2017年1月30日月曜日

卒業生へ~贈る言葉②~

MY

口下手で思っていることを上手に伝えられない。それゆえ、多方面で思わぬ苦労をする。ただ、そのこと自体が短所になるわけではない。貫けば剛毅木訥、日本風にいうと男気があるということ。自分を磨き男は黙って背中で勝負、という大和魂。正しい四字熟語は「無言実行」有言実行ではなく、無言で気を遣える男になってほしい。

YR

年を経るようになって自分の欠点が見えるようになった。まだ幼い分自己解決できない。自分が至らぬところを自覚している分、他人に優しくできる。まだまだ自己管理をできる年齢ではないが、思春期に感じた様々な違和感は自分が子育てや後輩を育てるときに良い経験値となる。嫌な思いをしたとき、同じことを味わってほしくないと思う心を更に育てて欲しい。

エンドレスの出来事

週末はendless兼入試対策でした。主役はチラシの一言コメントに"Whatever you love エンジェルMatsuo(DOSANKO) anyway."という名言を残したエンジェルドサンコ。入試直前を全く感じさせないキャラを発揮し場を盛り上げてくれます。茨田NTとは少し違った盛りげですね。授業後にsiri(iphoneの聞き取りアプリ)にみんなで呼びかけていましたがお下品なのはNGでお願いします笑 その傍らで私は確定申告の書類と首っ引きで税理士の先生に怒られないような帳簿作りを頑張っています。それでも不思議となくす領収書。あ~、憂鬱な時期(確定申告)ですね。

土曜日は足立と共に今福に受験生が全員やってきて受験対策。私は国語と社会をしました。国語では相変わらず緑NRがトップ、社会では公立後期の過去問をしましたが緑HA・Hが満点という素晴らしい結果。日曜日は公立国語と数学にチャレンジ。午前中の標準数学で大きな課題を残しました。間違い直しを全然していない子が若干名いたこと。数学は間違い直しのみでいいのに、模範解答の数値だけ見て復習した気分になっているのでは有意義な勉強とはいえません。何十回と言い続けている勉強の仕方を実践していないことへの落胆です。まあ自覚でできないなら管理下でやらせます。

ここにきて緑HA・Hの英語理科社会、緑NRの国語、放出YHの英語、緑MYの数学マイケルは全体的に上昇中。かなり高いレベルで伸びているので高校生になってからの成長が期待でき、楽しみにしています。

最近恒例になった振り返り授業。通常の静かな自習室とは別に主に真ん中の部屋がにぎやかでみんなで教えあっています。ITのない反転授業ですね。授業外で導入したいと思うのですが、反転授業はかなりの基本知識がないと成り立ちにくいのが欠点。定期テスト8割レベルでは基礎学力が不足して難しいです。映像授業、自考力、コーチング理論、自覚に任せる、これら全ては基礎学力がしっかり定着してからでないと難しいと思います。学校現場で総合などの時間を使えばできる可能性はあるでしょう。でも有効に定着させるにはかなり時間がかかり民間の塾であるワンセでは現実的ではありません。



2017年1月28日土曜日

最近のつれづれ

今週は渉外活動が非常に活発でした。…はい、今週の出来事を書けていない言い訳からです。すいません。いつも以上に多くの人と話した週でした。その中でも印象的だった出来事がいくつかあるので書き逃げします。

ワンセを始める前に大手塾に所属していました。業者さんがその塾の卒業生で同級生との会話の流れで「どの先生を覚えているのか、」という話題になったとき私の名前が出てきたらしいです。当時は新人で上手な授業をすることに必死でした。同時に「10年経ったとき、名前を覚えてもらえている先生でいたい。『あの国語の先生』と言われたくない」という意地がありました。彼の所属校の校長ではなく国語科の一講師として週に一回しかしていなかった授業を覚えてくれていたことを嬉しく思いました。私にとって前前々職にあたるのに感慨深いです。ちなみに、そこの卒業生で車屋のディーラーに勤めている人とは未だにご縁があります。

また、今週は業者さんと話す機会が多かったです。その中で被る話題になったことがありました。10数年来のおつきあいがあるところばかりですが、異口同音に「ぶれないですね」と言われたことです。開校して16年経ち考えは変わっていないです。ワンセはサービス業ではなく教育業だと思っています。高校の先生方にも歯に衣着せぬ物言いをしており馴れ合いのつもりはありません。保護者代表として耳が痛い意見を申し上げると同時に、ご相談した子の成績が至っていなければ徹底的に鍛え上げるだけです。高校の先生方には、ご相談時にかなり厳しいお答えをいただいても入試では合格最低点ではなく、合格平均点前後を取っています。高校から「徹底して指導でき、言行一致できているのが(このご時勢で)凄い」と評価していただています。

