなく、間違い直しを重視し、自分と向き合うやり方に変更していますが、それをスキルアップしようと思います。

 五ツ木模試で全生徒平均が60を毎回超えるようになりました。それでもまだまだ伸びしろは残っています。また、やらされている勉強から卒業し、自分のためにする方向性を強くします。ただ、自主性を尊重した結果、勉強しないという選択肢を与えるつもりはありません。中学生のとき、尽力したと大人になっても言える努力を受験期にはして欲しいです。

  一人ひとりに向ける愛情がワンセの根幹であり続けますので、改めて宜しくお願い致します。

2022年12月28日水曜日

最近の出来事

 あっという間に冬期講習会の前半が終わり、今年も終わりを告げようとしています。コロナもインフルも流行しているようです。みなさまくれぐれもご自愛ください。

 さて、小5算数は年内最後に大物の等積変形をしました。受験生の半分が理解できない問題を彼らが簡単にできるわけありません。でも、THは自力で平行移動が出来たりMHは解説したらきちんと理解できていました。YAも少し理解できていたようです。みんなにも言いましたが、平行移動が自力でできたらかなり凄い、説明を聞いて理解出来たら凄い、聞いてわからないのが普通です。小6算数は復習モードに入りました。TTが数学的センスを磨き続けているのが目立ちます。MOは成長著しい一年で復習していると出来る問題の多さに目を細めます。UMは毎度のことながら、本当にモチベーションの波が荒いです。ただ、下の波がほとんどなくなったのが成長の跡でしょう。

 中1数学は扇形の問題をしました。面積や弧の長さから半径・角度を求める問題が難しいのですが、演習ノートで確認して知識を増やし始めています。思考力を問われる問題では男子が強い。緑ISが数学で覚醒気味です。また、緑MNMYも良いセンスを発揮しています。基本の徹底が出来れば無敵ですね。緑SKSHは修正能力が高いです。緑OYは詰めの甘さがなくなれば更なる成長が見えています。

 中2数学は特進のやや簡単なレベルで展開しています。定番の「食塩」「はじき」の問題にチャレンジしていますが、最初から解ける子、聞いたら理解出来る子、一度ではわからず授業前後に聞きに来る子と様々です。それでも少しずつ出来ることを増やしつつあります。緑OYに数学では期待。社会の出来た者帰りでは初のチーム戦で鯰江MSが大活躍。個人戦よりも燃えるタイプなのかもしれません。

 中3は既に入試問題を軽く100本以上解いています。近高や旧大阪国際大和田は約20年分解きました。緑SSが良い状態で、鯰江SYがさり気なく並走し、抜きつ抜かれつの激戦。それを緑YJと鯰江MHがくっついて離されない状態。冬期中にカラフル(トップ)になったのは、彼ら以外に緑ISの国語英語、緑SYの国語、緑OYの数学です。

年末年始で何本かブログをアップできればと思っています。来年も宜しくお願い致します。

2022年12月22日木曜日

最近の出来事

 既に今年も残すところ10日を切りました。受験生は志望校が決まりラストスパート真最中です。ところで、今年の一部中学の懇談会で「(志望校は)大丈夫」と言われたいうことをしばしば耳にしました。目安点ギリギリで大丈夫とこの時期に言われると、緊張の糸が切れることもあります。軽々に「大丈夫」と言わないで欲しいと複雑な気持ちなることが多かったです。数回ある実力テストで一度超えているだけで言われると安全圏にいると錯覚している子もいます。専願だと絶対に合格できると思っている子も然り。ちなみにワンセでは懇談会が始まった先週より始業時間・自習室開放時刻を14時設定。緑IMIRが連日頑張っています。継続していることが素晴らしい。また、授業のかなりかなり前に全員集中して勉強している姿は頼もしいです。チラシに掲載した自習室の風景はやらせなしの抜き打ちでいきなり撮影しました。あの状態が「平常運転」なところが自慢の彼らです。

他学年でも授業定刻の前に全員が揃っています。2,3分前だと遅れてきているような気になるぐらい時刻遵守な彼ら。だからイベントを企画しやすいのです。楽しいことがあっても時刻を気にする習慣があるので引率していても心労が減ります。いつの間にかワンセは本当に良い子の集まりになりました。今の社会では当たり前ではない「ルールをきちんと守れる」「時間厳守」を小中学生時代に確立できているのは本当に貴重です。そして、就活や社会に出たとき評価されるのです。

受験生は公立C問題対策に入って数か月。前回の過去問結果では当時の北野高校合格点に全員が届くという結果でした。ここに照準を合わせて2年以上の時間を掛けているので、取れなければ塾の恥、私の恥です。数学では緑SSが高めで安定、緑OYが再び上昇気味です。社会は毎回大活躍の緑STが知識を増やしています。緑YJは少しずつ出来ることを増やしています。スピードに一抹の不安がありますが、今後クリアしてくれるのでしょう。鯰江MHは全力でラストスパートを駆け抜け中。今後の更なる追い込みに期待を込めて見守っています。

2022年12月10日土曜日

最近の出来事

 懇談会が佳境を終え、教育相談も目途がつきました。懇談会にご参会いただきありがとうございます。今回は受験生以外1枠1時間の設定(紙面上は20分)でした。皆様から拝聴した貴重な意見を今後の参考にしたいと思います。

 小5算数は台形の面積の求め方の公式まで終了。「三角形」では単純な面積を求める問題は全員クリア。底辺と高さを探すのも大丈夫。ただ、面積がわかっていて「高さ」や「底辺」を求める問題は例年のことながら少々手こずる子もいます。理想は理屈で全員理解できることですが、現実的に不可能です。きちんと頭を使って理屈で考えられるようにしていきたいですね。なかなかでなかった計算ノーミスでしたがMHが合格。ようやくでたか、という感じです。小6になって1学期までには中学受験する子に負けない計算力を身につけさせようと思います。小6算数は等積変形にチャレンジ。中3の特進レベルです。TTが難問ほどギアが上がります。MOも全力で頭を使って考えています。UMも瞬発力は人並み以上なので切磋琢磨して高レベルな授業に参加しています。

 例年通り中1は1学期中間テストは全員平均440点を超えました。その後、1学期期末、2学期中間、2学期期末テストで学校平均点との差を上げ続けている子が全体の85%もいます。これはかなり驚異的な数値です。1学期中間よりも順位を下げた子がほぼいないのですから。特筆すべきは緑ISMY、NHと鯰江MK。平均点が80点以上下がっている中(鯰江中は60点程度)で1学期中間テストよりも素点で上げています。緑MY,SK,KKも学校平均点比較で60点以上余裕で上げています。

 中2は中1のとき1年生1学期中間テストよりも上げつつ、現在もキープ以上できているのが緑TSと旭東MT。今回は少々不満ながら1年生よりも上げていているのが緑IHOYです。勉強への姿勢の差がそのまま結果になっているように感じます。中1の1学期中間テストが自己ベストになる子が多い中で、中学順位を上げてい子が大半なのは努力の賜物。ただ、中2独特の中だるみを感じているので、ここから脱出して再び上昇気流に乗せたいところ。ただ、受験生になる春先ぐらいでないと難しいからもしれません。

 中3はまた次回に。