私は高校の先生方とも業者さんとも良い関係と距離を保ちたいと考えています。何らかの借りがあったり無茶振りばかりしていると良縁は築けません。

かといって全てが変わっていないわけではありません。昭和スタイルの上から抑え込む指導はとっくに終わっています。今は叱りながらも何が悪いのか、誰に迷惑をかけているのか説明しています。昔のクラブの指導者のように怒って萎縮しておしまい、では子どもは当然いなくなります。

自分自身や言動に自信がなかったり、責任を持てないから指導が縮こまって見逃す、それを「自己責任」という言葉で教育を放棄する、塾だからサービス業だからそれでいい、という図式がはびこっているのでしょう。ずっと変わぬ根幹。子どものためにならないと思ったら注意するということ。我が子がしたら叱る場面では愛情を持って叱る。手が縮こまったり、叱らなくてはいけない場面で叱れなくなったら、私は先生と呼ばれる立場を離れなくてはいけません。

学年の切り替わりを迎えて改めてそう実感する今日この頃です。


2017年1月27日金曜日

卒業生へ~贈る言葉~

AH

学年以上にあどけなさが残り、好き嫌いが様々な場面でストレートに表現された中学世辞代。期待値は高かったが、それに応えてくれたとは思わない。高校生になったら柔軟性を身につけ、最後まで全力で取り組む姿勢を崩さず将来について充分考える有意義な3年間を過ごしてほしい。

TM
今年度最後の入塾生。誰もが認める天然ゆる系キャラ。みんながその動物チックな動きに癒しを与えられるスペシャルワン。素朴で素直な感受性は非常に素晴らしい。反面、額面どおりに受け取りすぎ人間関係に疲れることもある。

NR

超マイペース。素直な反面、自己決定を下したことに頑固。体内時計の流れと真の時の刻みに乖離があり、その差が案じられた。各種テストではずば抜けた結果を出しつつも手応えとして感じられずもどかしかった。自分の感受性と一般的な感受性はズレがあるのは必然。そのズレを常に意識して過ごせれば更に成長できる。

2017年1月22日日曜日

ボツにしたチラシ文言


過激すぎてボツにした時期チラシ文言です。

全員合格へのこだわり

志望校に絶対全員合格。これが最重要なこだわりです。公立トップ10の不合格者の大半は大手進学塾者です。合格占拠率よりも不合格占拠率のほうが圧倒的に高く、それを真似た個人塾も2016年度入試で悲惨な合格率になりました。地元中学で公立トップ1020名受験するなど、本来のレベルからすれば現実的ではありません。にもかかわらず、生徒保護者に「頑張れば行ける」と洗脳し続け、不合格になったら「残念でした」の一言で終了。8割不合格です。不合格者が合格者の倍以上いて号泣している中、合格者だけ集めた笑顔の写真撮影を高校内で行う無神経さを理解することはできません。また。行く可能性のない他府県私立高校を強制的に受けさせたり、到達できないレベルの公立高校にチャレンジさせることはあり得ません。本人の将来の可能性が拡がる高校をアドバイスし、ご家庭の方針を基に受験校決定することが肝要だと思います。高校生部門のないOneSelfだからこそ高校送り出すときは慎重です。

 全生徒平均へのこだわり

 
「お預かりした全てのお子さまには熱い視線で見守る保護者の方がいる」ことを強く意識しています。大切なのは「よその子」の実績ではなくわが子の成長です。入塾前の点数と親御様の愛情は全く関係ありません。成績が上位なら更なる高みを、芳しくないなら大幅な上昇を期待されているはず。例外なく全員の成績を上げることを最大の目標にしています。もちろん、その期待は全て子どもたちへと向かい必然的に勉強させています。

 厳しさへのこだわり

 
時流から、OneSelfもかつてのような叱り方は減りました。ただ、過日行われた全体ミーティングでも「どんな時代でも厳しさをやめることはない」と宣言しました。課題に対して手抜きを認めない、基本的なルール「遅刻禁止」「宿題は丁寧に」「授業中は集中して話を聞く」を厳守してもらいたいです。当たり前のことを当たり前にできなければ社会に出たときに困ります。そうならないように教えるのが学生時代。勉強を通じて指導できるのが塾です。してはいけないことをしたとき、感情移入しながら注意する親以外の大人は必要だと考えています。

2017年1月18日水曜日

今週の中学生の出来事

チラシのための各種数値をまとめているのですが、あまりにも良すぎて誇大広告を疑われそうです笑 今回ボツにしたのが大手塾からの転塾生は大幅に伸びるor450点を超えるというデータです。大手塾在籍時(大手塾1つのみ)の全生徒平均が300点あるかないか。もちろん、集団部門のみで個別はデータに入れていません。入塾テストをして賢いイメージがあるのにワンセに来ると一番下からのスタートになっているわけで、あまりに露骨過ぎて掲載を見送りました。トップクラスのSが並んだところですら、うちの全生徒平均と変わりません。学校別の全生徒平均から見てもワンセの子たちの健闘ぶりを自慢に思っています。

さて、中1から。国語は文法の名詞についてしました。この時期なのでバレンタインネタになり、旭東MCはたくさんありすぎて困る、と言っていました。たくさんあるのは種類ですか、ヒトでしょうか。浮気は良くないと思います笑 数学では空間図形をしました。イメージできないとどうしようもない単元で、丁寧に説明していますがわからなくても仕方ないと思える単元です。

中2はインフルエンザが地味に流行中。昨年度の私立入試をインフルエンザの状態で迎えた子がいていたので、例年以上に警戒しています。クレベリンを12月上旬より各教室に置き、湿度対策に霧吹きをしていますが、500mlの霧吹きをしても部屋の湿度はほとんど上がりません。エアコンからガスストーブに変えると約10%も湿度が上昇したのと好対照でした。授業は確率の応用問題を出題。3月に卒業旅行の引率で14~16までいません。その間、振替・代講・休講のどれにするのか悩んでいたので、公立入試の難問を正解したら休講にするという賭けをしたところ、意に反して(?)正答者が連発。鯰江HKと横堤YYが正解し、1日は休みになります。ちなみに調整は春期講習会でされるのでリアル朝三暮四です。

中3は特進数学で近高の過去問にチャレンジ。トップ緑NR、緑HA・Hマイケルが続きました。公立社会は高レベルで緑HA・Hと茨田北KFがトップ、次点で横堤MMと緑NRが並びました。また、緑MYがミスなく80点台をゲット。ようやく結果が出てきて安心です。緑AYAK姉弟は互いに自分が間違えて姉弟が正解していた漢字をアピール。どんぐりの背比べ、五十歩百歩、目く…ということわざ故事成語を思い出しました。

2017年1月16日月曜日

1/16の出来事

今日は開明中学の合格発表日。ドキドキしながら見に行くと、ありました!前期後期共に合格!!過去最高レベルとなった同中学に無事に合格。春先には中学受験を断念したほうが良いと本人と話したほど悪い状態からスタート。それでも負けず嫌い性格が幸いしてできることが少しずつ増え続けました。果たして、受験当初描いていた理想形とほぼ同じ展開で入試本番を迎えることができ、合格。非常に嬉しく安心しました。本当におめでとうございます!!ただ、感情移入しまくりなため「おめでとう」よりも「嬉しい」「安心した」という感情のほうが大きいです。

さて、先週からネット環境に大きなトラブルが発生しており完全復旧までもう少しです。よけいなことに大きな労力を割かれブログの更新が滞りがちで申し訳ありません。ただ、先週末には卒業生の結婚報告を連続して受け幸せな気持ちで一杯です。結婚もそうですし、それを中学生時代に通塾して先へ報告してくれることが本当に嬉しいです。また、先週末のセンターは悲喜こもごもの結果に一喜一憂している状態です。様々な報告に感情をゆすぶられることが多い今日この頃です。

今日の出来事は小学生から。あ、作文や小論文では「出来事」のような正式な漢字でないものは用いると減点対象になりますので気をつけてくださいね。改めて小3、4国語は大量に出した国語の○つけから。というより○つけで時間内の8割が終わり、ほとんど新単元の解説らしいことはできませんでした。新年早々の授業なのに正月の話や余談をすることもなくひたすら宿題解説で終わりました。小6算数は計算の日ですが、冬休みに配布した一般的な塾の冬期講習会のボリュームに相当するプリントがまだ終わっていないため、復習に努めています。SSは悪くない発想力を持っているのに早合点することが多いのが玉に瑕です。小5国語は新しい問題集になるプリント集を配布。語彙力になるとことわざ・慣用句・故事成語が極めて弱いことに気づかされます。日本人なのに英語を覚えるような感覚でいることが寂しく感じられます。おそらく足立や私は日常会話の中でそれらを用いる割合が高いと思います。

中学生はまた明日まとめて…

2017年1月12日木曜日

2017卒業旅行タイムスケジュール


3/14()

1430 諸口浜校舎前 ミニストップ出発

   自転車は駐輪場へ

1445 今福鶴見駅ダイコク前出発

   自転車は駐輪場へ

重要!!

ホテルに預ける荷物はバスの中へ置き、翌朝まで基本的に取りだし不可能

夜、温泉施設にて着替える(スエットなど)を別のカバンに用意しUSJ内に持ち込む

15時半USJ到着自由行動

2030分 USJ正面ゲート前集合(集合場所変更の可能性あり)徒歩にて「上方温泉一休」http://www.onsen19.com/

※同施設にて「食事」「入浴」「バス内で寝るための服装への着替え」を済ませること

23時上方温泉一休前集合、貸切バスにてホテル「東京ベイ舞浜クラブリゾートホテル」http://www.tbm-clubresort.jp/へ移動

3/15()

7時半同ホテル到着→ディズニーランド&シーへ入場するための服に着替え各自テーマパークへ

以後、完全自由行動。ホテルチェックインは夕方以降

23時 就寝

3/16()

各自起床後、テーマパークへ(完全自由行動)

16時同ホテル前集合、貸切バスにて帰阪

 

持ち物:健康保険証のコピー・おやつ・お小遣い(常識の範囲内)着替え・常備薬・雨具

   アメニティグッズあり(歯ブラシ石鹸など)                                                                                   

   食事は各自負担です。+お土産代を現金の目処にしてください。(20000円程度)

※ 緊急連絡先 090(2112)2718 龍神携帯

※ USJ年間パス保持者は115日までに申し出ていただくとご返金します。

以後の申し出はご返金できませんのでご了承ください。

※ キャンセル料金は116日以降30000円、2月以降50000円発生しますのでご了承ください。

最近の出来事(主に中学生)

冬期が終わり、何事もなかったように平常授業に戻りました。ところで、正月にヨドバシでノートPCの福袋を購入したものの大ハズレ。初期不良でオフィスが使えないのに2日に分けて5箇所に3時間以上時間をかけ、ようやく解決しました。安かろう…ですね。

さて、今福中1国語数学は木曜日のチャレンジテストを意識して応用問題をしました。数学では方程式の文章題をしました。中2と比べて宿題に対して真面目に取り組んでいます。ただ、個人差が激しくワンセタイムの勉強をしてきている子とそうでない子の差があります。少しモチベーションを下げている子もいるようなので、これから少しずつ話していこうと思います。

中2は流されるように勉強をしていて、言われたことの表面上の課題をこなしているだけの子が気になります。宿題が白紙の子はいませんが、ほんの少し考えて時間のかかる面倒くさそうな問題を「わからなかった」という理由でやっていないケースがとても気になりました。公式を知っているだけで解けたのに確認をしてこなかったというのはいただけません。公式忘れを自覚しつつ放置しているということです。今年の冬にもいた「国語の宿題で記号だけ適当に書き記述問題は白紙」という小学生の少しマシな版で役には立ちません。

中1、2の課題はともに自覚に頼る部分が大きく、話し合いの中でできるようにしなくてはいけません。勉強だけ教えていても勉強のやり方を覚えていなくては歩留まりが悪いです。まあ永遠の課題ですね。

2017年1月10日火曜日

冬期講習会の出来事

怒涛の冬期講習会が終わりました。みなさんお疲れさまでした。私は14時間塾にいることに体が慣れてきたところです笑 そして、中学受験を今週末に控えて中受の子は最終調整中。そんなTNは上位学科での合格が充分に見えてきました。想定通り社会が高めで安定してきたり、算数や国語でミスをしても7割取れるようになったのが大きいですね。殊に、社会のマンツーマンでしたところの定着率は極めて高いです。今まで家庭学習で基礎固めをしたいたのが奏功しています。先週末より体調不良が案じられましたが、今日はマシになっており少し安心。

時系列は狂いますが、中3特進の過去問結果から。開明社会はトップ緑HA・Hで茨田北TM、横堤OSが続きました。大和田数学ではトップがダントツで緑MK、茨田北YK、NRが続きました。大和田国語はトップ緑HA・H、茨田SM、NRが続きました。大和田社会はトップ緑HA・H、緑NR、茨田北MYが続きました。関西創価数学はトップ緑NRで茨田北YKマイケル、緑MKが続きました。ちなみに公立国語はようやく及第点が増え最新版では8割超にHA・H、NR、茨田北KFが名を連ねました。標準では開明国語で横堤YRがトップ、緑KM、茨田YSが続きました。公立入試では緑KM、茨田YS,緑HY・H、茨田TAが続きました。

今日はそんな中3の総括。は緑NRがじわじわ全教科実力をつけています。最大の課題であったスピードも彼女なりの成長を速いペースで継続中。マイケルは男の子らしクラブ引退後に一気に伸びています。波は荒いものの実力をつけてきた感じがするのが緑MK、お嬢、茨田北YK。できる問題が増え続けています。1月になりほんのりとミスを減らした感がするのは緑AY、MY横堤OSです。過去問の下位はミスの差。安定して最下位になる子はほとんどいません。私立専願組はミスせず実力を出し切れば全員心配しておりません。緑KMも悪くない手応えが続いています。標準クラスのトップではなく、特進の中で真ん中ぐらいに入ってほしいですね。緑MYは得手不得手がはっきりしすぎ、というか好き嫌いがはっきりしているので食わず嫌いがなくなれば更によくなるでしょう。ここにきてようやくクラストップ争いにちょくちょく顔を出す緑HY・Hは更なる成長を期待しています。今福鶴見での諸口生は発言が消極的になりアウエー感が漂っていました。同じワンセ生なのだから気にせずに頑張ってくださいね。

明日は中1中2特集をしようと思います。もうすぐ卒業生へ贈る言葉シリーズを書きますね。

2017年1月6日金曜日

1/5.6の出来事(画像あり)

今日から冬期講習会の後半が始まりました。同時に私立まで1ヶ月と5日になり、ファイナルカウントダウンの真っ最中です。

小6TNはいよいよ2016年度の過去問に突入。2日連続でスーパー理数の合格点をクリア。国語が初の90点で社会も安定してきました。1教科ミスしても2教科でカバーできる状態になり、理想に近いです。後は体調とミスにさえ気をつければいいところです。それでも社会が気になるので、マンツーマンで1問1答を繰り返してると吸収力の速さに舌を巻きます。

中3特進国語は開明にチャレンジ。トップは緑HA・Hで茨田北KF、横堤OSが及第点で続きました。標準国語はトップが茨田KSで緑KM、HY・Hが続きました。久しぶりに聞く名前ですね。今後の伸びに期待です。案じられた正月ボケは想定内。ただ専願組のほうがひどかったです。受けたいと思ったら努力しなくても合格できるわけではありません。近高は300名前後が残念な結果になるのです。また、比較的余裕のある子には残り1ヶ月プラスアルファののテーマを持って勉強してほしいです。もちろん、瀬戸際の子は合格するための取捨選択がより必要になります。担当教科は積極的に指導しますが、受身になりすぎず貪欲に食らいついてきてほしいです。ところで、昨夜、専願組で気になる一部の子には細かい指導をしようと名指しで声かけをしたのにスルーされたのは非常に残念です。最後の機会だったのに愛情は伝わらなかったようです。

6日の中3は特進数学で開明の過去問にチャレンジ。トップマイケルは1問間違い、緑NR、横堤MMが続きました。公立国語は少し平均点が上昇。トップ緑NRで緑HA・H、どさん子が続きました。標準国語はトップ茨田KSで茨田TA、YSが続きました。

時系列は狂いますが、諸口中1国語は文字の成り立ちをしました。象形文字や会意文字について説明。みんなその場であっさり理解できていました。合間に書いてもらったチラシ用の一言コメントで「成績」を「成積」と書いた子がいて残念ながら書き直しになりました…中2国語は文法と長文の宿題解説。助動詞の理解度は微妙、というかノートを見ずにフィーリングで宿題をしている子が多いことにビックリでした。

今福中2でも数学の宿題が非常に雑な子が多かったです。ほんの少し問題を見て、公式だけで解ける問題すら「わからない」を理由に空白。基本問題が半数近くあるのに流石にそれは認められません。わかる問題だけをぱっぱっとやって、ど基本の公式すら忘れているのを気づきつつ、覚え直しをせずにいる状態など何の役にも立ちません。指示を上辺だけして、適当にしている状態が良いわけありません。中1数学のほうが数倍マシで、文章題しか出していませんが、それなりに考えた形跡がほぼ全員にありました。中だるみがないと懇談会で言ったところなのに…

6日、最後まで残った受験生に大量のクリアファイルを分けました。6日はいつもより残ったいる子が少なく1人あたり大量になったようです。

 

2017年1月5日木曜日

1/4新年のつれづれ

明日からの冬期後半に向けて中受のTNが主役。年末から入試に備えて毎日算国社を1本ずつ解き続けています。彼女の凄いのは集中力の持続時間。3時間ほど連続して休憩なしで解き続けても衰えないのです。中3にも負けません。果たして、目標だった7割超えもほぼ達成。6年生になってからのチャレンジで青写真通りに成長を続けています。

中3はマイケル、緑AH、鯰江NE、横堤MM紅一点で緑MKが一心不乱に勉強していました。その姿勢にお年玉をサプライズプレゼントしました。ところで、あと1か月したら私立高校入試。明日から再び勉強モード突入です。ただ、今日の過去問を結果をみると勉強勘がかなり鈍っているようで非常に心配です。ということで、ここからsay to oneself

冬期講習前という時期から受験生に最も厳しく接したのは初めてです。不合格の大半はミスなどによる実力を発揮できなかったときに起こっています。練習である塾の過去問演習でミスを連発して、本番では実力を発揮できたというケースを知りません。だからこそ厳しくなります。すると過去最高の得点になったりミスが減ったりしました。とても悲しい気分になります。例年なら単純にできることを増やすのに尽力している時期に緊張感を持って解くプレッシャーをかけなければいけないこと。結果、望まないピリピリムードになること。

かつて怖い先生と呼ばれていた人の大半が時代を理由に諦めています。換言すると見捨てているということ。自覚もあるらしいです。子どもたちに厳しく接しても先生に見返りのない時代。子どもたちに疎まれ、叱られたことを尾ひれ背ひれつけて話され、教育委員会にあらぬ疑いをかけられ真面目な指導をしたいという情熱に冷水を浴びせかけられる時代。

ただ、不合格通知は誰もが幸せになりません。そうならないために全力でできることをします。過程で強引な指導をしようとも嫌われ役になっても全然構いません。でも、後継者を育てようと思ったときにこのスタイルを引き継ぐのは不可能に近いと思うのです。なぜなら、子どもたちに自分の人生をかけて愛情をかけて真正面から取り組み、勉強から逃げる子を全力で振り向かせ、勉強する意義を説ける人はいないからです。

ややもすると自己責任という便利な言葉で生徒指導から逃げる時代。できる子だけを伸ばす塾がもてはやされる時代。正直、意識の高い子に勉強だけ教えるのは非常に楽です。歴代の学年トップになった子は勉強以外の部分をかなり指導されています。塾にそんなことを望まない人はウチを選ばないでしょう。私は子育てのお手伝いの一環として塾をしています。

正論で議論するなら、塾は勉強だけ教えればいい。でも、私は「子どもがしてはいけないことをしたなら、気づいた大人が注意すればいい」と思うのです。子育てにおける親の物差しや私の物差しが常に正しい訳がありません。だからこそ、子どもが取捨選択できる知識を一つでも増やしてあげたいと思います。私の持論は、愛情が根底にあって正しく子どもに伝えているなら小さいことを気にすることはないということです。

自分の人生の中でかける言葉を間違えたかもしれないと悶々としている子がたくさんいます。言葉かけに模範解答なんてありません。その時々の背景で変わるのでマニュアル化もできません。数年経って、彼らが大人になったとき「中学生のときのあの言葉はどう思っているのか」「実はずっと反省とその後の影響を知りたいと思っていた」旨を伝えられる機会があり伝えてみると100%の確率で笑い話か忘れています。それでも私の中の心のつかえが一つ取れ、晴れ間が広がります。同時に卒業して数年経っても会話できる嬉しさに浸れます。

正月早々、数年来音沙汰のなかった卒業生とのやりとりから様々なことを考えさせられました。